(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2002年7月10日
| 本日の相場 |
とうもろこし -- ギャップをつけての安値寄り付き、安値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| JUL 02 | 220 1/4 - 21 3/4 | 222 | 220 | 222 | - 4 1/4 | 3113 | 1936- |
| SEP 02 | 227 - 28 | 229 1/4 | 226 1/2 | 228 3/4 | - 3 3/4 | 155807 | 806- |
| DEC 02 | 237 1/2 - 37 | 239 1/4 | 236 | 238 1/2 | - 4 | 208504 | 1446+ |
| MAR 03 | 243 - 42 1/4 | 245 1/2 | 242 1/4 | 244 3/4 | - 3 1/2 | 36324 | 690+ |
| MAY 03 | 247 | 249 | 246 1/2 | 248 | - 3 | 8510 | 73- |
| JUL 03 | 249 3/4 - 50 | 251 3/4 | 249 1/2 | 250 3/4 | - 2 3/4 | 13192 | 199+ |
| 444528 | 624- |
大豆 --- ギャップをつけての安値寄り付き、やや安値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| JUL 02 | 585 - 84 | 600 | 583 | 584 1/2 | - 3 | 2970 | 1272- |
| AUG 02 | 547 1/2 - 46 | 559 | 546 | 551 1/4 | - 1 3/4 | 39873 | 1644- |
| SEP 02 | 523 | 533 1/2 | 523 | 529 | - 1 3/4 | 17668 | 12- |
| NOV 02 | 508 - 10 | 318 1/2 | 507 1/2 | 515 1/4 | -1 3/4 | 97069 | 820+ |
| JAN 03 | 509 | 518 | 509 | 516 1/2 | - 1/2 | 14850 | 62- |
| MAR 03 | 510 - 09 | 518 | 509 | 516 3/4 | - 1/4 | 11549 | 12- |
| 210013 | 1450- |
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT | CHG | NY-YEN | |||
| JUL | 18920 | -40 | JUL | 1865 | -8 | JUL | 319 1/2 | + 6 1/2 | 118.13 - 117.48 |
| AUG | 18340 | +00 | AUG | 1870 | -9 | SEP | 324 3/4 | + 4 1/4 | |
| SEP | 14560 | +00 | SEP | 1883 | -8 | DEC | 333 3/4 | + 4 1/4 | |
| OCT | 16920 | -40 | OCT | 1892 | -8 | MAR | 337 1/4 | + 3 1/2 |
| 本日の相場の動き |
大豆
---天候と期近の値動きにより乱高下---
(期近)本日も引き続き現物のタイト感から上げた旧穀7月限は、一瞬6ドルにタッチした。しかし昨日台湾が南米産の大豆を50,000トン買い付けたという報告が入るとキャッシュが一気に下げ、シカゴも値を崩した。引けてみると6ドルをつけたのが嘘かのような3セント安。
(新穀)テクニカルな要因に加えて昨日降った雨と今現在の涼しい気温により、安値での寄り付き。昨日発表されたブリッシュコンセンサスも寄り付き時にネガティブに捉えられ、7-9セント安にて始まった。しかし期近としては4年ぶりに6ドルをつけた7月限の勢いに引っ張られて新穀も値を上げ、昨日の引け値レベルまで値を戻した。その後狭い範囲で上下したが、終わってみると1.75セント安。
コーン
---安値で寄り付いた後は発表を前にして様子見---
昨日の雨と目先の予報が弱気なため各限月ギャップをつけての安値寄り付き。しかしその後は大した材料も無く、発表の前日ということもあって取引は限られた。大きな値動きもなく、各限月3-4セント安にて引けた。
本日のファンドの動きはコーンで2,000コントラクトの売り越し、大豆で500コントラクトの買い越しと伝えられている。
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国中西部
---しばらくはクロップの状態を安定させる予報だが、来週後半以降要注意---
(週末にかけて)
昨日は北西部アイオワ、南東部サウスダコタ、インディアナの中央部にて降雨を見た。雨量は0.25-1.25、所により2.0インチで、範囲はベルトの35%程度だった。雨は今日、明日で北西部ウィスコンシン、ミネソタ、アイオワ、ミズーリ、あと南西部イリノイに降る予報。また週末にはイリノイ・インディアナ・オハイオのそれぞれ南部にて降雨を見る。雨量は合計で0.25-1.5、所により2.5インチ、範囲はベルトの45%に及ぶ。ベルトの3分の1の部分ではところどころに乾燥気味の部分が見られるものの、今週の雨により中西部の大半の地域でクロップの状態を安定させる。しかし土壌水分を補う十分な量の雨が降るわけではないので今後、7月中に降る雨はコーンの受粉にとって引き続きとても重要である。
気温は昨日南西部にて100度近くまで上がったものの、今週は今日以降涼しくなりそうである。
(6-10日後)
西部では平年以下の雨、東部では大体平年並みの雨が予想される。気温は平年より高めの予報であるが、北部ベルトにて最も高くなることが予想される。ベルトの西部3分の1の地域でより乾燥気味の予報となっており、これはコーンの受粉に影響を与えるだろう。
(11-15日後)
平年より高目の気温と平年より少なめの降雨が予想される。また、もっともHOT&DRYなのは南西部である。この時期はコーンの受粉にとってとても重要な時期であるので引き続き要注意である。
【NOAA 米国各産地6-10日間予報 (7月15日〜7月19日)】
*引け後の予報
| 気温 | 降水量 | |
| 西部ベルト | A | N/A |
| 東部ベルト | A/N | A/N |
ニュートラルか、やや弱気。
米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ)
| 本日の発表等 |
| 2)ブリッシュコンセンサス (単位 %) |
| 7/09/02 | 7/02/02 | 6/25/02 | 6/18/02 | 6/11/02 | |
| 大豆 | 82 | 79 | 68 | 62 | 66 |
| 大豆油 | 46 | 40 | 41 | 40 | 42 |
| 大豆粕 | 71 | 73 | 64 | 58 | 60 |
| コーン | 53 | 56 | 50 | 37 | 34 |
| 小麦 | 65 | 65 | 52 | 47 | 42 |
コーンはニュートラルであったが、大豆は寄り付き時に多少弱材料として捉えられた。
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン)
今週末にかけてコーンベルトで降雨がるとの報、更には来週前半のホット&ドライ天候の後週末には再び降雨チャンスがあるとの報に受粉期を迎える西部ベルトには有益とのアイデアから終始マイナスサイドで動いた。目先めまぐるしく変化する天候予想により市場は一喜一憂の動きが続いている。昨日訪問したスミスバーニーの気象家の意見ではロッキー山脈に位置している高気圧が定期的に西部中西部に張り出す天候パターンが今後も継続し、同地区にホット&ドライ天候をもたらす事を予想している。今後受粉期が開始する西部ベルトでは今後このパターンに要注意。
過去30年間の最終収量のデータをベースにすると7月7日に発表されたコーンのクロップレーティング(79.4)はトレンドイールドの136.9bu/acreより最小で6.2bu/acre, 最高で12.081bu/acreの減収要因となると同スミスバーニーは推計している。最小の減収をとってみてもこのレーティングでは最終収量は130.7/bu/acreとなり、6月の農務省の予想収量の135.9を大きく下回ることとなる。生産の大幅な減少から期末在庫も1,019mill bu(在庫率10.2%)となり、相場も12月限で275となるとしている。明日の農務省の需給予想では大きな数字の修正はないと考えるが、今後の天候・クロップレーティングの動向を見て行くための参考としたい。
意見は変わらず受粉期の7月一杯は強気で臨みたい。(H)
(大豆)
明日の発表は大豆に強く、コーンに弱いと言われる。2001クロップについては期末在庫先月の240から220-225あたり。2002クロップについては先月末発表の作付け予想数字を適用(72.993百万エーカー)し、(恐らく)イールドは39.7を据え置き。そうだとしてもその他の需要を据え置いた場合先月比約10百万ブッシェルの下方修正となる。新旧穀合わせて30百万ブッシェル程の修正が新穀の期末在庫に表れ(240割れか)る事となる。 現在は週間クロップコンディションが悪化し続けている段階にあることもあり、明日の据え置き或いはそれに近いイールドを見た市場は、引き続き「更に低いイールド」に対する警戒感から値位置を大きく下げることをためらう事になろう。
明日の発表を見たからといって現在生育中の新穀クロップ状況に安心感を抱ける材料など出てくるはずもなく、やはり「ハンディを背負ったクロップ」に対するプレミアムは今後も積み上がらざるを得ない。相場は今後も乱高下を繰り返しながら11月限は5ドル半ばを目指す。(A)
【ご注意】
弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。
(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)