(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2002年7月18日
| 本日の相場 |
とうもろこし -- 変わらずの寄り付き、やや高値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| SEP 02 | 231 1/2 - 31 | 233 1/2 | 229 3/4 | 232 3/4 | + 1 1/4 | 151716 | 569- |
| DEC 02 | 241 1/2 - 41 | 243 1/2 | 239 1/2 | 242 1/2 | + 1 | 217757 | 1780+ |
| MAR 03 | 247 1/2 - 47 | 249 | 245 1/2 | 248 1/4 | + 1/2 | 36899 | 200+ |
| MAY 03 | 251 - 50 3/4 | 252 1/4 | 250 | 251 1/4 | + 1/4 | 8685 | 27- |
| JUL 03 | 253 1/2 - 53 | 254 1/4 | 252 | 253 1/2 | + 1/4 | 14064 | 49+ |
| SEP 03 | 246 | 247 | 246 | 247 | + 1/2 | 1585 | 26+ |
| 449900 | 1463+ |
大豆 --- やや安値寄り付き、高値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| AUG 02 | 584 | 574 | 577 1/2 | + 3/4 | 41282 | 566- | |
| SEP 02 | 557 1/2 | 547 1/2 | 551 1/2 | + 2 1/4 | 20534 | 1340+ | |
| NOV 02 | 540 | 529 | 534 1/2 | + 4 | 107128 | 968+ | |
| JAN 03 | 538 | 528 1/2 | 534 | + 4 | 16654 | 753+ | |
| MAR 03 | 536 1/2 | 528 | 532 1/2 | + 4 1/2 | 14159 | 446+ | |
| MAY 03 | 533 | 525 1/2 | 531 | + 4 | 23890 | 122- | |
| 230860 | 2504+ |
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT | CHG | NY-YEN | |||
| AUG | 18610 | -60 | AUG | 1968 | +18 | SEP | 333 1/4 | -1 3/4 | |
| SEP | 17800 | -90 | SEP | 1978 | +15 | DEC | 342 3/4 | - 1 1/2 | |
| OCT | 17150 | -10 | OCT | 1988 | +14 | MAR | 347 | - 1 1/2 | |
| DEC | 16940 | -40 | DEC | 2013 | +16 | MAY | 340 | - 1 |
| 本日の相場の動き |
---7月終わり頃のHOT&DRYの予報をもとに大豆が買われる---
天候相場。何人かの予報家が11-15日後の予報において更なるHOT&DRYが訪れることを予想し、これにマーケットは反応した。人によっては7月の終わりに気温が90度台後半になるという者もいる。
しかしコーンに関しては「もうそのころには大部分の受粉は終わっているだろう」というのが大方の見方らしく、買われたのはこの時期着ザヤの真っ只中に当たると思われる大豆。オープニングこそやや安値であったが、寄り付き後しばらくすると次第に値を上げ、一時は前日比9セント半アップまでつけた。そこからはファンドの売りが入り、4セントアップにて引ける。
コーンは大きな材料にかけ、終始小幅での値動き。前日比2セントあたりの本日の高値圏でも売り注文が少なく、本日の相場を支えることになった。
大豆に関しては米国内のいくつかの大豆加工業者が生産のスピードを減速または中止するという報告があり、これは相場の頭を抑えることとなった。
本日のファンドの動きは、コーンで2,000コントラクトの買い越し、大豆で3,000コントラクトの売り越しであったと言われている。
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国中西部 ---来週の雨により土壌水分回復---
昨日はベルトの南部で広範囲にわたって降雨を見た。今日、明日は北部と東部にていくらかの降雨を見る。雨量は0.25-1.0で、所により2.0インチ。範囲はベルトの60%に及ぶ。気温は80度台後半から90度台半ば。次に中西部で降雨を見るのは来週の初めだが、雨量は今日、明日と同じぐらいで、範囲はベルトの65%に及ぶ。ベルトの西部では引き続き大量の雨を必要としている。
(6-10日後)気温は平年よりやや低め。大抵の地域では降雨は平年並みに降る予報。
(11-15日後)気温は平年よりやや低め。大抵の地域で平年並みの降雨。
(crop impact)
昨日オハイオ川沿いの乾燥気味の地域に雨が降った。現時点でなおクロップがストレスを受け続けているのは東部・中央部サウスダコタ、西部・中央部と南東部ミネソタ、北東部アイオワ、ネブラスカ全域、北東部カンザス、北西端と東部・中央部ミズーリ、イリノイ中央部、北部・南西端オハイオ、南部ウィスコンシン、東部ミシガンの各地域である。これらの地域は合わせるとベルトの1/3に相当する。
このうち、今日・明日の雨によって潤わないのは、ネブラスカ、北部ミズーリ、カンザス、北部オハイオ、東部ミシガンである。これらの地域で受粉期にさしかかっている畑に関してはある程度イールドをロスしてしまうだろう。
しかしながら、来週前半に降る雨によってこれら乾燥気味の地域の大部分は降雨を見るので、ロスはここで食い止められる。
【NOAA 米国各産地6-10日間予報 (7月24日〜7月28日)】
*引け後の予報
| 気温 | 降水量 | |
| 西部ベルト | B | A |
| 東部ベルト | B | A |
明日の寄り付きでは弱気な材料として捉えられる。
米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ)
| 本日の発表等 |
| 2) 週間輸出成約高報告(7月11日の週) (単位:千トン) |
【寄り付き前の発表】
| 週間成約高 | 輸出成約量累計 | 成約残 | ||||
| 今年度 | 来年度 | 今年度 | 昨年度 | 今年度 | 来年度 | |
| コーン | 717.6 | 158.4 | 46,317.6 | 46,636.9 | 5,716.9 | 1,053.4 |
| 大豆 | 208.4 |
109.2 | 29,785.5 | 27,725.0 | 2,200.1 | 1,148.3 |
| 小麦 | 848.9 | 0.0 | 5,597.4 | 5,578.1 | 3,250.6 | 0.0 |
| 大豆粕 | 6.3 | 1.7 | 6,433.8 | 6,082.6 | 652.7 | 336.0 |
| 大豆油 | 5.8 | 0.0 | 764.4 | 314.9 | 58.3 | 12.1 |
コーン、大豆とも寄り付き時にやや強材料とされた。
| 3) 週間輸出高 (7月11日の週) (単位:千トン) |
| 輸出量 | 輸出量累計 | USDA通年予想 | |||
| 今週 | 先週 | 今年度 | 昨年度 | ||
| コーン | 933.3 | 1,049.0 | 40,600.7 | 39,087.1 | 48,900 |
| 大豆 | 380.3 | 289.2 | 27,585.4 | 25,633.2 | 28,440 |
| 小麦 | 560.3 | 479.9 | 2,346.8 | 2,192.3 | 24,490 |
| 大豆粕 | 148.5 | 106.9 | 5,781.1 | 5,348.6 | 7,030 |
| 大豆油 | 8.2 | 56.0 | 706.1 | 306.2 | 1,040 |
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン)
月曜から水曜日にかけインディアナ州北西からイリノイ州中東(Champaign)、中央部(Decatur/Springfield)、中西部(Quincy)地区を急ぎ足でまわった。インディアナ北西部ではコーンはまだタッセリングしていない地域が多く訪問したRensselaer地区では目立った雨は一月程度降っていないとの農家の話があった。一部カーリングの初期兆候が見られコーンの根元が黄色く変色しているものも多く見られた。一方、イリノイ州Champaign-Decatur地区でもここ約一月程度降雨がなくカーリングが見られ上記インディアナ北西部より状況は悪い印象を受けた。受粉がすでに始まっているフィールドも見られたが今すぐに降雨が必要な状況にある。Springfield-Quincyではタッセリングがかなり進捗しており問題のあるフィールドは以外にも多く見られなかった。しかしQuincy地区では同じくここ一月程度まとまった降雨がなくすぐに水分が必要となる。気温90度以上ではコーンの花粉の量が減少し、かつシルクの乾燥から花粉の付着率が減少することから収量の減少要因となる。本日は週末から来週にかけての天候予想を眺めながら商いは活発には動かなかった。明日も週末での閑散な取引を予想するが、月末にかけての西部ベルトでの受粉また8月前半にかけての東部ベルトでの受粉を考えると現在までの高温・少雨傾向から収量の減少は避けられず、DEC CORN BASE 235を底値(サポート)として8月の農務省のレポートあたりまで高値波乱の相場展開を予想する。(H)
(大豆)
来週にかけては現値位置でのアップダウン、或いは4日前に付けたギャップを埋めにかかる展開もあり得る。天候に左右はされるものの、ほぼ現予想通りの天候の展開になるとすれば、暫くは市場も様子見姿勢となるのではないか。11月限530レベルについては拾っていきたいところ。相場は8月にむけて今後次のヤマを作り始める。今はその前の調整段階と位置付けたい。 (A)
【ご注意】
弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。
(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)