(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2002年10月22日

 

 

本日の相場

とうもろこし  -- やや安値寄り付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
DEC 02  252 - 51 1/4  252 3/4  250 1/2  251 1/2  - 2 3/4  227304  1255+ 
MAR 03  257 3/4 - 57 1/2  258 1/2  256 1/2  257  - 2 3/4  136031  2638+ 
MAY 03  260 1/2 - 60 1/4  261  259 1/4  259 3/4  - 2 1/2  38755  437+ 
JUL 03  260 1/2 - 60 1/4  261 1/2  260  260 1/4  - 2  40133  579+ 
SEP 03  250 3/4 - 50 1/2  252  250  250  - 2  9635  12+ 
DEC 03  244 1/2 - 44 1/4  245 1/4   243 1/2  244 1/4   - 1  27409  299+ 
            482973  5230+ 

 

 

 

大豆     --- やや安値寄り付き、安値引け ---

 

?? OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
NOV 02  548 1/2 - 47 1/2  549  546 1/4  546 1/2  - 4 1/2  64696  2268- 
JAN 03  551 - 50  551 3/4  548  548 1/4  - 5 1/4  53105  2121+ 
MAR 03  553 - 52 1/2  553 1/2  549  549 1/4  - 6 1/4  34827  882+ 
MAY 03  552  552  547  547 1/2  - 6 1/4  34616  591+ 
JUL 03  551 - 50 1/2  551  546 1/4  546 1/2  - 6  18599  390+ 
AUG 03  544  544  540  540  - 8 1/2  1312  3+ 
            217121  1860+ 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
DEC  17010  -230  DEC  2028  -13  DEC  403 3/4  - 5  124.98 ~` 125.16 
JAN  17070  -210  JAN  2030  -14  MAR  397 3/4  - 5 3/4   
MAR  17090  -250  MAR  2032  -13  MAY  373 1/4  - 5 3/4   
MAY  16980  -250  MAY  2031  -11  JUL  330 1/2   - 6 1/2   

 

 

 

 

本日の相場の動き

 

(コーン) 新規材料に欠けるなか、収穫の進展によるヘッジ売りに押され終始軟調な展開

昨日の地合いの悪い引けがそのまま継続して売り先行の寄り付きとなり、結局小幅レンジの中そのままマイナスサイドでの引けとなった。引き続き相場を方向付ける新規材料に欠けたが、昨日発表された農務省の収穫進捗率で51%の収穫が確認され、収穫も折り返しになったことや今週末にかけてはドライ天候となり一気に収穫が進展して農家売りも増加するのではとの見方に売りが終始買いを上回る展開となった。日本が米国産コーン101,600トン買い付けたとのニュースも大きな支援材料とはならず、逆に中国が農務省の予想している生産高125百万トンから生産高を上方修正するのではとの見方もあり市場の圧迫材料となっていた。本日も取引ボリュームが少なく活気のない取引が続いた。 

 

(ダイズ) ブラジル北部ダイズ産地での降雨に反落、昨日の上げを帳消しとした 

ブラジルダイズの主産地であるマト・グロッソ州で0.1〜0.5インチの降雨があり更に金曜日までに南部マト・グロッソ州中心に降雨が期待できるとの報に寄り付きより値を下げ、昨日ブラジルでの北部の旱魃気味天候を囃して上伸した値を帳消しとした。昨日発表された収穫進捗率で予想の上限に近い74%の収穫進捗率が確認されて今後徐々に農家売りが増加するのではとの見方も本日の売り材料となっていた。コーン市場と同様に相場を方向付ける材料に欠けた1日となった。 

本日、ファンド筋はコーン・ダイズでそれぞれ各1,500枚売り越し、各市場でのネットロングポジションをそれぞれ55,200枚・44,400枚程度とした模様。 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部  ベルト西部では明後日にかけて降雨・降雪 

昨日は最北部で0.10〜0.40インチ、カバー率10%の降雪があった。西部では明日・明後日にかけて0.10〜0.50インチ、カバー率30%の降雨が見込まれる。北西部では雪になり、降雪量は1〜4インチになる可能性がある。北西部を除いてはコーンの収穫の遅れは大きくないが、北西部では小麦のロッジング被害の恐れが出てくる。 

NOAA 米国各産地6-10日間予報 (10月27日〜10月31日)】  

*引け後の予報 

  気温  降水量 
西部ベルト  MB/B  B/N 
東部ベルト  MB/B  B/N 

大きな変更なく、中立からやや弱材料視。 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

ブラジル  産地北東部の降雨量は限られる 

昨日はリオグランデドスル州、パラナ州南部、サンパウロ州南西部、またマトグロッソドスル州、マトグロッソ州の一部の地域で0.25〜1.0インチ、大豆、小麦産地の60%、コーン産地の45%をカバーする降雨が観測された。気温は北部では最高37℃/最低20℃、南部では同じく22℃/11℃で推移した。乾燥している産地北東部(ミナスジェライス州、サンパウロ州)では本日から明日にかけて降雨があるが降雨量は限られ、土壌水分を大きく回復させるには至らない。木曜日からはまた南部に雨が戻る。 

 

アルゼンチン  2、3日はドライな天候が続く 

昨日はブエノスアイレスで0.25〜1.25インチ、カバー率35%の降雨があった。木曜日までは概ねドライ、金曜日に南西部に降雨が戻った後、土曜日にかけてブエノスアイレス地方へ移動する。予想降雨量は0.10〜1.0インチ、カバー率40%。この2、3日は作付けが進捗する。 

 

 

本日の発表等

【引け後の発表】 

1) USDA発表 受渡可能在庫数量 (単位:百万ブッシェル)    

 

   10月18日      前週    
コーン         8.8      7.7 
大豆     7.7      5.7 
小麦     25.5      25.3 

予想範囲内で中立材料視。 

 

2) ブリッシュコンセンサス  (単位:%) 

 

  10/22/02  10/15/02  10/8/02  10/1/02  9/24/02 
大豆  60  60  57  60  72 
大豆油  39  37  34  36  36 
大豆粕  62  65  62  64  75 
コーン  44  46  49  47  51 
小麦  71  64  66  73  79 

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン・ダイズ) 

ブラジル北部での降雨にダイズが下げ、コーンも新規の材料に欠けるなかこれに追随した。ブラジル北部での降雨は量的には土壌の乾燥を癒すにには十分ではないが、この少量の雨にもダイズ市場は反応して5セント以上の下げとなった。昨日も指摘したがブラジルダイズの収穫遅れを囃すにはまだ時期尚早だ。マト・グロッソ、マトグロッソドスル、ゴイアス州またパラナ州などでも11月になっても大豆は作付け可能であり、昨日のサフラス社の作付け進捗率でも確認されたがまだ作付けの全国平均は平年並みとなっており大きく遅れてはいない。本日もブラジル産地での少量の雨にダイズ価格が崩れたのは、背景にブラジルダイズの大増産の可能性が高いからである。南米の天候相場入り(天候プレミアム)して相場が持ち上がる前にはもう一段のファンド筋のロング整理が必要と考える。10月末にかけて南米の天候が順調となればこのチャンスとなり11月限は530セントレベルまで下げよう。一方のコーンは昨日の意見と変わらず、中国メイズの増産、米国コーンの生産上方修正予想、農家売りなどにより大豆と同じ動きとなり12月限で230セントへの動きとなろう。そこでファンドのロングが整理されなければその後の大きな上への上昇力は両商品とも得られない。 (H) 

【ご注意】 

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)