(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2002年7月3日

 

本日の相場

とうもろこし  -- 安値寄り付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
JUL 02  224 - 25  225 1/2  222 1/4  224 1/2  - 3 1/4  12167  3676- 
SEP 02  229 - 31  232 1/2  229  231 1/4  - 4 1/4  156538  259+ 
DEC 02  241 - 42  243 1/4  239 1/2  241 3/4  - 4 1/4  204790  2455+ 
MAR 03  248 - 49  250 1/4  246 1/4  247  - 7?  34105  1758+ 
MAY 03  251 1/2 - 52  253 1/2  248  248 1/4  - 8 3/4  8976  378+ 
JUL 03  255  257   250  251   - 9 1/4  13890  947+ 
            449531  2136+ 

 

 

 

大豆     --- 大幅安値寄り付き、期近大幅高値・期先高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
JUL 02  539  559  538  556 1/2  + 12 1/4  12367  1950- 
AUG 02  523 - 21  541  521  538  + 7?  42230  305- 
SEP 02  510 - 11  524 1/2  510  522 3/4  + 3 1/2  17187  983+ 
NOV 02  498 - 500  514 1/2  498  511  + 2  95631  1510+ 
JAN 03  503 - 02  515  502  510 1/2  + 1 1/2  14331  1377+ 
MAR 03  502  513 1/2  501 1/2  510  + 2 1/2  10153  713+ 
            216267  3282+ 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
JUL  18340  +90  JUL  1804  +8  JUL  316  + 0  119.75 - 120.09 
AUG  17900  +30  AUG  1808  +6  SEP  322  + 1 1/2   
SEP  17410  -30  SEP  1822  +9  DEC  331 1/2  + 1   
OCT  16920  -80  OCT  1832  +8  MAR  334 1/2   + 1/4   

 

 

 

 

本日の相場の動き

 

大豆   ---期近のタイト感により買われる---

連日天候に左右される中、本日はそれに飽きたかのような一日となった。 

昨日のフォロースルーと中期の天気予報によって4-10セント下げて寄り付いたのだが、
@中国が南米の大豆と大豆油の買い付けに興味を示しているという報告
AメキシコがテンダーにてUS産の大豆を買い付けたという噂
などを引き金としてなどを期近のタイト感が煽られてのCASHが急騰したことを受けてCBOTの期近限月も一気に買われた。南米の情勢に対する懸念なども追い討ちをかけて期近限月以外も引っ張られた結果、期近は12.25セントアップ、新穀は2セントアップにて引けた。 


コーン
 ---若干弱気な天候により安値での取引--- 

中期の予報による中西部での降雨期待から、ギャップをつけての安値取引で寄り付いた。(といっても中西部にて中期的に乾燥懸念を払拭するような予報がでたわけではなく、今週初めに言われていた中期の予報より多少雨が多くなっただけであるが。)合わせて利益確定の売り戻しが入ったことにより、始終弱含みの一日となった。また、韓国が昨夜食品用にブラジル産のコーンを55,000トン、中国産のコーンを55,000トン、また、餌用に中国産のコーンを52,500トン買い付けたという報告があったこともネガティブな材料とされた。 

 

本日のファンドの動きは、コーンで6,000コントラクトの売り越し、大豆で4,000コントラクトの買い越しであったといわれている。 

 

 

 

 

 

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部  

---長期の予報が多少弱気になるが、西部は引き続き乾燥気味--- 

昨日も引き続きHOT&DRYだったが、サウスダコタとネブラスカの北部、西部・中央部のミネソタ、南部ミズーリにて散発的な雨を見た。気温は80-90度であった。現在北部インディアナに集中している高気圧は木・金曜には勢力を弱め、西に移動する。
木・金曜はベルトの西部にて多少降雨を見、週末はより多くの雨が降る。雨量は合計で0.25-1.25インチで、ベルトの約60%の範囲に及ぶ。
6-10日後に関しては気温は平年よりやや高め、雨は平年よりやや少なめとなる。今週末とは逆に西部にて最もHOT&DRYとなる。
11-15日後に関しても気温は平年よりやや高め、雨は平年よりやや少なめである。このころには、コーンは受粉の最盛期を迎える。 

(crop impact)
目先クロップにとって厳しい状況となるのは上でも述べたが6-10日後の西部と南部であり、このタイミングである程度のイールドロスが発生する可能性がある。期近の雨は確かにクロップにとって恵みの雨となるのだが、本当に重要な時期はコーンで言うと7月の後半、大豆で言うと7月の終わり以降である。現在、中西部の約3分の1の地域で雨が不足しているという状況の中、長期の予報に注意して行く必要がある。 

【NOAA 米国各産地6-10日間予報 (7月9日〜7月13日 )】 

  気温  降水量 
西部ベルト  B  B 
東部ベルト  B  B 

気温は弱材料、降水量は強材料となる。 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

本日の発表等
2)ブリッシュコンセンサス (単位 %)

 

  7/02/02  6/25/02  6/18/02  6/11/02  6/4/02 
大豆  79  68  62  66  73 
大豆油  40  41  40  42  47 
大豆粕  73  64  58  60  66 
コーン  56  50  37  34  42 
小麦  65  52  47  42  46 

各商品ともニュートラル。 

 

7/4後の値動き 

毎年7/4は様々な意味(@この日と週末を合わせて連休にする人が多いのでそれまでにポジションをある程度手仕舞いたいという意思が働く Aクロップに取って重要な時期に入る、など)から鍵となる日と言われているが、過去20年間7/4以降にどのような動きをしたかを調べてみたので掲載しておく 

1982 : 翌日に3.75セント下げた後、しばらく揉み合い相場が続いたあと下げて収穫期を迎えた。
1983 : 翌日に1.25セント下げた後、これを底値として収穫期まで上げつづける
1984 : 翌日に9.5セント下げた後、しばらく揉み合い相場が続いたあと下げて収穫期を迎えた
1985 : 翌日に4.5セント上げた後、下げて早い収穫を迎えた
1986 : 翌日に5.25セント下げた後、下げつづけて収穫期を迎えた
1987 : 翌日に2.5セント下げた後、8月まで下げつづけたが、その後上げて収穫期に入った
1988 : 翌日に2セント上げた後、これを山として下げつづけ収穫期に入った
1989 : 翌日に10セント上げた後、これを山として収穫まで下げつづけた
1990 : 翌日に10セント下げた後、下げつづけて収穫期に入った
1991 : 翌日に5セント下げた後、8月に入るまで上げ続け、その後収穫期まで横ばい
1992 : 翌日に10.5セント下げた後、収穫期まで下げつづけた
1993 : 翌日に9.75セント上げた後、9月まで下げつづけた。その後急騰する
1994 : 翌日に11.75セント下げた後、収穫期まで下げつづけた
1995 : 翌日に1.5セント上げた後、夏場急激に上げる
1996 : 翌日に11.5セント下げた後、収穫期まで下げつづける
1997 : 翌日に4セントが、その後収穫期まで激しく上げる
1998 : 翌日に4.5セント下げた後、収穫期まで下げつづける
1999 : 翌日に8セント下げた後8月初めまで上げ、その後下げに転じた
2000 : 翌日に1.25セント上げた後、揉み合いが続いたがその後少し上げて収穫期に入った
2001 : 翌日に3.5セント上げた後、7月中旬まで上げ、その後下げに転じた 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

30セント上げて、10セントのセットバック。予想された範囲内の動きと言える。7900万エーカーにも作付面積が増加したことにより、今後の雨次第では下げの幅が増えたのも事実。 

今週はまだ作柄が悪化してる。しかしイリノイ北部、中部のコーンはまだ膝丈にしか達しておらず、今後の改善の可能性もある。個人的にはまだ上値への可能性が高いと感じてはいるが、久しぶりの大相場で大きなロングポジションになれていないファンドの手仕舞い売りも考えられる。しばらくは業界平均を見ながら、横並びのプライシングが無難か。(N) 

 

(大豆)    

作付面積が減少した事により、大豆は上値へのリスクが高くなっている。作柄の改善が目に見えてくるまではまだ上げる可能性が高い。それは8月まで待つ事になる。もし今週天候パターンの変化があり、下げた場面は買いチャンスと見ている。ありとあらゆるセットバックは、7月中は買いと見ている。(N) 

 

【ご注意】 

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)