(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2002年8月21日

 

本日の相場

とうもろこし  -- ギャップ高値寄り付き、やや高値引け ---

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
SEP 02 261 3/4 - 61 1/2 262 257 1/2 261 1/4 +1 3/4 77209 9739-
DEC 02 272 1/2 - 73 273 1/2 268 1/2 272 1/2 +1 3/4 317617 729-
MAR 03 279 - 78 3/4 279 1/2 274 1/4 278 1/2 +1 3/4 60303 1803+
MAY 03 281 1/4 - 81 1/2 281 1/2 277 280 1/2 +1 1/4 15257 21+
JUL 03 281 - 81 1/2 281 1/2 277 1/4 280 1/4 +1 23499 458-
SEP 03 266 1/2  - 66 266 3/4 263 1/2 264 1/2 +1/4 4754 56-
            520912 8917-

 

 

 

大豆     --- ギャップ高値寄り付き、高値引け ---

   OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
SEP 02 556 - 55 1/2 558 1/2 548 554 1/4 +2 1/2 23353 505-
NOV 02 538 - 37 542 1/4 533 1/2 541 1/4 +8 1/4 101786 2174-
JAN 03 542 - 41 545 537 544 3/4 +9 20086 199+
MAR 03 541 545 1/2 539 3/4 545 +8 1/4 17395 316-
MAY 03 539 544 538 543 1/2 +8 1/2 28640 264-
JUL 03 538 - 39 543 537 542 1/4 +8 1/2 9588 338+
 
  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
SEP 17840 +190 SEP 2085 +30 SEP 338 1/4 -1/2 118.49 - 118.68
OCT 17120 +230 OCT 2086 +32 DEC 349 1/2 -1 1/2
DEC 16990 +270 DEC 2091 +33 MAR 358 1/4 -3/4
JAN 16950 +270 JAN 2090 +34 MAY 354 3/4 -3/4

 

 

 

 

本日の相場の動き

 

コーンは後場にかけ持ち直し、大豆は売られ過ぎ感から商業筋中心の買いに堅調に推移しそのまま引けた。

コーンは商いボリューム少ないなか商い中盤には現在産地を廻っているプロファーマーの報告でアイオワ南西部のコンディションが予想より良いとの報告がでてファンドの売りを誘い前日よりマイナスレベルでのトレードとなったがその後売られ過ぎ感や大豆相場の堅調に引っ張られ後場にかけ持ち直し、結局前日比若干のプラスサイドで引けた。

大豆はここ数日の下げが行き過ぎとの見方が支配して寄り付きより堅調となり、その後も中国が大豆を7隻買い付けたとの噂が取引所にながれ追加買いを誘ったが、週末にかけての降雨が南西部にありドライエリアに恵みの雨をもたらすとの見方に変わらず上げ幅を抑えた。

本日、ファンドはコーンで4000枚売り越し、そのネットロングを約92000枚とし、また大豆では3000枚売り越しネットロングを約34600枚とした模様。商業筋はコーン・大豆でそれぞれ3000枚、2500枚買い越した。

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部 

過去24時間の降雨。ベルトの約25%の範囲に0.25-1.5インチ、所によっては3-5インチとなった。雨の中心はサウスダコタ、ミネソタ南東部、ウイスコンシン北西部、ネブラスカ東部、アイオワ南部・北西部、ミズーリ北部など。気温については、ベルト南西部域においては平年比高め推移となったが、その他の地域では平年よりやや低め推移となった。 最高気温のレンジとしては70度台中盤より80度台後半となっている。

今後は木曜より土曜にかけてベルトの約60%の範囲で0.5-2.0インチの降雨が予想、ベルト南西部においては日曜にも降雨を見そう。この一連の前線の通過でドライ地域の約半分にも降雨を見ることになりそうだ。 今週の雨、中心はベルト北西部で、総じて南部での範囲は限られる事となる。 気温は週後半上昇見込みにて南部では最高気温も87-96度まで上昇、ベルト北部では80度台中心。 その後日曜より来週にかけては気温は再びクールダウン。ベルト北部では最高気温も70度台までの地域も出てくる。

≪8月の降雨状況は?≫

このところ潤沢に降雨を見ている各地産地の状況であるが、8月ここまでの状況はというと・・・

ベルト東部。インディアナ・オハイオ・ミシガン南部など、相変わらず降水量は不足している。特にオハイオは依然として少ない。一方ドライが新穀であったイリノイについては、このところの豪雨などもあり降水量としては挽回してきている。ベルト西部へいくと、アイオワ・ミネソタ。中西部でも最も現在ウエットといわれる地域が北部アイオワと南部ミネソタ。これら地域ではこの3週間程で、平年比200%レベルの雨量を見ている。

上述のオハイオ、インディアナ南部、ミシガン南東部、ウイスコンシン中南部、アイオワ最東部、等の地域がまだ雨不足状態。各地で降ってはいるものの、地域によって大きな隔たりがある点は注意しておきたいところ。

 

【NOAA 米国各産地6-10日間予報 (8月26日〜8月30日)】 

*引け後の予報

  気温 降水量
西部ベルト N N
東部ベルト N/B B/N

ほぼ中立だが、ベルト東部のややドライについては注意したい。

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ)

 

本日の発表等
ブリッシュコンセンサス (単位 %)

 

  8/20/02 8/13/02 8/6/02 7/30/02 7/23/02
大豆 70 83 74 73 86
大豆油 44 49 46 44 48
大豆粕 64 75 68 64 71
コーン 62 71 61 54 57
小麦 67 80 71 61 68

ほぼ予想の範囲内とされる。

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

農務省の需給発表をはさんだ四連騰(12月限で+27.5セント)に対し今回の15日から昨日まで続いた四日連続の下げ(同-16.5セント)でひとまず市場の買いすぎ感は払拭されたとみる。ファンドのネットロングのポジションも9万枚前半まで整理された。12月限での270セント割れは予想外ではあるが275割れでのプライシング、新規買いは予定通り進めて行きたい。今回のコーンの下げは大豆が天候の回復でコンディションが改善して下げたことによる影響が大きい。しかし、コーンについては先週から今週にかけての降雨やマイルドな気温による好影響は軽微であり収量の改善は疑わしい。逆に今後の各社のクロップサーベイや農務省の生産予想などでコーンのイアーの中身の状況(上部が受粉不成功により実がついていない、また粒数が少ない。)まで考慮されてくれば前回農務省の予想より更に収量が下方修正される可能性がある。

現在、産地を廻っているプロファーマーからの報告ではインディアナ州のコーン収量は114ブッシェル(昨年は141)、ネブラスカ州は93.59ブッシェル(昨年は127.86)となっている。同ツアーの最終集計は当地今週金曜日の朝に発表される予定。

(ダイズ)

現時点で11月限530のブレークはないと見る。昨日の値位置を当面の底値と位置付け、今後の上昇相場に備えたい。

今週の暴落大きく、ネガティブムードからまだ抜け出せない状態ではあるが、勢いづいて下がってくれた分より安いレベルを拾える、位の感覚をもって今後の上げ相場を待ちたいところ。 (A)

 

 

【ご注意】

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)