米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2002年11月22日
| 本日の相場 |
とうもろこし -- ほぼ変わらず寄り付き、やや高値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| DEC 02 | 246 3/4 - 46 | 248 1/2 | 245 3/4 | 247 3/4 | +1 1/4 | 115622 | 11849- |
| MAR 03 | 246 3/4 - 46 1/2 | 248 3/4 | 246 | 247 3/4 | +1 | 207297 | 4234+ |
| MAY 03 | 249 1/4 - 49 | 250 1/2 | 248 | 249 1/2 | +1 | 58840 | 876+ |
| JUL 03 | 250 3/4 - 50 1/2 | 252 1/4 | 249 3/4 | 251 | +1 | 59381 | 1657+ |
| SEP 03 | 246 | 247 1/2 | 245 1/4 | 246 | +1 | 13598 | 102+ |
| DEC 03 | 242 1/2 | 243 1/4 | 242 1/4 | 242 1/2 | +1/2 | 36171 | 260+ |
| 495873 | 4715- |
大豆 --- やや安値の寄り付き、やや高値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| JAN 03 | 567 1/2 - 66 1/2 | 575 1/2 | 565 1/4 | 571 3/4 | +2 1/4 | 82536 | 1678- |
| MAR 03 | 563 3/4 - 63 | 571 | 562 | 568 | +2 1/4 | 46782 | 21+ |
| MAY 03 | 555 | 562 | 554 1/2 | 560 | +2 1/2 | 37696 | 43- |
| JUL 03 | 552 - 51 1/2 | 557 1/2 | 550 1/2 | 554 3/4 | +2 1/4 | 23427 | 479+ |
| AUG 03 | 543 | 548 1/2 | 543 | 546 | +2 1/2 | 2104 | 46- |
| SEP 03 | 528 | 528 | 527 | 527 | +1 1/2 | 267 | |
| 206938 | 559- |
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT | CHG | NY-YEN | |||
| DEC | 16770 | +80 | DEC | 2196 | +4 | DEC | 373 3/4 | -1/2 | 122.61 - 122.94 |
| JAN | 16840 | +50 | JAN | 2201 | +7 | MAR | 376 | +1 1/2 | |
| MAR | 16790 | +00 | MAR | 2194 | +10 | MAY | 357 | +1 3/4 | |
| MAY | 16630 | -50 | MAY | 2168 | +11 | JULY | 318 1/2 | +1 3/4 |
| 本日の相場の動き |
(コーン)
昨日のフォロースルーも保たれ寄付き後暫くは(本日の)安値レンジでの取引となるも、その後は値を回復、12月限で246-247レンジでの取引から、中盤以降は247-248.50レンジ取引へ居所を上げ、そのまま前日比やや高値で本日の取引を終了している。
中国産コーンが韓国向けに105,000トン今月上旬に成約されていたという報告があったが特に材料視されず。取引は総じて閑散。週末から来週にかけても気温は上がらず、平年比低めの推移が続く事は、飼料需要へ繋がるということでやや市場ではサポーティブに捉えられた。
(ダイズ)
昨日のフォロースルー。コーンと同様に寄付き後が本日の安値圏。その後は徐々に値を回復。1月限566-568という取引レンジから中盤以降は572-575といったレンジへ底上げし、そのまま前日比2セント強値を上げたレベルで引けをむかえている。
本日の材料としては、需要サイドにおいて中国が過去2日間で少なくとも1−2月積みを6杯買付けしたとの情報、引き続き旺盛や中国よりの動きは市場にはサポーティブに働くこととなった。
この日、ファンド筋はコーン市場で500枚を買い越し、大豆市場では3500枚程度買い越した模様。ファンド筋のネットロングは本日現在各、37600枚、53300枚程度となっている。
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国中西部 週末にかけてほぼドライ天候
昨日は東部ベルトで0.1〜0.6インチ程度の降雨が同地区の30%の地域にあった。本日はベルト全域でドライ天候となり、次の降雨のチャンスは来週前半となりベルトの40%の地域に同程度の降雨量をもたらす。週末から来週にかけては降雨量が限られることからコーン・ダイズの収穫にとっては障害とならない。デルタ地区では来週前半まで降雨は限られ収穫は進展する。
【NOAA 米国各産地6-10日間予報 (11月27日〜12月01日)】
*引け後の予報
| 気温 | 降水量 | |
| 西部ベルト | 発表DELAYED | DELAYED |
| 東部ベルト | 発表DELAYED | DELAYED |
米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ)
ブラジル 週末は中央部で降雨となる
昨日は北部地区で0.25〜1.0インチ、所により2.5インチの降雨がコーン・ダイズベルトの40%の地域で観測された。北部では向こう5日程度は降雨はまばらとなるが、中央部には0.25〜1.5インチ程度のまとまった降雨があり、範囲もベルトの70%程度と広域となる。乾燥の続く北西部でも必要な降雨が期待できて水分の欠如を緩和することとなろう。問題の南部地域は今週末にかけてはドライとなり幾分か作付けの進展が見られようが、来週前半に降雨が戻るため、コーンからダイズへの転作が余儀なくされよう。
アルゼンチン 来週前半には再び降雨となる
昨日はドライ天候となり今週末にかけてもこのドライ天候が続く。降雨は来週月曜、火曜日に再び始まり雨量は0.25〜1.25インチ、所により2.5インチ程度の降雨となりカバー率70%と広域となる。コーン・ダイズの作付けは今週末にかけて大幅に進展しようが、来週前半の降雨によりコーンはまだ平年ペースを下回る作付け進捗となろう。小麦の収穫も来週前半の広域な降雨に遅延が出てこよう。
(ブラジル・アルゼンチン向こう6〜10日予想)
ブラジル北部では平年並みの降雨、南部では平年を上回る降雨となろう。南部での降雨は引き続き同地区でのコーン・ダイズの作付けの進捗の障害となろう。北部地域での水分は十分に保たれており既に作付けされた作物の作柄は良好となろう。アルゼンチンでは北部では平年並みから平年を上回る降雨となろう。しかし、南部では降雨は平年を下回る。南部では水分過多によりコーンの作付け面積の減少が懸念される為ドライ天候が今後望まれている。
| 本日の発表等 |
| 1) コミットメント オブ トレーダーズ (単位:枚) |
| オプションなし | ⇔ 市場事前予想 | オプション込み | |
| 大豆 | ロング 49,785 | ロング 45,700 | ロング 43,157 |
| 大豆粕 | ショート 174 | ショート 2,200 | ショート 6,451 |
| 大豆油 | ロング 41,071 | ロング 46,800 | ロング 37,199 |
| コーン | ロング 33,613 | ロング 36,100 | ロング 6,258 |
| 小麦 | ロング 10,451 | ロング 16,200 | ロング 15,005 |
コーン、大豆とも予想範囲内と考えられる。
| 2) USDA 週間ローンデータ (Nov.19現在) (単位:百万ブッシェル) |
【コーン】
| 9ヶ月残高 | 先週比 | FORFEIT計 | 先週比 | REDEEMED計 | 先週比 | |
| 2001クロップ | 23.8 | -3.1 | 0.5 | 0.0 | 1,370.4 | 3.1 |
| 2002クロップ | 313.3 | 104 | 0.0 | 0.0 | 1.2 | 0.5 |
【大豆】
| 9ヶ月残高 | 先週比 | FORFEIT計 | 先週比 | REDEEMED計 | 先週比 | |
| 2001クロップ | 2.7 | -0.5 | 1.1 | 0.1 | 308.0 | 0.5 |
| 2002クロップ | 189.9 | 29.5 | 0.0 | 0.0 | 1.4 | 0.7 |
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン) 期近は輸出需要の動向に期先は南米の天候を材料に動く
市場に大きなインパクトを与える材料にかける一週間であった。期近は11月末の12月限に対するファーストデリバリー通知を前にした先限月への乗り換えによる買戻しや、輸出港での現物価格の堅調な動き、ブラジルの100万トン期近コーンの買い付け、オーストラリアのコーン・ソルガムの買い付けなどの話から堅調な動きとなった。その一方、台湾の中国メイズの買い付け、また本日の韓国の中国メイズ10.5万トンの買い付けなどの話も出ており強弱材料が交錯するなか、意外にも輸出港への現物のパイプラインが薄いことが注目されて12月限を中心にしっかりとした動きが続いた。一方の期先限月は新規の材料に欠ける展開となり大きな動きはなかった。南米での動きとしてはブラジル南部州、リオグランデドスル・サンタカタリナ州等のコーンの主産地で降雨が続いておりコーンからダイズへの転作の動きがあること、更にはアルゼンチンでも水分過剰となっておりコーンの作付け面積の削減の話がそろそろ伝わりだしている。期近はブラジルなどの大口の商談(本日ブラジル向けに米国コーンの商いが成立したとの噂も出ているが。また、一方中国メイズを買い付けるのではとの話もある。)を控えて引き続き堅調な動きとなり、欲張らず現在の価格レベルでのプライシングを進め、12月限のプライシングは早め終了させたい。 (H)
(ダイズ)
【今週の動き】
先週の560-570(1月限)という中心レンジの動き。農務省発表後の値つきからもわかるように560というレベルへの意識は今週に持ち越されることとなった。今週はこの560をブレークするきっかけを見つけ550-560という下値への動きを期待したが実現せず。逆にこのレベルは跳ね返され月初の高値580という壁を狙いにかかる展開となった。今週の主な支援材料は「輸出需要」。中国よりの引き続く買付けと今後への更なる期待。先週の農務省需給報告以降、一旦下げにストップがかかった相場へごく自然な形で入り込んできたこの需要面での材料は、今週相場を支える事に十分貢献したといえる。又それらの動きが今月初旬の高値へ近づくにつれ、「高値を再度テスト」という市場期待を作ったことも、もう一つの材料だった、ということが出来る。
【来週の展開は】 1月限560を再度トライ
今週「力」となった輸出需要。引き続き旺盛な内容が確認され、中国の積極的な動きも十分再確認された。今は、木曜の週間輸出成約の(高い)数字を確認した後の「SELL THE FACT」に重きをおいている。本日の動きは何とか持ちこたえ更なる下値へは待ったがかかったが、来週の展開としては再び560への挑戦があると見ている。
ファンドの慢性的なロング態勢は続く。この50000枚の状態からそのまま一段上の相場を狙え、というのは無理がある。年末にかけポジション整理も含めた調整局面をつくらないことには、年明け以降の上昇相場もやってこれない、というものである。(A)
【ご注意】
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(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)