(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2002年11月6日
| 本日の相場 |
とうもろこし -- ほぼ変わらずの寄り付き、やや高値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| DEC 02 | 242 - 41 1/2 | 245 1/4 | 240 1/2 | 243 | + 1 | 202322 | 1986- |
| MAR 03 | 245 3/4 - 45 1/2 | 249 1/2 | 244 3/4 | 247 1/4 | + 1 1/4 | 159710 | 3160+ |
| MAY 03 | 249 1/4 - 49 | 252 1/2 | 248 | 250 1/4 | + 1 | 49484 | 1945+ |
| JUL 03 | 251 1/4 - 51 | 254 1/2 | 250 1/4 | 252 1/4 | + 1 | 49159 | 1117+ |
| SEP 03 | 246 1/2 | 248 | 246 | 246 1/2 | + 1/4 | 11542 | 538+ |
| DEC 03 | 242 1/4 | 243 1/2 | 242 | 242 3/4 | + 1/2 | 30796 | 1561+ |
| 506970 | 6333+ |
大豆 --- 安値寄付き、やや高値引け ---
| ?? | OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG |
| NOV 02 | 574 - 73 | 585 | 573 | 580 1/2 | + 2 1/4 | 8392 | 3239- |
| JAN 03 | 567 1/4 - 66 | 578 1/2 | 565 3/4 | 575 | + 2 1/4 | 88332 | 1193- |
| MAR 03 | 562 - 61 | 572 1/2 | 560 1/4 | 570 1/2 | + 3 1/4 | 41413 | 237+ |
| MAY 03 | 553 1/2 - 53 | 565 1/2 | 552 1/2 | 562 3/4 | + 2 1/4 | 35016 | 991- |
| JUL 03 | 552 - 51 | 560 | 550 | 558 | + 1 3/4 | 20895 | 157- |
| AUG 03 | 544 | 550 | 543 | 549 | + 1 | 2110 | 84+ |
| 208129 | 4901- |
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT | CHG | NY-YEN | |||
| DEC | 16970 | -100 | DEC | 2223 | +17 | DEC | 394 1/2 | - 6 1/4 | 121.86 ~ 122.37 |
| JAN | 17020 | -70 | JAN | 2224 | +19 | MAR | 395 1/2 | - 5 1/2 | |
| MAR | 16980 | -30 | MAR | 2214 | +22 | MAY | 362 3/4 | - 4 3/4 | |
| MAY | 16740 | -70 | MAY | 2193 | +19 | JUL | 326 1/4 | - 2 3/4 |
| 本日の相場の動き |
(コーン)?活発な商業筋の買いに安値より持ち直すも後半にはヘッジタイプの売りに値を戻した
本日発表されたスパークス社の生産予想では2002年クロップが9,010百万ブッシェルとなり、10月の農務省の予想8,970百万ブッシェルを上回り、且つダイズで2,765百万ブッシェルと農務省の前回発表数字を111百万ブッシェルも上回る結果となった。セッション前半はファンドのロング整理売りに押され12月限は240-1/2セント迄売られたがその後は上記スパークス社の数字は予想の範囲内であり驚くべき数字ではないとの見方、更にはオーストラリアが25万トンの米国産ソルガムの輸入許可を出したのに加えて20万トンの米国産コーンの輸入許可を考えているとのレポート、更にはブラジルが来年2月末までに100万トンのNON-GMOコーンを輸入する必要があるとのレポートなどに商業筋の買いがついて急速に値戻しし12月は本日の高値の245-1/4セントをつけた。後半には現物のヘッジタイプの売りが出て値を戻すも約一週間ぶりに前日比プラスサイドでの引けとなった。
(ダイズ)?スパークス社の生産高発表に前半下げるも堅調な輸出需要期待やブラジルの天候に急速に値を回復した
11月の農務省の需給報告を来週に控えて、スパークス社がダイズの生産高予想を2,765百万ブッシェルと予想した。この数字が10月の農務省の予想数字を111百万ブッシェル上回ったことが市場には驚きととらえられて前半ダイズは売りを浴びて前日比大幅ダウンでの取引が続いた。しかし、明日発表される週間輸出成約高で3週間続けて予想を上回る成約量が確認されるとの噂や輸出港での現物価格が引き続き堅調な動きとなっていることなどを材料としてファンドの買戻しが急速に入り急速に値を戻した。一方、南米ではブラジル北部のダイズ産地で木曜から土曜日にかけてドライ天候となること、南部で日曜日に降雨が始まることなどが報告されセッション後半のファンドの買いを煽った。
ファンド筋はコーン市場で約3,500枚の売り越し、大豆市場では3,500枚を買い越した模様。両市場でのネットロングはそれぞれ38,800枚、51,500枚程度となっている。
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国中西部 中西部、デルタともに週後半はドライ、週末は降雨が戻る
昨日は中西部、デルタで0.10〜0.75インチ、ところにより1.5インチ、コーン・大豆ベルトの45%、小麦ベルトの70%をカバーする降雨があった。本日以降は概ねドライ、土曜日遅くか日曜日から降雨が戻る見込み。中西部での収穫はベルト東部ではやや遅れるが西部では週末もそれほど遅れない。デルタはウェットの状態が続き収穫は遅れ気味。平年以下で推移していた気温は平年並みに戻ってきており、小麦の発芽には十分なコンディション。
【NOAA 米国各産地6-10日間予報 (11月11日〜11月15日)】
*引け後の予報
| 気温 | 降水量 | |
| 西部ベルト | B/N | B |
| 東部ベルト | B/N | N/A |
中立材料視される。
米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ)
ブラジル 週末は降雨が戻る
昨日は北東部4分の1の限られた地域で0.25〜1.25インチ、カバー率10%の降雨となった。この地域では本日から明日にかけても降雨が残る。西部、南部に降雨が戻るのは週末、0.25〜1.5、ところにより2.5インチ、カバー率60%が予想される。北部での降雨がコーン・大豆の発芽を促すが、南部での水分過多は作付けを遅らせる。
アルゼンチン 金曜日に降雨
昨日はマイルド&ドライの一日となった。明日もこのような天候が続く。木曜日夜半から金曜日にかけて0.25〜1.0、ところにより2.0インチ、カバー率50%の降雨が見込まれる。その後週末から来週前半はドライな天候が予想され、作付けが加速する。
(ブラジル・アルゼンチン向こう6〜10日予想)
降雨量はブラジルでは北東部以外で平年以上、アルゼンチンでは平年以下。気温はブラジル、アルゼンチンともにやや平年以上。ブラジル北部では降雨が望まれるが、南部では作付けを遅らせるだけ。
散発的な降雨によりブラジル北部で土壌水分の改善が見られる。南部でも今週末は降雨が限定され作付けは期待できる。アルゼンチンではコーン・大豆の作付け、小麦の収穫が期待できる。アルゼンチンでは現在土壌水分は十分でドライな天候は作付けを可能にする。
| 本日の発表等 |
【引け後の発表】
| 1) USDA発表 エッグセット・チックプレイスメント (単位:%) |
| 10/6 | 前週 | |
| 肥育用ブロイラー卵導入数 | 97 | 97 |
| 肥育用ブロイラー雛鶏導入数 | 97 | 94 |
引き続き前年比マイナスでやや弱材料視。
| 2) 週間輸出成約高 発表前の予想レンジ |
明日の寄り付き前に週間輸出成約高が発表される。予想レンジは以下の通り。
(単位:1,000トン)
| 予想レンジ | 前週 | |
| コーン | 700-1,000 | 1,028.1 |
| 大豆 | 900-1,200 | 1,647.8 |
| 大豆粕 | 100-150 | 218.5 |
| 大豆油 | 5-15 | 9.1 |
| 小麦 | 250-400 | 434.3 |
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン)
本日発表されたスパークス社の9,010百万ブッシェルは予想の範囲内あるいは予想外に少ないと市場ではとらえられた。ファンド筋は今週三日間で約15,500枚のネットロングを整理している。短期的には売り過剰感が本日の市場で支配的となり、そこにスパークス社の数字、オーストラリアの米国産コーン20万トンの輸入許可の可能性やブラジルの100万トン非遺伝子組み替えコーン買い付け(来年2月積みまで)の報が流れ価格はダイズの動きと同様に本日の安値より急速に値戻しした。ファンド筋の急速なロング整理は注目に値するが、相場のトレンドを変え得る需給関連での強い材料はまだ登場していない。特に需要面の弱さはコーンの上への動きを押さえており、明日の週間成約高は注目されるところ。また、来週での農務省の生産高がどの程度まで上方修正されるのか、中国の生産動向など引き続き注目されるところ。(H)
(ダイズ)
スパークスの数字に下がった後の相場の戻し。取引自体それ程大きかったわけではないが、この値の回復が今の市場を表している。ファンドの玉整理という意味で言えば未だに中途半端な状態。今後のアップトレンドへそのまま向かう状態ではないが、それでも売り手不足は否めない。発表まであと2営業日となったが、この2日は基本的には下げを期待。来週の発表後も含め1月限の560台はまだ十分に射程内であると捉えている。(A)
【ご注意】
弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。
(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)