(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2002年7月23日
| 本日の相場 |
とうもろこし -- ギャップをつけての安値寄り付き、安値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| SEP 02 | 241 1/2 - 43 | 246 | 241 | 241 1/2 | - 4 1/2 | 155216 | 3921+ |
| DEC 02 | 250 1/2 - 52 | 255 1/2 | 250 1/2 | 251 1/4 | - 4 3/4 | 235614 | 12703+ |
| MAR 03 | 256 1/4 - 57 | 260 1/2 | 255 1/2 | 256 1/2 | - 3 1/2 | 39174 | 1131+ |
| MAY 03 | 259 - 60 | 264 1/2 | 259 | 259 3/4 | - 3 1/2 | 8699 | 23- |
| JUL 03 | 262 - 62 1/2 | 266 | 262 | 262 1/4 | - 3 | 15018 | 521+ |
| SEP 03 | 252 - 51 1/2 | 253 1/2 | 250 | 250 | - 1 1/2 | 1811 | 160+ |
| 475128 | 18511+ |
大豆 --- ギャップをつけての安値寄り付き、大幅安値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| AUG 02 | 588 1/2 - 88 | 589 1/2 | 573 1/2 | 576 | - 17 3/4 | 33251 | 2833- |
| SEP 02 | 565 1/2 - 66 | 566 | 548 | 550 3/4 | - 19 3/4 | 23057 | 574+ |
| NOV 02 | 549 - 48 | 549 | 531 1/2 | 535 1/2 | - 19 1/2 | 113099 | 3550+ |
| JAN 03 | 546 - 47 | 548 | 533 | 536 | - 18 | 17414 | 592+ |
| MAR 03 | 544 - 45 | 545 | 50 1/2 | 534 1/2 | - 15 1/4 | 15286 | 637+ |
| MAY 03 | 540 - 41 | 543 | 529 | 532 3/4 | - 13 3/4 | 27709 | 2145+ |
| 238175 | 5021+ |
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT | CHG | NY-YEN | |||
| AUG | 18610 | -490 | AUG | 1949 | -60 | SEP | 332 3/4 | - 7 | 117.20-117.82 |
| SEP | 17850 | -500 | SEP | 1959 | -61 | DEC | 342 1/2 | - 6 1/4 | |
| OCT | 17180 | -500 | OCT | 1971 | -63 | MAR | 348 3/4 | - 5 | |
| DEC | 17040 | -490 | DEC | 1996 | -58 | MAY | 340 1/2 | - 3 1/2 |
| 本日の相場の動き |
−昨晩の主産地での降雨
−今後の天候パターンにやや変化(多めの雨期待)
昨日の急騰を見た後、引け後には大豆・コーンともにGOOD/EXCELLENTの7ポイントダウン。という過去に例のないくらいの(一週間にしての)コンディション悪化・・・ 誰しもが明日寄り付きの高値相場を強く意識しての帰宅となったはずだ。
しかし一夜明けて状況は一変した。昨晩の主産地(ミズーリ−イリノイ−インディアナーオハイオといったライン)における降雨量が予想以上。しかも来週にかけての天候パターンに若干の変化の予報 −気温は高値維持も降水量がより見込めるという見方− これらの天候材料は、昨日にあれだけ急騰した「行き過ぎ感」に勢いをつける形となり一気に本日の相場に表れる事となった。まさに天候がその引き金となったわけだ。
コーンは3-4セント、大豆で7-8セントのギャップオープンとなる。セッション中は大きな新規材料のインプットなど見られることもなかったが、コーンは午前中に寄付きでつけたギャップを一度は埋めるまでの値の回復を見せた。しかしその後は再び値を崩す展開となり、昼前辺りからは9月限で242台の取引に終始、活発さに欠けた。引け際に242を割り本日の安値圏で取引を終了する事となった。
大豆の場合はコーンとは異なり、寄り付きのギャップを埋める、といった展開を見ることは出来なかった。即ち寄り付きのレベルは本日の高値レベル。11時ごろまではそのレベル(8月限で588前後)での小刻みな動きで頑張るも、その後はファンドの売り優勢にもう一段階値を落とすこととなる。引け前30分くらいで本日の安値をつけ、2日前につけた大きなギャップを埋めるに至ったが、終了直前に若干値を戻し、それでも本日の安値圏近くでの引けをむかえ、一昨日のレベルまで一日にして値を戻す事となった。
本日のファンドの動き、コーンは2000コントラクト、大豆は4000コントラクトの売り越しであったと見られる。
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国中西部
昨晩の雨、又来週にかけての若干の予報の変化に市場も反応
予報以上。ベルトの30%の範囲に降雨を見た。中心地域はイリノイ・インディアナ・オハイオ(特にイリノイ中・東部やインディアナ中・西部)。雨量は0.25-1.5インチ(所によっては3インチ以上)。一方でイリノイ北部地域やネブラスカなどでは全く降雨を見ていないが。気温は南東部では依然として90-100度と高温状態であったが北西部においては70-80度台とややクールダウンした。限られた地域ではあれ、産地の中心部に昨夜予報以上といえる雨が落ちた事は本日材料視されることとなった。
大部分の地域では本日明日とドライは続くが、木曜〜金曜にかけて次の降雨が期待される。特にベルト北部と東部。雨量は0.25-1.00インチで40%のエリアをカバーする見込み。気温は70度後半より90度前半。その後週末日曜から月曜にかけて、更には来週半ば。来週半ば7月末までにベルトの60%に0.5インチ以上、35-40%の範囲が1インチ以上、といわれる。昨日までの予報にやや変化、まとまった降雨とまではいえぬが、明らかに雨量予報が多めに変化してきている。
気温。週後半にかけて70半ば〜80半ば。週末にかけて80度台にやや上昇する見込み。週末から来週半ばにかけては87−97度辺りまで最高気温は上がると見られる。
【NOAA 米国各産地6-10日間予報 (7月29日〜8月2日)】
*引け後の予報
| 気温 | 降水量 | |
| 西部ベルト | A | A/N |
| 東部ベルト | A | A |
引き続き気温は高め推移、しかし降水量も多めの予報。本日織り込まれた部分でもあるが、材料としてはややネガティブか。
米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ)
| 本日の発表等 |
| 1)USDA LOAN DATA (7/16 時点) |
【コーン】
| 9ヶ月残高 | 先週比 | FORFEIT計 | 先週比 | REDEEMED計 | 先週比 | |
| 2001クロップ | 475.5 | -104.4 | 0.3 | 0.0 | 918.9 | 104.6 |
| 2000クロップ | 0.1 | 0.0 | 26.6 | 0.0 | 1,367.4 | 0.0 |
【大豆】
| 9ヶ月残高 | 先週比 | FORFEIT計 | 先週比 | REDEEMED計 | 先週比 | |
| 2001クロップ | 70.5 | -9.0 | 0.0 | 0.0 | 241.3 | 9.0 |
| 2000クロップ | 0.0 | 0.0 | 5.7 | 0.0 | 307.3 | 0.0 |
コーン・大豆共に内容は予想の範囲内にて中立。マーケットの急激な底上げにより市場への売却が確実に進んでいる点には留意したい。
| 本日のトーメンの意見 |
現レベルからは買い下がり方針で臨む
急騰から一夜明けるとそこには全く別の展開が待っていた。猛暑の週末から昨夜の、予想以上とはいうものの「若干の」雨。どの程度この雨がクロップに良い影響を与えるのか??なんて議論は必要ない。一昨日の急騰で下げたがっていたファンド連中には絶好のきっかけになったわけだ。
引け後のクロップコンディションGOOD/EXCELLENTの7ポイントダウン、だけでも1週間にしては極めて大きな悪化であり、且つこの時点でのコーンの数値42ポイントは1988年来、同大豆の数値43ポイントは1993年以来、と状況がいかに深刻かはその比較でわかる。昨日引け後のこのレーティングを元に、某アナリストに改めてイールド予想を出してもらった。A氏の場合、コーン119.3、大豆36.2。 B氏の場合、コーン124、大豆37.5。(7月の農務省数値はコーン135.8、大豆39.7) コーンのイールドが120を切るレベル等は最悪中の最悪のケースのみであろうし、大豆のイールドは8月の天候を見るまでわからない。ただ、ここで確認出来ることは、現時点でこのような内容のコメントが取れるくらい今年は現状深刻な状況にあるという事である。
コーン12月限は気づけば2ドル半ば。7月中旬調整段階時にもコメントした、7月頭の250レベルのブレークはあっと言う間に達成してしまった。殊コーンに関しては時間がない。大豆のような派手なセットバックは期待できず、12月限今後280を目指す展開となる。現レベルよりは買い下がり方針。
大豆はイールドを決定付ける期間が8月だけに、まだ相場には余裕がある。本日のセットバックにしてもそうであるが、今後更なる調整を見る可能性も強い。しかし現レベルより下値については買い下がりで臨みたい。11月限は今後6ドル相場が待っている。 (A)
【ご注意】
弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。
(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)