(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2002年10月16日

 

 

本日の相場

とうもろこし  -- やや高値寄り付き、反落後マイナスサイドでもみ合いやや安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
DEC 02  256 1/2 - 57 1/4  257 1/2  251  253 1/4  - 3/4  246189  6696- 
MAR 03  264 - 64 1/2  264 3/4  258 1/2  260 1/4  - 1 1/4  125949  3543+ 
MAY 03  267 1/4 - 67 1/2  267 3/4  262 1/4  263 1/4  - 1 3/4  37789  94+ 
JUL 03  269 1/2 - 69 1/4  269 1/2  263 1/2  264  - 2 1/4  9487  209+ 
SEP 03  258 1/2 - 58  258 1/2  254  254  - 2  26880  41+ 
DEC 03  251 1/2 - 51  251 1/2   245 1/2  245 3/4   - 5  1855  1035- 
            487468  3821- 

 

 

 

大豆     --- やや高値寄り付き、反落後再度プラスサイドでのもみ合いとなるも安値引け ---

 

?? OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
NOV 02  549 - 47 1/2  551  543 3/4  547  - 3/4  71271  3751- 
JAN 03  553 1/2 - 51 1/2  555  547 3/4  550 3/4  - 1?  43141  2667+ 
MAR 03  554 1/2 - 53 1/2  556  549  552 1/4  - 6  30615  1101+ 
MAY 03  554 - 53  555  548 1/2  551 1/2  - 1 1/2  33428  57+ 
JUL 03  555 - 54  555 1/2  548 3/4  551 1/4  - 1  17349  358+ 
AUG 03  547  548  544  545  - 1  1117  24+ 
            206476  295+ 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
OCT  17010  - 170  OCT  2011  + 15  DEC  408 1/4  + 15  124.08 - 124.50 
DEC  17120  - 130  DEC  2016  + 14  MAR  408 3/4  + 10 3/4   
JAN  17190  - 180  JAN  2022  + 17  MAY  387 1/2  + 4 1/2   
MAR  17150  - 140  MAR  2023  + 16  JUL  342 3/4   - 1/4   

 

 

 

 

本日の相場の動き

 

(コーン) 昨日に続き小麦は急騰するも、コーンは前半で息切れその後ファンド、商業筋の売りに下げる

小麦市場が昨日来のエジプト向け米国産小麦輸出42万トンの報道から期近2限月が本日も堅調に動くなかコーン市場もこれに支援されて寄り付きより堅調な動きとなった。しかし、コーン市場独自の強材料に欠けるなか高値レベルではファンド筋の売りや昨日には見られなかった商業筋のヘッジ売りに値を下げ結局前日比マイナスサイドでのクローズとなった。昨日、発表された農務省の収穫進捗率で先週末現在で37%と市場の予想を下回り且つ過去5年平均の45%のペースを下回ったことも嫌気された。今週の天候は概して気温が平年より低く、ドライ気味となる為コーンの収穫が一気に進捗されるとの見方もマーケットの圧迫材料となっていた。 

本日は2003年12月限が245-3/4で引け前日比5セントダウンともっとも下げが大きかった。ダイズとの比価やコーンに有利なローンレートから来年度はダイズに比してコーンの作付けが大幅に増加するのではとの見方も出始めている。 

 

(ダイズ) 今週の収穫の進展予想や予想を下回る9月の米国内大豆搾油高に下げる 

コーン市場と同様に昨日の上げのフォロースルーや小麦市場の昨日に続く急騰に支援されるも、勢い持続できずダイズ市場の材料見直しから前日比マイナスサイドでの引けとなった。 

期近11月限は50日移動平均値である550-3/4を突き抜け二週間来の高値である551セントをつけるもその後このレベルから押し戻され結局547セントと前日比小幅安で引けた。昨日発表された収穫進捗率(53%)が予想の範囲内ではあるものの過去5年平均である63%より遅れており、今後10日間の天候がドライ気味で推移するとの予想から収穫が今週末にかけて一気に進捗するとの見方も市場のプレッシャー材料となった。 

また、NOPA(全国搾油工業会)より9月のダイズ搾油量が発表されこれが事前の予想である122ー124百万ブッシェルを下回る119.7百万ブッシェルであったこと、更にはこの数値が8月度の126百万ブッシェル、昨年9月度の124.6百万ブッシェルをも下回ったことから国内ダイズ搾油の落ち込みが指摘されてこれも本日の下げの一因となっていた。 

また、ブラジルの市場アナリストが新穀ダイズの生産量を49.3百万トンと発表してこれが農務省の48百万トンを大幅に上回ることから圧迫材料となっていた。 

 

本日のファンド筋の動きは、コーン・ダイズ・小麦各市場で4,500枚、500枚、500枚の売り越しとし、各ネットロングを46,500枚、41,700枚、19,500枚程度とした模様。 

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部  ベルトでは週末まで降雨は限られる 

昨日ベルトの南東部、最北西部で若干の降雨が観測されたものの、0.25インチ以下で10%をカバーするに留まった。本日後半より西部で0.10〜0.30インチ、カバー率30%程度の降雨が見込まれる。週末はオハイオバレーで0.10〜0.30インチ、カバー率30%の降雨がある見込みだが、これらの降雨による収穫の遅れは大きくならない。 

NOAA 米国各産地6-10日間予報 (10月22日〜10月26日)】  

*引け後の予報 

  気温  降水量 
西部ベルト  B  B/N 
東部ベルト  B  B 

気温は下がるが収穫は進む。 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

ブラジル  南部は今週一杯降雨 

昨日は北西部と最南部で0.10〜0.50インチ、カバー率10%の限られた降雨があった。南部では今週後半は降雨が続き、0.25〜1.25インチ、カバー率40%程度となる見込み。引き続き作付けを遅らせる。一方、北部では降雨が限られており、作付け後のクロップにとって水分不足が懸念される。先10日間はまだドライな天候が続く。 

 

アルゼンチン  昨日も産地に広範囲な降雨 

昨日は北部、東部に0.25〜1.5インチ、産地の75%をカバーする広範囲な降雨が観測された。北部では本日もぐずついた天候が続き、週末まで降雨がある。予想降雨量は0.25〜1.0インチ、カバー率45%。コーンの作付けが終わっていない地域においても、まだ懸念材料とはならない。 

 

本日の発表等

 

1)ブリッシュコンセンサス (単位 %) 

 

  10/15/02  10/8/02  10/1/02  9/24/02  9/17/02 
大豆  60  57  60  72  81 
大豆油  37  34  36  36  38 
大豆粕  65  62  64  75  77 
コーン  46  49  47  51  62 
小麦  64  66  73  79  83 

範囲内の数字にて中立視。 

週間輸出成約高は今週は金曜日発表となります。 

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン・ダイズ) 

本日のコーン・ダイズの動きは両市場ともに独自の材料ではこのレベルより価格が上昇することは難しいことを改めて確認したものと考えます。昨日の小麦市場での急騰によりコーン・ダイズともにハーベストローは達成したとの見方が大きな理由もなく広がり、買い遅れてはいけないとの市場心理が働きコーン・ダイズともに連れ高となっただけで短期的なあや戻しの域を出ないものと考える。相場の上への勢いが止まれば逆の心理が働き今度は売りが勢いを増し、下値への圧力は高まる。今のコーン・ダイズ市場は新たなBULLISH INPUTがないなかそのような不安心理が支配して、ファンドのネットロングだけがなかなか消化できずにいる状況にある。コーン・ダイズの収穫進捗も先週末まで平均値を大幅に下回っている。今週のドライアンドクールな天候を考えると今週末にかけて一気に収穫は進捗し、本日コーン市場で見られたヘッジタイプの売りも増加してくることが予想される。ハーベストローはまだ達成しておらず、昨日同様コーン12月で230セント、ダイズ11月で520セントをハーベストローと考える。 (H) 

【ご注意】 

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)