米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2002年12月3日

 

 

本日の相場

とうもろこし  -- やや安値寄り付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
DEC 02  239 1/2 - 39  240  237 1/2  237 3/4  - 2 1/2  28080  3156- 
MAR 03  240 - 39 1/2  240 3/4  238 1/2  238 3/4  - 2 1/2  253811  3007+ 
MAY 03  242 - 41 3/4  242 1/2  240 1/4  240 3/4  - 2 1/4  65119  609+ 
JUL 03  244 - 43 1/4  244 1/2  242 1/4  242 3/4  - 1 34  63269  344+ 
SEP 03  242 - 41 3/4  242 1/4  240  240  - 2 1/4  14342  172+ 
DEC 03  240  240 1/4   238 1/2  238 3/4   - 1 1/4  38792  358+ 
            468471  1335+ 

 

 

 

大豆     --- 安値寄り付き、安値引け ---

 

?? OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
JAN 03  576 - 75  576  564  564 1/2  - 14  90196  2125+ 
MAR 03  572 - 71 1/2  572  560  560 1/2  - 14 1/4  50668  2062+ 
MAY 03  563 - 62 1/2  563  552  552 1/4  - 13  40545  134+ 
JUL 03  558 - 57 1/2  558  547 1/2  548 1/4  -11 3/4  25254  1160+ 
AUG 03  548 - 47 1/2  548  539  539  - 11  2123  12+ 
SEP 03  526  526  523 1/2  524  - 7  292  2+ 
            224859  5942+ 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
DEC  16620  -390  DEC  2162  -75  DEC  356 1/2  - 15 1/2  124.37 - 124.67 
JAN  16750  -390  JAN  2164  -75  MAR  360 1/4  - 16   
MAR  16720  -330  MAR  2161  -73  MAY  346 1/2  - 10 1/2   
MAY  16530  -310  MAY  2136  -64  JULY  309 1/4   - 8 3/4   

 

 

 

 

本日の相場の動き

 

(コーン)??大豆、小麦の大幅安に釣られマイナスサイドでの取引

テクニカル・トレードから昨日のフォロー・スルーを受け、12月限で239-3/4のマイナスサイドでの寄り付き。その後も強材料は見つからないまま、238-1/2〜239レンジでの小幅な攻防となったが、引け際には大豆、小麦市場での大幅安に釣られる形で238のラインも破り237-3/4まで下げて引けた。本日の主な相場材料は、1949年以来先月初めて中国産コーンの輸入を開始した台湾の追加買い20,000〜30,000トンとの情報、加えて韓国が154,000トンの中国産コーンを買付したとの情報が弱材料として捉えられた。一方で、韓国は本日もオーバーナイトで52,500トンを成約する予定。市場では米国産が入札されるとの見方が大勢を占め強材料として捉えられた。本日の出来高は昨日とほぼ同レベルの約56,000枚。 

本日の12月限に対するデリバリー通知は106枚、最終約定日は9月9日とされている。 

(ダイズ) 寄り付きから安値、その後も下げ続け大幅安 

来週の南アメリカの天候が良化する(ブラジル産地南部でのドライの予報)との情報から、ファンド筋の売りを誘い寄り付きから一気にマイナスサイド。その後も終始売りが優勢となり、出来高約68,000枚の大商い、結果期近1月限では14セント安の564-1/2で引けた。本日は隣の小麦市場、大豆粕市場、大豆油市場でも全面安となった。 

本日ファンド筋はコーン市場で約3,000枚の売り越し、ダイズ市場で6,500枚の売り越しとした模様。ファンド筋の本日現在のネットはコーンでショート1,600枚、ダイズでロング57,300枚程度となった。 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部  気温は上昇、降水量は引き続き平年を下回る

NOAA 米国各産地6-10日間予報 (12月7日〜12月11日)】  

  気温  降水量 
西部ベルト  A  B 
東部ベルト  N/A  B/N 

約2週間続いた平年以下の気温が本日の予報では平年並み〜平年以上に転じた。この時期の小麦は順調な生長が期待できる。 

 

ブラジル  今週は全般的にウェット 

昨日は産地中部で0.25〜1.25インチ、ところにより3.0インチ、カバー率30%の雷雨となった。気温は最高気温で、南部で24℃、北部では平年を上回る39℃。週後半には降雨は再度南部に戻り、他の地域でも散発的な降雨となろう。予想雨量は0.25〜1.5インチ、ところにより3.0インチ、カバー率75%程度。次回降雨が見られるまでは南部でも作付けが進捗する。 

 

アルゼンチン  先3日間は降雨 

昨日は概ねドライな一日となったが、本日より3日間は特に産地北東部で降雨となろう。予想降雨量は0.25〜1.25インチ、ところにより2.5インチ、65%のカバー率。コーン、大豆の作付け、小麦の収穫ともに遅れる。特に雨量が多いのは収穫が進捗している産地北端であるため小麦へのダメージは限定的。 

 

(ブラジル・アルゼンチン向こう6〜10日予想) ブラジル南部の予報に変化 

ブラジル南部は漸く降雨量が減少する見込み。北部では変わらず平年並み。アルゼンチンでも全般的に平年並み〜平年以下の降雨量となり作付け進捗が期待できる。 

 

 

本日の発表等

【引け後の発表】 

1) USDA発表 受渡可能在庫数量 (単位:百万ブッシェル)    

 

    12月3日       前週    
コーン      11.3  11.1 
大豆  7.5  8.0 

前週と大きく変わらず中立材料視。 

 

2) ブリッシュコンセンサス  (単位:%) 

 

  12/3/02  11/26/02  11/19/02  11/12/02  11/5/02 
大豆  65  70  70  65  70 
大豆油  51  55  55  54  53 
大豆粕  59  60  60  54  64 
コーン  34  39  40  33  36 
小麦  47  58  58  52  69 

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン) 

期近12月限はあっさりと240セントを割れてしまった。本日のデリバリー通知は106枚と徐々に少なくなっているものの、頼りのコマーシャルのストッパーが見当たらない。3月限以降もブラジル南部の水分過多や南アフリカの旱魃天候など強材料はあるものの現在の相場以上を買い上げる支援材料とはなり得ていない。逆に本日は韓国が15.4万トンの中国メイズを買い付けしたことや台湾が追加で2〜3万トンの中国メイズを買い付けるとの中国関連の情報にファンドの売りが刺激されて3月限も目先の心理的なサポートラインであった240セントを割り込んだ。今後ファンダメンタルズでのよほどの強材料が出てこない限り、小規模のテクニカルな戻し場面があっても相場の方向をアップトレンドに転換するには日柄が必要と考える。目先、3月限は意見変わらず237〜239セントレベルへの下降となろう。 (H) 

(ダイズ) 目先更なる安値期待 − 年内は弱気で 

昨日のサイン、軍配は後者に上がった。ファンドは6500枚の売り越しに、ネットロングは57000枚強へ。これまでの買い上がりが予想以上だったこともあり、そのまま本日の反動に表れたと言えよう。テクニカルにも20日・50日と移動平均を割り先月中旬以来の安値まで落ち込む事となった。ちょうど一ヶ月前(570割れ)の時点で調整を期待した後、約一ヶ月、(正確には先月13日に554をつけて以降の上げから現在まで)相場は予想外の動きに走る事となったが、本日の下げでちょうどその当時のレベルへ戻ってきた事になる。当時との比較をするならば、ファンドネットロングはざっと15000枚現在の方が多い。又この一ヶ月で輸出需要についてのファンダメンタルズ繰り返しインプットされたことで材料的には取り敢えずの一服感も見て取れる。 

特にテクニカル、過去数日の動きから本日の罫線はいかにも弱い。目先は先月13日の安値554を視野に入れるべきである。その後の540台の可能性も再び見えてきたというもの。少なくとも年内は、あくまで「弱気」で臨みたい。 

先日も述べたように、今年度の米国大豆は年度後半にその需要増加からくる期末在庫のタイト化が大きく数値化されそしてそれが価格に徐々に反映してくる可能性が強いと見ている。新年度大豆作付についても、市場では既に認識されているが、新農業法の導入により、コーン・小麦への作付転化が予想され、この事も大豆相場の底上げ要因となると思われる。又南米については、年明け以降、(これまでがそうであったように)弱材料が出尽くし、今度は各種材料が相場の底上げ要因になりやすくなると見る。即ち、南米の天候相場を足がかりに来年の夏場に向かっての長期展望は「しっかりとした上昇相場」を描いており、その為にも(といっては語弊があるが)せめて向こう一ヶ月は調整しておく必要がある相場なのである。大変身勝手は見方ではあるものの、先ず目先は更なる調整を期待。(A) 

 

【ご注意】 

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)