(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2002年10月18日

 

 

本日の相場

とうもろこし  -- やや安値寄り付き、やや安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
DEC 02  254 1/2 - 55 1/4  256 1/4  253 3/4  254 1/4  - 1 1/4  227887  6584- 
MAR 03  260 1/2 - 60 3/4  262  259 3/4  260  - 1  132663  3777+ 
MAY 03  262 1/2 - 63  264 1/4  262  262 1/2  - 1  38041  17- 
JUL 03  263 - 63 1/4  264 1/2  262  262 1/4  - 1/2  38831  624+ 
SEP 03  254  255  252 1/2  252 1/2  - 3/4  9582  3- 
DEC 03  245 1/2 - 45 3/4  246 1/4   244 3/4  245   - 1  26933  121- 
            477601  2309- 

 

 

 

大豆     --- やや安値寄り付き、やや安値引け ---

 

?? OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
NOV 02  549 - 50  551 1/2  545 1/2  546  - 4 3/4  68925  328- 
JAN 03  553 - 52  553 3/4  548  548 1/2  - 4 1/4  49310  4231+ 
MAR 03  554 - 53 3/4  554 3/4  549  549 1/2  - 4 1/4  32726  1067+ 
MAY 03  552 1/2  553  548  548 1/4  - 5  33617  95+ 
JUL 03  552  552 1/2  546  547  - 5  18148  354+ 
AUG 03  544  544 1/2  542 1/2  542 1/2  - 4  1267  110+ 
            213710  5625+ 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
DEC  17070  -60  DEC  2027  -10  DEC  413  + 7  125.06 - 125.48 
JAN  17110  -110  JAN  2032  -10  MAR  407 1/2  + 2 1/4   
MAR  17190  -80  MAR  2033  -13  MAY  382 1/2  - 1/2   
MAY  17100  -100  MAY  2030  -14  JUL  338   - 1 1/2   

 

 

 

 

本日の相場の動き

 

(コーン) 週末を控えた小幅レンジでの動きに終始、小麦期近限月の堅調にも動かず

昨日より北西部ベルト地帯に小雨、小雪が舞い本日金曜日も北部中心に降雨がありこの雨が土曜日から日曜日の週末にかけてベルトに広がるとの予想から収穫の遅延となるが、一方では来週はドライな天候が続き収穫が進捗するとの見方に農家売りが来週には増加するのではと市場でとらえられ材料的には弱材料となった。また、本日発表された週間輸出成約高では651,000トンと事前の予想の範囲内ながらも高目の数値となったものの大きな支援材料とはならなかった。来週月曜日に発表される収穫進捗率では先週の37%に対して53〜58%程度が予想されている。本日は週末でもあり、さしたるニュースもなく上下3セント以内の小幅レンジの取引に終始し、小麦市場期近の堅調にも大きく影響を受けなかった。 

 

(ダイズ) ブラジル北部での降雨や予想を下回る輸出成約高に安値圏での引けとなる 

朝方発表された週間輸出成約高が560,500トンとなり予想の下限となったこと、ドライ天候が続いていたブラジル北部地域で降雨があり更には来週前半にかけても同地区で降雨があるとの予想を嫌気して軟調な展開となった。また、米国中西部では今週は北部中心に雨勝ちな天候となり収穫が幾分遅延したが来週はドライ気味の天候となり収穫が一気に進むとの見方に週末を控えた売りが出て結局本日の安値近辺での引けとなった。ブラジル北部大豆産地での降雨予想に加え、アルゼンチンでも作付け前の天候も順調に推移していることも弱材料視されていた。 

 

本日、ファンド筋はコーン・ダイズ市場で各1,000枚を売り越し、小麦市場では600枚の買い越しとした模様。また各商品のネットポジションを56,200枚、44,400枚、23,300枚程度とした模様。 

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部  ベルトでは週末を通して降雨は限られる 

昨日はベルト北部で0.10〜0.65インチ、カバー率15%の降雨があった。本日も北部では同様に降雨があるが雨量は限られている。週末もネブラスカで降雨の予報があるも雨量は限られ全体的にドライ。気温は平年以下での推移が続いているが降雪は最北西部に限られる。収穫は順調に進捗する。 

NOAA 米国各産地6-10日間予報 (10月24日〜10月28日)】  

*引け後の予報 

  気温  降水量 
西部ベルト  B  B 
東部ベルト  B  B 

気温は下がるが収穫は進む。予報変わらずで中立材料視。 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

ブラジル  週明け早々に産地北東部でも降雨 

昨日は産地南部、北西部で0.25〜1.5インチ、大豆産地の65%、小麦産地の50%、コーン産地の35%をカバーする降雨が観測された。本日も北西部で降雨、週末は南部、中部で降雨の予報。その後北東部にも移動し、月曜日、火曜日頃に降雨が見られる模様。予想降雨量は0.25〜1.25インチ、ところにより2.5インチで、大豆・小麦産地の75%、コーン産地の60%をカバーすると見られる。この雨で漸く北東部の土壌水分が少し回復する。 

 

アルゼンチン  日曜日から降雨 

土曜日までは概ねドライ。産地北部、中部では日曜日に、東部では月曜日に降雨の予報。暫く続いたドライコンディションによりコーンの作付けが進み、一方でこの後の降雨によりコーンの発芽と小麦の出穂を促す。コルドバ南部の乾燥していた地域も土壌水分は回復する。 

 

 

本日の発表等

【寄り付き前の発表】

1)  週間輸出成約高報告(10月10日の週)  (単位:千トン) 

 

  週間成約高  輸出成約量累計  成約残 
  今年度  来年度  今年度  昨年度  今年度  来年度 
コーン  651.5  0.0  10,709.3  12,230.1  6,890.1  176.0 
大豆  560.5  0.0  8,589.5  10,037.1  7,362.1  77.0 
小麦  315.7  0.0  12,921.9  12,542.1  4,764.0  15.0 
大豆粕  112.8  0.0  1,566.1  1,880.4  1,452.3  89.6 
大豆油  2.5  0.0  155.1  87.6  144.3  0.0 

予想範囲内にて中立材料視。 

2)  週間輸出船積高 (10月10日の週)   単位:千トン) 

 

  輸出量  輸出量累計  USDA通年予想 
  今週  先週  今年度  昨年度   
コーン  785.1  521.2  3,819.2  5,286.5  50,800 
大豆  332.5  235.7  1,227.4  1,526.2  23,130 
小麦  280.7  329.0  8,157.9  8,636.0  25,860 
大豆粕  58.9  110.9  113.9  234.6  5,990 
大豆油  8.1  3.9  10.8  5.8  1,090 

 

【寄り付き後の発表】  

3) 農務省発表 キャトル・オン・フィード報告  (単位:%)    

 

  農務省発表  事前予想平均 
9月1日飼養頭数  95  96.3 
8月中導入頭数  102  110.7 
8月中マーケティング  102  100.9 

導入頭数が大きく予想を下回っておりやや弱材料視される。 

 

4) コミットメント オブ トレーダーズ (Oct.15現在) (単位:枚)  

 

  オプションなし   ⇔ 市場事前予想  オプション込み 
大豆  ロング  44,387  ロング  41,200  ロング  32,737 
大豆粕  ロング   9,572  ロング   7,700   ロング   4,938 
大豆油  ロング  12,004  ロング  11,800  ロング   5,597 
コーン  ロング   58,722  ロング  51,100  ロング  28,593 
小麦  ロング  21,187  ロング  20,100  ロング  22,996 

コーンは予想範囲を上回っておりやや弱材料視、大豆は予想範囲内で中立材料視される。 

 

5) USDA 週間ローンデータ (Oct.15現在) (単位:百万ブッシェル)  

【コーン】 

  9ヶ月残高  先週比  FORFEIT計  先週比  REDEEMED計  先週比 
2001クロップ  63.6  -6.8  0.4  0.0  1,330.7  6.8 
2002クロップ  47.2  10.1  0.0  0.0  0.0  0.0 

【大豆】 

  9ヶ月残高  先週比  FORFEIT計  先週比  REDEEMED計  先週比 
2001クロップ  7.4  -1.0  0.8  0.1  303.6  0.9 
2002クロップ  18.9  10.0  0.0  0.0  0.1  0.1 

予想範囲内にて中立材料視される。 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン・ダイズ) 来週は南米の天候、米国の収穫の進展にやや軟調な展開か

今週はコーン・ダイズともに相場を方向つける材料に欠ける一週間であった。週半ばにはエジプトによる米国小麦42万トンの買い付けと言うビッグニュースにより小麦市場の急騰に影響を受けたもののコーン・ダイズ市場ともにその後息切れ状態となり、各支援材料もないなか上昇力は減速した。ダイズ相場の下支え要因であったブラジル北部ダイズ産地でも降雨があり、また来週前半にも降雨が期待できること、またアルゼンチンではコーンの作付けが順調に進んでおり、また作付け前のダイズ農地でも潤沢に水分が蓄えられていることなどから今のところ大きな懸念材料とはならない。今週は週半ばよりベルト北部で小雨、降雪があり予想の外収穫は同地区で遅延したものの来週はドライ気味の天候となりコーン・ダイズともに収穫の終盤を迎えることから現在の価格レベルでも農家売りが増加して来週はやや軟調な展開を予想する。(H) 

 

【ご注意】 

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(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)