(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2002年10月23日

 

 

本日の相場

とうもろこし  -- やや高値寄り付き、やや安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
DEC 02  252 1/2 - 52  252 1/2  250  250 1/4  - 1 1/4  225649  1655- 
MAR 03  257 3/4 - 57 1/2  257 3/4  254 3/4  255  - 2  137073  1042+ 
MAY 03  260 3/4 - 60 1/4  260 3/4  257 1/4  257 1/2  - 2 1/4  38968  213+ 
JUL 03  261 1/4 - 61  261 1/4  258  258 1/4  - 2  40320  187+ 
SEP 03    251 1/4  249  249  - 1  9628  7- 
DEC 03  245  245   242 1/2  242 1/2   - 1 3/4  27783  374+ 
            483184  211+ 

 

 

 

大豆     --- やや高値寄り付き、高値引け ---

 

?? OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
NOV 02  550 1/2 - 49 1/2  556 1/2  549 1/2  554 1/2  + 8  61848  2848- 
JAN 03  552 - 51 1/2  557  551 1/2  554 3/4  + 6 1/2  53947  842+ 
MAR 03  553 - 52  556 1/2  552  554 1/4  + 5  35022  195+ 
MAY 03  551 - 50 1/2  554  550  551 3/4  + 4 1/4  34821  205+ 
JUL 03  552 - 51  553  549  550 1/2  + 4  18806  207+ 
AUG 03    546  542 1/2  542 1/2  + 2 1/2  1391  79+ 
            216001  1120- 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
DEC  17090  + 80  DEC  2084  +56  DEC  396 1/2  - 7 1/4  123.92 ~` 124.47 
JAN  17100  + 30  JAN  2083  +53  MAR  393 3/4  - 4   
MAR  17110  + 20  MAR  2081  +49  MAY  370 1/4  - 3   
MAY  17010  +30  MAY  2073  +42  JUL  329   - 1 1/2   

 

 

 

 

本日の相場の動き

 

(コーン) 米国の飼料用小麦輸入の噂や小麦市場の急落から軟調となる、堅調な産地価格により下げ幅は限られた

シカゴ小麦市場でファンドの売りにより期近が7セント以上の急落となりコーン市場でも心理的に圧迫を受けたこと、また米国南東部養鶏向けにWilmington Bulk LLC社が英国産飼料用小麦10万トンを輸入するとの話などからコーン市場では売りが旺盛となり前日比マイナスサイドの動きとなった。一方、国内コーン産地価格が農家売りの少ないなか堅調な動きとなっておりこのことが期近12月限の下げ幅を押さえていた。引け間際には12月限は250セントライン上での売り買い攻防となったが何とか心理的サポートラインと考えられている250セントを上回って引けた。 

 

(ダイズ) ブラジル北部ダイズ産地での乾燥天候予想、南部の降雨予想に急騰、昨日の下げを取り戻した 

ブラジル北部州での降雨はベルト全体で10〜20%に限られ、今後10月末まで目立った降雨はなく、また気温も34〜38度程度と高めに推移して同地域の作付けは更に遅延するとの見方、一方南部州では雨勝ちの天候が10月末まで続くとの報に同地域でも作付けが遅延するとの見方から寄り付きより前日比高値で始まった。その後も産地では農家売りが限られていることから現物価格が引き続きしっかりで動いており期近11月限は一時前日比10セントアップを付けるに至った。ブラジル農務省はこの日、ブラジルダイズ生産高を48.2百万トン(前年41.9百万トン)との発表を行なった。 

 

本日、ファンド筋はコーン・小麦市場で各1,000枚・2,000枚売り越し、ダイズ市場で4,000枚を買い越した。各市場でのネットロングポジションをそれぞれ54,200枚・21,500枚・48,400枚程度とした模様。 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部  ベルト西部で降雨・降雪 

昨日はベルト最西端部で0.10〜0.50インチ、カバー率10%の少量の降雨があった。サウスダコタ、ネブラスカ北部、アイオワ北西部では雪になり降雪量1〜4インチ。今日・明日も西部では雨又は雪。それ以外は概ねドライだが、日曜日から月曜日にかけて嵐になる恐れがあり、予想降雨量は0.25〜1.0インチ、カバー率75%程度の見込み。 

NOAA 米国各産地6-10日間予報 (10月28日〜11月1日)】  

*引け後の予報 

  気温  降水量 
西部ベルト  MB/B  B 
東部ベルト  MB/B  B/N 

大きな変更なく、ほぼ中立材料視。 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

ブラジル  南部は今週後半も降雨 

昨日はリオグランデドスル州北部、サンタカタリナ州、パラナ州南部、サンパウロ州南部、ミナスジェライス州南部で0.25〜1.0インチ、大豆産地の20%、コーン産地の30%、小麦産地の50%をカバーする降雨が観測された。この低気圧は今日から明日にかけて北部で雨を降らせ、その後明日後半から明後日にかけてはまた南部に戻る。予想降雨量は0.25〜1.0インチ、ところにより2.0インチ、カバー率55%程度。北部での降雨量は土壌水分を大きく改善するにはまだ至らない。 

 

アルゼンチン  週後半はドライ 

今週後半は概ねドライ。降雨が戻るのは南部で土曜日、北部で日曜日。土壌水分は良好で作付けは進捗する。 

 

 

本日の発表等
1) 週間輸出成約高 発表前の予想レンジ

明日の寄り付き前に週間輸出成約高が発表される。予想レンジは以下の通り。 

                         (単位:1,000トン) 

     予想レンジ         前週      
コーン       650-900  651.5 
大豆  450-700  560.5 
大豆粕  75-150  112.8 
大豆油  3-10  2.5 
小麦  700-850  315.7 

 

 

2) USDA発表 エッグセット・チックプレイスメント    (単位:%) 

 

     10/23        前週    
肥育用ブロイラー卵投入数     98  98 
肥育用ブロイラー雛鶏投入数  95  95 

前週と変わらずだが、前年比マイナスで中立からやや弱材料視。 

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン・ダイズ) 

コーン市場では引き続きスローペースの輸出需要、現在進行いている米国での収穫、小麦市場の動向などにより軟調な展開が続いている。本日は新たなニュースとしては米国南東部地区の養鶏飼料向けに英国産飼料用小麦10万トンが輸入されるとの話、またブラジルのCONAB(国家食料供給局)がブラジル産コーンの生産高を37.1〜40.4百万トン(前年予想35.2百万トン、農務省予想37百万トン)と発表されており農務省最新予想を上回る数字となっており本日、更には今後のコーン市場の圧迫材料となる。ダイズと同様にコーンの農家売りが少なく、産地価格も堅調に推移していることは期近の唯一の支援材料となっており、本日も12月限は何とか250セント割れを逃れることが出来た。しかし、今後の収穫進展や軟調な輸出需要から農家売りが出てくればこの心理的サポートレベルが破られるのも時間の問題といえる。 

一方のダイズは日替わりでブラジルでのダイズ産地である中西部三州(マト・グロッソ、マト・グロッソドスル、ゴイアス州)や南部州での天候が材料となりアップ&ダウンを続けている。中西部三州では10月末まで大量の降雨も期待できないと言った見通しとなっており今後11月以降の天候予想が注目されてくる。11月以降も乾燥天候により同地区のダイズ作付けが思うように進まなければこれは強い材料として捉える必要が出てくる、また南部三州でも雨勝ちの天候が11月以降も続くようであればこれも要注意。しかし、10月末まではまだ今後の作柄、収量を云々するのはまだ時期尚早であり、昨日のように少しでの降雨でも市場は下方向に反応しやすくなっていることを忘れてはならない。 (H) 

 

【ご注意】 

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)