(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2002年8月6日

 

本日の相場

とうもろこし  -- やや安値寄り付き、期近高値引け先はやや安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
SEP 02  252 - 53  253 3/4  251  251 1/4  - 2 1/4  140935  8564- 
DEC 02  262 - 63  264 1/2  261 1/2  262  - 1 3/4  269682  9269+ 
MAR 03  266 1/4 - 66 3/4  268 1/2  265 1/2  266 1/2  - 1 1/2  45291  263+ 
MAY 03  269 - 69 1/2  271  268 1/2  268 3/4  - 2  11385  10+ 
JUL 03  271 - 270 1/2  272  270  270 1/4  - 1 3/4  17671  75+ 
SEP 03  256 1/2  257 3/4   255 3/4  255 3/4   - 3/4  3463  25+ 
            507648  1160+ 

 

 

 

大豆     --- やや安値寄り付き、やや安値引け ---

?? OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
AUG 02  559 - 58 1/2  574 1/2  558 1/2  564 3/4  + 5 1/2  3948  818- 
SEP 02  549 - 48 1/2  559 3/4  546  551 1/2  + 2 1/2  26208  204- 
NOV 02  534 - 33  542  530 1/2  533  - 2  101473  1178- 
JAN 03  534  542 1/2  531  533 1/2  - 2 1/4  17811  47+ 
MAR 03  532 - 32 1/2  541  531  533 1/4  - 1 1/4  14963  66+ 
MAY 03  529 - 29 1/2  539 1/2  529  532 1/4  - 2  27555  141- 
            201589  1825- 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
AUG  18280  +50  AUG  1992  +1  SEP  341 3/4  + 3 3/4  120.61 - 121.09 
SEP  17850  +120  SEP  1995  +0  DEC  353  + 3 3/4   
OCT  17070  +30  OCT  2000  -5  MAR  359  + 3 3/4   
DEC  16850  +0  DEC  2019  -7  MAY  350   + 2 1/2   

 

 

 

 

本日の相場の動き

 

---コーンは材料難、大豆は期近のタイト感により上げた後思惑売りにて下げる---

コーン : トレーダー達はその大きすぎるロングポジションを調整したいため弱い材料を探していた。昨日のクロップコンディションの数字は決して弱いものではなかったのだがコーンのマーケットにおいてはまず天気は材料視されず、クロップコンディションに関しても大きな材料とはされなかった。しかし本日は探せども弱い材料にも欠ける一日。結局テクニカルな売りが多少入って下げた程度で、あとは極狭いレンジ内での取引に終始。 

大豆 : 寄り付きこそ昨日までに降った実際の雨と期近の予報に反応して下げたのだが、ガルフのベーシスの上げに伴うキャッシュのタイト感により期近を上げると、他の限月もつられて徐々に上げる。さらに、中国がウエスト・コースト積US産の大豆を2杯買い付けたという噂が追い討ちをかけ、期近はますます上げる。新穀11月限もそれにつられ、一時542セントをつけるに至ったのだが、午後になって中期の予報がやや弱気に変化したのと、このレベルになると需給報告を控えてロングポジションを手仕舞いたがっているトレーダーのリクイデーションタイプの売りが集まり、値を崩した。結局期近以外はオープニング時と同じくやや安値にて引けを見た。 

本日のファンドの動きは、コーンは500コントラクトの買い越し、大豆で1,500コントラクトの買い越しであったと見られる。 

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部  

---期近が少しWETに。中・長期の予報でややWARMER。コーンへの影響は限られる。---

昨日は北西部と南東部1/4の地域にてそれぞれ降雨を見たが、雨量は0.25-1.0インチで範囲はベルトの30%であった。最高気温は北西部で70度台後半、南部で100度代前半となった。本日(火曜日)までこの雨は続く。次に中西部で降雨を見るのは週末で、雨量は0.25-1.0インチ、範囲はベルトの35%程度、北西部を中心に降る予定。最高気温は70度から90度台半ばの予想。 

(6-10日後)
気温は平年より高目の予報。北西部と南東部では平年並みの降雨が予想されるが主にベルトの中央部では乾燥気味の状態が続く。 

(11-15日後)
気温は平年より高目の予報。降雨は少なめ。 

(crop impact)
現在降っている雨は終わりに向かっている。この一週間で降雨を見なかったのは東部ミズーリの中央部、中央部・南部イリノイの大部分、南部インディアナ、南東部ウィスコンシン、南部アイオワ、南東部ネブラスカ端部の各地域である。今後10日間、極度の高温にはならないものの、これらの乾燥気味の地域においてもかなり限られた降雨しか見ることができなさそうである。このことにより最低でもベルトの1/3の地域においてクロップがストレスを受けやすい状況になる。大抵のコーンの畑では既に受粉期を過ぎているので今さらそう大きな影響を受けることはないのだが、大豆は今現在から今月一杯にかけて水分がとても重要な時期であるのでタイムリーな雨が必要である。 


インド : 降雨は増える傾向にあるが、まだまだ水分の不足は続く。 

 

NOAA 米国各産地6-10日間予報 (8月11日〜8月15日)】  

*引け後の予報 

  気温  降水量 
西部ベルト  N  A 
東部ベルト  A/N  A/N 

やや弱気な予報となっている。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

本日の発表等
1)USDA LOAN DATA (7/31 時点)

【コーン】 

  9ヶ月残高  先週比  FORFEIT計  先週比  REDEEMED計  先週比 
2001クロップ  393.6  -55.1  0.3  0.0  1,000.8  55.1 
2000クロップ  0.1  0.0  26.6  0.0  1,367.4  0.0 

【大豆】 

  9ヶ月残高  先週比  FORFEIT計  先週比  REDEEMED計  先週比 
2001クロップ  51.4  -11.9  0.0  0.0  260.4  11.9 
2000クロップ  0.0  0.0  5.7  0.0  307.3  0.0 

 

コーン・大豆共に内容は予想の範囲内にて中立。 

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

今週末にかけてファンドのロング手仕舞い売りに下げた場合は12月限ベース245〜250セントで買い、現在のレベル260〜265セントより下げない場合は様子見、270〜275セント今週末までに達成した場合は短期的な売りを考えたい。 

昨日のクロップコンディションの悪化報告にも関わらず本日は静かな動き、現在与えられた材料だけでは更なる上値への力なくコーン市場は重い雰囲気が支配している。来週月曜日の農務省の生産量数字が市場で予想されている様な大幅な下方修正にはならないとの見方が徐々に広がりファンドを中心に週末にかけてロングの手仕舞い売りが出始めることを予想する。本日も取引の薄い中ファンドはネットロングを500枚程度増やし合計で推定101,500枚としているが明日よりは週末に向けて利食い先行となろう。昨日の意見の通り来週の農務省予想が弱い数字であるとしてその先取りが今週末にかけての相場に現れる。そこが今後のコーンの長期的な上昇トレンドを控えた千載一遇の買いチャンスとなろう。245-250セントのレンジで買えた場合の下値リスクは240セントと限られる。 (H) 

 

(ダイズ) 

目先の天候にやや落ち着きが出てきていることも影響してか、或いは来週頭の農務省発表への意識もあるのか、短期的な調整は考えられよう。繰り返し述べているように相場の変動幅は大きい故、指値にも十分に幅を持たせたいところ。11月限でも現レベルから10-15セント下のチャンスは大いにある。テクニカルにももう少し売られる場面かもしれない。しかし今年の場合、あくまでも今後9月にかけての見どころは「6ドル相場」である。これを念頭に置いたオペレーションを今後も心掛けたい。  

現在の想定チャート。9月にかけてのヤマを形成する前段階としての11月限下値はいっても520-510レベルまで。今後は農務省のタイトなファンダメンタルズ(旧穀の期末在庫減・新穀のイールド減から来る期末在庫減等)プラス天候リスクが相場のレベルを更に押し上げる事となり、6ドル相場を実現。その後はハーベストプレッシャー・南米要因等から5ドル半ば〜前半に戻すも、基本的に強い米国のファンダメンタルズはそれ以上の安値を許す事はない。この6月下旬までどっぷりつかっていた4ドルという相場から一歩抜け出し、今後は5ドル半ば、或いは後半が向こう一年の中心相場になるものと考えている。(A) 

 

 

【ご注意】 

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)