(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2002年7月17日

 

本日の相場

とうもろこし  -- 安値寄り付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
SEP 02  231 1/4 - 31 3/4  233 3/4  230  231 1/2  - 3 1/4  152285  1128- 
DEC 02  241 - 41 1/2  243 3/4  239 1/2  241 1/2  - 3  215977  3428+ 
MAR 03  247 - 46 1/2  249 1/2  246  247 3/4  - 3  36699  352+ 
MAY 03  252 - 51 1/2  253  250  251  - 3 1/4  8712  83- 
JUL 03  254 1/4 - 54 1/2  255 1/4  252  253 1/4  - 3 1/4  14015  200+ 
SEP 03  247  247 1/4   245  246 1/2   - 3/4  1559  31+ 
            448437  3491+ 

 

 

 

大豆     --- 安値寄り付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
AUG 02  574 - 73 1/2  584 3/4  573 1/2  576 3/4  - 3  41848  942+ 
SEP 02  550 - 49  556 3/4  548  549 1/4  - 5 3/4  19194  340+ 
NOV 02  533 1/2 - 31 1/2  539  530  530 1/2  - 8 1/4  106160  2615+ 
JAN 03  532  538 1/2  529  530  - 8 1/4  15901  199+ 
MAR 03  530  535 1/2  528  528  - 7 1/2  13713  442+ 
MAY 03  529 - 28  533  527  527  - 7  24012  792+ 
            228356  5398+ 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
AUG  18670  -310  AUG  1950  -28  SEP  335  + 1   
SEP  17890  -280  SEP  1963  -29  DEC  344 1/4  + 1 3/4   
OCT  17160  -290  OCT  1974  -29  MAR  348 1/2  + 1 3/4   
DEC  16980  -250  DEC  1997  -31  MAY  341   + 1   

 

 

 

 

本日の相場の動き

 

---弱気な予報を受けてリクイデーションの売りが入る---

ここ2日間の買われ過ぎ感があったことから、弱気な天気予報に素直に反応し、コーンで2-3セント、大豆で5セント下げての寄り付きとなった。中国が吉林省が国内向けのオークションで910,000トンのコーンを売ったというニュースが入り、このこともコーンには寄り付き時に弱気に働いた。 

しかし実際のフィールドが降雨を見ないことには売る気になれない農家が多くいて、多少キャッシュのタイト感が感じられたことから、コーンで1セント安、大豆で昨日の終値のレベルまで値を戻した。 

しかし昼前後に出されたいくつかの天気予報にて、今週末から来週にかけての降水量が朝発表されたものより多少多くなったことを受けて、引け前にオープニングのレベル程度まで戻した。例えばクロップキャスト社は3-5日後に降る雨の範囲を55%から60%に増やしたし、またトム・スキリング氏もシカゴ近辺で発達しつつある雨雲により今週に局地的な雷雨の可能性を示唆している。 

結局終値は本日の安値圏、コーンで約3セント安、大豆で約8セント安であった。 

 

本日のファンドの動きは、コーンで2,000コントラクトの売り越し、大豆で1,000コントラクトの売り越しであったと言われている。 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部  --来週のまとまった雨を見るまでにクロップがどれだけ持ちこたえられるか--

昨日の中西部はほとんどの地域でWARM&DRYであった。今日(水曜)と明日で、中西部は北端と南端の地域に降雨を見る。その後土曜にかけてはベルトの東半分にて降雨を見ることになるのだが、雨量は0.25-1.0で、所により2.0インチ。範囲はベルトの55%に及ぶ。気温は80度台後半から90度台半ば程度。
(6-10日後)気温は平年並みで、降雨に関しては地域によっては全く降らないところもあるが、大抵の地域では平年並みの降雨が期待できる。これにより、受粉の後半にあるクロップはストレスを抑えることができるだろう。
(11-15日後)気温は平年並み。大抵の地域では例年より雨が少なくなりそう。しかしこの前時期に既に中西部では降雨を見ているので、大きなストレスにはならない。8月に入ると、大豆の着ザヤの季節なのでまた雨が必要になる。 

(crop condition)
この一週間で雨を見なかったのは東部・中央部サウスダコタ、南東部ミネソタ、北東部アイオワ、ネブラスカ全域、北東部カンザス、北西部・東部・中央部ミズーリ、中央部イリノイ、南部インディアナ、北部、南西部オハイオ、南部ウィスコンシン、東部ミシガンの各地域である。恵みの雨を得られなかった地域は中西部の約1/3に及ぶ。これらの地域で今週の後半に雨が降るのは、ネブラスカ、カンザス、北部ミズーリ、中央部イリノイ、北部オハイオ、東部ミシガンである。そして今週後半の雨を見た後も、少なくともベルトの1/4の部分では水分が足りない状況が続く。しかし予報では来週の月・木・金曜日に大抵の地域で降雨を見ることになっているので、コーンの受粉・一部では大豆の着ザヤを助けることになる。 

 

 

NOAA 米国各産地6-10日間予報 (7月23日〜7月27日)】  

*引け後の予報 

  気温  降水量 
西部ベルト  N  A 
東部ベルト  N/B  B/N 

多少弱気な発表となっている。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

本日の発表等
2)ブリッシュコンセンサス (単位 %)

 

  7/16/02  7/9/02  7/02/02  6/25/02  6/18/02 
大豆  88  82  79  68  62 
大豆油  50  46  40  41  40 
大豆粕  74  71  73  64  58 
コーン  52  53  56  50  37 
小麦  70  65  65  52  47 

コーンはニュートラル、大豆はやや弱気であった。 

 

 

本日のトーメンの意見

 

暫くは、揺さぶられながらも調整期間

降雨予報に対して相場は素直に反応している。上げ幅が大きければ下げ幅も相応に大きくなる。実際に来週降雨を伴えば、更に相場は沈む事となろう。しかし、このセットバックは現状8月を見据えた場合、絶好の買い場になるとみている。コーン12月限での235、大豆11月限の520、については目先十分に到達できる下値レベルになってきた。又それ以下はしっかりと抑えたい。 

天候動向に揺さぶられながらも、今後暫くの調整段階を見る可能性が強い。天候相場故その辺りは難しいところではあるが、取り敢えず目先のドライに急騰しきった相場とファンドの一服感は、来週の「雨」という文字にそうなりやすい環境にあるのは間違いない。今後の、来週にかけての調整期間は今後の「もう一段」上を目指す相場へのエネルギーとなる。 

繰り返しにはなるが、今年は8月が大きなヤマとなる。この8月へ向け相場は一旦の調整を迎える。しかしその後大きなヤマに挑む事になる。(A) 

 

 

【ご注意】 

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(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)