(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2002年9月26日

 

 

本日の相場

とうもろこし  -- やや高値寄付やや高値での引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
DEC 02  259 3/4 - 59 1/2  261  258 1/2  260 1/2  + 2  299005  1433- 
MAR 03  267 - 66 3/4  268 1/2  266  267 3/4  + 2  106714  1646+ 
MAY 03  270 3/4  272 1/4  270  272  + 2  28373  99+ 
JUL 03  271 3/4  273  271  272 1/2  + 1 3/4  32910  35- 
SEP 03  257 3/4 - 58  259  257 1/2  257 3/4  + 3/4  7221  146+ 
DEC 03  247 3/4 - 47 1/2  248 1/2   247  247 3/4   + 3/4  23444  519- 
            501211  76- 

 

 

 

大豆     --- やや高値寄り付き、高値での引け ---

?? OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
NOV 02  562 1/2 - 61  566 1/2  559 3/4  565 1/2  + 6 3/4  98708  124+ 
JAN 03  565 - 64  569 3/4  563 1/4  568 1/2  + 6 1/4  29683  498+ 
MAR 03  565 1/2 - 65  571 1/4  564 1/4  570 1/4  + 7  25523  56+ 
MAY 03  563  569  562  568 1/2  + 7  30260  238- 
JUL 03  563 1/2  568 1/2  560 1/2  568 1/4  + 8 3/4  13884  719+ 
AUG 03  558  560  557  560  + 8  850  36+ 
            205576  1483+ 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
NOV  17740  - 10  OCT  2012  + 23  OCT  402 1/4  + 11 1/4   
JAN  17830  + 30  DEC  2026  + 28  DEC  401  + 7 1/2   
MAR  17880  + 110  JAN  2030  + 26  JAN  382  + 7 1/2   
MAY  17890  + 120  MAR  2039  + 28  MAR  352 1/2   + 3   

 

 

 

 

本日の相場の動き

 

コーン  

寄付き前の週間輸出成約高、予想の範囲内で材料としては中立。しかし昨日のフォロースルーもあり、寄り付きはやや高値でのスタートとなった。そのまま値を上げていくかに思われたが、すぐに頭を抑えられ、本日は終日方向感のないチョッピーな展開。来週月曜に4半期在庫発表を控え、これまで大幅なポジション整理を行なってきたファンドにとっても今はどちらにも動きづらいのか、市場にも活気が無く閑散相場となった。 

ダイズ   

輸出成約高については予想の上限を超える内容となりやや強気。又勢力は弱まっているものの、ルイジアナ州に上陸した熱帯低気圧イシドールは激しい降雨を伴いながら北上している事もあり、デルタ地域の収穫前の大豆への影響が懸念されてこれも心理的な支持材料となった。コーンとは違い本日の大豆は寄付き後一旦下値をトライ(ここが本日の安値圏)するが、その後再びレベルを上げる事となる。収穫が始まっている主産地より「予想以下のイールド報告」などが複数フロアでも材料になっていたことは、市場心理を上値に持ち上げる事に寄与した。取引量自体はコーン同様限られた閑散市場となったが、値位置は寄付き後の560-562(11月限)から中盤持ち直し、564-566のレベルでの取引、引け際も高値を維持してそのまま取引を終了する事となった。 

 

本日のファンドの動き。コーンは1000枚の買い越し、大豆は1500枚の買い越しであったと見られている。 

 

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部  ベルト北西部、南東部に小雨。懸念はデルタ南部での大雨。

昨日は北西部で0.10〜1.0インチ、カバー率20%、南東部で0.25〜1.5インチ、カバー率20%の降雨が見られた。南東部は今夜から明日にかけてもぐずついた天気が続く見込み。一方で、イリノイ州周辺では今週明けからほとんど雲の見られない快晴の日が続いており、先週遅れていたコーン・大豆の収穫は今週に入り一気に進んでいる。懸念されるのはデルタ南部での熱帯低気圧による大雨。収穫前の大豆、綿花への影響が心配される。 

(熱帯低気圧 イシドール の動向) 

予想通り今朝ニューオリンズ西側に上陸。勢力を弱めているもののルイジアナ、ミシシッピ、アラバマでは昨日から2.0〜4.0インチ、ところによっては10インチ以上の降雨が観測された。既に沿岸部を通り過ぎ、明日は港も再開する見込み。一時的に閉鎖されていたニューオリンズ空港も本日午前中に再開した。 

一方、新たに熱帯低気圧リリーが大西洋にに発生しており、イシドールと同じルートで来週メキシコ湾に移動してくる見込み。デルタ地域の大豆、綿花に追い討ちをかけることになりそう。 

(6〜10日後)気温は平年より高め、降水量は平年並みでの推移が予想される。デルタ地域では新たに発生した熱帯低気圧リリーによる降雨がある。 

 

NOAA 米国各産地6-10日間予報 (10月2日〜10月6日)】  

*引け後の予報 

  気温  降水量 
西部ベルト  B/N  A 
東部ベルト  N/A  A 

ほぼ中立材料視。 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

ブラジル  今週末は概ねドライ。 

昨日の降雨は北東部で0.25〜1.5インチ、カバー率10%に限られた。週末にかけては概ね晴天が続き、週明けに南部で降雨が戻る見込み。南部での雨は過剰な土壌水分と作付けの遅れをもたらすが、作付けは先2ヶ月間で作付意向面積をカバーしていく予定。 

 

 

本日の発表等

1) 週間輸出成約高報告(9月19日の週)  (単位:千トン) 

【寄り付き前の発表】 

  週間成約高  輸出成約量累計  成約残 
  今年度  来年度  今年度  昨年度  今年度  来年度 
コーン  739.0  176.0  8,432.8  9,544.5  6,352.4  176.0 
大豆  706.0  0.0  7,244.9  6,663.0  6,801.2  0.0 
小麦  909.9  15.0  11,612.1  10,825.3  4,280.1  15.0 
大豆粕  40.0  243.9  6,958.0  6,793.0  290.7  1,212.2 
大豆油  4.2  3.2  843.3  331.2  44.6  68.5 

コーンは予想レンジを下回り弱冠の弱材料。大豆は予想レンジ内で中立視。  
 

2) 週間輸出高 (9月19日の週) (単位:千トン) 

 

  輸出量  輸出量累計  USDA通年予想 
  今週  先週  今年度  昨年度   
コーン  804.3  837.2  2,080.4  2,991.6  50,800 
大豆  108.9  225.5  443.7  505.2  23,130 
小麦  501.4  372.0  7,332.0  6,914.7  25,860 
大豆粕  94.3  111.3  6,667.3  6,403.9  6,940 
大豆油  14.5  3.6  798.7  318.1  1,130 

 

 

本日のトーメンの意見

 

意見は変わらず。コーン12月限の250台、大豆11月限の550台は抑えるに適したレベルである。

このところ毎日のようにフロアに届く収穫状況に関する情報。あるイリノイ州のコーンは「予想以上のイールド」、かと思えば同州南部よりは「大豆のイールドは予想以下だ」。当然個々の情報にはばらつきは出てくる。しかし全般的に天候が順調な中、内容はともかくこれらの「収穫進捗」といった意味での各種報告については、確実に現在の相場レベルに吸収されているように移る。 

恐らく次なる動きは来週の月曜の農務省発表以降となろうが、基本的姿勢として次に市場が目指す方向は再び「上」、と置く。 

本日シカゴトリビューン紙朝刊にイリノイ州のコーン・大豆生産量は一体どうなるのか・・といった特集が出ていた。結論としては、無論夏の旱魃による被害が収量を確実に落とし、昨年比生産量減は免れない ⇒ この部分は既に市場では周知。 そこで収穫作業が始まっている様を報告。例年であれば「収穫作業も開始され、シカゴ相場もハーベストプレッシャーにより下落局面・・」とでもなる場面。今年の場合は、「収穫期に突入するも、価格は上昇の一途」。やや現在の動きとはずれるものの、大きな農家の写真を掲載して「収量は軒並み20%以上のダウン。大きな損害を被る・・」といったコメントも掲載されており、読者心理にそれなりのインパクトを与えている。中間選挙を前にした一つのファフォーマンス?とは考えすぎだろうか。 (A) 

本日同紙に掲載されたイリノイ州の地域別生産量予測。内容は農務省発表のものと何ら変わりないが、見やすくなっているのでご参考までに掲載します。 

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【ご注意】 

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)