(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2002年8月16日

 

本日の相場

とうもろこし  -- 安値寄り付き、やや安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
SEP 02  269 1/2 - 70  271  267 3/4  270 3/4  -1 1/2  94955  6652- 
DEC 02  280 1/2 - 81 1/2  282 3/4  279 1/4  282 1/2  -1 1/2  311029  5005+ 
MAR 03  286  288 1/4  270 1/2  288  - 3/4  53742  3100+ 
MAY 03  287 - 86 1/2  290  286  289 1/2  + 0  14892  150+ 
JUL 03  285 3/4 - 85 1/2  289  285 1/2  288 1/2  - 1/4  22976  709+ 
SEP 03  268 - 67 1/2  270 1/2   267  270 1/4   + 2 1/4  4426  43+ 
            524132  2637+ 

 

 

 

大豆     --- 安値寄り付き、安値引け ---

?? OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
SEP 02  586 1/2 - 87 1/2  587 1/2?  581 1/2  583 1/4  - 9  26767  221- 
NOV 02  567 - 70  570  561  563 1/2  - 9 1/2  105443  965- 
JAN 03  567 1/2 - 67  567 1/2  562  564 3/4  - 8  19563  1647+ 
MAR 03  566 1/2 - 67  567  561  563 1/2  - 7 1/4  17324  185+ 
MAY 03  558 1/2 - 59  559  554  558  - 4 3/4  28653  319+ 
JUL 03  554 - 54 1/2  555 1/2  551  553 1/4  - 5 1/4  8504  163+ 
            210368  1479+ 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
SEP  18430  -400  SEP  2108  - 8  SEP  347 3/4  - 2 3/4  117.23 - 117.58 
OCT  17930  -300  OCT  2107  - 12  DEC  361  - 1 1/2   
DEC  17770  -260  DEC  2110  - 16  MAR  369 1/4  - 2 1/4   
JAN  17700  -220  JAN  2105  - 18  MAY  363 1/2   - 2 1/2   

 

 

 

 

本日の相場の動き

 

月曜から続いた上げ相場もここにきてようやくセットバックを見る

発表以来、昨日のセッション中にコーン・大豆共に約4年来の高値を付けてるまで続いていた上げ相場は、本日一旦セットバックを見る展開となった。 

コーン : 昨日に引き続き小麦の輸入の噂が消えなかったのと台湾が予定していた56000トンのUS産コーンの買付を値段が合わないために来週まで延期したこと、また、米国の大手穀物商社が国内の"GOLDKIST"という農協系の食品メーカーにブラジル産コーンのオファーを出したという噂など、需要面のファンダメンタルズを材料に週末を前にした利益確定の売りが入り、1-4セント安値での寄り付き。その後は目新しい材料なく狭いレンジ内での値動きに留まる。 

大豆 : 天気予報で乾燥気味のベルト東部において週末の降雨量が増えたことに加え、月間搾油報告が弱気であったことも手伝って終始安値で狭いレンジ内での取引となる。引け値は11月限で9.5セント安の563.5セント。 

本日のファンドの動きは、コーン、大豆共に2,000コントラクトの売り越しであったと見られる。 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部  

---引き続きベルト東部が乾燥気味だが、週末から来週初めの雨で改善--- 

昨日主に降雨を見たのはイリノイ州である。雨量は0.25-0.75、所により1.25インチ。範囲はベルトの20%程度であった。週末は中西部各地で降雨を見ることになるが、雨量は0.25-0.75、所により1.5インチ。範囲はベルトの約40%に及ぶ。来週初めにはベルトの南西部にて更なる降雨を見る。雨量は週末と同程度で0.25-0.75、所により1.5インチで、範囲はベルトの35%程度。気温は今後しばらく平年より高目で、最高気温は70度台後半から90度台前半。 

(6-10日後)
気温は中西部全体を通じて平年並み。ネブラスカからイリノイにかけては平年より多めの降雨が予想されるので大豆の生育にとっては恵みの雨となるが、ベルトの南部における乾燥気味の地域ではまとまった雨が降らない。よって全体的に見ると潜在的な土壌水分はそう変わらないといえる。 

(11-15日後)
気温は中西部全体を通じて平年並み、雨量は平年を下回る予報である。 

(crop impact)
昨夜、散発的だった雨はイリノイ中欧部とインディアナ北部にて何とか乾燥気味の地域に到達した。今日はミシガン南東部と北東部ミズーリにて幾分かの降雨が見られる。そして今週末はベルト東部の乾燥気味の地域にて局所的な降雨を見ることになる。しかしそれでもベルトの1/4に相当する地域においてはクロップは引き続きストレスを受ける環境にある。その主な地域としては中央部・南西部ウィスコンシン・北部オハイオ、南西部インディアナ、南東部イリノイと西部イリノイの中欧部、西部ミズーリの中央部、東部ネブラスカの中央部、そして南東部アイオワの各地域である。また来週初めには南西部インディアナ、中央部・南部イリノイ、南東部アイオワにて降雨を見る。これにてベルトの15-20%の地域にてクロップが受けるストレスが抑えられることになる。 

NOAA 米国各産地6-10日間予報 (8月21日〜8月25日)】  

*引け後の予報 

  気温  降水量 
西部ベルト  B  A/N 
東部ベルト  B/N  A 

弱気な内容となっている。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

本日の発表等

1) コミットメント・オブ・トレーダーズ 

 

(単位 : コントラクト) 

  オプションなし  ⇔ 事前予想  オプション込み 
大豆  ロング 48,597  ロング 48,500  ロング 42,550 
大豆粕  ロング 17,947  ロング 20,600  ロング 17,118 
大豆油  ロング 31,349  ロング 35,600  ロング 27,215 
コーン  ロング 108,595  ロング 112,400  ロング 74,243 
小麦  ロング 34,563  ロング 40,400  ロング 36,063 

材料としてはニュートラル。 

 

 

2) NOPA 月間搾油報告発表 

 

  7月  6月  前年同月 
搾油量(千ブッシェル)  125,931  130,629  132,490 
大豆粕生産量(百万トン)  2.99  3.10  3.18 
大豆粕イールド(ポンド/ブッシェル)  47.49  47.43  48.02 
大豆粕輸出量(sトン)  337,908  403,298  520,499 
大豆油生産量(千ポンド)  1,430.30  1,475.85  1,506.19 
大豆油イールド(ポンド/ブッシェル)  11.36  11.30  11.37 
大豆油在庫量(千ポンド)  2,138,080  2,212,168  2,333,689 

季節的な要因もあり驚くべき数字ではいという意見もあるものの、搾油量が先月より4700万ブッシェル減っているという事実はやや弱気な材料とされた。 

3)農務省発表 キャトル・オン・フィード報告 

(単位 : %) 

  農務省発表  事前予想平均  事前予想幅 
8月1日飼養頭数  93  92.7  91.9-94.1 
7月中導入頭数  94  91.6  88.2-97.0 
7月中マーケティング  107  108.4  103.0-109.0 

強気な発表内容となった 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

予想どおり本日も終始軟調な展開。しかし下値では商業筋のこまめな買いに大きくブレークすることなく昨日に続き小規模なセットバックとなった。今週の農務省のショッキングな需給発表から連騰したコーンマーケットも少々買い疲れ気味か。来週前半はクロップコンディションの改善から引き続き小規模なセットバックが続き軟調局面を予想するが、意見変わらず275セントレベルまでの下げが実現すれば買いあるいはプライシングを進めていきたい。(H) 

 

(ダイズ) 

月曜の需給報告以来続いてきた上げ相場だが、本日は予想通り一旦のセットバックを迎えた。週明け更なるセットバックを見るかどうかは週末の天候にもよるが、上げ基調のトレンドはまだ変わらないと見ている。下げた場合の下値の限界は11月限で550セントと考えるので、これを目標にした指値を心がけたい。(K) 

【ご注意】 

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)