米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2002年11月20日

 

 

本日の相場

とうもろこし  -- ほぼ変わらずの寄り付き、やや高値引け ---

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
DEC 02 247 - 46 3/4 249 245 1/4 248 + 1/2 137056 11755-
MAR 03 246 1/2 - 46 1/4 249 246 248 1/2 + 2 197790 5156+
MAY 03 248 250 3/4 248 250 + 2 56366 703+
JUL 03 248 3/4 - 48 1/2 252 248 1/2 251 1/4 + 2 1/2 56197 752+
SEP 03 245 1/2 246 3/4 244 3/4 246 + 2 1/4 13459 110-
DEC 03 241 3/4 - 41 1/2 243 3/4 241 1/2 242 1/2 + 1 35984 5+
  501812 5239-

 

 

 

大豆     --- ほぼ変わらずの寄り付き、やや高値引け ---

 

   OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
JAN 03 573 1/2 - 74 1/2 577 /2 572 1/2 575 3/4 + 2 83842 2506+
MAR 03 569 1/2 - 69 573 1/2 568 571 3/4 + 2 3/4 46250 616-
MAY 03 558 1/2 - 58 564 1/2 558 563 + 4 3/4 37171 349+
JUL 03 553 1/2 - 53 559 552 1/2 558 1/4 + 5 3/4 22491 39+
AUG 03 543 1/2 550 543 1/2 550 + 6 1/4 2157 33-
SEP 03 528 529 1/2 528 529 + 4 267 1+
  205644 2345+
MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
DEC 16760 + 60 DEC 2234 - 8 DEC 374 1/2 - 10 1/2 122.31 - 122.56
JAN 16850 + 80 JAN 2233 - 8 MAR 373 1/2 - 7
MAR 16860 + 100 MAR 2221 - 10 MAY 353 1/2 - 4 1/2
MAY 16710 + 120 MAY 2193 - 5 JULY 314 3/4 - 2

 

 

 

 

 

本日の相場の動き

 

(コーン)  

昨日の引けとほぼ変わらずでスタートした本日の相場はその直後に本日の高値をつける。セッション前半が247-249(12月限)の高値圏での推移、後半が247-245台とやや安値レンジでの取引、しかし終盤に一気に値を回復し、248を回復しての引けとなった。

引き続き見られる確りの現物市場、農家も現在は手持ち玉をホールド姿勢と言われる。明日の輸出成約についても百万トン以上の成約が期待されており、目先の需要への期待感は継続している模様。豪州が50,000トンの飼料用小麦を買付けに・・との情報についても、同国の需要はそれだけで埋められるものでもなく、米国コーンへいずれはシフトされるとの連想で弱材料にはならなかった。台湾は56000トンの米国産コーンの買付けを昨晩行なっていることも一指示材料に。

(ダイズ) 

昨日セッション後半よりのフォロースルーもあり、本日の市場も高値を維持することとなった。寄付き直後に高値をつけた後市場は一旦下げ序盤で本日の安値をつけるがその後はチョッピーな動きに終始。終盤再び値を上げそのままの引け、前日比2-6セント高値で取引を終了することとなった。

特に大きな材料が入ったわけでもなく、昨日よりのムードを本日もそのまま受け継いだ格好。明日の輸出成約でも百万トン以上の好調な数字が期待されており、それが本日の市場でも維持されることとなった。昨晩は韓国が25000トンの米国産non-gmo大豆を買付けしている。

 

この日、ファンド筋はコーン市場で2500枚を買い越し、大豆市場でも2000枚程度買い越した模様。ファンド筋のネットロングは本日現在各、38,600枚、47,600枚程度となっている。

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部  週末にかけてほぼドライ天候

明日は北東部ベルトを中心に25%の地域で0.10〜0.35%の降雨となる。週末にかけても同程度の降雨が予想されるが雨量が限られており収穫の進展には大きな妨げとはならない。

【NOAA 米国各産地6-10日間予報 (11月21日〜11月25日)】 

*引け後の予報

  気温 降水量
西部ベルト MB/B B
東部ベルト MB/B B/N

中立からやや弱材料視される。

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ)

 

ブラジル  今後5日間においてブラジル全土で降雨が期待される

昨日は0.25〜1.25インチの降雨が北東部、南西部を中心として15%の範囲で記録された。本日、南部で明日は北部で同様の降雨が期待できる。南部では週末にかけても降雨があり75%程度の地域で0.25〜1.25インチ程度の降雨となろう。北西部の地域では作柄の改善のためには追加の水分が必要な状況となっている。一方、南部地域は依然として水分過多の状況が続いており作付けの進展の妨げとなっている。同地区のコーンの作付けは一部ダイズに振替が進むものと見られている。

 

アルゼンチン  昨日は北部、東部で降雨

昨日は南部で少量の降雨、北部で大量の降雨を観測した。雨量は0.25〜1.0インチ、所により2.5インチとなりコーン・小麦ベルトの45%、ダイズベルトの35%をカバーした。本日はこの降雨は北部に残り、0.25〜1.0インチ程度の降雨をもたらす。一連の降雨によりコーン・ダイズの作付けは遅延ししようが週末にかけてはドライとなる為大部分の地域で作付けは平常に戻りそう。

 

(ブラジル・アルゼンチン向こう6〜10日予想)

ブラジル北部州では平年並みの降雨となる。南部では降雨は平年を上回りそう。ブラジル南部では引き続き作付けの遅延が続くが、北部では水分量は何とか保たれて現在進行中の作付けされたクロップの作柄を悪化することはない。アルゼンチンでは平年並みから平年を上回る降雨が予想される。アルゼンチンではコーン・ダイズの作付け進捗が遅延しそう。

 

 

本日の発表等

 

1) 週間輸出成約高 発表前の予想レンジ      

(単位 : 千トン)

  明日の予想 先週の発表数字
小麦 450-550 319.1
コーン 1000-1200 1148.9
大豆 1000-1200 796.2
大豆粕 200-250 181.1
大豆油 5-15 1.6

コーン・大豆とも、明日の発表では積極的な数字が期待されている。このところ需要サイドの材料が断続的に出ており、市場にもその影響を受けやすいムードが出来ていると言え、明日の発表にはそれなりの注目が集まっている。

 

本日のトーメンの意見

 

目先は更なる高値をトライ

コーン・大豆共に、目先の需要期待に市場は小刻みな上げを継続している。
コーンは11月11日に12月限234をつけた後、ここまで確実に値を回復。大豆も11月13日の1月限554を境に相場の向きは再び上値へと転換してきている。南米の天候云々は材料としてはまだ取り上げるに足るレベルまで達していないものの、ポストハーベストという認識に、このところの国内現物市場を含めた需要材料が加わり、徐々にこれまでのダレたムードを改善してきているように映る。明日の週間輸出成約もそういう意味では通常週以上に材料視されやすい環境にあると言える。このようなムードの中、両相場とも、考えていた目先の高値上限レベルを試す事になりそうである。コーン12月限の250そして、大豆1月限の579.50。現在の上げを追いかけていく動きはお奨めできないが、現市場ムードもあり短期的な下落は期待できないであろう。コーン12月限の240割れ、大豆1月限の550台、依然としてチャンスはあると見るが、今しばらく時間が必要となりそうである。(A)

 

 

 

【ご注意】

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)