(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2002年9月24日

 

 

本日の相場

とうもろこし  -- やや高値寄付き高値引け ---

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
DEC 02 255 - 55 1/2 260 254 3/4 259 1/2 + 5 1/4 303957 6433-
MAR 03 262 1/4 - 62 1/2 267 1/2 262 267 + 5 1/2 103643 1094+
MAY 03 266 - 66 1/4 271 1/2 265 1/2 271 1/4 + 5 3/4 27339 206+
JUL 03 267 1/4 - 67 1/2 272 1/4 266 1/2 271 1/2 + 5 1/2 32950 539+
SEP 03 256 - 55 1/2 258 255 1/2 258 + 2 1/4 6981 220+
DEC 03 245 1/2 - 45 3/4 247 3/4 245 247 1/2 + 2 23541 951+
            501904 3430-

 

 

 

大豆     --- やや高値寄り付き高値引け ---

   OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
NOV 02 555 1/2 - 55 562 1/2 552 1/2 561 3/4 + 8 1/2 99549 1046-
JAN 03 559 1/2 - 58 1/2 565 3/4 556 1/2 565 1/4 + 8 1/4 28690 104+
MAR 03 559 1/2 - 60 566 1/2 557 1/2 566 1/4 + 8  25267 19+
MAY 03 559 565 556 1/2 564 3/4 + 7 1/2 30732 130-
JUL 03 558 - 58 1/2 565 557 564 1/2 + 7 1/4 13191 594+
AUG 03 554 557 554 557 + 5 809 227+
  204547 89-
MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
NOV 17930 + 200 OCT 1975 + 15 OCT 403 1/2 + 14 1.23 - 1.23
JAN 17970 + 240 DEC 1984 + 19 DEC 402 3/4 + 14
MAR 17940 + 200 JAN 1993 + 17 JAN 381 1/2 + 8 1/4
MAY 17940 + 230 MAR 2003 + 17 MAR 353 + 7 1/2

 

 

 

 

本日の相場の動き

 

コーン  ようやくファンド売りも一段落

1週間ぶりの回復劇は本日起きる事となった。昨日のフォロースルーからのネガティブなムードは寄付き後も蔓延ってはいたが、その(本日の安値圏)レベルよりは買戻しが入る形となった。この寄付きレベルを本日の安値にその後は右肩上がり、久方ぶりに力強い動きを見せる事となる。市場は昨日の下げ相場をそのまま回復する形で引けにかけてそのレベルを上げ続け、本日の高値圏で取引を終了することとなった。

材料としては韓国が157,000トンのコーンのテンダーを控えている事や、米国コーンのアフリカ諸国への援助62,000トン等のニュース、又カンザスやネブラスカにおいてはアフラトキシンの被害を受けたコーンが多地域で報告されてきており、心理的に相場を支持する材料となっている。

ダイズ  

コーン同様ファンド売りに歯止めがかかったことが大きい。やはり寄付き後を安値にほぼ一本調子で上昇を続け、本日の高値圏で引けを迎えることとなっている。テクニカルな動きが中心ではあるものの、材料としては、現在ニューオーリンスに迫ってきているハリケーンの影響により、デルタ地域の一部の大豆産地においては被害を受けるのではないかという懸念。或いは個々のところの急落場面を見た中国より、米国・南米の大豆買付けを匂わせるコメントが市場に流れたという噂等‥、市場を下支えする材料となっている。

 

本日のファンドの動き。コーンは2500枚の売り越し、大豆は1000枚の買い越しであったと見られている。

 

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部  平年以下の気温継続。ベルト北東部で一部霜。

昨日はウイスコンシン、ミネソタ中東部の一部で僅かな降雨を見た以外は概ねドライ。気温は平年比かなり低水準で推移。軽い霜がサウスダコタ・ミネソタ中央部や西部、ネブラスカ最北東部、アイオワ北西部などで観測されている。最低気温は低いところで20度後半、高かったオハイオ川流域においても40度後半までとなっている。シカゴでも日中天気は大変良いものの、長袖のシャツ一枚ではまだ足りないくらいの気温の低下を肌で感じている。

今週は、水曜にコーン・大豆産地の約30%の範囲にて0.10-0.50までの降雨を見る(主にネブラスカ北東部、サウスダコタ南東部、ミネソタ南部、ウイスコンシン北西部、アイオワ北部などにおいて)。その後は週末に産地の40%の範囲に1インチ以下の降雨を見る見込み。特にイリノイ北部、アイオワ、ネブラスカ、インディアナなど。気温は週末にかけて基本的に平年以下のレベルが継続することとなる。

(クロップへの影響)

先ず、一連の降雨による収穫の停滞については、ごく限られたものにとどまる。又、平年比以下の気温推移でベルト北西部などでは一部霜を見るに至っているが、引き続くこの気温のパターンにより、ウイスコンシン、ミネソタ、或いは南北ダコタにおいては再び霜を見る可能性はある。

 

【NOAA 米国各産地6-10日間予報 (9月30日〜10月3日)】 

*引け後の予報

  気温 降水量
西部ベルト B B
東部ベルト B N

ほぼ中立材料視。

 

【 ハリケーン イシドール の動向 】

ユカタン半島北部に現在位置するこのハリケーンは木曜の早朝辺りに最もニューオーリンズ港に接近すると見られる。既に本日より同港の一部では避難勧告が出ており、エレベータやバージのフリートその他関係施設ではクローズの様相。明日のニューオーリンズ港は空港も含め、どこもかしこもがクローズになる見込み。このまま北北西に進行すればその通り上陸する事となる。既に同州やミシシッピ州においては強い雨がスタートしており、一部では洪水の影響も心配されている。

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ)

 

【 ブラジル・アルゼンチンにおける降水量(8月1日〜9月22日まで) 】

=アルゼンチン= (左欄は降水量、右は平年比)

ブエノスアイレス 8.20(インチ) 211 (%)
ラ パンパ 4.74 275
サン ルース 1.28 138
コルドバ 1.41 88
サンタ フェ 4.59 150
エントレ リオス 7.35 231


=ブラジル=

リオグランデドスル 11.37(インチ) 139 (%)
サンタカタリナ 9.54 121
パラナ 5.99 85
サンパウロ 3.70 118
マットグロッソドスル 2.45 86
マットグロッソ 2.82 174
ゴイアス .84 68

上記の通り、特にアルゼンチンにおける各地で平年比大目の降水量が目に付く。

 

 

本日の発表等

 

 

1)ブリッシュコンセンサス (単位 %)

 

  9/24/02 9/17/02 9/10/02 9/3/02 8/27/02
大豆 72 81 90 77 75
大豆油 36 38 43 41 44
大豆粕 75 77 79 67 67
コーン 51 62 71 63 62
小麦 79 83 92 79 73

範囲内の数字にて中立視。

 

本日のトーメンの意見

 

先週よりの連続したファンド売り、ようやく終了

本日の動き一つ見て、昨日の安値を底と設定することは早計かもしれないが、私は敢えてそう想定したい。

コーン12月限でのこの250台後半、大豆11月限での550台については是非抑えておきたいレベル。今後の再びの上昇相場を前に、昨日から本日の動きは一つの転換点であると見ているがいかが。ファンドのこの1週間の大掛かりなポジション整理を見たことで、改めて今後の(上昇)相場を作りやすい環境になってきたものと考えている。 (A)

 

【ご注意】

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)