(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2002年8月30日
| 本日の相場 |
とうもろこし -- 安値寄り付き、本日の高値圏での引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| SEP 02 | 257 1/2 - 57 | 260 1/4 | 256 1/4 | 259 1/2 | +3 | 19627 | 13532- |
| DEC 02 | 267 1/2 - 67 | 268 3/4 | 265 3/4 | 268 | +1 1/4 | 327339 | 6249+ |
| MAR 03 | 273 1/2 - 73 | 274 1/2 | 271 3/4 | 273 3/4 | +3/4 | 71669 | 2422+ |
| MAY 03 | 276 1/4 - 76 | 277 1/4 | 274 3/4 | 277 | +1 1/4 | 17362 | 1055+ |
| JUL 03 | 275 - 75 1/4 | 276 1/2 | 273 3/4 | 276 | +1 1/4 | 23620 | 211+ |
| SEP 03 | 260 | 261 | 259 1/2 | 260 1/2 | +1/2 | 5441 | 230+ |
| 488313 | 2859- |
大豆 --- しっかりに寄り付き、本日の高値圏での引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| SEP 02 | 556 1/2 | 560 | 553 1/2 | 559 | +3 3/4 | 10321 | 1800- |
| NOV 02 | 541 1/2 - 40 | 545 1/2 | 539 1/4 | 544 3/4 | +5 3/4 | 99273 | 259- |
| JAN 03 | 541 1/2 | 546 1/2 | 540 1/2 | 546 | +6 1/4 | 22229 | 653+ |
| MAR 03 | 541 - 40 1/2 | 548 | 540 1/2 | 547 1/4 | +8 | 18498 | 945+ |
| MAY 03 | 540 | 546 | 539 | 545 | +7 | 29085 | 318+ |
| JUL 03 | 539 1/2 - 39 | 544 | 538 1/2 | 543 | +6 1/4 | 9790 | 458+ |
| 193479 | 394+ |
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT | CHG | NY-YEN | |||
| SEP | 18160 | +140 | SEP | 2064 | +43 | SEP | 362 1/4 | +7 | 118.16 - 118.71 |
| OCT | 17310 | +140 | OCT | 2065 | +40 | DEC | 370 | +6 | |
| DEC | 17020 | +100 | DEC | 2072 | +45 | MAR | 377 1/2 | +8 1/4 | |
| JAN | 16950 | +70 | JAN | 2072 | +45 | MAY | 367 3/4 | +7 3/4 |
| 本日の相場の動き |
コーン・大豆 セッション後半小麦市場の急騰に押され大豆・コーンともにプラスサイドで引けた
コーンは朝方より昨日からのフォロースルー売りに押されマイナスサイドでの取引がしばらく続いたが、本日の9月限に対するファーストデリバリー通知が予想(800〜1500枚)に対して62枚しか出されなかったことが好感され期近から買戻しが入った。その後、レイバーデイ休暇を前にして商いは薄いながらも、カナダが小麦・菜種の輸出を今後停止するのではとの噂が流れ小麦市場に火がつき、また大豆油・大豆市場にも飛び火し、コーンピットでも各市場の盛り上がりに押されマイナスサイドの取引からプラスサイドに押し戻された。セッション中にAllendale Inc.社がコーンの生産予想を87億9百万ブッシェルと発表したことも好感された。(農務省8月では88億8千6百万、プロファーマーレポートでは86〜87億2千万ブッシェルと予想されている。)
大豆はカナダが小麦・菜種などの作物の減産により同農産物の輸出を停止するのではないかとの噂が市場に流れ、小麦市場、大豆油市場が高騰をみせたこと、また午後の天候予想では来週はホット&ドライ気味の天候となり西部ベルトでの影響は少ないものの東部ベルトでは大豆の作柄には若干の悪影響がでるとのアイデアからサポート材料となった。
本日、ファンド筋はコーン・大豆各1000枚・1200枚の買い越しとし、ネットロングを各79000枚・30000枚程度とした模様。商業筋はコーンはイーブン、大豆は500枚の売り越しとした。
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国中西部 ---東部での降雨は限定的、高めの気温は成熟を促進---
昨日は引き続きベルト北西端にて降雨を見た。雨量は0.25-0.75インチにて、範囲はベルトの約10%程度。この雨雲は週末を通じてベルトの北西部1/4の地域に雨をもたらす。また、ベルトの東部1/4の地域でも限られた雨が降るだろう。雨量は0.25-1.0インチで、範囲はベルトの約30%程度。気温は平年より高目で、最高気温は70度台後半から90度台前半。
週末にかけての高めの気温はクロップの成熟を促進させるのに有益となる。ベルト東部の大豆に関しては未だ水分不足によるイールドロスの懸念が残されている。
(6-10日後)
中西部では気温は平年を上回りコーン・大豆の成熟を促進する。また西部ベルトでは降雨が予想されているが両作物にとってはいまや有益でもダメージを与えるものでもない。早霜の可能性があるのは最北部プレーンのみでだがあったとしても大きなダメージは発生しない。
(11-15日後)
中西部では平年並みの涼しい気温となるだろう。降雨も平年並みを予想。中西部一帯に早霜の発生する確率はゼロ。
【NOAA 米国各産地6-10日間予報 (9月5日〜9月9日)】
*引け後の予報
| 気温 | 降水量 | |
| 西部ベルト | A | N/A |
| 東部ベルト | A | N/A |
中立か、やや弱気な材料となる。
米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ)
(中国の天候)
来週月曜、火曜日(9月2日、3日)に黒龍江省、吉林省などに寒気が入り込み気温は33-45F(1-7C)まで下がる可能性がある。通常、20F(-1C)以下にならないと広範囲にわたる霜の被害は出ないが月曜、あるいは火曜日の朝には所々でまだ完熟していないコーン・大豆に早霜の被害がでる可能性がある。仮に広範囲に霜の被害があった場合はコーン・大豆の現在までの生育段階から全体の3分の1程度に被害が及ぶ可能性がある。来週水曜日以降(9月4日)は寒気団は北部太平洋岸に移動して霜の可能性はない。
(--中国産地での霜被害が来週休み明けに確認されれば相場には大きな強い材料となる。特にコーン市場では中国の新穀の販売なども下げる段階で弱材料としてとらえられて来たことから、相場が反転する材料となる.--)
| 本日の発表等 |
| 1 コミットメントオブトレーダーズ AUG27/02 |
(単位 : コントラクト)
| オプションなし | ⇔ 事前予想 | オプション込み | |
| 大豆 | ロング 33,312 | ロング 36,000 | ロング 32,504 |
| 大豆粕 | ロング 17,875 | ロング 22,300 | ロング 14,221 |
| 大豆油 | ロング 37,815 | ロング 30,600 | ロング 33,912 |
| コーン | ロング 88,572 | ロング 101,000 | ロング 70,587 |
| 小麦 | ロング 29,516 | ロング 31,900 | ロング 31,734 |
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン・ダイズ)
本日引け後に発表された8月27日現在のコミットメントオブトレーダーズでコーン・ダイズともに予想を下回るファンド筋のネットロングが確認された。27日以降もファンドのロング整理が続き本日現在、コーン・ダイズ各79000枚、30000枚のネットロングと推定されている。相場がジリジリと下げ初めてコーンで約3万枚のロングが整理された格好。レイバーデー明けの市場には強材料となる。本日はコーン・ダイズ以外の他市場(小麦・ダイズ油)の高騰に刺激されて両市場ともにクローズ直後に買い戻しが入って上げた。コーン・ダイズともに今週は独自の材料で上値を築く材料にかけた。
レイバーデー明けの市場は米国での収穫に向けての天候予想、クロップレーティング(コーンは変わらずの予想、ダイズは1〜2ポイントGOOD/EXCELLENT CATEGORYが改善予想)、や各プライベートの生産予想などが注目されてくる。
コーンは12月限ベースで下値リスクとした265セントに近づいた。ファンドのネットロングの減少(本日で推定79000枚)から連休明けに予想外の弱材料が出ないかぎりは更なるロング整理はないと考える。今月12日の農務省の需給発表前の値位置に近づいており、このレベルよりショートを仕掛ける理由は考えにくい。今後は収穫期を控えた天候(早霜、多雨、強風による倒れ−−−今年は茎の弱さが目立つ。)、カナダ小麦・大麦の収穫動向、中国北部の早霜懸念などなど超えなければならないハードルは少なくない。このレベルでのプライシング、新規買い、ショートの買戻しは確実に行なって行きたい。
ダイズについては天候の改善によりある程度の収量アップは期待できるものの既に相場には折込み済みとみる。本日の市場でも注目されたカナダの菜種の大減産による輸出停止の噂、更には南米ダイズの大増産がはたして計算とおりとなるのかなど堅調なデマンドサイドに比べサプライサイドの不確定要素が多い。特に昨日も述べた南米の生産の”振れ”が大きく今後のダイズ相場を左右しそう。11月限で530を下値リスクと置き出来れば530台でのプライシング、新規買い、ショートカバーを勧める。 (H)
【ご注意】
弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。
(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)