(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2002年11月7日

 

 

本日の相場

とうもろこし  -- ほぼ変わらずの寄り付き、やや安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
DEC 02  242 3/4 - 42 1/2  243  240 3/4  241  - 2  197916  4406- 
MAR 03  247 1/4 - 47  247 1/4  245  245 1/2  - 1 3/4  161960  2250+ 
MAY 03  250 - 49 3/4  250 1/4  248 1/4  248 3/4  - 1 1/2  50277  793+ 
JUL 03  252 1/4 - 52  252 1/4  250 3/4  251  - 1 1/4  49681  522+ 
SEP 03  246 1/2  247  246  246  - 1/2  11626  84+ 
DEC 03  242 1/2  243   242  242   - 3/4  31082  286+ 
            506527  443- 

 

 

 

大豆     --- やや安値寄付き、安値引け ---

 

?? OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
NOV 02  580 1/2 - 80  580 1/2  573  574  - 6 1/2  5985  2407- 
JAN 03  574 1/2 - 73 1/2  574 1/2  566  568 1/4  - 6 3/4  89829  1497+ 
MAR 03  570 - 69 1/2  570  561  563 3/4  - 6 3/4  44249  2836+ 
MAY 03  561 - 60 1/2  561  554 1/4  556 1/2  - 6 1/4  35191  175+ 
JUL 03  557 - 56  557  550  552 1/4  - 5 3/4  21072  177+ 
AUG 03  547  547  543  544 1/4  - 4 3/4  2155  45+ 
            210629  2500+ 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
DEC  16790  -180  DEC  2219  -4  DEC  397  +2 1/2  121.86 ~ 122.37 
JAN  16860  -160  JAN  2220  -4  MAR  398  + 2 1/2   
MAR  16780  -200  MAR  2206  -8  MAY  365  + 2 1/4   
MAY  16570  -170  MAY  2183  -10  JUL  326   - 1/4   

 

 

 

 

本日の相場の動き

 

(コーン)?

輸出成約は1.086百万トン、と好調な数字となった。が、昨晩の台湾向け成約(米国産56,000トン)が、「中国産を追加買付け」というニュースで相殺された事、又小麦相場の下落もあり、コーン市場は昨日終盤からの流れを引き継ぎ、下値を目指す展開となった。寄付きレンジが本日の高値。その後は12月限240-3/4を下値にほぼ242までのレンジ内取引となった。 買材料の不足、大豆三品市場のネガティブムードも手伝い、昨日の安値はサポートされたものの、1-2セント値を削っての引けとなっている。 

(ダイズ)?週間輸出成約、数字が続かずファンド売りのきっかけとなる。 

寄付き前の週間輸出成約。連続して好調な数字期待が昨日より市場に反映されていた事もあり、今朝発表された778,800トンという先週比極端に小さな数字へは市場の失望感から売り先行、寄り付きから値を下げてスタートすることとなった。その勢いからそのまま相場は5-6セント値を下げ1月限567まで下落するが、その後昼前にかけて持ち直し、安値から5セント程回復、寄付き直後のレベルまでは戻した。が、その後が続かず引けにかけては再び値を削る展開に転じた。終盤に本日序盤の安値を更新し、1月限566をつけ、そのままやや戻したところで取引を終了している。 

きっかけがこれまで(強)材料となってきた需要要因であったこともあり、この失望感はこれまで積み上がってきた価格への行き過ぎ感に繋がり売りを煽る結果となった。又本日アルゼンチン産02/03大豆の生産量が32.5百万トンと発表されたことも市場へはネガティブな材料として作用する事となった。 

本日は終始売り優勢となったことから、ラージトレーダーズはコーンで3000枚、大豆で4000枚の売り越しであったと見られている。本日終了時点でのコーンのロングは35,800枚、大豆のロングは47,500枚(推定)とされる。 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部  中西部、デルタともに週後半はドライ、週末は降雨が戻る

昨日は中西部では概ねクール&ドライの一日となった。本日から明日にかけてはウォーム&ドライ、いずれにしても降雨はあまり見られない。降雨が戻るのはデルタも含めて土曜日遅くから日曜日にかけて。0.25〜1.25、ところにより2.5インチ、コーン・大豆ベルトの60%、小麦ベルトの80%をカバーする見込み。中西部での収穫はベルト東部ではやや遅れるが西部での降雨は少なく週末もそれほど遅れない。デルタはウェットの状態が続き収穫は遅れ気味。平年以下で推移していた気温は平年並みに戻ってきており、小麦の発芽には十分なコンディション。 

NOAA 米国各産地6-10日間予報 (11月12日〜11月16日)】  

*引け後の予報 

  気温  降水量 
西部ベルト  B/N  B/N 
東部ベルト  B  N/A 

中立材料視される。 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

ブラジル  週末は主に南部、西部で降雨が戻る 

北東部の限られた地域で続いた降雨は昨日止んだ。降雨量は0.25〜0.75、ところにより2.0インチ、カバー率約10%。本日から明日にかけては概ね散発的な降雨に留まる。まとまった降雨が戻るのは土曜日からで、南部から次第に北西部へ広がって行く見込み。週明けまで通しての降雨量は0.25〜1.5、ところにより2.5インチ、カバー率70%程度。引き続き北部での降雨はコーン・大豆の発芽を促すが、南部での水分過多は作付けを遅らせる。 

 

アルゼンチン  今晩から土曜日かけて降雨 

昨日もマイルド&ドライの一日となった。今晩から降雨が戻り、土曜日まで続く。予想降雨量は0.25〜1.25、ところにより2.5インチ、カバー率65%。この期間はコーン、大豆の作付け、小麦の収穫ともに遅れる。特に小麦の主産地であるブエノスアイレスでは雨量が多い。 

(ブラジル・アルゼンチン向こう6〜10日予想) 

降雨量は、ブラジル北部では平年並みか平年以下、南部では平年以上。アルゼンチンでは南部では平年以下、北部では平年以上。 

 

 

本日の発表等

【寄り付き前の発表】

1)  USDA発表 週間輸出成約高(10月31日の週)  (単位:千トン)  

 

  週間成約高  輸出成約量累計  成約残 
  今年度  来年度  今年度  昨年度  今年度  来年度 
コーン  1,086.7  0.0  13,334.6  14,596.3  7,629.2  176.0 
大豆  778.8  0.0  12,207.6  13,489.7  7,842.9  77.0 
小麦  285.5  0.0  14,404.6  14,315.6  4,700.1  15.0 
大豆粕  228.7  0.1  2,116.6  2,377.3  1,807.0  89.8 
大豆油  26.3  0.0  199.5  163.5  164.6  0.0 

コーンは予想範囲上限でやや強材料、逆に大豆は下限で弱材料視された。昨年同期比で見ると、コーンの成約進捗は91.3%、大豆の進捗は90.5%となっている。 

 

2)  USDA発表 週間輸出船積高(10月31日の週)   (単位:千トン)  

 

  輸出高  輸出高累計  USDA通年予想 
  今週  先週  今年度  昨年度   
コーン  430.1  639.6  5,705.4  7,568.5  50,800 
大豆  1,293.1  1,073.1  4,364.7  4,883.9  23,130 
小麦  346.6  615.4  9,704.5  10,087.1  25,860 
大豆粕  52.0  68.2  309.6  630.8  5,990 
大豆油  8.9  5.6  34.9  76.7  1,090 

 

 

 

本日のトーメンの意見

 

農務省発表(12日早朝)前、シカゴ市場はあと2日(明日と月曜日)となります。ベテランズデー(月)、シカゴ市場は営業します。

(コーン)  

12月限は10月半ばの260レベルから一貫して下げ続け、これまで20セント近く値を削ってきている。目先の焦点は昨日の安値(240-1/2)がハーベストローになるかどうか、或いはこの240という強いサポートラインをブレークするか、ということになっている。そのタイミングで来週火曜早朝には農務省の発表が待ち構える。市場では生産量予想レンジは8.909-9.094(平均9.008)(10億)ブッシェル、10月の農務省発表値8.970が上方修正される、というのが大方の予想となっている。予想通りの上方修正が発表内容となった場合には、そのタイミングが今後の相場の方向性を占うターニングポイントとなる可能性は強い。しかし、短期的にはやはりこの240というラインを下に抜くかどうかどうか。これはテクニカルにも相場の目先のレンジを235-240(或いは7月中旬につけた230ラインまで)に下げるかどうかのポイントとなってくる。発表までのあと2日間、先ずはこれに対する動きを見届けたいところ。(A)  

(ダイズ) 

2日前につけた高値(1月限579-1/2)が目先の高値となるという見方は変わらない。530レベルから約1ヶ月ほぼ一本調子で上昇を続けここまで50セント近い底上げを行なってきた。今後暫くは調整局面を期待したい。1月限の550台はまだ十分実現可能なレベルであり、買いを急ぐ必要はないと考える。 

農務省の来週の発表。市場予想レンジは生産量2.639-2.751(平均2.690)(10億)ブッシェル。10月の農務省数値2.654比較、イールドの改善から上方修正、というのが大方の見方となっている事を表す。予想に反してタイトな数字が出たとしても、現在の積みあがったファンドポジションからして一気に9月につけた高値(590レベル)を目指す展開は想定し難い。あくまで目先は現レベルから10-20セント下値を想定した動きを心掛けたいところ。(A) 

 

 

【ご注意】 

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)