(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2002年8月15日

 

本日の相場

とうもろこし  -- やや高値寄り付き、ほぼ変わらずの引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
SEP 02  276 - 75 1/2  277  270  272 1/4  - 3/4  101557  5700- 
DEC 02  287 1/2 - 87  288 1/2  281  284  - 3/4  306004  8064+ 
MAR 03  292 - 91 1/2  292 1/2  286 1/2  288 3/4  - 1/4  50642  1728+ 
MAY 03  292 1/2 - 92  293  286 1/2  289 1/2  - 1/4  14747  2097+ 
JUL 03  291 1/2  292  286  288 3/4  + 0  22267  1205+ 
SEP 03  271 1/2 - 71  271 1/2   266 1/2  268   - 1  4383  417+ 
            521428  8396+ 

 

 

 

大豆     --- 高値寄り付き、やや高値引け ---

?? OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
SEP 02  600 - 01  601  591  592 1/4  - 1 3/4  207  269- 
NOV 02  577 - 78  579 1/2  570  573  + 1 1/4  27732  2092- 
JAN 03  577 1/2 - 78  579  570  572 3/4  + 2 1/2  103803  992+ 
MAR 03  574 - 73  576  568 1/2  570 3/4  + 1 1/2  19377  132+ 
MAY 03  567 - 65  568  561  562 3/4  + 1 1/4  17005  718+ 
JUL 03  563  563 1/2  557 1/2  558 1/2  + 1 1/2  28490  844+ 
            208881  1482+ 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
SEP  18830  -270  SEP  2116  + 27  SEP  350 1/2  - 6 1/2  117.12 - 117.60 
OCT  18230  -140  OCT  2119  + 26  DEC  362 1/2  - 6 1/2   
DEC  18030  -180  DEC  2126  + 22  MAR  371 1/2  - 5 1/4   
JAN  17920  -110  JAN  2123  + 17  MAY  366   - 3   

 

 

 

 

本日の相場の動き

 

引き続き上昇ムードのマーケット、しかしコーン・麦・大豆油輸入の噂が相次ぎ、値を戻す

現在の値位置はまだ月曜の強気な発表に基づくタイトな期末在庫を反映しきれていないと考えるトレーダー達の買いに加えて、予想より強気だった週間輸出成約高に後押しされて寄り付きはコーンで約2-3セント、大豆で5-7セントアップでの取引となり、コーン、大豆共に各限月で約定高値を更新。最高値はコーンで約4セントアップの期近277、12月限288.5をつけ、大豆で7-8セントアップの期近601、11月限579.5をつける。そうした中、
@大手メーカーが100,000トンの食品用フランス産小麦の買い付けを模索しているという噂や
A大手商業筋が餌用のヨーロッパ産小麦の買い付けを考えているという噂が流れたこと、また、
B中国が南米産の大豆油を40,000トン買い付けたという噂が流れたこと、さらに、
C大手商業筋がブラジル産コーンの買い付けを模索しているという噂が流れたこと
などによりファンドがポジションの調整を入れマーケットは一転、コーン、大豆共に値を下げだす。結局引けてみるとコーン・大豆共に昨日の引け値とほぼ変わらないレベルに落ち着いた。 

本日のファンドの動きは、コーンは2,000コントラクトの売り越し、大豆で500コントラクトの買い越しであったと見られる。 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部  

---引き続き期近は東部にて水分の不足、来週以降は改善の見込み--- 

昨日はベルトの東部にて降雨を見た。雨量は0.25-0.75インチで、範囲はベルトの約20%程度。次に降るのは週末で、雨量は0.25-1.0、所により2.0インチで、範囲はベルトの約40%に及ぶ。気温は今週の間は平年以上だが来週になると平年並みに戻る。引き続きベルトの東部1/3の地域では水分が不足している状態であり、着鞘期の大豆はストレスを受ける。 

(6-10日後)
気温は大抵の地域で平年並み。東部において平年以下ではあるが降雨を見る。東部にて降雨を見ない地域では大豆のコンディションが悪化するが、ベルト全体で見た場合、土壌水分はかなり安定していると言える。 

(11-15日後)
気温はベルトを通じて平年並み。雨量は北東部で平年以下、南部・西部では平年並みの予報。北東部を除いて、この時期大豆にとって恵みの雨だといえる。 

(crop impact)
昨日の雨は乾燥気味であったオハイオ南部、インディアナ南東部にて恵みの雨となった。しかしミネソタ南東部、中央部・南西部ウィスコンシン、北部オハイオ、北部・南西部インディアナ、中央部イリノイ、西部ミズーリの中央部と北東部ミズーリ、東部ネブラスカの中央部、南東部アイオワの各地域においては未だ水分が不足している。暑さがそう厳しくないため、これらの地域で発生するストレス大きくはないものの、これら乾燥気味の地域を合計するとベルトの約1/3に相当する。今後の降雨は、土曜日に南部にて降ったあと、来週月曜に南部にて発生する雨が水・木曜日にかけて北部にまで移動するという予報になっている。ベルトの下層土にはそんなに潤沢な水分はないと思われるので、今の時期にタイミングよく降る雨が大豆の生育にとって非常に重要なものとなる。 

NOAA 米国各産地6-10日間予報 (8月20日〜8月24日)】  

*引け後の予報 

  気温  降水量 
西部ベルト  N/A  A 
東部ベルト  A  A 

ややネガティブな材料とされる。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

本日の発表等

1) 週間輸出成約高報告(8月8日の週)  (単位:千トン) 

【寄り付き前の発表】 

  週間成約高  輸出成約量累計  成約残 
  今年度  来年度  今年度  昨年度  今年度  来年度 
コーン  807.6  488.5  48,892.4  49,442.9  4,271.4  2,193.1 
大豆 

58.7 

 
447.0  30,139.9  28,106.3  1,111.6  2,462.5 
小麦  634.9  0.0  7,755.0  8,038.3  3,675.6  0.0 
大豆粕  18.5  164.6  6,603.8  6,573.9  438.3  601.1 
大豆油  11.1  9.0  804.1  319.6  46.8  31.2 

コーン、大豆共に強気。寄り付き時にマーケットをサポートした。
 

2) 週間輸出高 (8月8日の週) (単位:千トン) 

 

  輸出量  輸出量累計  USDA通年予想 
  今週  先週  今年度  昨年度   
コーン  1,132.3  756.4  44,621.0  43.635.6  48,260 
大豆  351.7  433.4  29,028.3  26,585.5  28,850 
小麦  483.7  398.6  4,079.4  3,803.3  24,490 
大豆粕  102.8  78.3  6,165.5  5,747.0  6,940 
大豆油  8.5  4.1  757.3  311.6  1,090 

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

意見変わらず週末にかけてのファンドの利食い売りにより明日も軟調な相場展開を予想する。本日ファンドは2000枚のロングを手仕舞いネットロングを113,000枚程度とした。引き続き実需筋のプライシングタイプの買いにより大きなブレイクは期待しづらいが12月限で275セント近くまでのセットバックがあればロングあるいはプライシングを進めて行きたいところ。現在のレベルでのロング、プライシングは見送りしばらく様子をみたい。(H) 

 

(ダイズ) 

大きなギャップをつけた後も、4日間で火曜の下値(11月限:550-1/2)から本日の高値(579-1/2)まで30セント幅での上昇となっている。本日の動きを見ていても、ムード的に短期的なセットバックのタイミングかもしれない。下げ幅の下限は550。そこまで行くとも思わぬが、10−15セント検討の下げは想定しての指値をお勧めする。(A) 

 

【ご注意】 

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(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)