(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2002年9月4日
| 本日の相場 |
とうもろこし -- わずかに高値寄り付き、高値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| SEP 02 | 267 - 66 3/4 | 271 1/2 | 265 3/4 | 270 1/2 | + 4 3/4 | 10824 | 1938- |
| DEC 02 | 275 1/4 - 75 | 279 3/4 | 274 1/4 | 278 1/2 | + 4 1/4 | 333407 | 3966+ |
| MAR 03 | 280 3/4 - 81 | 285 3/4 | 280 1/4 | 284 1/4 | + 4 | 75602 | 2700+ |
| MAY 03 | 283 1/4 - 83 1/2 | 288 | 282 3/4 | 286 1/2 | + 4 | 17808 | 250+ |
| JUL 03 | 281 1/4 - 81 3/4 | 286 | 281 | 284 1/2 | + 3 3/4 | 23892 | 62- |
| SEP 03 | 265 3/4 - 65 1/4 | 268 1/2 | 265 | 267 1/4 | + 2 1/2 | 5571 | 118+ |
| 490703 | 5033+ |
大豆 --- ほぼ変わらず寄り付き、やや高値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| SEP 02 | 560 | 565 | 556 1/2 | 563 1/4 | + 3 1/2 | 9568 | 676- |
| NOV 02 | 548 1/2 - 550 | 555 1/2 | 547 1/4 | 552 3/4 | + 3 1/4 | 102995 | 3430+ |
| JAN 03 | 551 - 550 1/2 | 556 3/4 | 549 | 554 1/4 | + 3 1/4 | 22686 | 33- |
| MAR 03 | 551 1/2 | 558 | 549 | 555 1/4 | + 3 3/4 | 19842 | 328+ |
| MAY 03 | 548 1/2 | 555 1/2 | 548 | 553 1/4 | + 3 1/4 | 29416 | 250+ |
| JUL 03 | 548 1/2 | 555 1/2 | 548 1/2 | 552 3/4 | + 3 1/4 | 10094 | 227+ |
| 198759 | 3348+ |
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT | CHG | NY-YEN | |||
| SEP | 18240 | +40 | 2045 | +1 | 379 | +12 | |||
| OCT | 17510 | +60 | 2042 | +1 | 386 1/4 | +12 | |||
| DEC | 17350 | +130 | 2045 | +0 | 390 3/4 | +11 | |||
| JAN | 17300 | +140 | 2046 | +1 | 379 1/4 | +7 3/4 |
| 本日の相場の動き |
コーン
小麦の上げにも煽られコーンも力強く上げる
本日も相場の牽引役は小麦市場という事になる。コーンは静かに寄り付くもギャップをつけて高値引けした昨日の相場の流れをきれいに引継ぎ、本日も序盤からしっかりとした展開となる。12月限は寄り付きの275レベルからすぐに値位置を277-278レンジへ上げ昼前まではほぼ同レベルでの狭いレンジ取引となった。しかし小麦市場の活況に煽られるかのように、昼前からもう一段の上げを試みる。280寸前の279.75(本日の高値)を付けたところで、調整売りに引け前値を下げることにはなったが、各限月とも軒並み4セント前後値を上げ、本日の取引を終了した。
(本日の材料)
−昨日引け後の農務省クロップコンディションレポート。1ポイントの悪化はやや強材料とされた。
−輸出成約も旺盛。韓国KFA156,000トン(オプショナル+中国産)その他にも韓国の67,000トン中国産コーン買付け。台湾の約80,000トンの米国産テンダー見込み。
−先週までの調整局面にて十分に売り込まれたと認識されたテクニカルな買い上がり(実際に昨日時点でOPEN
INT.は約5000枚増加しており、更なる買いを誘う形となった)。又圧倒的に売り手不在となっている。
−小麦が本日も強かった。テクニカルにも買いに拍車がかかりほぼ全限月において約定高値。4年ぶりの高値を実現している。
小麦が高い。米国春小麦産地でのウエット、期待される冬小麦産地での極度なホット&ドライ。同時に豪州の天候。売り手不在に市場は益々「良質小麦」供給への不安感を募らせている。コーン以上にタイトな需給バランスがこの先更に市場を脅かす事にもなり得る。
ダイズ
昨日比ほぼ変わらずで寄り付くも、小麦・コーン市場に押された格好。11月限は548台での寄付き後、すぐに取引レンジを550-552へ上げる。コーンと同様正午頃までは一貫してそのレベル、上下2セントの範囲内での取引幅に限られた。しかし、小麦・コーンに引っ張られるように終盤高値を目指す展開となる。555.50を付けた後は調整売りを浴び値を戻しての引けとなったものの、昨日比軒並み3セント強の高値で取引を終了している。
(本日の材料)
−昨日の農務省のクロップコンディションレポート。改善期待が市場にはあっただけにやや強材料とされた。
−台湾の米国産ダイズ12,000トンテンダー予定。
−中国の米国産ダイズ2杯(約10万トン)買付けの噂
−コーンに同じく売り手不足。取引量はそれ程大きくなかったものの、しっかりと値を上げる展開となった。
本日のファンドの動き、コーンは2000枚、大豆1500枚、小麦は3500枚の買い越しであったと見られる。
≪ FC STONE の発表数値 ≫ (引け後の発表)
本日引け後にFCSTONE社の数値が発表された。(単位:十億ブッシェル)
| 今月数値 | 先月数値 | 農務省8月数値 | |
| コーン | 8.875 (125.0) | 9.032 (125.3) | 8.886 (125.2) |
| 大豆 | 2.678 (37.19) | 2.699 (37.44) | 2.628 (36.5) |
収穫面積については、8月の農務省数字(コーン71.0百万、大豆72.0百万エーカー)をそのまま使用。
コーンは同社先月の数値から更に下方修正。大豆もわずかに下方修正。
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国中西部
昨日は殆どの地域でドライ、気温も高め推移となった。今週は今後もドライ傾向継続。降雨はベルト北西部の一部にとどまり雨量にして0.10-0.50インチ、10%のカバーにとどまると見られる。気温は70度後半より90度半ばにかけて。やはり平年並み〜高め推移が継続する見込み。
(6-10日後)
依然として平年比高めの気温推移は継続。北部地域を含め今のところ早霜関係の懸念はなされておらず。北部プレーン地域はややウエットな状態が続いており春小麦の収穫に一部支障を来たしている模様。
(11-15日後)
引き続き気温は平年並みから平年以上。降雨予報についても限定的で似たような天候パターンが継続。この天候パターンは作物の成長、完熟を促進するのに役立つとも言われる。早霜懸念、現時点では示唆するニュースなし。
【NOAA 米国各産地6-10日間予報 (9月10日〜9月14日)】
*引け後の予報
| 気温 | 降水量 | |
| 西部ベルト | A | B/N |
| 東部ベルト | A | B/N |
中立からややサポーティブ。
米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ)
(中国の天候)
昨日低温に脅かされた産地北部地域であったが、この先日曜にかけては気温は平年並みまで回復。早霜等の懸念はない。来週月火と気温は再び下がると見られるが、最低気温が32度までいくものでもなく、その程度は軽いと見られる。
| 本日の発表等 |
| 1)ブリッシュコンセンサス (単位 %) |
| 9/3/02 | 8/27/02 | 8/20/02 | 8/13/02 | 8/6/02 | |
| 大豆 | 77 | 75 | 70 | 83 | 74 |
| 大豆油 | 41 | 44 | 44 | 49 | 46 |
| 大豆粕 | 67 | 67 | 64 | 75 | 68 |
| コーン | 63 | 62 | 62 | 71 | 61 |
| 小麦 | 79 | 73 | 67 | 80 | 71 |
ほぼ予想の範囲内とされる。
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン)
昨日と意見変えず、12月限で265セントの固い底値を先週確認したなか、このレベルからの売りはしばらく控え、再度265〜270セントの下げが再び実現すれば追加プライシング、新規買いを仕掛ける。短期的に285セントの高値をみればそこは一旦は売り場となり、追加のプライシングは控えたい。中長期的には300〜310セントを予想する。
9月の農務省の需給発表を睨んだ神経質な展開を予想する。本日はファンドは買い手に廻っており、ネットロングを約80000枚とした。また、コーン独自の材料に乏しく本日も小麦市場の急騰に支援されファンドの買いを誘った。8月12日の農務省の強気の需給発表後つけた高値を一気に抜き去るにはその材料に欠ける。9月の需給発表を前に一進一退の動きが続くが徐々に下値を切り上げて行く方向となる。 (H)
(大豆)
見方変わらず。相場は2週間前までの調整局面で付けた11月限530以降徐々にレンジを上げ始めており、今後も基調は変わらず。540前半までの調整を伴いながら今はゆっくりと次のステージへの移行場面。シカゴ市場では現在取り組みは再び増加し始めており、現レベルからの新規買いが見られるようになっている。5ドル後半〜6ドルにかけての攻防も近いうちにやってくる。(A)
【ご注意】
弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。
(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)