米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2002年12月9日

 

 

本日の相場

とうもろこし  -- やや安値寄り付き、まちまちの引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
DEC 02  233 3/4 - 33 1/2  233 3/4  231 1/4  232  - 1 1/4  9218  7014- 
MAR 03  236 1/2 - 36 1/4  238  235 3/4  236 3/4  - 1/2  254642  1502+ 
MAY 03  238 3/4 - 38 1/2  240 1/2  238 1/2  239 1/2  - 1/4  65245  579- 
JUL 03  241 1/2 - 41  243  241  242  + 0  65869  993+ 
SEP 03  239 3/4 - 39 1/2  240 1/2  239 1/2  240  + 0  14822  294+ 
DEC 03  238 1/4 - 38  239   238  238 1/4  + 0  43681  525+ 
            458920  4281- 

 

 

 

大豆     --- やや安値寄り付き、まちまちの引け ---

 

?? OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
JAN 03  561 - 559 1/2  563  557 3/4  562  - 1 1/4  73584  4183- 
MAR 03  558 - 57 1/2  560  555  559  - 1 1/2  51762  1758+ 
MAY 03  549 1/2 - 49  551 1/2  546 1/2  550 3/4  - 1  41255  944+ 
JUL 03  546 1/2 - 46  547 3/4  544  547 3/4  - 1  27050  452+ 
AUG 03  538 - 37 1/2  540  536  540  + 1  2248  38+ 
SEP 03  521  521  520  521  - 1/2  327  21+ 
            214140  649- 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
DEC  16170  -90  DEC  2173  -28  DEC  348  - 1 1/4  122.53 - 123.45 
JAN  16270  -90  JAN  2174  -27  MAR  357 1/2  - 1/4   
MAR  16300  -110  MAR  2172  -24  MAY  344 3/4  + 1/2   
MAY  16230  -90  MAY  2140  -16  JULY  311 1/2   + 2   

 

 

 

 

本日の相場の動き

 

(コーン)? ?チョッピーな展開の後まちまちの引け

発表前日の典型的なパターンである"チョッピー"な展開(但し、先週金曜日のレンジ内での動き)を見せた後まちまちでの引けとなった。期近12月限はロングの整理売りを受けて、1-1/4セント下げて232での引け。3月限とのスプレッドは3/4セント開き、4-3/4セントとなっている。本日の出来高は約28,800枚と、先週金曜日60,700枚のの半分以下に終わった。また、ファンド筋、商業筋ともに売買高ネット"イーブン"のやはり方向付けのない一日となった。 

 

(ダイズ) 市場は明日のUSDAの発表待ち 

大豆市場でも本日の出来高は約36,800枚と、先週金曜日の約50,300枚から大きく減少し取引の少ない一日であった。期近、期先とも寄り付きはマイナススタート、そこからじりじりと上げを目指すが、期近は先週金曜日の引け値には届かずマイナスサイドでの引け、一方、期先はプラスサイドでの引けとなった。本日、商業筋は両サイドでの取引、ファンド筋もネットでほぼ"イーブン"の取引となった。 

 

本日ファンド筋はコーン市場でネットイーブン、ダイズ市場では200枚を売り越した模様。ファンド筋の本日現在のネットはコーンでショート300枚、ダイズでロング52,500枚程度となった。 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部  気温は平年以上、降水量は平年並み〜平年以下 

NOAA 米国各産地6-10日間予報 (12月14日〜12月18日)】  

  気温  降水量 
西部ベルト  A/MA  N 
東部ベルト  A/MA  B/N 

気温が高いため家畜の消費量減退の可能性あり、やや弱材料視。 

 

ブラジル  今週は北部を中心に降雨 

週末は産地北部で0.25〜1.0インチ、ところにより3.0インチ、カバー率60%の雷雨があった。今週も北部を中心として降雨が予想される、まとまった雨は水曜日から木曜日にかけて。予想降雨量は0.25〜1.5インチ、ところにより3.5インチ、カバー率は85%に達する。北部での降雨は土壌に再度適度な水分をもたらす。南部での作付けの妨げになるが、先週までと比較すると降雨量は少なく作付けの遅れは限定的。 

 

アルゼンチン  今週半ばに少量の降雨 

週末は産地西端部で0.10〜0.50、ところにより2.0インチ、カバー率15%の散発的な降雨があった。降雨は今週火曜日夜半過ぎから水曜日にかけて再度西部で見られよう。予想降雨量は0.10〜0.75インチ、カバー率は35%。しかしながら今週の降雨量は概して少なめで作付け作業は進捗が期待できる。コーン生産量の10%をカバーするラパンパ州では逆に土壌水分がやや不足気味。 

(ブラジル・アルゼンチン向こう6〜10日予想)  

ブラジルでは活発的な低気圧が戻る見込み。土壌を潤すが南部では再度作付け作業が停滞する。アルゼンチンでは概ね平年並みの降雨量。作付け作業はスローテンポながらも進捗する。 

 

南アフリカ  今週も降雨が見られる 

週末は産地東部で0.25〜1.25インチ、カバー率40%の降雨が観測された。このところの降雨により特に中部、南部での水分不足は和らいでいる。今週も火曜日に北西部と南部で、木曜日から金曜日にかけては移動性の降雨がベルトを渡り、北部の乾燥した地域にも降雨をもたらす。 

 

 

本日の発表等

【寄り付き前の発表】

1) USDA発表 週間輸出検証高 (単位:千トン) 

 

  12月6日の週  11月29日の週  昨年同週  今年度累積  昨年度累積 
コーン  907.2  935.9  906.2  10,067.1  11,899.7 
ダイズ  859.6  791.6  996.2  9,805.9  10,394.9 
小麦  510.4  591.6  678.1  13,020.2  14,653.8 

コーン、大豆とも予想範囲を上回り強材料視された。 

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン) 明日の農務省需給発表をみて判断

明日の需給バランスの注目点は中国メイズの生産高、輸出高予想が上方修正されるかどうか、米国の輸出が下方修正されるかどうか、また工業用需要が上方修正されるかどうか、飼料需要が下方修正されるかどうかなど先週具体的に述べた各ポイントが注目される。各予想通りとなった場合、市場は更なる下値を目指すこととなるが弱材料はその時に出尽くしとなる可能性が高い。従いそこは今後の中期的な下値レベルとなる。 

相場の動きとしては、意見は変わらず、短期的には売り過剰感からテクニカルな戻し場面に入ると考えるが本格的なアップトレンドへの転換にはまだ日柄がいると考えている。市場は上記中国メイズの輸出動向と米国コーンの輸出の進捗に注目しているが目先の弱材料を織り込みつつあり仮に来週の農務省の発表で中国メイズの輸出上方修正、米国コーン輸出の下方修正が実現されて売り込まれればそこは目先の底値と考えたい。短期的には3月限ベースでは230セントまでの下値リスクを考えて現在の240セント割れでのプライシングを確りとってゆく方針変わらず。 (H) 

(ダイズ)  

明日の発表の焦点は輸出予想にいか程のメスが入れられるか?ということになろう。期末在庫の数値如何によっては、一時的な上げ相場も準備しておきたい(10セント見当)。が、目先のトレンドは年内を目処にまだ下向きにある、という意見は維持する。5月そして6月の下値から10月の下値・・・これらを通して見た時、現在の560レベル(3月限)はサポートレンジとも見て取れるが、自身の見方としては、「まだ下げ切れていない」というのが印象。年明け以降の本格的なアップトレンドを想定しての、もう一段の下げを期待している。3月限の540台はそんなに遠くないレベルではないだろうか。(A) 

 

 

【ご注意】 

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)