(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2002年7月24日

 

本日の相場

とうもろこし  -- やや高値寄り付き、高値引け ---

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
SEP 02 243 3/4 - 42 1/4 250 242 1/4 249 1/4 + 7 3/4 152997 2219-
DEC 02 252 1/2 - 52 260 252 259 1/4 + 8 234837 777-
MAR 03 258 - 57 3/4 264 1/2 257 3/4 264 + 7 1/2 39774 600+
MAY 03 261 1/2 - 61 1/4 267 1/2 261 1/4 266 1/2 + 6 3/4 9572 873+
JUL 03 263 1/4 - 63 1/2 269 263 1/4 268 1/4 + 6 15287 269+
SEP 03 252 1/2 - 52 254 252 253 + 3 2004 193+
            473368 1760-

 

 

 

大豆     --- わずかに高値寄付き高値引け ---

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
AUG 02 577 - 78 587 1/2 576 1/2 584 + 8 31189 2062-
SEP 02 549 1/2 - 49 563 1/2 549 560 + 9 1/4 23010 47-
NOV 02 535 - 34 547 1/4 534 544 + 8 1/2 111846 1253-
JAN 03 535 - 36 547 535 543 1/2 + 7 1/2 17774 360+
MAR 03 534 1/2 544 1/2 534 1/2 541 1/4 + 6 3/4 15391 105+
MAY 03 532 541 532 538 3/4 + 6 28267 558+
  236040 2135-
  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
AUG 18780 +170 AUG 1973 +24 SEP 336 + 3 1/4 116.03 - 116.65
SEP 18020 +170 SEP 1986 +27 DEC 345 1/2 + 3
OCT 17440 +260 OCT 1997 +26 MAR 351 1/2 + 2 3/4
DEC 17330 +290 DEC 2021 +25 MAY 342 1/2 + 2

 

 

 

 

本日の相場の動き

 

コーン  2日の乱高下の後、市場は再び積極的に買いに出る事となった。

天気概況としては、昨日の内容から大きな変化なく、先週末までの予報比較「来週にかけてやや降雨を見やすくなる」は維持されていたが、現状からして基本的に十分な雨量とは言えない事、又気温は週末から再び100度近くまで上がると見られていることは、十分に市場を買い気に走らせる事となった。

寄り付きこそやや高値での開始となったものの、その後価格は一方的に上がり続け11時ごろには9月限で247、12月限で257レベルまで駆け上がった。このレベル、期近は26ヶ月振り、12月限は一年振りの高値となる。暫くこのレベルでは揉み合いが続いたものの、このレベルがテクニカルにも好感されることとなり、昼前には更なる上昇を始め、結局は本日の高値圏レベルでの引けを迎える事となった。

その他強い材料としては、
−台湾の56,000トンの米国産コーン買付け
−韓国の52,500トンのオプショナルコーン買付け                                 
−弱気のドル

大豆 過去二日の動きから本日も動き自体は大きく10セント近く上げることとなったが、値動き自体は昨日の大きな動きのレンジに収まる形となった(インサイドデイ)。材料、やはり天候か。上述のようにやはり現状から「それでも雨は少ない、又来週も暑い」と判断されている事が昨日の安値をトライ出来なかった大きな要因になったと思われる。

大豆の一日の値動きはコーンと同様に寄付きを本日の安値に徐々に値を上げる展開ではあったが、昨日の高値には届かず、コーンほどの活況は呈さなかった。又ブラジルレアルが対ドル最安値圏で取引されていた事も、シカゴ相場へはネガティブな材料となったようである。

 

本日のファンドの動き、コーンは7000コントラクト、大豆は4000コントラクトの買い越しであったと見られる。

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部  

昨日から内容はほぼ変わらず。

−来週半ばまで3度の降雨チャンス(0.5インチ以上が60%カバ−)
−週末にかけて気温は低め。週末〜来週にかけて、再び上昇

昨日は最高気温も70度半ば〜80度半ばと、一気に下がり、又湿度も低下した。最高気温が90度を超過した地域は「めずらしく」どこにも見られなかった。降雨もオハイオとミネソタ南部などを除いては見られず、総じてドライ。従い、0.5インチ以上の降雨を見た地域は僅か5%に限られた。

天候パターンは今後数週間に渡り各地で比較的雨が降りやすくなる。これは昨日出された見方と変わらず。今週は木金、そして週末日曜から月曜にかけて。その後は来週の半ばあたりと、量的な期待は持てずとも、これまで過去数週間のパターンからすれば、雨が落ちやすくなったという意味においてはパターンに変化が出てきた事になる。今までにはなかった予報内容である。この7月末までの3つの降雨チャンスを通して、0.5インチ以上の降雨が期待されてるエリアは全体の60%。この中でも35-40%のエリアで1インチ以上が見込まれている。

気温は本日〜週末にかけてもクールが継続。主産地ほぼ全域において70度台〜80度半ばにとどまりそうである。週末から来週にかけては再び気温は上昇をはじめ、最高気温は87-97度まで上がると見られている。

【NOAA 米国各産地6-10日間予報 (7月30日〜8月3日)】 

*引け後の予報

  気温 降水量
西部ベルト A N
東部ベルト A N

気温は高め、降水量は平年並みという内容。ほぼ予報内容は維持と言えるが、ややサポーティブに捉えたい。

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ)

 

本日の発表等
2)ブリッシュコンセンサス (単位 %)

 

  7/23/02 7/16/02 7/09/02 7/02/02 6/25/02
大豆 86 88 82 79 68
大豆油 48 50 46 40 41
大豆粕 71 74 71 73 64
コーン 57 52 53 56 50
小麦 68 70 65 65 52

コーン・大豆ともにほぼニュートラル。

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

4日連続の下げから本日のダウ株式市場では488.95ポイントの過去二番目の大幅な上昇となった。一方、コーン市場では昨日の下げから一転して急騰を演じ、約定新高値をつけた。天候相場の渦中であり日々のアップ&ダウンは仕方ないが、株式市場の乱高下と同様に商品市場でもより振幅が激しくなりつつある。市場参加者の不安心理がなせる技だが、目先の動きに一喜一憂せずに時間軸を区切り相場を捉えていきたい。相場の第一ファクターは天候だが今日クローズ後に発表された6-10daysでもコーンベルトでAbove Normalとなっている。市場では降雨量よりも気温の上昇により敏感に反応しやすくなっており先週末の100度近い気温の連想から、今週末から来週前半にかけての気温の上昇を価格に織り込んでゆく展開。時間の経過とともに今後多少の降雨予想だけでは市場は軟調には向いていかない。8月中旬までは少なくとも強気で臨むポジションは変わらず。昨日の下げでも12月限の250はサポートされここが強いサポートレベルと置く。短期的には270〜275(12月限)に向かって動くことを予想。(H)

 

(大豆)

各民間会社が現在産地のあちこちでクロップサベイを行っているといわれる。それらデータが集まり市場に顔を出し始めるのは来週後半(即ち8月頭)以降の見込み。従い、天候の動き・クロップコンディション報告などのファンダメンタルズが動きを支配するものの、気持ちの中では来週半ばくらいまでが調整可能期間、といった位置付けにしている。農務省の発表を挟み、大きな「もうヒトヤマ」が来るという見方は全く変わっていない。(A)

 

 

 

 

【ご注意】

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)