(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2002年11月4日

 

 

本日の相場

とうもろこし  -- ほぼ変わらずの寄り付き、やや安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
DEC 02  247 - 46 1/2  247 1/2  244  244 1/4  - 3 1/4  204647  2962- 
MAR 03  250 3/4 - 50 1/2  251  248  248 1/4  - 3  153938  2507+ 
MAY 03  253 1/2  254  251 1/4  251 1/2  - 2 1/2  46505  897+ 
JUL 03  255 1/4 - 55  255 1/4  253  253 1/4  - 2  46699  1679+ 
SEP 03  249  249  247  247 1/4  - 1 3/4  10219  144+ 
DEC 03  244 - 43 3/4  244   242 1/2  242 3/4   - 1  28748  177+ 
            494708  2446+ 

 

 

 

大豆     --- ほぼ変わらず寄付き、高値引け ---

 

?? OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
NOV 02  568 - 67 1/2  576  567 1/2  575 1/4  + 6 3/4  14737  3695- 
JAN 03  568 - 67  574  567  572 3/4  + 4  90431  2621+ 
MAR 03  564 1/2 - 64  568 3/4  563  566 3/4  + 2 1/4  40331  181- 
MAY 03  555 1/2 - 55  560  554  558 1/4  + 1 1/2  35648  47+ 
JUL 03  552 - 51 1/2  555 1/2  551  553  + 1/2  20808  226+ 
AUG 03  547  547  545  546 1/2  + 1 1/2  2026  225+ 
            215417  472- 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
DEC  16990  - 50  DEC  2236  +45  DEC  408 1/4  - 5 1/4  122.34 - 122.53 
JAN  17010  - 80  JAN  2237  +43  MAR  407 1/2  - 2   
MAR  16970  - 110  MAR  2221  +34  MAY  371  - 2 1/2   
MAY  16740  - 130  MAY  2202  +32  JUL  330 1/4   - 1 1/2   

 

 

 

 

本日の相場の動き

 

(コーン) 金曜よりのフォロースルー。寄付きより地合は弱く、引け際に更に下落

金曜引け後のFC STONE社予想数値、その他コミットメントオブトレーダーズ、いずれも市場にインパクトを与える事はなく、又週末の中西部の天候も概ね順調だった事から収穫の終盤もほぼ順調と、何事もなく静かな寄付きとなった。午前中輸出検証高の発表内容は予想範囲内。しかし昨年同時期比26.5%遅れをとっている数値の確認は材料難のコーン市場へはネガティブなインパクトとなった。12月限は247台で取引を開始するも、数値発表後は1セント〜2セント下のレベルへ下落、終了間際までこの245〜246を中心とした閑散な動きとなった。農務省発表を12日に控え、90億ブッシェルという数字が市場に問題なく認知され始めている点や、マージン低下から不振な数字が続くキャトルオンフィードなど国内飼料用途としての需要についても目先の不振が市場を覆っており、元気な話がとにかく見当たらない。肝を煮やした市場は引け際に再度下落。本日の安値圏での引けとなっている。本日の安値12月限244は10月14日につけた243-1/4以来の安値となっており、これを抜けるとテクニカルにも更なる下落が進むと考えられる。 

 

(ダイズ) 堅調な輸出、大豆油相場にもつられ本日も上げ相場となる 

週末のブラジル北部産地への降雨は弱材料となったこともあり寄り付きこそわずかに安値での取引開始となったがその後は堅調。先週までの上げ相場の勢いも衰えておらず、コーン市場とは状況が異なった。輸出検証高発表では予想以上の数字となり市場は敏感に反応。11月限569台の相場は一気に5−6セント買い上げられる形となった。その後一旦は上げすぎ感より戻す形となったが、北部ブラジルでは依然としてウエットな天候のため作付進捗が遅れている点、中国、ヨーロッパ等よりに追加買付けの噂、又約定高値を更新している大豆油12月限はテクニカルにも引き続き力強い動きとなっている点等もあり、引けにかけて再び値を回復、本日の高値に近いレンジでの取引を終了している。 

 

本日のファンド、コーンは8000枚の売り越し、大豆は3000枚の買い越しと見られている。 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部  今週前半はデルタで降雨

先週末はデルタで0.10〜0.50インチ、ところにより4.25インチの降雨が見られたが、中西部ではコーン・大豆ベルトの10%、小麦ベルトの35%に限られた。デルタでは本日・明日も降雨、ベルトでは明日0.10〜1.0インチ、カバー率コーン・大豆ベルトの35%、小麦ベルトの65%の降雨が予想される。この期間の気温は低すぎず、小麦の発芽にも影響はない。 

NOAA 米国各産地6-10日間予報 (11月9日〜11月13日)】  

*引け後の予報 

  気温  降水量 
西部ベルト  N  B/N 
東部ベルト  N  N 

中立材料視される。 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

ブラジル  週末ベルト北部でも降雨 

先週末はベルト南部と北東部で降雨となった。北部で降雨が見られたのは、ミナスジェライス州北部、ゴイアス州、南部ではリオグランデドスル州、パラナ州とマトグロッソドスル州で降雨量は0.5〜2.0インチ、コーン産地の65%、大豆産地の55%をカバーした。雨は今週に入っても北部では水曜日頃まで見られ、南部ではドライが続いた後金曜日までには戻って来よう。一連の降雨により北部州での土壌水分改善が期待できる。南部では水分過多の状態が続くものの12月に入っても作付けは期待でき、作付面積の減少を言うにはまだ時期尚早。 

 

アルゼンチン  週末は広範囲に降雨 

先週末は0.25〜1.0インチ、産地の80%をカバーする降雨が観測された。週明けは水曜日まではドライ、その後降雨が戻る見込み。サンタフェでは水分過多の状況、それ以外の地域では作付けに影響するまでには至っていない。 

(ブラジル・アルゼンチン向こう6〜10日予想) 

降雨量はブラジル南部、西部で平年以上、ブラジル北東部、アルゼンチンでは平年以下。気温はブラジル南部で平年以下、その他の地域では平年並み。散発的な降雨によりブラジル北部で土壌水分の改善が見られる。南部でも今週末は降雨が限定され作付けは期待できる。 

 

 

本日の発表等

【寄り付き前の発表】

1) USDA発表 週間輸出検証高 (単位:千トン) 

 

  10月31日の週  10月24日の週  昨年同週  今年度累積  昨年度累積 
コーン  618.7  595.9  729.5  5,827.3  7,930.9 
ダイズ  1,175.0  1,297.3  1,385.4  4,660.0  5,484.4 
小麦  515.0  525.9  514.2  10,548.3  11,586.5 

コーンは予想を下回り弱材料視、逆に大豆は予想を上回り強材料視された。 

 

【引け後の発表】 

2)  USDA発表  週間クロッププログレス報告  (単位:%) 

≪冬小麦作付け≫ 

主要18州平均      今週      先週     昨年同期     平均   
  90  89  94  90 

≪冬小麦発芽≫ 

主要18州平均      今週      先週     昨年同期     平均   
  80  74  80  76 

 

≪大豆収穫≫ 

  11/3現在  先週  昨年同期  平均 
アイオワ  98  96  94  98 
イリノイ  96  92  91  96 
ミネソタ  91  87  99  98 
インディアナ  93  89  83  94 
ネブラスカ  89  86  97  96 
オハイオ  92  86  90  94 
ミズーリ  79  77  78  85 
18州平均  87  84  89  92 

やや予想を下回るも中立材料視。 

 

≪コーン主要7州収穫≫ 

  11/3現在  先週  昨年同期  平均 
アイオワ  76  61  73  88 
イリノイ  91  84  86  91 
ネブラスカ  64  58  81  83 
ミネソタ  71  52  85  91 
インディアナ  78  66  63  79 
オハイオ  75  57  57  65 
ウィスコンシン  49  36  53  66 
18州平均  77  66  78  84 

やや予想を下回るも中立材料視。 

 

3) サフラス社発表  ブラジル大豆作付け進捗率  (単位:%)   

 

   11/1現在    10/25現在    昨年同期     平均   
産地平均    13  5  24  17 

予想範囲内にて中立材料視。 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン) 

本日発表された週間輸出積み出し高も予想を下回った事からも、需要サイドの強材料が見当たらない。一方、FC Stone始め各社の11月農務省の生産・需給報告を前にした予想でも生産量の上方修正が確実視されており、プラス中国メイズの生産高の上方修正の可能性など供給面での弱材料が優勢となってきている。本日はファンド筋が約8000枚のロングを整理したと言われており、需給関係で新規の強材料がない中来週の農務省の報告を前にして追加のロング整理に入る可能性が高い。12月限で目先のサポートラインと言われていた245-3/4セントがあっさり破られたことからテクニカル面でも短期的には弱基調が続こう。今週は12月限で240セント、3月限で245セントの攻防と考える。(H) 

 

(ダイズ) 

大豆油相場の上げに乗っかっている感が強いがこのレベルからは一旦の下げを期待したい。材料(ファンダメンタルズ)としては先週申し述べた通りここにきて強い材料が大きく市場を支配している。一旦の修正後には再び上げ相場を予想する。目先の調整局面では1月限550台の相場のチャンス、まだ十分にあると見る。 (A) 

 

【ご注意】 

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(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)