(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2002年9月19日
| 本日の相場 |
とうもろこし -- やや安値寄付き。安値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| DEC 02 | 270 1/4 - 71 | 271 | 266 1/2 | 266 3/4 | - 5 3/4 | 325774 | 2389- |
| MAR 03 | 276 3/4 - 77 1/4 | 277 1/2 | 273 1/2 | 273 3/4 | - 5 1/2 | 98471 | 3208+ |
| MAY 03 | 280 1/4 - 80 3/4 | 280 3/4 | 277 1/4 | 277 1/2 | - 4 3/4 | 25188 | 1545+ |
| JUL 03 | 280 3/4 - 80 1/2 | 280 3/4 | 277 1/2 | 277 1/2 | - 4 1/4 | 30373 | 2811+ |
| SEP 03 | 265 1/4 | 267 | 264 | 264 | - 2 | 6377 | 14+ |
| DEC 03 | 253 3/4 | 256 | 253 1/4 | 254 1/2 | + 1/4 | 21663 | 23- |
| 511308 | 5163+ |
大豆 --- やや高値寄り付き。安値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| NOV 02 | 574 - 73 1/4 | 575 | 563 | 564 | - 8 | 101202 | 624+ |
| JAN 03 | 577 3/4 - 77 | 577 3/4 | 566 3/4 | 567 1/2 | - 8 1/2 | 27817 | 1237+ |
| MAR 03 | 578 1/2 - 78 | 578 1/2 | 568 1/2 | 569 1/4 | - 7 3/4 | 24985 | 759+ |
| MAY 03 | 576 | 576 | 567 | 567 3/4 | - 7 1/2 | 31562 | 51+ |
| JUL 03 | 577 - 77 1/2 | 577 1/2 | 567 | 567 1/2 | - 7 1/4 | 11826 | 282+ |
| AUG 03 | 564 | 564 | 560 | 561 1/2 | - 6 | 572 | 1- |
| 203847 | 3233+ |
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT | CHG | NY-YEN | |||
| NOV | 18210 | - 230 | OCT | 1965 | - 18 | OCT | 395 1/2 | - 17 1/2 | 121.15 - 121.54 |
| JAN | 18210 | - 250 | DEC | 1972 | - 15 | DEC | 397 1/2 | - 15 1/4 | |
| MAR | 18210 | - 230 | JAN | 1984 | - 16 | JAN | 376 1/2 | - 16 | |
| MAY | 18160 | - 220 | MAR | 1997 | - 15 | MAR | 250 1/2 | - 10 1/4 |
| 本日の相場の動き |
コーン 収量改善の噂にファンドの大量ロング整理がでて大きく値を下げる、テクニカル面での弱さも後半の売りを加速した
本朝発表された週間輸出成約高で予想を上回る数字(105万トン)が確認されたものの、相場の支援材料とはならず逆に今週前半より続くファンドのロング整理売りに押され軟調に始まった。その後40日移動平均値である270-1/2(12月限)がブレークされるといっそうファンドの売りが加速して一気に270セントを割り込み、後半になりスパークスが非公式ながらコーンの収量は農務省の9月の発表数字である125.4ブッシェルより3〜4ブッシェル上回るとのコメントを出したことが市場に広まりファンドの売りを一層加速させた。市場ではこのコメントに、もしこれが実現性の高い収量であれば生産量は90億ブッシェルを超え今までの需給を一変させるとして大きな弱材料としてとらえられた。ファンドの売り圧力により12月限で268〜269セントのギャップも簡単に埋められ、また本日の安値圏での引けとったことがテクニカル面での地合いの弱さを印象付けた。
ダイズ コーン・小麦の急落に影響され商いボリュームは比較的少ないなかファンドの利食い売りにより大きく下げた
コーンと同様に朝方発表された週間輸出成約高が62.8万トンとなり事前の予想レンジの50〜60万トンを若干ながら上回ったことからオープニングは前日比高値で始まったものの、コーン・小麦市場でファンドの利食いタイプの売りが加速して急落するにつれこれに影響を受けダイズもマイナスサイドの取引となった。商いボリュームは比較的少ないなかファンドの小刻みな売りに押されジリジリと値を下げ結局本日の安値圏での引けとなった。
本日、ファンドはコーン・ダイズ・小麦で各13,000枚、1,500枚、12,000枚の売り越しとなり、各ネットロングを77,000枚、44,600枚、12,600枚程度とした模様。
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国中西部 今後2日間はベルト東部にも降雨がある
南部から中部にかけて広がってきた降雨は、昨日ベルト西部アイオワ、ウィスコンシンにも広がった。降雨量は0.25〜1インチ(ところにより2.5インチ)を記録、ベルトの35%をカバーした。今後2日間でベルト東部にも広がり、45%をカバーする見込み。週末までの降雨量は0.25〜1インチ、ところにより2インチと予想される。 一連の降雨により収穫が遅れる地域が出てくるが、作物に被害を与えることはないだろう。
(6〜10日後) 気温は平年を下回る
中西部の気温は平年を下回り、霜の可能性あるもベルト北西部4分の1の地域に限られる。降雨量は多くはなく収穫に大きな影響は与えない。プレーンズでも降雨は多くなく、冬小麦の作付けが進む。カンザスではまだドライな地域もあり降雨待ち。
(11日〜15日後) 気温は平年をやや下回る
中西部の気温は平年並みから平年をやや下回る程度、降雨量は平年並み。これによる影響は、収穫が若干遅れる程度。プレーンズでの降雨量は限られており、カンザスでの冬小麦作付けはもう少し延びるであろう。
【NOAA 米国各産地6-10日間予報 (9月25日〜9月29日)】
*引け後の予報
| 気温 | 降水量 | |
| 西部ベルト | B | B |
| 東部ベルト | B | B/N |
降雨によって多少の収穫の遅れはあるも若干の強材料に留まる。
米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ)
(アルゼンチン) ベルトに降雨、小麦は引き続きコンディション良好
昨日はブエノスアイレス、ラパンパ東部、サンタフェに、0.10〜1インチ、カバー率45%の降雨が見られた。最高気温は16〜25℃、最低気温は2〜17℃で推移した。本日は北東部で0.10〜0.75インチ、カバー率20%の降雨。先5日間は天気は回復し、気温は平年並みと予想される。各地の降雨が適度な湿度をもたらし小麦の生長に貢献。作付け前のコーン・ひまわりにとっても土壌水分は良好。
(ブラジル) 小麦ベルトに引き続き降雨、収穫遅延が懸念
リオグランデ・ド・スル州、サンタ・カタリナ州、パラマ州南西部、マト・グロッソ・ド・スル州東部で0.25〜1.0、ところによっては2.5インチの降雨が見られた。小麦・コーンベルトの30%をカバー。最高気温は22〜33℃、最低気温は14〜18℃で推移した。本日は小麦ベルト南部・中部に、土曜日までは中部・北部に降雨の見込み。コーンベルト北部には日曜日から月曜日にかけて若干の降雨がある見込み。降雨量は0.25〜1.5、ところにより2.0インチ、小麦ベルトの90%、コーンベルトの55%をカバーする。気温は平年並みの最高気温17〜30℃、最低気温7〜20℃で推移する見込み。特にベルト中南部では小麦及びセカンドクロップのコーンの収穫が遅延する。また、ロッジングも気になるところ。作付け前のコーン・大豆にとっては土壌水分は良好。
| 本日の発表等 |
| 1) 週間輸出成約高報告(9月12日の週) (単位:千トン) |
【寄り付き前の発表】
| 週間成約高 | 輸出成約量累計 | 成約残 | ||||
| 今年度 | 来年度 | 今年度 | 昨年度 | 今年度 | 来年度 | |
| コーン | 1,049.1 | 0.0 | 7,693.8 | 8,351.1 | 6,417.7 | 0.0 |
| 大豆 | 628.0 |
0.0 | 6,538.8 | 6,246.7 | 6,204.1 | 0.0 |
| 小麦 | 828.8 | 0.0 | 10,702.1 | 10,307.2 | 3,871.5 | 0.0 |
| 大豆粕 | 58.8 | 123.4 | 6,918.0 | 6,817.7 | 345.0 | 968.3 |
| 大豆油 | 5.6 | 7.3 | 839.0 | 325.2 | 54.9 | 65.3 |
コーン・大豆の昨日の予想レンジを上回る結果は強材料ではあったが…。
| 2) 週間輸出高 (9月12日の週) (単位:千トン) |
| 輸出量 | 輸出量累計 | USDA通年予想 | |||
| 今週 | 先週 | 今年度 | 昨年度 | ||
| コーン | 837.2 | 981.3 | 1,276.1 | 1,659.6 | 50,800 |
| 大豆 | 225.5 | 196.9 | 334.7 | 240.8 | 23,130 |
| 小麦 | 372.0 | 585.8 | 6,830.6 | 6,524.6 | 25,860 |
| 大豆粕 | 111.3 | 73.4 | 6,573.0 | 6,291.7 | 6,940 |
| 大豆油 | 3.6 | 8.0 | 784.1 | 316.7 | 1,130 |
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン) - 明日の動きが今後の動向を決定づける -
目先の強固なサポートラインと考えていた272セント(12月限)、40日平均値270-1/2(12月限)、268〜269セント(12月限)のギャップが意に反しことごとく破られた。おまけに本日のクローズも最安値圏での引けとなり、明日のオープニングでの売りを誘うことが予想される。8月30日につけた265-3/4まで目と鼻の先まで売り込まれた。市場ではコーンの収穫が進展するなか収量の予想外の改善報告に敏感に動き出している。本日もスパークスが非公式ながら12日の農務省の発表収量である125.4ブッシェルより3〜4ブッシェル改善するとのコメントを出したことがきっかけとなり上記のテクニカルポイントをあっさり破ってしまった。もしこの様な収量が実現すれば農務省の収穫予想面積を70.5百万エーカーとして91億ブッシェル程度の生産量が実現して今までの需給を一変させることとなる。収量改善の背景には遺伝子組み替えコーンの性質を挙げるものも市場では出ているが、これを証明するだけの根拠はなく上記コメントの後追い的な理由付けにしか現時点ではなっていない。しかし、需給を大きく揺るがす噂が出始めていることも確かでありこの点の検証と相場の値位置については明日、12月限で265-3/4があっさり破られるのかどうかをまず見極めて判断したい。 (H)
(ダイズ)
抑えるタイミングは近い
意見は変わらず。明日金曜は再び550(11月限)を見るチャンスとなる。確実に抑えたい。
チャートは一向に崩れていない。560−580セントというレンジを中心に暫くはこのような上下動が続くこととなる。今、相場のトレンドを下に変化させるきっかけは何も無い。仮に4日前の557を下回ったからといって焦るのではなくそこは「期待以上の安値がきた」と寧ろ積極的に拾っていくくらいの姿勢で臨みたいところ。
コーン・小麦共に現在同様の調整局面となっている。小麦は過去4日の上げが急過ぎた。月曜の安値から昨日の高値まで30セント幅である。このようなテクニカルな動きには本日のような反動はつき物だ。コーンもその流れにつられた感が強い。いいところまで来てはいるが、更なる下値は限られよう。
現在はこのように主要商品が同じような状況下にあり、目先更なる下値を探る可能性はある。その場面は積極的に拾う方針で臨みたい。この地合が解けた頃には、各商品揃って再び上がり出すことになる。(A)
【ご注意】
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(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)