米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2002年12月2日

 

 

本日の相場

とうもろこし  -- やや高値寄り付き、やや安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
DEC 02  241 3/4 - 41 1/4  242 1/2  240  240 1/4  + 0  31236  7358- 
MAR 03  243 1/4 - 43  244 1/4  241  241 1/4  - 1/4  250804  4252+ 
MAY 03  244 3/4  245 3/4  242 3/4  243  - 1/4  64510  322+ 
JUL 03  246 3/4 - 46 1/2  247 1/2  244 1/4  244 1/2  - 1/2  62925  400+ 
SEP 03  244 1/2  244 1/2  242  242 1/4  - 1/2  14170  181+ 
DEC 03  241 3/4 - 41 1/2  241 3/4   240  240   - 1/4  38434  400+ 
            467136  1782- 

 

 

 

大豆     --- 高値寄り付き、まちまちの引け ---

 

?? OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
JAN 03  584 1/2 - 83  587 1/2  578  578 1/2  - 1/4  88071  71- 
MAR 03  579 - 78 1/2  583  574 1/2  574 3/4  + 3/4  48606  991+ 
MAY 03  569 - 68 1/2  571 3/4  565  565 1/4  + 1  40411  680+ 
JUL 03  563 - 62 1/2  566  559  560  + 1 3/4  24094  133- 
AUG 03  554 - 53  556  550  550  + 1 1/2  2111  28+ 
SEP 03  534 1/2 - 34  534 1/2  531  531  - 1  290  0 
            218917  1562+ 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
DEC  17010  +400  DEC  2237  - 45  DEC  372  - 1  124.39 - 124.94 
JAN  17140  +400  JAN  2239  - 38  MAR  376 1/4  - 3 1/2   
MAR  17050  +360  MAR  2234  - 31  MAY  357  - 3 1/2   
MAY  16840  +300  MAY  2200  - 25  JULY  318   - 3 1/2   

 

 

 

 

本日の相場の動き

 

(コーン)??プラスサイドでの取引も終盤で息切れ

先週金曜日の売られ過ぎ感に対するテクニカル・トレードに支えられ、高値で寄り付き一時値を戻すも、12月限で242前後での取引となった。しかし、終盤での小麦市場の急落をきっかけに下げに転じ、結局先週金曜日と変わらずでの引けとなった。また、週間輸出検証高33.8百万ブッシェルは予想範囲内ではあるも、前週比減、前年同期比減であることも嫌気され、さらに中国吉林省穀物公司が台湾向けに50,000トンを成約したことも弱材料となっている。本日の高値は20日移動平均である242-1/2がレジスタンスに、安値は先週金曜日と同様240がサポートラインとなった。 

本日の12月限に対するデリバリー通知は220枚、最終約定日は8月27日とされている。 

(ダイズ) 高値寄り付きも期近1月限の引けはマイナスサイド 

米国での収穫がほぼ完了し、今後は生産量第2位のブラジル、第3位のアルゼンチンの作柄がファンダメンタルズでの主要因となる。本日は、そのブラジル大豆産地の悪天候、先週金曜日に流れたパラナ州での菌性の病気の発生の情報より高値で寄り付いた。しかし、終盤から下げに転じ期近1月限では結局マイナスサイドの引けとなった。また、週間輸出検証高28.4百万ブッシェルは予想範囲を下回り、弱材料として捉えられた。 

本日ファンド筋はコーン市場で約2,000枚の売り越し、ダイズ市場で2,000枚の買い越しとした模様。ファンド筋の本日現在のネットロングはコーンで1,400枚、ダイズで63,800枚程度となった。 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部  気温、降水量とも平年を下回る

NOAA 米国各産地6-10日間予報 (12月7日〜12月11日)】  

  気温  降水量 
西部ベルト  B/N  B 
東部ベルト  MB/B  B/N 

ほぼ収穫を終えたクロップに対しては中立材料視だが、引き続き気温が低く、家畜の消費量の低下からやや弱材料視と捉えられる。 

 

ブラジル  今週は全般的にウェット 

週末は産地南部、西部で0.25〜1.75インチ、ところにより4.0インチ、カバー率65%の降雨(豪雨)となった。今週は概してウェットで、前半は産地北部で、後半は南部で降雨となろう。予想降雨量は0.25〜1.5インチ、ところにより3.5インチ、カバー率は80%に達する。南部でのウェットな天候はコーンから大豆への作付け変更を余儀なくさせる。作付けを終えた産地ではややドライ気味のバイア州、マトグロッソドスル州西部を除いて概ね良好なコンディション。 

 

アルゼンチン  週前半は北部で降雨 

週末は主に北部で0.25〜1.5インチ、ところにより4.0インチ、コーン、小麦産地の45%、大豆産地の75%をカバーする雷を伴った降雨(豪雨)となった。今週前半は産地北部で、後半は南部で降雨になろう。予想降雨量は0.25〜1.25インチ、ところにより2.5インチ、カバー率は60%。コーン、大豆の作付け、小麦の収穫ともに遅れる。特に雨量が多いのは収穫が進捗している産地北端であるため小麦へのダメージは限定的。 

 

(ブラジル・アルゼンチン向こう6〜10日予想) 

ブラジル、アルゼンチンともに先週末時点の予想と変わらず。この期間も北部では平年並みの降雨、南部では平年を上回る降雨。南部での降雨はコーンから大豆への作付け変更を断定させる。北部地域での水分は十分に保たれており既に作付けされた作物の作柄は良好。アルゼンチンでは北部で平年並み〜平年以上、南部では平年並み〜平年以下の降水量となろう。 

 

 

本日の発表等

【寄り付き前の発表】

1) USDA発表 週間輸出検証高 (単位:千トン) 

 

  11月29日の週  11月22日の週  昨年同週  今年度累積  昨年度累積 
コーン  859.5  1,004.2  530.7  9,092.2  10,993.5 
ダイズ  775.2  934.0  842.6  8,865.9  9,398.8 
小麦  576.5  370.7  560.3  12,502.3  13,975.8 

コーンは予想範囲内で中立材料視、大豆は予想を下回りやや弱材料視された。 

 

【引け後の発表】 

2) コミットメント オブ トレーダーズ  (単位:枚)  

 

  オプションなし   ⇔ 市場事前予想  オプション込み 
大豆  ロング  57,314  ロング  54,800  ロング  50,291 
大豆粕  ショート   4,755   ロング   2,200   ショート   8,559 
大豆油  ロング  42,287  ロング  33,100  ロング  35,540 
コーン  ロング   10,914  ロング  35,100  ショート   5,885 
小麦  ロング  10,694  ロング  11,700  ロング  13,925 

コーンはファンドのロングポジションが予想より少なくやや強材料視、大豆は予想範囲内で中立材料視。 

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン) 

目先の相場の強材料はブラジル南部州でのコーンからダイズへの転作、南アフリカでの旱魃天候ぐらいしか見当たらない。しかしこの材料も現在の相場レベルを支えるには物足りない。意見変わらず3月限は今週237セント〜239セントレベルまで下げる可能性が高い。(H) 

(ダイズ)  

ギャップをつけて始まった本日の動きは9月上旬につけた今年の高値に迫る勢いを見せた。しかし大きく値を下げそのギャップを埋める形での引けを見ている。590を超える高値をトライへ、という見方と引け際の動きには今後の調整も期待させるところ。先月中旬に550台半ばをつけて以来の上昇相場、調整安を期待したいところだが。 (A) 

 

【ご注意】 

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)