米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2002年12月16日

 

 

本日の相場

とうもろこし  -- やや高値寄り付き、やや安値での引け ---

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
MAR 03 241 - 40 1/2 241 3/4 238 1/4 238 3/4 - 1 1/4 1103 718-
MAY 03 243 1/4 - 43 244 240 3/4 241 - 1 1/2 250974 2568-
JUL 03 245 1/2 246 1/4 243 1/4 244 - 3/4 66119 313+
SEP 03 242 1/2 243 1/4 240 1/4 240 3/4 - 1 1/2 66808 137+
DEC 03 241 241 3/4 238 1/2 239 - 1 1/2 15644 16+
MAR 04 247 1/4 247 1/4 244 244 1/2 - 1 1/2 43296 157+
  449421 2645-

 

 

大豆     --- やや安値寄り付き、大きく安値引け ---

 

   OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
JAN 03 572 - 71 573 561 561 1/2 - 10 1/2 66521 727-
MAR 03 568 - 67 569 557 1/2 558 1/4 - 9 3/4 57835 1804+
MAY 03 558 1/2 559 1/2 550 1/4 550 3/4 - 8 1/4 42279 224+
JUL 03 555 - 54 1/2 556 547 1/2 548 - 7 1/4 27797 92+
AUG 03 546 1/2 546 1/2 541 541 - 6 1/2 3048 119+
SEP 03 529 529 524 1/4 524 1/4 - 4 3/4 486 5+
  217511 2102+
  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
JAN 16410 -130 JAN 2166 -16 MAR 355 + 2 120.41 - 121.32
MAR 16430 -200 MAR 2171 -12 MAY 344 1/4 + 1 1/2
MAY 16310 -240 MAY 2150 -8 JULY 315 1/4 + 3
JUL 16280 -210 JUL 2130 -5 SEP 319 + 3

 

 

 

本日の相場の動き

 

(コーン) 後半の大豆の急落に影響を受けてマイナスサイドでの引け

商い前半は米国産コーンのアジア向け輸出成約の報や農務省発表の週間輸出検証高で36.31百万ブッシェルとなりこれが事前の予想を若干ながら上回ったことから確りにて動いたものの、後半には大豆市場でADM社が大豆搾油量を大幅に削減するとの報に期近が急落となったことに影響を受けて徐々に売りが優勢となりマイナスサイドまで落ち込み、本日の安値圏での引けとなった。

 

(ダイズ) ADM社が搾油マージンの悪化により国内搾油を制限するとの報に期近より急落

米国内最大の大豆搾油量を誇るADM社が大豆原料高・大豆製品安による搾油マージンの悪化により、東はサウスカロライナ州から西はカンサス州の何箇所かの大豆搾油量を削減すると発表したことを契機として、大豆市場は期近より急落となった。これに加えて、本日発表された週間大豆輸出検証高で事前予想の32〜36百万ブッシェルに対して28.976百万ブッシェルとなり予想を大幅に下回ったこと、更には南米ブラジルの天候が現在では理想的に推移しており、大豆の作付けも全国レベルで94%まで進捗しており最終段階になっていることなどの弱材料をあつめた。期近1月限は10セント以上の下げを演じ、本日の最安値圏での引けとなった。

 

本日ファンド筋はコーン市場で1,000枚を売り越し、ダイズ市場では4,500枚の売り越しとした模様。ファンド筋の本日現在のネットポジションはコーンでショート770枚、ダイズでロング53,700枚程度となった。

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部  降雨は平年を上回る

【NOAA 米国各産地6-10日間予報 (12月21日〜12月25日)】 

  気温 降水量
西部ベルト N/B N/A
東部ベルト N N/A

 

ブラジル  北部で活発な降雨

週末は北部の約55%の地域で0.5〜2.0インチの降雨があった。この降雨は北部で今週前半まで残り、週の後半には南部に移動して0.5〜2.0インチ程度、75%の地域に降雨をもたらす。北部の土壌水分は大幅に改善している。また、南部でのドライ天候によりコーン・大豆の作付けは各大幅に進捗している。

 

アルゼンチン  西部ブエノスアイレス州では降雨は限られる

週末は北部ベルトで0.1〜0.75インチ、コーン・小麦地域で40%、大豆地域で50%の地域に降雨が観測された。今週は週末にかけて北部地域で降雨が予想される。降雨量は0.25〜1.25インチ、またベルトの65%の地域をカバーする。一連の降雨でコーン・大豆ベルトの土壌水分は潤沢に保たれている。ドライな地域はコルドバ州南部からブエノスアイレス州西部地域に限られる。

 

(ブラジル・アルゼンチン向こう6〜10日降雨予報) 

南部ブラジルでは降雨があり作付けは若干遅れよう。一方、ブラジル北部では平年を上回る降雨により作付けの進展が若干遅れるが、コーン・大豆ともに略作付けが終了しており、大きな問題はない。アルゼンチン南部では降雨量は平年を下回り大豆の作付けが進展しよう。

 

 

 

 

 

 

本日の発表等
1) USDA発表 週間輸出検証高 (単位:千トン)

 

  12月13日の週 12月6日の週 昨年同週 今年度累積 昨年度累積
コーン 922.3 913.8 817.1 10,996.0 12,716.7
ダイズ 788.6 892.5 663.4 10,614.9 11,058.4
小麦 408.4 513.4 611.8 13,432.0 15,265.6

予想以上のコーンにはフレンドリー、予想以下の大豆にはネガティブ視された。

 

2) NOPA発表月間搾油報告

 

11月 10月 11月(2001年)
搾油量(千ブッシェル) 141,566 144,759 144,674
大豆粕生産量(ショートトン) 3,322,604 3,391,538 3,440,043
大豆粕イールド(ポンド/bu) 46.94 46.86 47.56
大豆粕輸出量(ショートトン) 529,223 508,901 633,598
大豆油生産量(千ポンド) 1,605,304 1,654,901 1,598,704
大豆油イールド(ポンド/bu) 11.34 11.43 11.05
大豆油在庫(千ポンド) 1,845,990 1,886,110 2,234,689

昨年同月比減量した搾油数量についてはややネガティブに捉えられている。

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

本日のコーンの下げは大豆市場の急落に影響を受けた事の要因が大きい。しかし、期近に対する旺盛な輸出需要がない中、現物価格の上げも一段落してきたこと、南米ブラジル・アルゼンチンでの天候が順調に推移していること、また心配されていた南アフリカの天候も西部中心に改善してきていることなどから相場を支援する材料が見当たらない。年末にかけてじり安の展開を予想する。

価格については意見変わらず、コーン市場はテクニカルな反転場面を経過して3月限ベースで230セントまでの下値を探る展開を予想する。(H)

(ダイズ)

大手搾油業者ADMの7工場閉鎖、或いはAGPが15%稼動を落とす等のニュースが本日の下落の主因となっている。又期近限月については先週末段階で依然として66,000コントラクトのポジションが残っており今後受渡し通知日にかけての2週間でポジション整理が活発化することとなる。従い現在の3月限との逆鞘についても今後解消される事となろう。市場の動きは依然として混沌。先週後半に上げを見ることとなったが、本日の戻し。まだ上げの展開へは入りきれていない。上記状況も重なり1月限は更に15-20セントの下げは期待される。3月限も目先は更なる下値を待ちたいところ、540台も視野。(A)

 

【ご注意】

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)