(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2002年11月8日
| 本日の相場 |
とうもろこし -- やや安値寄り付き、安値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| DEC 02 | 240 1/2 - 39 1/4 | 240 1/2 | 235 1/2 | 235 3/4 | - 5 1/4 | 194057 | 3859- |
| MAR 03 | 244 1/2 - 44 | 244 3/4 | 240 /2 | 240 3/4 | - 4 3/4 | 166125 | 4165+ |
| MAY 03 | 248 1/4 - 48 | 248 1/4 | 243 1/2 | 243 3/4 | - 5 | 50943 | 666+ |
| JUL 03 | 250 1/4 - 50 | 250 1/4 | 246 | 246 1/4 | - 4 3/4 | 49088 | 593- |
| SEP 03 | 246 | 246 | 244 | 244 | - 2 | 11654 | 28+ |
| DEC 03 | 242 1/4 - 42 | 242 3/4 | 241 | 241 1/4 | - 34 | 31648 | 566+ |
| 507528 | 1001+ |
大豆 --- やや安値寄付き、安値引け ---
| ?? | OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG |
| NOV 02 | 575 1/2 - 75 | 575 1/2 | 562 1/2 | 563 1/4 | - 10 34 | 5539 | 446- |
| JAN 03 | 568 1/2 - 67 | 568 1/2 | 558 | 558 1/2 | - 9 3/4 | 89110 | 719- |
| MAR 03 | 563 | 563 | 552 1/2 | 552 3/4 | - 11 | 41714 | 2535- |
| MAY 03 | 555 - 54 1/2 | 555 1/2 | 545 1/2 | 545 3/4 | - 10 3/4 | 35358 | 167+ |
| JUL 03 | 550 1/2 - 50 | 551 | 543 | 543 1/4 | - 9 | 20918 | 154- |
| AUG 03 | 542 | 542 | 536 1/2 | 536 1/2 | - 7 3/4 | 2150 | 5- |
| 207222 | 3407- |
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT | CHG | NY-YEN | |||
| DEC | 16350 | -440 | DEC | 2196 | -23 | DEC | 382 1/2 | - 14 1/2 | 119.67 ~ 120.64 |
| JAN | 16440 | -420 | JAN | 2195 | -25 | MAR | 384 1/2 | - 13 1/2 | |
| MAR | 16480 | -300 | MAR | 2179 | -27 | MAY | 357 | - 8 | |
| MAY | 16300 | -270 | MAY | 2150 | -33 | JUL | 319 1/2 | - 6 1/2 |
| 本日の相場の動き |
発表前にファンド売りは継続
大豆・大豆粕・小麦・コーンと市場はファンドの売り一色の日となった。
昨日よりのフォロースルーは本日寄り付き後も続く事となる。コーンは寄り付きが12月限240を挟むレンジ。そしてこのレベルが本日の高値となった。その後は238台での取引が中盤まで続いたが、終盤には更なる売りが入ることとなり引け際には一段の下落、結局235.50と安値をつけ直後に取引を終了することとなった。特に小麦市場が大きくファンド売りを浴びていた事、昨夜中国吉林より飼料用コーン20,000トンが台湾に成約された事、農務省発表前、90億ブッシェルという大きな数字の足音が市場へも近づいてきているのか、強いサポート(240)をブレークしたことと相俟ってファンドはポジション整理に一気に走る事となった。
大豆。本日新鮮な材料が飛び込んできたわけではない。やはり昨日スタートしたファンド売りは本日も昨日以上に見られることとなった。寄付きが本日の高値。その後は引けにかけて大きく値を崩すまでほぼ一貫した右肩下がりの相場となる。サフラス社の発表によれば本日時点でブラジルの平均作付進捗は29%、5年平均の31%へほぼ迫ってきている事が、このところの北部産地の天候改善と共に発表されたことは、よりファンド売りを促進する事となった。又ブラジル政府として同国産の大豆が中国のGMO大豆輸入安全基準をクリアする点を期待しているとの報道についても心理的に市場へはネガティブな材料となった模様である。
各商品共に大きく値を崩す一日となった。
本日も売り優勢。ラージトレーダーの売り越しはコーンで3500枚、大豆で4000枚、結果コーンのロングは33,200枚、大豆のロングは41,700枚(推定)にまで整理されていると言われる。
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国中西部 中西部、デルタとも週末は降雨
昨日は中西部ではマイルド&ドライの一日となった。本日はさらに暖かい日和。明日遅くから月曜日にかけて降雨が戻り、気温も下がる見込み。予想降雨量は0.25〜1.0インチ、コーン・大豆ベルトの50%、小麦ベルトの65%。デルタではウェット気味だが予想されていたほどではない。
【NOAA 米国各産地6-10日間予報 (11月13日〜11月17日)】
*引け後の予報
| 気温 | 降水量 | |
| 西部ベルト | B/N | B/N |
| 東部ベルト | B | N/A |
中立材料視される。
米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ)
ブラジル 週末は主に南部、西部でまとまった降雨
昨日は北部の限られた地域で0.10〜0.75インチ、カバー率10%程度の降雨。本日も同様な天候。まとまった降雨は土曜日遅くから週明けにかけて。予想される地域は南部3分の2、降雨量は0.25〜1.25インチ、ところにより2.5インチ、カバー率70%。北部ではドライな地域がスポッティに残る。南部は全般的に必要以上にウェット。
アルゼンチン 今晩から土曜日かけて降雨
昨日は気温が上昇し、雷を伴った降雨に見舞われた。降雨量は0.25〜1.0インチ、カバー率25%。本日も東部で降雨があるが明日には上がり、来週前半まではドライな天候が戻る。コーン、大豆の作付け、小麦の収穫はともに進捗する。
(ブラジル・アルゼンチン向こう6〜10日予想)
降雨量は、ブラジル北部では平年並みか平年以下、南部では平年以上。アルゼンチンでは西部では平年以下、東部では平年以上。
| 本日の発表等 |
【引け後の発表】
| 1) コミットメント オブ トレーダーズ (Nov.5現在) (単位:枚) |
| オプションなし | ⇔ 市場事前予想 | オプション込み | |
| 大豆 | ロング 46,186 | ロング 47,300 | ロング 36,740 |
| 大豆粕 | ロング 13,279 | ロング 13,500 | ロング 7,627 |
| 大豆油 | ロング 39,749 | ロング 45,700 | ロング 36,035 |
| コーン | ロング 43,242 | ロング 42,300 | ロング 16,554 |
| 小麦 | ロング 21,891 | ロング 20,100 | ロング 24,114 |
コーン、大豆とも予想範囲内と考えられる。
| 2) USDA 週間ローンデータ (Nov.5現在) (単位:百万ブッシェル) |
【コーン】
| 9ヶ月残高 | 先週比 | FORFEIT計 | 先週比 | REDEEMED計 | 先週比 | |
| 2001クロップ | 34.5 | -12.9 | 0.5 | 0.0 | 1,359.7 | 12.9 |
| 2002クロップ | 130.5 | 30.3 | 0.0 | 0.0 | 0.3 | 0.1 |
【大豆】
| 9ヶ月残高 | 先週比 | FORFEIT計 | 先週比 | REDEEMED計 | 先週比 | |
| 2001クロップ | 3.9 | -0.9 | 1.0 | 0.0 | 306.9 | 0.9 |
| 2002クロップ | 119.2 | 29.5 | 0.0 | 0.0 | 0.3 | 0.1 |
予想範囲内にて中立視。
| 3) サフラス社発表 ブラジル大豆作付け進捗率 (単位:%) |
| 今回 | 過去5年間の同期 | |
| 産地平均 | 29 | 31 |
| 4) トレーダーによるUSDA S&D 発表前の予想 |
@生産量 (単位:10億ブッシェル)
| 予想平均 | 予想範囲 | USDA10月発表 | USDA発表01-02 | |
| コーン | 9.008 | 8.909-9.094 | 8.970 | 9.507 |
| 大豆 | 2.690 | 2.639-2.751 | 2.654 | 2.891 |
A期末在庫 (単位:10億ブッシェル)
| 予想平均 | 予想範囲 | USDA10月発表 | USDA発表01-02 | |
| コーン | 0.864 | 0.788-0.925 | 0.764 | 1.599 |
| 大豆 | 0.165 | 0.132-0.195 | 0.175 | 0.208 |
| 小麦 | 0.352 | 0.300-0.381 | 0.371 | 0.777 |
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン) サポートラインをブレーク。相場はまだ下がる。
本日一気に動く事となった。引き続き下げ基調の相場は本日ハーベストローを更新。且つ、強いサポートとされた12月限240をあっさりブレークする結果となった。この事で目先のターゲットは一気に7月中旬につけた230レベル、ということになる。現在の価格、このレベルは2001クロップ時のファンダメンタルズを考慮すれば明らかに安いレベルである、と言える。この230というレベルの相場は、この夏に相場が噴出す以前にまで遡る。あの派手な天候相場以前の相場に価格が沈んできていることを考えれば、現レベルがいかに安いかを実感できるはずである。ちょうどその時点から、9月9日に(小麦の急騰に煽られる形で)約定高値(296)をつけるまで吹き上がり、その後は一貫して下げ街道・・4ヶ月かけて当時のレベルにまで戻ってきた事になる。
さて、今後の展開。現値位置が「安い」レベルである事は間違いないが、短期的な相場展開、そう旨くは反応できないであろう。又「どこまで下げるのか」を見届ける必要がある。それを市場が認識できるまでは現在の基調を帰ることは困難だと言わざるを得ない。そこで、目先のターゲットは230。この230というレベルは240以上に強いサポートとなろう。が、市場はこのレベルを狙いにかかると見ている。普通、大底を射止めることは不可能に近い。従いこの230にかけて狙いを定めたオペレーションを心掛けたい。勿論230が大底だと言っている訳ではない、その下の220台。このレベルへの動きも可能性は勿論ある。それらも想定した上での230。来週の動きからも目が離せない。(A)
(ダイズ) 1月限、540台も視野。
3日前につけた高値(1月限579-1/2)を目先の高値に相場は暫く調整局面が続く、という意見変わらず。来週のファンダメンタルズのインプット後、改めて市場の反応を見る必要は大いにあるが、一先ずの高値は数日前に実現した。市場の流れが玉整理に走り出したのは何も来週の発表前にかけてのみ、の動きではないように映る。1月限、540台への可能性も出てきたというもの。コーン市場程相場はなえてはいないが、仮に現在の流れを止めようとすれば、相当強い数字でも来週火曜日に頂かないと、ファンドは動きを変えてはくれないであろう。今は流れに逆らうのではなく、流れに上手に乗っていきたい、というのが心境である。(A)
【ご注意】
弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。
(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)