(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2002年7月31日

 

本日の相場

とうもろこし  -- 高値寄り付き、大幅高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
SEP 02  244 1/2 - 43  248  243  247 1/4  + 11 1/4  144042  1629- 
DEC 02  254 - 53  257 3/4  253  256 1/2  + 10 3/4  239149  928+ 
MAR 03  258 1/2 - 57 3/4  263  257 3/4  261 3/4  + 10 1/4  41564  145- 
MAY 03  264 - 63 1/2  267  262 1/2  266  + 9 1/2  10432  14+ 
JUL 03  265 - 64 1/2  268 3/4  264 1/2  268 1/4  + 9  16703  100- 
SEP 03  254 1/2 - 54  259   254  255 1/2   + 6 1/2  2641  128+ 
            472321  1196- 

 

 

 

大豆     --- 大幅高値寄り付き大幅高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
AUG 02  562  578 1/2  559  567 1/2  + 23  10545  5620- 
SEP 02  551 - 50  564 1/2  548 1/2  554  + 22 1/2  26219  475- 
NOV 02  537 - 38  545 1/2  535 1/2  536 1/2  + 18 1/2  100173  301+ 
JAN 03  540 - 38  546  536 1/2  538  + 17 3/4  17313  106- 
MAR 03  539 - 38  543 1/2  536  537 1/2  + 14  14838  603- 
MAY 03  539 - 38  541  534 1/2  534 3/4  +11 1/2  27533  77+ 
            205510  5429- 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
AUG  18230  + 750  AUG  2021  + 51  SEP  334  + 8  119.72 - 120.00 
SEP  17640  + 560  SEP  2024  + 48  DEC  344  + 8   
OCT  16950  + 390  OCT  2031  + 48  MAR  350  + 8   
DEC  16670  + 260  DEC  2046  + 44  MAY  340 3/4   + 6 3/4   

 

 

 

 

本日の相場の動き

 

---天候パターンに変化。急激に上げる---

大豆   

来週のHOT&DRYの予報を材料に朝からファンドの積極的な買いが入り、14-15セントギャップを付けての高値寄り付き。その後商業筋が買い手に回る場面も見られさらに上げる。中国が昨日南米産の大豆を合計40-50万トン買い付けたという噂と、US産の大豆を10万トン買い付けたという報告がさらに買いを煽り、限月によっては30セントアップをつける場面も見られた。しかしこのレベルでは商業筋の売りが活発になり、徐々に下げて行った。それにより引けは本日の安値圏だったが、それでも11月限で18.5セントアップ。 

コーン   

オープニングコールは3-4セントアップだったのだが、始まってみると来週のHOT&DRYの天候を材料に買われ、約6セントアップにてひとつの抵抗線と思われていた9月限240セントをあっさりと抜き、2日前に付けたギャップを埋め、なお上げた。韓国の買い付けのニュース、台湾が今晩入札を控えているというニュースも買い意欲を煽った。その後さらに強い大豆に引っ張られる形で値を上げていき、高値圏(期近で11.25セントアップ)にて引ける。なお、本日GWSがイールドの予想を128.8と発表したが、これは引け後であったため材料とはならなかった。スパークスは金曜日に生産量予想を発表するとのこと。 

本日のファンドの動きは、コーンは8,000コントラクトの買い越し、大豆で6,500コントラクトの買い越しであったと見られる。 

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部  ---来週の天候が昨日までの予報よりもWARMER&DRIERに大きく変化---

昨日の雨はベルトの北西部1/4の地域に限定された。雨量は0.10-0.65インチで、範囲はベルトの15%、最高気温は大抵の地域で80度台後半から90度であった。本日(水曜日)はベルト北部にて多少降雨を見る。雨量は0.10-0..50インチで、範囲はベルトの15%程度。今週は最高気温は80度台半ばから100度台前半で推移する。週末にかけて、ベルトの北半分の地域に降雨を見る。雨量は0.25-1.0で、所により1.5インチ程度、範囲はベルトの50%程度。 

現在ベルトの約1/3の地域が乾燥気味で、暑さによりストレスを受ける状態にある。 

(6-10日後)
中西部の気温は平年より高目か、かなり高目。雨量は東部1/4の地域では平年以下だが、それ以外では平年並み。この暑さにより乾燥気味の地域ではクロップにストレスを与えることになる。 

(11-15日後)
中西部の気温は大抵の地域で平年より高目。雨量は北部1/3の地域では平年並みだが残りの2/3では平年以下である。ベルト西部の乾燥気味の地域では大豆がストレスを受ける可能性が高く、東側の地域では比較的安定する。 

(crop impact)
昨日はアイオワの北西部とネブラスカの北東部にて雷雨を見た。しかし、北部・中央部ネブラスカ、南東部サウスダコタ、東部ウィスコンシンの中央部、西部ミシガンの中央部、南部インディアナ、南部イリノイ、南部・中央部ミズーリの各地域ではこの一週間あまり雨を見なかったのでクロップがストレスを受けやすい状況にある。これらの地域はベルトの1/4以上に上り、受粉最終期のコーンと着鞘期の大豆のフィールドではイールドのロスにつながる。週末に雨を見るのはベルトの北西部の地域に限られる。来週は、後半にオハイオとインディアナで降雨を見る以外はまとまった降雨は無さそうだ。コーンはミズーリ、イリノイ、アイオワ、ミネソタの各地域で受粉をほぼ終えており、この時期にくると天候によるダメージは限定的である。一方大豆は8月の雨量がイールドに深く関わってくるので注意が必要である。 

インド 

東部では今週後半に降雨を見るのでクロップへのストレスは回避できるが、西部では引き続き乾燥懸念。 

中国 

満州付近では今週降雨を見るが、華北平原の乾燥気味の地域には降雨を見ない。しかし先週末までに降った雨により、そう大きなストレスが発生することはない。 

 

NOAA 米国各産地6-10日間予報 (8月5日〜8月9日)】  

*引け後の予報 

  気温  降水量 
西部ベルト  A  B/N 
東部ベルト  A  B 

明日の寄り付き時に強気な材料とされる。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

本日の発表等
2)ブリッシュコンセンサス (単位 %)

 

  7/30/02  7/23/02  7/16/02  7/9/02  7/02/02 
大豆  73  86  88  82  79 
大豆油  44  48  50  46  40 
大豆粕  64  71  74  71  73 
コーン  54  57  52  53  56 
小麦  61  68  70  65  65 

ニュートラルな発表にて、本日の相場にはあまり材料視されなかった。 

 

 

本日のトーメンの意見

 

これが今年の天候相場である。

これだけの動きを見せる相場に感じなければならない事は、現市場が抱えている作柄への大きな不安感、そしてダイズ(11月限)の5ドル頭、コーン(12月限)2ドル前半がいかに値位置として安いレベルにあるか、という点である。今後一気にコーンが270超え、ダイズが先日つけた560をブレークすることはないにしても、市場が作柄を認識し落ち着きを見始めるまでは過去2日に経験したセットバックのレベルを更に超えるような下値はないと見るべき。このレベルを当面の底値として相場は次の山を作りにかかることとなる。目指すは上値も、相応のセットバックを期待し、コーンの5-6セント下、ダイズの10-15セント下辺りを目処に指値で臨みたい。(A)

 

 

 

【ご注意】 

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)