(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2002年7月30日

 

本日の相場

とうもろこし  -- やや高値寄り付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
SEP 02  232 - 32 1/2  237  231 3/4  236  + 5?  145671  3338- 
DEC 02  241 3/4 - 41  246 1/2  239 1/2  245 3/4  + 5 1/2  238221  6056- 
MAR 03  248 1/2 - 48  252 1/2  247 3/4  251 1/2  + 4 3/4  41709  293+ 
MAY 03  252 - 51 3/4  256 3/4  250 1/4  256 1/2  + 5 1/4  10418  545+ 
JUL 03  255 1/4  259 1/2  253 1/2  259 1/4  + 5  16803  29- 
SEP 03  248  250   247 1/2  249   + 2 1/2  2513  255+ 
            473517  8284- 

 

 

 

大豆     --- 高値寄り付き大幅高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
AUG 02  536 1/2 - 36 3/4  550  532  544 1/2  + 9 3/4  15165  4418- 
SEP 02  522 - 21 1/2  539  514  531 1/2  + 12  26694  475- 
NOV 02  506 1/2 - 05 1/2  522 1/2  500  518  + 15  99872  4452- 
JAN 03  509 1/2 - 09  525  503  520 1/4  + 14 1/2  17419  14- 
MAR 03  512  526 1/2  503  523 1/2  + 14 1/2  15441  36+ 
MAY 03  511 - 12  526  507  523 1/4  + 13  27456  57+ 
            210939  9257- 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
AUG  17480  + 360  AUG  1970  + 51  SEP  326  - 1/2  119.45 - 120.20 
SEP  17080  + 440  SEP  1976  + 47  DEC  336  - 1/4   
OCT  16560  + 490  OCT  1983  + 43  MAR  342  - 1/4   
DEC  16410  + 490  DEC  2002  + 38  MAY  334   - 1/2   

 

 

 

 

本日の相場の動き

 

---テクニカルにて上げる---

大豆   

多くのトレーダーは8月の需給報告の結果を見るまで派手に動かないという考えをもっていたのだが、昨日のクロップコンディションの発表に関して思ったほど改善が見られなかったという考えのもと買いが先行したのに加え、テクニカルな買いも入り寄り付きから徐々に上げ、昨日つけたギャップをあっさりと埋めた。また、中国が昨夜アルゼンチン産の大豆を300,000-350,000トン買い付けたという噂とUS産の大豆にBIDを入れたをいう噂もトレーダーの買い意欲を掻き立てた。
 一時は調整が入り値を下げる場面も見られたものの、昼前に発表されたクロップキャスト社の予報で、中期の予報が少しWARMER&DRYERであったことが一段とマーケットをサポートし、本日の高値圏、11限で15セントアップにて引けを見た。 

コーン   

昨日の売られすぎたという考え、また中・長期の気温が若干高くなっていることを受けて寄り付きから買いが先行し、寄り付き時は1-2セントアップ。その後大豆関連3品の上げにつられて徐々に値を上げ、先日つけたギャップを埋めに行く展開。このレベルでの売りオーダーはあまり見られず、徐々に値を上げていく。韓国が産地オプションのとうもろこしを105,000トン買い付けたという報告、また同じく韓国が食品用と餌用のとうもろこしを52,500トンずつ買い付け、今夜さらに110,000トンのテンダーを控えているという報告は、更にトレーダーの買いを煽った。結局本日の高値圏約5セントアップにて引けを見た。 

本日のファンドの動き、コーンは2,000コントラクトの買い越し、大豆は4,000コントラクトの買い越しであったと見られる。 

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部  ---しばらくの間大抵の地域でクロップの状態は安定、南部のみ乾燥懸念---

昨日の雨はベルトの東部1/4の範囲に限られた。雨量は0.25-0.75、所により1.5インチ程度で、範囲はベルトの約20%程度であった。また最高気温は80度台半ばから90度であった。中西部では明日また降雨を見る。雨量は0.25-0.75で、所により1.5インチ、範囲はベルトの約20%程度。最高気温は東部で80度台後半、西部にて100度台前半にまで上る。再び降雨を見るのは今週末で、雨量は0.25-1.25、所により2.0インチ、範囲はベルトの65%に及ぶ。 

ベルトの65%の地域ではこの一週間十分な水分を得たので今週の暑さによってクロップが影響を受けることはない。ベルトの西端・南端においては引き続き乾燥気味であるのでクロップがストレスを受ける可能性がある。 

(6-10日後)
気温は平年より高目。雨量は南東部では平年並みだが他の地域では平年以下。 

暑さはそんなに厳しいものではなく、一部西部の乾燥気味の地域を除いてはクロップがストレスを受けるほどではない。 

(11-15日後)
気温は平年より高目。また雨量は大抵の地域で平年以下。 

ベルト西部においてはHOT&DRYによる大豆へのストレスが予想される。他の地域では十分な水分を保有してると予想されるので、大豆の鞘の成長にはたいした影響はない。 

(crop inpact)
昨日の雨はベルトの東部で土壌水分を供給した。現在なお水分の不足によりクロップにストレスを与えている可能性がある地域は、アイオワ北西部、北部・中央部ネブラスカ、南東部サウスダコタの一部、東部ウィスコンシンの中央部、西部ミシガンの中央部、南部インディアナ、イリノイの南部、中央部・南部ミズーリの各地域である。明日以降数日間に降る雨は、サウスダコタと北西部アイオワの乾燥気味の地域にとって恵みの雨となるが、その他の乾燥気味の地域では引き続きそのままである。そのような地域はベルトの約20%程度であるり、残りの80%の地域ではしばらく安定したクロップコンディションが続く。今週末はベルトの北部を中心に降雨を見る予報であるが、来週はほとんど降雨を見ないという予報になっている。この天候パターンによると、ベルトの南部において8月の前半にクロップにストレスを与えそうだ。 

インド 

東部では今週後半に降雨を見るのでクロップへのストレスは回避できるが、西部では引き続き乾燥懸念。 

中国 

満州付近では今週降雨を見るが、華北平原の乾燥気味の地域には降雨を見ない。しかし先週末までに降った雨により、そう大きなストレスが発生することはない。 

 

NOAA 米国各産地6-10日間予報 (8月4日〜8月8日)】  

*引け後の予報 

  気温  降水量 
西部ベルト  A  N 
東部ベルト  B/N  B/N 

やや強気な予報となっている。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

本日の発表等
1)USDA LOAN DATA (7/23 時点)

【コーン】 

  9ヶ月残高  先週比  FORFEIT計  先週比  REDEEMED計  先週比 
2001クロップ  448.7  -26.8  0.3  0.0  945.7  26.8 
2000クロップ  0.1  0.0  26.6  0.0  1,367.4  0.0 

【大豆】 

  9ヶ月残高  先週比  FORFEIT計  先週比  REDEEMED計  先週比 
2001クロップ  63.3  -7.2  0.0  0.0  248.5  7.2 
2000クロップ  0.0  0.0  5.7  0.0  307.3  0.0 

 

コーン・大豆共に内容は予想の範囲内にて中立。 

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

昨日の午前中シカゴ周辺では土砂降りの降雨に見舞われた。たまたまお客様に同行して訪問していた穀物取引所ではコーン・大豆ともに狼狽気配で売りオーダー一色となった。一夜明けてみれば本日は快晴となり暑さも戻って来た。昨日の売りは行き過ぎとの見方から大豆中心に反発、週末にかけてのベルトの気温は80後半〜100度近くまで上昇するとの天候予想もでて、コーンも力強くはないが昨日の下げの半値近く戻した。7月11日につけた窓を昨日は埋めた格好となりファンドのロングも約8万枚に減少した。先週末から昨日にかけての降雨はコーンの収量を現状維持するにとどまり改善にはつながらない。8月1日現在の収量は市場では127〜127.50bu/acreとの見方も出てきた。今後はコーンの収量がどこまで”下方”修正されるかが市場の関心事となり、期末在庫10億bu以下を価格に織り込む展開。12月限での240以下では下値リスク少なく、また売り圧力もない。このレベルでの買いを進める。上値目標は12月限で270-75に設定する。(H) 

 

(ダイズ) 

11月限の5ドルが大きな抵抗になった格好。昨日の5ドルは今後暫く大きなサポートとして意識される事になろうが、今月中旬より始まった派手な価格乱高下の中、10セント以上といったレベルの動きについても、「いつでも起こり得る値幅」として想定しておく必要がある。 今後もう暫くは11月限の5ドル割れから530あたりまでのレンジ内取引、その後は来週以降強気のファンダメンタルズを意識した上での5ドル半ば、今月つけた560を再び目指す展開を予想している。 

9月にかけてのトレンドラインとしては、5月頭の450から6月下旬の470割れ。このラインをベースにした上昇相場は引き続き継続すると見ており、そういった意味からいくとやはり11月限の5ドル割れ、行っても490辺りまでが下値の限界ではないかと見ている。上述の通り値動きは今後も激しい展開が予想される故、それらを想定したオぺレーションを心掛けたい。(A) 

 

 

【ご注意】 

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)