(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2002年8月28日
| 本日の相場 |
とうもろこし -- 安値寄り付き、安値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| SEP 02 | 261 1/2 - 61 | 261 1/2 | 259 1/4 | 259 1/2 | - 1 3/4 | 46618 | 8928- |
| DEC 02 | 272 3/4 - 72 1/4 | 272 3/4 | 270 | 270 1/4 | - 2 | 321557 | 1631+ |
| MAR 03 | 278 1/2 - 78 1/4 | 278 3/4 | 276 | 276 1/4 | - 2 | 68028 | 1357+ |
| MAY 03 | 281 | 281 | 278 1/2 | 278 3/4 | - 1 3/4 | 15987 | 376+ |
| JUL 03 | 280 | 280 | 278 1/4 | 278 1/2 | - 1 1/4 | 23557 | 135+ |
| SEP 03 | 264 | 264 | 262 1/2 | 262 1/2 | + 0 | 5171 | 94+ |
| 503591 | 5146- |
大豆 --- 高値寄り付き、安値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| SEP 02 | 564 - 64 1/2 | 565 | 558 | 559 1/2 | - 3 1/4 | 12526 | 354- |
| NOV 02 | 548 - 47 | 548 | 540 1/2 | 542 3/4 | - 1 3/4 | 98643 | 217+ |
| JAN 03 | 548 - 47 1/2 | 549 | 542 1/2 | 544 1/2 | - 1 | 21475 | 88- |
| MAR 03 | 547 - 47 1/2 | 548 | 542 1/2 | 544 1/4 | - 1/4 | 17405 | 62+ |
| MAY 03 | 544 1/2 - 45 | 545 1/2 | 541 | 543 1/4 | + 3/4 | 28699 | 323+ |
| JUL 03 | 544 | 544 | 540 1/2 | 542 | + 1 | 9314 | 338+ |
| 192213 | 635+ |
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT | CHG | NY-YEN | |||
| SEP | 18040 | +170 | SEP | 2066 | -11 | SEP | 355 1/4 | + 2 3/4 | 118.03 - 118.58 |
| OCT | 17250 | +20 | OCT | 2065 | -10 | DEC | 366 | + 1 1/2 | |
| DEC | 17030 | -40 | DEC | 2067 | -9 | MAR | 373 | + 1 | |
| JAN | 16980 | -60 | JAN | 2064 | -8 | MAY | 364 | + 1 |
| 本日の相場の動き |
コーン・大豆
コーン : 韓国が104000トンの中国メイズを買った模様。また日本が中国メイズを買ったという噂もあり、これらがマーケットにネガティブに作用した。さらに、クロップコンディションに対する改善期待もファンドが連休を前にしてポジションの調整をかける材料とされ、寄り付きから一貫して安値での取引となるが、下げ幅は限られる。12月限に関して言うと2.75セントという極めて狭いレンジ内での取引となり、270セントを割ることはできなかった。
大豆 : 朝発表されたNOPA月間搾油報告はほぼ予想通りだったが、インド政府がパームオイルにかかる輸入関税を現行の65%から30%に引き下げることを検討しているとの報告などを材料に買いが先行し、寄り付きは高値での取引となる。さらにカーギルが中国向けの輸出商いのヘッジとしてに11月限1,000コントラクトを買ったという噂が囁かれ、買いに拍車がかかった。しかし昨日話にでていたブラジルでのトラック業者のストが中断されたとの報と、切り落ちを前にポジションの整理が行われたため、期近9月限が値を下げると、連休前ということもあり、他のの限月もそれにつられて徐々に値を下げた。結局各限月ほぼ本日の安値圏にて引けを見た。
本日のファンドの動きはコーンで2,500コントラクト、大豆で1,800コントラクトの売り越しと言われている。
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国中西部
昨日は大抵の地域で温暖、少雨であった。雨はベルトの西端に限定的に降り、雨量は0.10-0.5、所により4.0インチ、範囲はベルトの10%程度であった。雨は今日から3日間はベルトの北西部1/3の地域に限定的に降るが週末には雨雲が東部1/4の地域にまで移動する。雨量は合計で0.25-0.75、ところにより1.5インチで、範囲はベルトの40%程度になる。気温は平年より高目となる予報で、最高気温は70度台後半から80度前後。
現時点で水分が不足しているのはベルトの35%程度で、主にベルトの東部地域。週末にはこの地域にも降雨を見る。ベルトの西半分では現在大豆のPOD-FILLINGに取って十分な土壌水分が存在する。また、間もなくすると大豆は成熟期に入り、逆にドライな天候が必要とされる。
(6-10日後)
気温は平年より高目。これは成熟期に入るコーン・大豆に取って恵みとなる。西部では平年以上の降雨予報が出ているが、これは大豆にとってはもはや恵みの雨ではない。この時期降りすぎると鞘を台無しにしてしまう恐れがある。霜害の心配は今のところなさそうである。
(11-15日後)
気温は平年並みかやや低め。降雨は平年以上。ベルト西部ではクロップが成熟期を迎えるにあたり、あまり雨が降るとよくない。この時期ではまだ霜害の心配はない。
【NOAA 米国各産地6-10日間予報 (9月1日〜9月5日)】
*引け後の予報
| 気温 | 降水量 | |
| 西部ベルト | DELAYED | DELAYED |
| 東部ベルト | DELAYED | DELAYED |
米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ)
| 本日の発表等 |
| 1) センサス月間搾油報告 |
(単位 : ショートトン、 オイル ⇒ 1千ポンド)
| 7月 (2002年) | 6月 (2002年) | 7月 (2001年) | |
| 搾油量 | 3,892,596 | 4,037,673 | 4,008,900 |
| 粕生産量 | 2,861,037 | 2,969,948 | 3,043,100 |
| 粕在庫 | 268,446 | 294,370 | 297,900 |
| 皮生産量 | 222,591 | 224,184 | 213,500 |
| 皮在庫 | 33,913 | 48,975 | 40,200 |
| 粕・皮在庫 | 202,359 | 343,345 | 338,100 |
| 油生産量 | 1,460,305 | 1,506,121 | 1,525,600 |
| 油工場・倉庫在庫計 | 2,632,945 | 2,615,696 | 2,895,472 |
| 工場在庫 | 1,961,998 | 2,036,663 | 2,057,300 |
予想の範囲内にてニュートラル
| 2)ブリッシュコンセンサス (単位 %) |
| 8/27/02 | 8/20/02 | 8/13/02 | 8/6/02 | 7/30/02 | |
| 大豆 | 75 | 70 | 83 | 74 | 73 |
| 大豆油 | 44 | 44 | 49 | 46 | 44 |
| 大豆粕 | 67 | 64 | 75 | 68 | 64 |
| コーン | 62 | 62 | 71 | 61 | 54 |
| 小麦 | 73 | 67 | 80 | 71 | 61 |
ほぼ予想の範囲内とされる。
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン)
今日聞いた話では、今週イリノイのある大きな農家が(まだ水分が高い段階で)早くも収穫を終え、結果単収は143BU/ACREだったという。また、このフィールドの過去平均単収は175.8BU/ACREだったという話しだ。ということは例年比較81.3%ということになる。過去4年間のイリノイの単収を平均すると146BU/ACREであるのに対して、8月に発表されたイリノイの単収はその95.9%、140BU/ACREであった。もちろん、この1つの例をとって全てを語るのはナンセンスなことであるが、現時点で発表されている予想イールドがCONSERVETIVEなものであることを裏付ける1つの例のような気がしてならない。なぜなら、私をそう思わせるほどここ最近回ってきたフィールドの状態が悪かったからだ。
以上、単収に関しては多少主観的な意見であるにしても、今年度の米国国内のタイトな需給に関してこの先大きく緩和されることは考えがたいのに加え、カナダの小麦の減産や、南米ではより外貨交換性の高い大豆の作付意欲が旺盛であることなどを考えると下値は限られ、相場上昇リスクの方が大きいと考える。期近はファンドのポジション調整により多少弱含む場面が続くにしても深追いは禁物。今の値位置だと12月限のプライシングはなるべく進捗させておくべきと考える。 (K)
(ダイズ)
来週月曜日はレイバーディで今週末より三連休となる。相場を今のレベルより大きく動かす新規の材料にかけコーンと同様にポジション調整的な動きが今週は続いている。本日もファンドが約2000枚売り越しネットロングを約34000枚程度まで減らしてきている。週末までの明日、明後日も本日と同様にファンドの利食い売りが先行して軟調相場を予想する。
昨日も述べたように連休明けの相場は大豆の需給の見直し、収穫時期の天候(早霜懸念)、南米の作付け前の天候などが焦点となってくる。クロップコンディションの改善はある程度みたものの収穫までには早霜、収穫期の多雨など超えなければならないハードルがまだ残されている。調整局面で530セント(11月限ベース)まで下げた場合は下値リスクを520セントまで置いて徐々にプライシングあるいは長期アップトレンドを睨んだ買いを再度仕掛けて行きたい。ブラジル大豆48百万トン、アルゼンチン大豆30百万トンが来期達成されるまでにはまだまだ米国大豆以上に不確定要素(作付け前天候、作付け資材の調達動向、現地通貨の動向、生育期の天候など)が多い。 (H)
【ご注意】
弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。
(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)