(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2002年6月26日
| 本日の相場 |
とうもろこし -- やや安値寄付き、高値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| JUL 02 | 218 3/4 - 19 | 222 3/4 | 218 3/4 | 221 1/2 | + 1 3/4 | 58838 | 16102- |
| SEP 02 | 227 1/2 - 27 | 230 1/2 | 227 | 229 | + 1 1/4 | 131209 | 7602+ |
| DEC 02 | 238 1/2 - 38 | 241 1/4 | 237 1/2 | 239 3/4 | + 1 1/4 | 167298 | 5192+ |
| MAR 03 | 244 - 43 3/4 | 247 1/2 | 243 3/4 | 246 | + 1 1/2 | 28329 | 1113+ |
| MAY 03 | 246 - 45 3/4 | 248 3/4 | 245 3/4 | 248 1/4 | + 2 | 8192 | 253+ |
| JUL 03 | 247 1/2 - 47 | 250 | 247 | 249 1/2 | + 1 3/4 | 12635 | 594+ |
| 424811 | 1161- |
大豆 --- やや高値寄付き、期近大幅高値・期先高値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| JUL 02 | 502 - 01 1/2 | 514 1/2 | 501 1/2 | 514 | + 10 3/4 | 34922 | 11868- |
| AUG 02 | 499 - 98 | 509 | 498 | 508 1/4 | + 8 3/4 | 33240 | 1954+ |
| SEP 02 | 490 - 89 | 497 1/2 | 488 | 494 | + 4 | 14293 | 56+ |
| NOV 02 | 483 1/2 - 82 1/2 | 492 1/2 | 482 | 487 1/2 | + 3 1/4 | 74060 | 7408+ |
| JAN 03 | 484 - 84 1/2 | 493 1/2 | 484 | 489 | + 3 1/2 | 9787 | 28- |
| MAR 03 | 486 1/2 | 494 | 486 | 489 3/4 | + 2 3/4 | 7618 | 72- |
| 191074 | 2075- |
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT | CHG | NY-YEN | |||
| JUL | 17270 | + 400 | JUL | 1798 | +5 | JUL | 293 | + 2 | 119.10 - 119.86 |
| AUG | 16990 | + 350 | AUG | 1811 | +9 | SEP | 301 | + 1 1/4 | |
| SEP | 16630 | + 130 | SEP | 1823 | +5 | DEC | 310 3/4 | + 1 1/4 | |
| OCT | 16180 | + 140 | OCT | 1834 | +7 | MAR | 313 | + 2 1/2 |
| 本日の相場の動き |
大豆 ---期近のタイト感により買われる---
寄り付き1セントアップそこそこで取引されたものの、その後しばらくするとアルゼンチンで暴動が起こったというニュースが入って「農家が玉を手放さなくなるのでは」という不安を煽った。またこれによる南米に対する不安の拡大は、中国の買い付けがUS産へシフトすることを連想させ、それに加えてベルト西部での乾燥懸念も手伝い、結果として相場は跳ね上がった。それ以外の材料としては
---ファンドが6000コントラクト買い越していること
---金曜日の1ST NOTICE DAYにデリバリーされる玉は、あったとしても200コントラクト以下であるという噂が流れ、期近のタイト感を煽ったこと
などが考えられる。
コーン ---大きなファンダメンタルはないものの、天候を気にして買われる---
株式市場の下げが穀物相場にも影響するのではという考えからやや下げて寄り付いたあとは値を戻し、1〜2セント高程度にて推移。本日の雨にも関わらずマーケットは来週の乾燥懸念をかなり気にかけている。昨日の雨と本日の雨はあくまでも東の地域に降っただけであるから、市場関係者を安心させる材料にはなり得なかった。よって天候は引き続き強気に働いている。本日はそれ以外に
@ファンドが8500コントラクト買い越したこと
A大豆、大豆粕、とりわけオーツの上げに支えられたこと
Bドルが弱いこと
C南米の情勢が引き続き思わしくないこと
などの強材料が影響し、ほぼ高値圏のまま引けを見た。
本日のファンドの動きは、コーンで8,500コントラクトの買い越し、大豆で6,000コントラクトの買い越しと言われている。
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国中西部
--明日以降雨は次第に縮小--
昨日はベルトの北西部と南東部の一部地域にて降雨を見た。雨量は0.25-1.0インチで、範囲はベルトの25%程度であった。この雨はベルトの東半分で今日、明日と続く。雨量は0.25-0.75で、範囲はベルトの40%の及ぶ。
週末はHOT&DRYの天候が訪れる。サウスダコタ・ネブラスカなど、乾燥が予想される地域ではクロップのストレスを与えることになるが、他の地域では適度な水分を維持することができる。
気温に関しては、木曜日まで最高気温88-95度と暑い日が続くことになるが、土曜日には少しクールダウンする。しかし更に来週初めにはまた最高気温88-96度と再びヒートアップすることになる。
(crop impact) --受粉が早い地域でストレスを受ける可能性あり--
現在中西部では、約20%の地域で水分がやや不足もしくはかなり不足しているという報告がある。しかしベルトの大半の地域では今週の雨によって今のところ適切な水分が保たれている。特に不足気味なのは南部ネブラスカ、南西部アイオワ、北西部ミズーリである。一方で今後10日間の予報で降雨を見ることができるのは中央部・西部アイオワ、サウスダコタ、ネブラスカ、北部ミズーリの各地域である。結論として、地域的にDRYな天候とHEATが重なってストレスを受ける可能性があるのはベルトの西側3分の1である。この地域では7月の始めにイールドのロスが多少発生するかもしれない。
【NOAA 米国各産地6-10日間予報 (7月2日〜7月6日 )】
| 気温 | 降水量 | |
| 西部ベルト | A | B/N |
| 東部ベルト | A | N/A |
気温・降水量共にやや強気な予報となっている。
米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ)
| 本日の発表等 |
| 2)ブリッシュコンセンサス (単位 %) |
| 6/25/02 | 6/18/02 | 6/11/02 | 6/4/02 | 5/28/02 | |
| 大豆 | 68 | 62 | 66 | 73 | 66 |
| 大豆油 | 41 | 40 | 42 | 47 | 43 |
| 大豆粕 | 64 | 58 | 60 | 66 | 58 |
| コーン | 50 | 37 | 34 | 42 | 38 |
| 小麦 | 52 | 47 | 42 | 46 | 37 |
各商品ともニュートラル。
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン)
先週から述べてきている事の繰り返しになってしまうが、昨年同時期に3週間で40セントを超える上げをコーンで見せている。ホット&ドライの懸念があったからこそ上げたのではあるが、実際の作柄状況は上げる前の「非常にいい・いい」の合計69%に対して、3週間後のそれは65%と左程改悪しているわけでもなかった。単に天候相場という雰囲気で、何がしらの懸念に大きく反応してしまったもの。しかも新穀の期末在庫率予想は19%もあった。ファンドは35,000コントラクトのショートから45,000コントラクトのロングまで、一気に3週間で80,000コントラクト買い上げている。
それに比べて今年はというと13%の期末在庫率しかない。確かにファンドは先週の14,000コントラクトのロングからすでに54,000コントラクトのロングまで買い上がってきているが、歴史的に見ればこの水準は決して大きくはない(過去最高のファンドロングは140,000コントラクト)。実際に作柄が悪化しなくてもこれだけ上げる可能性があること、今年の場合は昨年上がった時点の作柄状況より今でも落ちること、在庫率が低い事、作付遅れのハンディを背負っている事、などまだ上げる可能性は昨年の比較にならない。セットバックがあれば多目の買い付け、セットバックがなくても少量の買付けを勧める。(N)
(大豆)
今週に入り、主要材料が入り組んできている。先ず天候に火がついたかと思えば、非常にタイトな期末在庫が言われる中、アルゼンチンの暴動等発生しており依然として政情不安は払拭できない状態継続。又、陸揚げが再開されている中国に今後の買付け期待が囁かれる中、この南米不安は、(中国需要がより米国市場へとの連想から)より期近米国ガルフのキャッシュを引き締める。全ての材料が連鎖して、一気に相場に火をつける形となっている。今週からステージを移した相場はこれら主要材料により敏感に反応、目先は乱高下を覚悟。明日はセンサス搾油・週間輸出成約・船積み報告、そして金曜は農務省発表。新穀限月を脅かす今後の天候も依然としてサポーティブを維持、材料には事欠かず。11月限本日の高値は492.50、既に5ドルは眼前に迫ってきているが上記要因はそのまま一旦5ドルを見る可能性も否定は出来ない。ただ、今の勢いにも材料は織り込まれている訳で、目先のセットバックは(ひょっとすると明日にでも)期待はできる。そのタイミングを捉えるのは困難ではあるが、想定したオペレーションは心掛けたい、振り回されぬよう気をつけて。(A)
【ご注意】
弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。
(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)