(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2002年10月10日
| 本日の相場 |
とうもろこし -- やや安値寄り付き、安値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| DEC 02 | 255 1/2 - 55 | 255 3/4 | 251 1/4 | 251 1/2 | - 4 1/2 | 265419 | 372- |
| MAR 03 | 261 3/4 | 262 1/2 | 258 | 258 1/4 | - 4 1/4 | 114551 | 2467+ |
| MAY 03 | 266 1/4 - 66 | 266 1/2 | 262 1/4 | 262 1/2 | - 4 1/4 | 33074 | 489+ |
| JUL 03 | 267 1/4 - 67 | 267 3/4 | 263 1/2 | 263 3/4 | - 4 1/4 | 35652 | 609+ |
| SEP 03 | 256 1/2 | 256 1/2 | 253 | 253 | - 4 | 8840 | 79+ |
| DEC 03 | 246 1/4 - 46 1/2 | 246 1/2 | 243 | 243 1/4 | - 3 3/4 | 26772 | 329+ |
| 487919 | 3607+ |
大豆 --- マチマチ寄り付き、ほぼ変わらずの引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| NOV 02 | 523 - 24 | 529 | 523 | 524 3/4 | + 1 1/4 | 80338 | 4872- |
| JAN 03 | 529 1/2 - 28 1/2 | 533 3/4 | 528 1/2 | 529 3/4 | + 3/4 | 37188 | 2059+ |
| MAR 03 | 532 - 31 3/4 | 536 1/2 | 531 3/4 | 532 1/4 | + 1/2 | 27495 | 356+ |
| MAY 03 | 532 | 536 1/2 | 532 | 532 3/ | - 1/4 | 32713 | 893+ |
| JUL 03 | 533 - 33 1/2 | 537 | 532 1/2 | 532 1/2 | + 1/2 | 15395 | 247+ |
| AUG 03 | 530 | 532 | 528 | 528 1/4 | + 1 1/4 | 1016 | 9- |
| 202392 | 862- |
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT | CHG | NY-YEN | |||
| OCT | 16230 | +50 | OCT | 1909 | -10 | DEC | 365 3/4 | - 6 1/2 | 123.33-123.64 |
| DEC | 16570 | +90 | DEC | 1915 | -11 | MAR | 370 1/2 | - 6 1/2 | |
| JAN | 16680 | +50 | JAN | 1923 | -13 | MAY | 358 1/2 | - 3 | |
| MAR | 16800 | +70 | MAR | 1933 | -11 | JUL | 335 3/4 | - 1 3/4 |
| 本日の相場の動き |
(コーン) ファンド売りに持ちこたえる事出来ず下落
寄付き前の週間輸出成約高は事前予想の範囲内にて中立視された。
本日はやや安値で寄り付くも、序盤は12月限255のレベルを保っていた。しかし、中盤に一気にファンド売りが入ることになり買い手不足の市場は持ちこたえる事出来ず下落の一途。10:30ごろにはそのレベルを252台にまで落とし後は閑散。動きも限られじり安展開。そのまま引けをむかえている。
発表を明日に控えたファンドのポジション整理が活発にて本日の動きに寄与したと見られる。
(ダイズ) 昨日終盤の下落からは若干回復するも引け際に本日も値を落とす
昨日終盤の行き過ぎ感から本日は寄付き後値を回復し前日比4セント前後高いレベルでの取引が展開された。序盤に一旦このレベルに到達してからは11月限で526-528の非常に狭いレンジ内取引。それでも終盤までこのレンジを保つ事となった。しかし引け直前になり昨日ほどではないが再びファンドの売りが集中し一気に4セントほど下落、結局は昨日比僅かに高値で取引を終了している。
寄付き前の週間輸出成約高は予想以上の数字にて市場へはサポート材料となった。
正式表明ではないが、中国が12月20日以降実施する予定であったGMOルールの開始時期を9ヶ月延長するのではないかという情報が流れたことは、目先の市場へはネガティブ、しかし中期的にはサポーティブに捉えられている。
本日のファンドの動き、コーンは5000枚の売り越し、ダイズは500枚の買い越し。結果コーンのロングは約56,000枚、ダイズのロングは31,500枚前後だと見られる。
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国中西部
引き続き産地での降雨は限られ、収穫作業は順調
昨日はサウスダコタ、ミネソタ、中央部・北西部アイオワ、ウイスコンシン中央部などで0.1-0.5インチの降雨を見た。範囲は15%となっている。気温は昨日と変化なく平年並み〜やや低め推移となった。今週末に向けては主にベルト北西部で0.10-1.0インチ、45%の範囲に降雨を見る見込み。
しかし、降雨の範囲と程度は限られたままであり、全体的には収穫は順調に進んでいるという事が出来る。
【NOAA 米国各産地6-10日間予報 (10月16日〜10月20日)】
*引け後の予報
| 気温 | 降水量 | |
| 西部ベルト | B | N/A |
| 東部ベルト | B | A |
予報に変化なし。
米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ)
ブラジル
リオグランデドスル、サンタカタリナ西部、パラナ西部では引き続き降雨に見舞われた。雨量は0.25-1.5インチ、ダイズ産地の45%、コーン産地の25%の範囲となった。今後も金曜にかけて南部中心、週末にかけては中央部中心に降雨の見込み。気温は平年並み推移。
このように引き続き南部産地地域においてはウエットな状況が続くことになる。
アルゼンチン
昨日はブエノスアイレス中東部・南部にて0.1-0.5インチまでの降雨を見た。予報に変化なく週末にかけてはドライ傾向が継続。気温は平年並み推移。
コーン・ヒマワリの作付は順調に進むものの、ドライ傾向が続いており今後まとまった雨が欲しいところ。
| 本日の発表等 |
| 1) 週間輸出成約高報告(10月3日の週) (単位:千トン) |
【寄り付き前の発表】
| 週間成約高 | 輸出成約量累計 | 成約残 | ||||
| 今年度 | 来年度 | 今年度 | 昨年度 | 今年度 | 来年度 | |
| コーン | 693.1 | 0.0 | 10,057.7 | 11,417.4 | 7,023.6 | 176.0 |
| 大豆 | 516.3 | 0.0 | 8,029.0 | 8,716.5 | 7,134.1 | 77.0 |
| 小麦 | 534.0 | 0.0 | 12,606.2 | 12,116.5 | 4,729.0 | 15.0 |
| 大豆粕 | 269.0* | 0.0 | 1,453.4 | 1,660.2 | 1,398.4 | 89.6 |
| 大豆油 | 67.5** | 0.0 | 152.6 | 51.6 | 149.9 | 0.0 |
* 9月27〜10月3日での成約92.3(千)トン、昨年度よりの未船積み分として176.7(千)トンが持ち越されている。
**
9月27〜10月3日での成約25.9(千)トン、昨年度よりの未船積み分として41.6(千)トンが持ち越されている。
数字、ダイズは予想の上限で強気、コーンはほぼ予想通りにて中立視。
| 2) 週間輸出船積高 (10月3日の週) 単位:千トン) |
| 輸出量 | 輸出量累計 | USDA通年予想 | |||
| 今週 | 先週 | 今年度 | 昨年度 | ||
| コーン | 521.2 | 455.3 | 3,034.1 | 4,555.8 | 50,800 |
| 大豆 | 235.7 | 215.5 | 894.9 | 862.6 | 23,130 |
| 小麦 | 329.0 | 216.2 | 7,877.2 | 8,127.5 | 25,860 |
| 大豆粕 | 110.9* | 92.0 | 55.0 | 48.1 | 6,120 |
| 大豆油 | 3.9** | 4.1 | 2.7 | 4.8 | 1,130 |
* 9月27−30日輸出された55.9(千)トンを含む
** 9月27-30日輸出された1.2(千)トンを含む
| 本日のトーメンの意見 |
思えばちょうど一ヶ月前である。9月の農務省発表前に天井をつけた相場(コーン12月限は9月9日に高値296、ダイズ11月限は9月11日に高値591)は、9月12日の発表を境に一気に下落相場へ進みだした。当時は小麦の極端な暴騰に各種市場はカンカンの強気で臨んでいたが、その中で商品自体のファンダメンタルズを織り込んでしまったのか、肝心の農務省発表後には結果としてはSELL THE FACTを見ることになった。当時の勢いからしてある程度の発表後の調整は予測できたものの、ここまで下がる展開は全く想定できなかった。1ヶ月前の発表から本日まで、コーン12月限は30セント、ダイズ11月限は50セント、そのレベルを落としてきている。このレベルは7月下旬から8月にかけての相場位置に等しい。当時のレベルとは、受粉に失敗したとされるコーン相場に火がつく直前のレベルということになる。
そう考えれば、下記に示す市場の予想数値自体は決してネガティブな数字でなく、ファンダメンタルズが強いという意味においては何ら変化は無いはずだ。にもかかわらずここまで下げてきた相場に行き過ぎ感を感じない者はいないと思う。
明日の発表によって相場に再び火がつくか、というと今の地合にそれは感じない。寧ろ予想内の数字を確認した相場はもう一段の下げを試みるかもしれない。しかし、(強い)ファンダメンタルズを確認することになる市場は中期的な回復相場をより鮮明に想定することになろう。 明日の数字と市場の反応を待ちたい。(A)
【 農務省明日発表についての市場予想 】
| 生産量 | 市場平均 | 予想レンジ | 農務省9月 | 農務省01/02 |
| コーン | 8.897 | 8.843-8.960 | 8.849 | 9.507 |
| ダイズ | 2.676 | 2.625-2.720 | 2.656 | 2.891 |
| 期末在庫 | 市場平均 | 予想レンジ | 農務省9月 | 農務省01/02 |
| コーン | 0.748 | 0.715-0.846 | 0.729 | 1.599 |
| ダイズ | 0.179 | 0.150-0.217 | 0.160 | 0.195 |
| 小麦 | 0.375 | 0.327-0.439 | 0.407 | 0.772 |
(全て単位は、10億ブッシェル)
【ご注意】
弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。
(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)