(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2002年7月1日

 

本日の相場

とうもろこし  -- 高値寄り付き高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
JUL 02  229 1/2 - 31  233 1/4  229 1/2  232 3/4  + 7 1/4  19971  6870- 
SEP 02  238 - 39  241 1/2  237  240 1/2  + 7 1/2  153517  1964+ 
DEC 02  248 1/2 - 49  252 1/2  248  251 1/4  + 7 3/4  191040  6495+ 
MAR 03  255 - 54 1/2  258 1/2  254 1/4  257 3/4  + 7 3/4  30448  1178+ 
MAY 03  258 - 57 1/2  261 1/2  256 1/2  260  + 8  8204  49+ 
JUL 03  258 - 58 1/2  263   257 1/2  261 3/4   + 8 1/4  12924  66+ 
            434680  2932+ 

 

 

大豆     --- 高値寄り付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
JUL 02  546 - 45  550  543 1/2  549 1/2  + 13  15285  5352- 
AUG 02  538 - 36 1/2  541  535  540 1/4  + 11 1/2  41109  22+ 
SEP 02  523 - 22 1/4  527  521 1/2  526 1/2  + 11 1/4  15761  525+ 
NOV 02  515 - 14  519 1/2  513 1/2  518 3/4  + 12  89764  5453+ 
JAN 03  518 1/2 - 18  519  515  517 3/4  + 10 3/4  12547  1258+ 
MAR 03  518 - 17  518  514  516 1/4  + 7 3/4  9026  167+ 
            205808  5637+ 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
JUL  18440  + 400  JUL  1842  + 17  JUL  315 1/2  + 8 1/2  120.11 - 119.77 
AUG  18080  + 450  AUG  1851  + 16  SEP  322 1/2  + 9 1/2   
SEP  17680  + 440  SEP  1863  + 14  DEC  333 1/2  + 10   
OCT  17260  + 500  OCT  1872  + 13  MAR  333 1/2   + 7 1/2   

 

 

 

本日の相場の動き

 

コーン 

今日のマーケットは天候の一言につきる。この土・日に見た猛暑により寄り付きから各限月5セント高値程度にて取引される。その後、昼前に発表された長期の予報において気温が予想より若干高かったのと、軒並み買われる他の商品につられたこと、また、引け後に発表されるクロップコンディションに対する強気な予想により更に買いが進み、限月によっては8セント以上の高値をつけた。しかしその後は平年並みの農家売り、また中国が在庫を減らすために7/17と7/18に二回目となる穀物の入札を行うという報告が入ったことなどに上値を抑えられ、結局各限月7セント強上げたところで引けた。 

大豆 

コーンと同じく、週末に見た猛暑によるのと、金曜日のフォロースルー、寄り付きから各限月9-11セントアップにて取引される。金曜日の引け後に発表されたコミットメントオブ・トレーダーズも寄付きには多少強気な材料とされた。その後、昼前に発表された長期の予報において気温が予想より高かったことと午後発表のクロップコンディションに対する強気な予想により更に買いが進んだ。ある程度のところで「南米にて農家売りが加速している」との情報が入り頭を抑えられるも、ほぼ本日の高値圏(期近で13セント、新穀で12セントアップ)にて引けた。 

 

本日のファンドの動きは、コーンで9,000コントラクトの買い越し、大豆で6,500コントラクトの買い越しと言われている。 

 

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

先週木曜・金曜にモンタナで発生した猛暑は土曜日ダコタに入り、一部では華氏110度(摂氏43度!)を記録した。日曜日には中西部各地で軒並み80度台後半から90度台後半を記録した。私の車のエアコンが壊れているので窓を開けて走らざるを得ず、外気の温度をよく感じることができるのだが、確かに週末は気が狂いそうな暑さであった。今週の火曜・から木曜にかけては雷雨を伴いすこしクールダウンする予報であるが、雨量は一日あたり0.1-0.6インチ、範囲はベルトの40%程度である。 

また今日から2週間の長期の予報では相変わらず気温は平年より高め、雨は平年より少なめであるが、気温に関しては今までの予報より多少低めになってきている。また、南西部にてよりHOT&DRYの予報がでている。 

猛暑により今や中西部全体で乾燥気味になっているので、今週の西部で降る散発的な雨はクロップにとって恵みの雨となる。また長期の予報でも、雨が降るのは北部の3分の1の地域なので、今後しばらくは南部の乾燥に気をつけなければならない。 

【NOAA 米国各産地6-10日間予報 (7月7日〜7月11日 )】 

  気温  降水量 
西部ベルト  A  N/A 
東部ベルト  A  N 

ニュートラル。 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

本日の発表等
1)USDA 週間輸出検証高 (単位:千トン)

 

  6月27日の週  6月20日の週  昨年同週  今年度累積  昨年度累積 
コーン  650.4  1,044.5  889.0  38,069.8  37,211.7 
大豆  231.6  307.7  262.9  26,517.7  25,237.8 
小麦  317.0  329.9  379.3  1,391.4  1,752.9 

 

 

   

2) USDA発表週間クロップコンディション報告 

【引け後の発表】 (主要18州平均) 

作付け  6/23/02  6/16/02  昨年同期  平均 
マイロ  95  88  97  96 

 

 

発芽  6/23/02  6/16/02  昨年同期  平均 
マイロ  95  88  97  96 
大豆  96  91  95  NA 

 

 

《大豆生産主要7州の発芽進捗状況》 (単位:%) 

  6/30現在  先週  昨年同期  平均 
アイオワ  100  99  94  99 
イリノイ  98  92  99  NA 
ミネソタ  99  98  98  99 
インディアナ  95  85  100  NA 
ネブラスカ  100  100  100  99 
オハイオ  96  83  98  97 
ミズーリ  91  84  76  90 

 

≪大豆主要7州の開花進捗状況≫ 

  6/30現在  先週  昨年同期  平均 
アイオワ  16  NA  5  11 
イリノイ  4  NA  18  11 
ミネソタ  1  NA  0  3 
インディアナ  3  NA  14  10 
ネブラスカ  4  NA  0  4 
オハイオ  1  NA  11  10 
ミズーリ  3  NA  4  8 
18州平均  6  NA  10  9 

≪コーン主要7州の受粉状況≫ 

  6/30現在  先週  昨年同期  平均 
イリノイ  1  NA  2  2 
インディアナ  0  NA  3  2 
アイオワ  0  NA  0  0 
ミネソタ  0  NA  0  0 
ウィスコンシン  0  NA  0  0 
ネブラスカ  1  NA  1  1 
オハイオ  0  NA  1  0 
18州平均  5  NA  7  5 

 

《クロップコンディション》  (単位 : %) 

【コーン】 括弧内は先週 

7大生産州  非常に悪い   悪い  普通  良い  非常に良い 
アイオワ  2 (1)  6 (3)  26 (17)  47 (55)  19 (24) 
イリノイ  2 (2)  8 (7)  33 (31)  44 (49)  13 (11) 
ネブラスカ  4 (3)  13 (10)  38 (33)  37 (44)  8 (10) 
ミネソタ  1 (1)  5 (5)  24 (29)  54 (53)  16 (12) 
インディアナ  1 (1)  8 (7)  33 (31)  44 (49)  13 (11) 
オハイオ  2 (2)  10 (11)  36 (34)  44 (44)  8 (9) 
ウイスコンシン  1 (1)  6 (7)  20 (21)  51 (52)  22 (19) 
主要18州平均  3 (2)  9 (8)  30 (28)  46 (49)  12 (13) 
18州平均(昨年)  1 (1)  6 (5)  24 (25)  53 (54)  16 (15) 

良い・非常に良いのポイントは先週より4ポイント減少。ある程度は折込済みだが、明日の寄り付きに対しては多少サポート要因。 

 

【大豆】 括弧内は先週 

7大生産州  非常に悪い  悪い  普通  良い  非常に良い 
アイオワ  1 (1)  7 (3)  28 (21)  48 (55)  16 (20) 
イリノイ  2 (1)  8 (6)  33 (31)  45 (52)  12 (10) 
ミネソタ  2 (1)  8 (7)  28 (29)  51 (52)  11 (11) 
インディアナ  1 (1)  6 (7)  32 (31)  55 (55)  6 (6) 
ネブラスカ  3 (2)  18 (8)  44 (33)  33 (51)  2 (6) 
オハイオ  3 (2)  8 (9)  36 (36)  45 (46)  8 (7) 
ミズーリ  4 (2)  10 (7)  39 (38)  41 (47)  6 (6) 
主要18州平均  2 (1)  9 (7)  33 (30)  46 (52)  10 (10) 
18州平均(昨年)  2 (2)  8 (8)  30 (30)  49 (50)  11 (10) 

非常に良いのポイントは先週と変わってないが、良いのポイントが先週より6ポイント減少。こちらもある程度折込済みだが、明日の寄り付き時に多少サポート要因となる。 

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

先週発表された作付け面積が市場予測より大きな作付面積を発表したことは確かに我々を驚かせたのであるが、その中身に関して、東部での作付けの遅れによる作付け面積の減少を反映させたものであったにも関わらず全体の作付面積が減らなかったという点である。それだけ西部において順調であったことを示しており、また、東部での作付面積の減少を反映している以上、今後のレポートにおいては大幅な減少の可能性ははなくなったということが言える。 

しかしながら、現在発表されている数字から算出される在庫率はまだまだ潜在的にはマーケットに対してサポートだと見ておいた方が良い。上記のような発表がマーケットを押し下げる力になれなかったという事実に注目すべきである。今日の相場もそうであるが、ファンダメンタル(特に天候)のちょっとした動きで簡単に上に振れる可能性を秘めている。(K) 

 

(大豆) 

先週金曜日の大幅な上げにて目先の多少の天候変化ぐらいは織り込まれたかと思いきや、本日も、昨日・一昨日の暑さと6-10日後のHOT & DRYの予報により大幅な上げを見た。これは今のマーケットがまさに天候相場であるという表れである。今後しばらくこの傾向は変わらないと考えられるので、とにかく天候に注意する必要がある。まだまだ上値をためしていく可能性があると考える。(K.) 

 

 

【ご注意】 

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(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)