(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2002年9月5日
| 本日の相場 |
とうもろこし -- わずかに高値寄り付き、やや高値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| SEP 02 | 270 - 69 3/4 | 272 1/2 | 268 | 272 | + 1 1/2 | 8254 | 2570- |
| DEC 02 | 277 3/4 - 78 | 281 | 276 1/4 | 280 1/2 | + 2 | 335566 | 2159+ |
| MAR 03 | 284 - 84 1/4 | 286 3/4 | 282 1/4 | 286 1/2 | + 2 1/4 | 77136 | 1534+ |
| MAY 03 | 286 1/4 - 86 1/2 | 288 1/2 | 284 1/4 | 288 1/4 | + 1 3/4 | 18223 | 415+ |
| JUL 03 | 283 1/2 - 83 3/4 | 286 1/4 | 282 3/4 | 285 3/4 | + 1 1/4 | 24098 | 206+ |
| SEP 03 | 267 3/4 | 269 | 266 1/2 | 268 1/2 | + 1 1/4 | 5570 | 1- |
| 492484 | 1781+ |
大豆 --- やや高値寄り付き、やや高値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| SEP 02 | 563 1/2 - 63 | 568 1/2 | 560 | 565 1/2 | + 2 1/4 | 8505 | 1063- |
| NOV 02 | 553 - 52 1/2 | 558 | 549 1/4 | 557 1/4 | + 4 1/2 | 101761 | 1234- |
| JAN 03 | 554 1/2 | 560 | 551 1/4 | 559 1/2 | +5 1/4 | 22931 | 245+ |
| MAR 03 | 555 - 55 1/4 | 561 | 552 1/2 | 560 1/2 | +5 1/4 | 19956 | 114+ |
| MAY 03 | 553 1/2 - 53 | 559 | 551 | 558 3/4 | + 5 1/2 | 29723 | 307+ |
| JUL 03 | 552 3/4 | 558 1/2 | 551 | 558 1/4 | +5 1/2 | 9986 | 108- |
| 197069 | 1690- |
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT | CHG | NY-YEN | |||
| SEP | 18290 | +50 | SEP | 2017 | -28 | SEP | 386 1/2 | + 7 1/2 | |
| OCT | 17730 | +220 | OCT | 2018 | -24 | DEC | 393 | + 6 3/4 | |
| DEC | 17630 | +280 | DEC | 2021 | -24 | MAR | 398 1/2 | + 7 3/4 | |
| JAN | 17600 | +300 | JAN | 2025 | -21 | MAY | 384 1/2 | + 5 1/4 |
| 本日の相場の動き |
コーン
主役は小麦。再び小麦の動きに同調してコーン・ダイズとも後半にはプラスサイドで引ける。
3日連続で小麦市場の動きに同調した動きとなった。小麦市場で期近限月としては5年振りの高値である387-1/2を記録するなど本日も小麦市場が堅調なスタートとなった。コーンもこれにつられ寄り付きは下押ししたものの小麦市場の高騰に直に持ち直しプラスサイドでの動きとなった。その後、小麦市場で買われ過ぎ感から値を下げる場面でもコーンは素直に同調して再度マイナスサイドまで売られたが、引けにかけて小麦が値を持ち直すとコーンもこれにつられ結局プラスサイドで引けた。
コーン市場では12日の農務省の発表で収量、生産量が8月のレポート比下方修正されるのではとの見方、またFC STONE社の発表で収量が8月の農務省の発表数値を上回らなかったことも好感された。(FC STONE 125BU/ACRE, USDA 8月 125.2/BU/ACRE)
PRUDENTIAL社のコーン生産予想、収量予想
8,763million bushel (USDA 8月予想 8,886million bushel)
123.6bushel per acre (USDA 8月予想 125.2bushel/acre)
ダイズ
ダイズもとなりの小麦・コーン市場の動きに翻弄され、プラス・マイナスサイドでの動きが続いたが引けにかけて小麦の再上伸やコーンの堅調に押されて結局本日の高値圏での引けとなった。11月限は2週間振りの高値をみた。現在続いている平年を上回る気温、ドライ気味の天候が東部地区のダイズに悪影響を及ぼすとの見方も一部にはあり市場の強材料となった。
PRUDENTIAL社のダイズ生産予想、収量予想
2,680million bushel (USDA 8月予想 2,628million bushel)
37.2bushel per acre (USDA 8月予想 36.5bushel/acre)
(本日ファンド筋はコーン・ダイズで各2000枚買い越した模様。各ネットロングは82000枚・32500枚。)
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国中西部
昨日は概してドライで高温となった。今週にかけてはこの平年を上回る気温、ドライ天候が続くが、北西部の限られた地域で今後2日にわたり降雨がありそう。気温は平年を大きく上回り70度後半〜90度半ば程度となろう。この高温傾向は作物の完熟を引き続き促進する。東部ベルトのドライな地域ではこの高温、ドライ天候により悪影響を受けるが鞘入れ時期が完了しつつある今収量に与える影響は少ない。
(6-10日後)
中西部全体で平年を大きく上回る天候が続き、コーン・ダイズの成熟を促進する。降雨は少なく、この時期早霜の心配はない。
【NOAA 米国各産地6-10日間予報 (9月11日〜9月15日)】
*引け後の予報
| 気温 | 降水量 | |
| 西部ベルト | A | A |
| 東部ベルト | A | B/N |
中立からややサポーティブ。
米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ)
| 本日の発表等 |
| 1) 週間輸出成約高報告(8月29日の週) (単位:千トン) |
発表は明日朝に延期になった。
| 2) 週間輸出高 (8月29日の週) (単位:千トン) |
発表は明日朝に延期になった。
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン)
3日連続で他市場(小麦市場中心)に影響を受けた格好となった。短期的にはコーン自身で8月12日の農務省の需給予想後につけた高値を更新する新規の強材料はなく、この三日間での10セントを上回る上げはお隣の小麦市場の上げに刺激されたOVERBOUGHTと考え、明日以降は軽度のセットバックを予想する。12日の農務省の発表では8月の生産量から下方修正されるとの見方が強い。しかし、一方では米国内飼料用需要や輸出が同じく下方修正されることも考慮する必要があり、このデマンドサイドの減少が今後サプライサイドの減少とどのように均衡して行くのかが今後の価格動向を占うポイントとなろう。昨日、韓国が中国コーンを10万トン買い付けしており、また明日金曜日は16万トンのテンダーを控えている。中国が韓国市場のみならずこの勢いで日本や東南アジア向けコーン市場で米国に取って代わるようであればこれは再度コーン市場の頭を押さえる材料となってこよう。
昨日と意見変えず、12月限で265セントの固い底値を先週確認したなか、このレベルからの売りはしばらく控える。明日から来週にかけて再度265〜270セントの下げが再び実現すれば追加プライシング、新規買いを仕掛ける。短期的に285セントの高値をみればそこは一旦は売り場となり、現在の280レベルでは追加のプライシングは控えたい。中長期的には300〜310セントを予想する。(H)
(大豆)
目先のセットバックのタイミングで11月限の540台は確実に抑える方針。
コーン・小麦・カノーラ等油糧種子・・・大豆以外にもあらゆる農作物が各国における今年同時に発生している異常気象で減産を強いられ、徐々に貿易構造に変化が見えてきている。各方面からこれらの情報を聞くにつけ、日に日に私の心はより大きな不安にかられる。現在の調子でいけば、大豆の6ドル、小麦の4ドル、コーンの3ドル相場の日はかなり差し迫っていると思ったほうが良い。この「6-4-3」を見る前に多少のセットバックを減レベルから見るならば、そこは大きなチャンスとなってくる。
さて、米国農務省は8月の予想でも何故かブラジルの生産量を4350万トンから下方修正してこなかった。(新穀については4700から4800万トンに上方修正しているが) この数値には今年同国で大量に発生したファンガスによる「喪失した大豆」の統計が未だ正確に把握されていないからだという話も受けている。推定でもその数値は2百万トンレベルに達すると見られる。これが9月の農務省発表で反映されるかどうかはわからない。只、どこかのタイミングで必ず下方修正されてくるはずである。もうひとつ。このファンガスによる影響は同国の新穀にも影響を及ぼす点は要注意である。現在の4800万トンという大きな数値には、このファンガス問題、この先の天候問題、その他様々なハードルがあることは大いに留意すべき点である。プラス米国大豆の需給バランス(在庫率はほんの6%レベル)からくる需要拡大等‥。
今年度の相場、こんなレベルでは終われない。(A)
【ご注意】
弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。
(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)