(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2002年10月25日

 

 

本日の相場

とうもろこし  -- ほぼ変わらずの寄り付き、まちまちの引け ---

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
DEC 02 250 - 49 3/4 250 1/2 248 1/2 250 1/4 + 0 223175 569-
MAR 03 254 3/4 - 54 1/2 255 253 254 - 3/4 140554 1763+
MAY 03 257 - 56 3/4 257 3/4 255 1/2 256 3/4 - 1/2 40614 504+
JUL 03 258 1/2 - 58 1/4 258 1/2 256 1/4 257 1/2 - 1 41511 113+
SEP 03 249 3/4 249 3/4 248 1/2 248 3/4 - 1/4 9959 273+
DEC 03 242 3/4 243 1/4 242 1/4 242 3/4 + 0 28017 69+
  487567 2123+

 

 

 

大豆     --- やや高値寄り付き、やや高値引け ---

 

   OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
NOV 02 558 - 57 559 1/2 555 3/4 557 - 1/2 58905 2773-
JAN 03 560 - 59 560 3/4 556 1/2 557 1/4 - 1 1/2 61871 5791+
MAR 03 558 559 1/4 554 1/2 555 - 3 36999 1004+
MAY 03 555 - 54 1/2 555 3/4 550 1/2 552 - 3 35217 262+
JUL 03 554 1/4 - 54 554 1/4 548 1/2 548 3/4 - 5 18560 174-
AUG 03 545 1/2 - 45 546 538 538 1/2 - 7 1505 98+
  223490 4256+
MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
DEC 16990 - 90 DEC 2119 +6 DEC 410 1/2 - 1 1/4 123.85 ~` 124.24
JAN 17020 -120 JAN 2115 +3 MAR 405 1/2 - 3/4
MAR 17040 -140 MAR 2106 +0 MAY 375 1/2 - 2
MAY 16880 -150 MAY 2096 +3 JUL 326 1/2 - 3 1/4

 

 

 

 

本日の相場の動き

 

(コーン) 新規材料難のなか週末を控えた農家売りや昨日の予想を大きく下回る週間輸出高に小幅レンジの中軟調な展開となる

昨日発表された週間輸出高が事前予想を大きく下回って報告されたことが市場では今後更に輸出需要が低迷するのではとの憶測を呼び寄り付きより軟調な展開となった。また、週末を控えた農家売りも出て小幅レンジ内ながらもマイナスサイドの動きに終始した。相場を方向つける材料に欠け全般的に静かな1日となった。

 

(ダイズ) 週末を前にした利食い売りやブラジル大豆の増産予想(サフラス社)を嫌気した売りにマイナスサイドの引けとなる

来週月曜日に発表される農務省の作付け進捗率で略大豆の収穫が終了(今週月曜日の発表では74%)して今後農家売りが徐々に強まるとの見方に対してブラジル北部のドライ天候や南部の多雨天候により相場は今後上昇するとの期待から農家売りが増加しないとの見方が交錯、そのなかで週末を控えたファンドの利食い売りが旺盛となりマイナスサイドでの取引が続いた。ブラジルのサフラス&メルカード社が2002/03CROPの大豆生産を49.7百万トンと本日発表したことも市場では弱材料として捉えられた。(前年は42.1百万トン、農務省の予想では48百万トン)また、パラナ州中部・北部でのドライ天候はまだ大豆作付けにとって大きな問題とはなっていないとの同社の情報も流れ期先を中心に売り圧力が強まった。一方、本日発表された米国センサスビュローの9月大豆搾油高は予想の範囲内となり材料とはならなかった。

 

本日、ファンド筋はコーン・ダイズ・小麦市場で各1,500枚・500枚・1,000枚を売り越し、各市場でのネットロングポジションをそれぞれ55,870枚・46,000枚・21,300枚程度とした模様。

 

 

各生産地の天気予報および状況

 

米国中西部  週明けまとまった雨が戻る

昨日は主にベルト西部で0.10〜0.65インチ、ところにより1.5インチ、カバー率45%の降雨が見られた。本日は東部で同程度の降雨がある模様。週末は降雨は少なく、週明けにまとまった降雨になる見込み。一連の降雨でやや収穫は遅れる。

【NOAA 米国各産地6-10日間予報 (10月30日〜11月3日)】 

*引け後の予報

  気温 降水量
西部ベルト MB/B B
東部ベルト MB B/N

大きな変更なく、ほぼ中立材料視。

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ)

 

ブラジル  南部は引き続きウェット

昨日の降雨はリオグランデドスル州、マトグロッソ州で0.25〜1.0インチ、ところにより2.0インチ、コーン、大豆産地の25%、小麦産地の35%をカバーした。最高気温は北部で38℃、南部で22℃程度。南部では本日も降雨、マトグロッソでは週末も雨模様。週明けは南部でまた降雨の見込み。今月産地北部ではマトグロッソ州、マトグロッソドスル州ではやや降雨が見られたものの、全体的に降雨量が少なく平年比25%。特にゴイアス州は8月、9月から引き続き乾燥している。

アルゼンチン  週後半はドライ

昨日は0.10〜0.75インチ、カバー率10%の降雨が観測されたが概ねドライであった。週末からまとまった降雨が戻り、予想降雨量は0.25〜1.0インチ、ところにより1.5インチ、カバー率50%。今週のドライがちな天候によりコーンの作付けは進捗している。

 

 

本日の発表等

【寄り付き前の発表】

1) センサス月間搾油報告

(単位 : ショートトン、 オイル ⇒ 1千ポンド)

  9月 (2002年) 8月 (2002年) 9月 (2001年)
搾油量 3,719,316 3,917,020 3,846,326
粕生産量 2,746,833 2,881,800 2,866,445
粕在庫 209,659 221,978 342,431
皮生産量 218,880 224,854 209,821
皮在庫 31,514 34,561 40,987
粕・皮在庫 240,173 256,539 383,418
油生産量 1,413,830 1,474,755 1,452,922
油工場・倉庫在庫計 2,362,898 2,521,712 2,877,291
工場在庫 1,089,366 1,391,132 1,228,287

予想の範囲内にて中立材料視された。

 

【引け後の発表】

2) コミットメント オブ トレーダーズ (Oct.22現在) (単位:枚) 

 

  オプションなし  ⇔ 市場事前予想 オプション込み
大豆 ロング  45,030 ロング  44,400 ロング  29,031
大豆粕 ロング   9,407 ロング   9,000 ロング   4,230
大豆油 ロング  20,299 ロング  25,000 ロング  15,127
コーン ロング   60,372 ロング  55,200 ロング  27,195
小麦 ロング  19,814 ロング  22,500 ロング  22,362

いずれも予想範囲内で中立材料視される。

 

3) USDA 週間ローンデータ (Oct.22現在) (単位:百万ブッシェル) 

【コーン】

  9ヶ月残高 先週比 FORFEIT計 先週比 REDEEMED計 先週比
2001クロップ 55.2 -8.4 0.4 0.0 1,339.1 8.4
2002クロップ 68.1 20.9 0.0 0.0 0.2 0.1

【大豆】

  9ヶ月残高 先週比 FORFEIT計 先週比 REDEEMED計 先週比
2001クロップ 5.5 -1.9 0.9 0.1 305.4 1.8
2002クロップ 47.9 29.0 0.0 0.0 0.1 0.0

予想範囲内にて中立材料視される。

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン・ダイズ) 今週は方向感のない相場展開に終始、来週は11月以降の南米の天候をにらんだ相場展開

今週はコーン・大豆ともに相場を方向つける目新しい材料に欠けた展開となった。大豆はブラジルでの大豆作付けを控え北部州でのホット&ドライ天候、南部州のウエットな天候が囃され上伸する場面も見られたが少量の降雨予想に急落して地合いの悪さも露呈した。北部州での10月の降雨量は平年比25%程度との報告もあるが8月・9月には十分な降雨があり土壌水分は危機的な状況ではないとも言われている。予報では来週後半には高気圧の勢力が弱まり、前線が侵入する可能性があり降雨のチャンスが出ている。いよいよ来週末には11月を迎えるため南米大豆の作付けにとって重要な時期となり今後の天候予想が更に注目されてくる。一方、今週コーンの週間輸出量が51万トンとこの時期の通常の数字である100万トンに大きく及ばなかったことが注目される。短期的には農家売りが少なく期近中心に堅調な動きとなっているが今後輸出需要が低迷してくると産地価格も軟化し、これに農家売りが増加しくる可能性あり要注意となる。今週は大きな動きはなかったが、来週は米国コーン・大豆の収穫も終盤となり、且つブラジルを中心とした大豆・コーンの作付けにとって重要な時期を迎える為、両相場を方向つける大事な一週間となる。 (H)

 

【ご注意】

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(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)