(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2002年9月25日

 

 

本日の相場

とうもろこし  -- やや高値寄付くも上げきらずやや安値での引け ---

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
DEC 02 260 1/2 - 60 1/4 262 256 3/4 258 1/2 - 1 300438 3519-
MAR 03 268 - 26 1/4 269 1/2 264 1/4 265 3/4 - 1 /4 105068 1425+
MAY 03 272 273 268 1/2 270 - 1 1/4 28274 935+
JUL 03 272 3/4 - 73 274 1/2 269 1/4 270 3/4 - 3/4 32945 5-
SEP 03 259 1/2 260 256 1/2 257 - 1 7075 94+
DEC 03 247 3/4 - 48 1/4 249 246 247 - 1/2 23963 422+
            501287 617-

 

 

 

大豆     --- やや高値寄り付くも上げきれずやや安値での引け ---

   OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
NOV 02 562 3/4 - 64 564 1/2 556 1/2 558 3/4 - 3 98584 963-
JAN 03 566 1/2 - 67 567 3/4 560 562 1/4 - 3 29185 495+
MAR 03 567 569 1/2 561 1/2 563 1/4 - 3 25467 200+
MAY 03 565 1/2 - 66 566 559 561 1/2 - 3 1/4 30498 234-
JUL 03 564 1/2 - 65 566 558 559 1/2 - 5 13165 26-
AUG 03 553 554 1/2 552 552 - 5 814 5+
  204093 454-
MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
NOV 17750 -180 OCT 1989 + 14 OCT 391 - 12 1/2 1.23
JAN 17800 -170 DEC 1998 + 14 DEC 393 1/2 - 9 1/4
MAR 17770 -170 JAN 2004 + 11 JAN 374 1/2 - 7
MAY 17770 -170 MAR 2011 + 8 MAR 349 1/2 - 3 1/2

 

 

 

 

本日の相場の動き

 

コーン  材料不足、方向感に欠けた

昨日力強く引けたフォロースルーから本日も序盤は高値にトライする展開となる。10時頃までに本日の高値(12月限262)をつけた。が、それからが続かなかった。一旦値が落ち始めると、その流れは止まらず力の抜けた市場は一気に本日の安値圏へ。(12月限256-3/4)。その後は終盤にかけて閑散市場が続く。取引レンジも12月限で258を中心値として小刻みなアップダウンと繰り返す展開となり、そのまま引けを迎えた。総じて材料不足、大きな動きの後は、方向感に欠けるチョッピーな動きに終始する事となった。

材料としては、韓国のNON-GMOコーン買付け(52,500トンはオプショナル、55,000トンはブラジル産)。その他米国政府の買上げとしてケニア向け11,000トン、フィリピン向け10,600トンのテンダー待ち。引け後にメキシコの80、000トン米国産コーンの成約が確認された。

 

ダイズ  

大豆の流れもコーンに酷似。寄り付きこそ昨日のフォロースルーからの流れで高値を目指すかに見られたが、力がないと見るや、一気に相場は下落することとなった。10時半ごろに本日の安値(11月限556-1/4)を見た後は閑散市場。558-559を中心レンジにどちらつかずの展開となり、そのまま本日の取引を終えている。

本日も熱帯低気圧イシドールがデルタ或いはコーンベルト南部へ与える降雨の影響については材料となった。しかし勢力が弱まった事で現時点ではさほど大きな要因とはなっていない。その他、中国がGMO規制期限について当初の12月20日同国到着ベースという取り決めを延長(12月20日という期限を成約ベースとするといった噂も)する可能性が出てきたとされるニュースは、明らかではないものの、市場にはネガティブに捉えられる事となった。

 

本日のファンドの動き。コーンは2500枚の売り越し、大豆は2000枚の売り越しであったと見られている。

 

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部  

ハリケーン情報はあるものの、主産地での収穫作業は総じて順調

昨日より今朝にかけてはミネソタ南部、アイオワ北部、ウイスコンシン中西部などで0.10-0.55インチ、コーン・大豆産地の約10%を覆う降雨を見た。気温、中西部中心部においての気温は依然として平年以下で推移しておりウイスコンシンでの最高気温は50度後半、オハイオ川沿岸地域でも70度後半までにとどまっている。最低気温については30度後半より高いところでも50度後半まで。

週後半にかけてはメキシコ湾に到達しているハリケーンの影響でオハイオ南部、インディアナ南部におき、木曜〜金曜にかけて0.25-1.25インチの降雨が予想されている。今週はこのハリケーンの影響が多少あるとされるものの、その他の主産地では軒並み晴れ渡っており、収穫作業促進には適した環境が続いている。従い現天候状況は市場には総じてネガティブに捉えられている。

 

【NOAA 米国各産地6-10日間予報 (10月1日〜10月5日)】 

*引け後の予報

  気温 降水量
西部ベルト B B
東部ベルト B B

ほぼ中立材料視。

 

【 熱帯低気圧 イシドール の動向 】

ユカタン半島北部から北北西へ北上してきたハリケーンイシドールはその勢力を弱め、熱帯的圧へとランクダウンした。しかし、依然として強風を伴うこの低気圧は現在メキシコ湾の真っ只中にあり、ニューオーリンズから約300マイル南方に位置している。このままいけば木曜の早朝辺りにルイジアナ沿岸に接近、そして上陸することとなりそう。

昨日よりこのイシドールの影響で雨は断続的に降り続いている。特にルイジアナ、ミシシッピ、アラバマ、ジョージアの各州においてはこの低気圧の影響で所によっては10インチまでの降雨が見込まれている。特にデルタや南東部地域における綿花の産地ではまだ75%のコットンが収穫されぬままの状態ゆえ、品質に対する不安が指摘されている。

これら一連の降雨は金曜まで。週末には雨も上がる見込み。

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ)

 

 

 

本日の発表等
1) ブラジル植物油工業会(ABIOVE)よりの発表

本日同協会より新穀ブラジル大豆(02/03産)についての輸出登録数値についての発表がなされた。

今秋10月より作付予定の同国03/04大豆についての輸出成約状況として、この8月末までの数値は昨年同時期比174%の進捗となっている。内訳としては、3.4百万トンの大豆(昨年1.3百万トン)、約2百万トンの大豆粕(昨年0.78百万トン)。大豆油については今年22万トン(昨年同時期は28万トン)。 同国内における大豆搾油量は28百万トン。時期2月/1月の期間で、19百万トン近くの大豆、14百万トンの大豆粕、2.4百万トンの大豆油の輸出が期待されている。

 

2) 週間輸出成約発表前の予想レンジ

明日寄り付き前には週間輸出成約高が発表される。予想レンジは以下の通り。

  予想レンジ
コーン 900-1,100
大豆 600-800
大豆粕 100-200
大豆油 10-20
小麦 600-800

(単位 : 1,000トン)

 

 

本日のトーメンの意見

 

短期的には市場も様子見ムード

ファンドの派手な動きも一段落した後、目先は次なる材料(上昇するきっかけ)を模索する事となる。それまではある程度上がっても頭を抑えられるといったレンジ内取引を予想している。収穫も既に始まっており各地よりイールドが期待以上だ・・などといった声もハーベストプレッシャーと相俟って聞こえてくる。この手の情報が市場に生きているうちは、相場も腰を上げにくいものとなる。短期的にはこの兆候は続く。

それでもコーン12月限250台、大豆11月限550台、というレベルは抑えていくべきレベルであると捉えており、現レベルの手当てはお奨めしたい。(A)

 

 

【ご注意】

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)