米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2002年12月17日
| 本日の相場 |
とうもろこし -- ほぼ変わらず寄り付き、マチマチの引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| MAR 03 | 247 - 46 3/4 | 239 1/2 | 237 1/2 | 238 1/4 | -1/2 | 251345 | 371+ |
| MAY 03 | 249 - 48 3/4 | 242 | 240 | 240 3/4 | -1/4 | 66798 | 679+ |
| JUL 03 | 250 1/4 - 50 | 244 3/4 | 243 | 243 3/4 | -1/4 | 67070 | 262+ |
| SEP 03 | 246 | 242 1/4 | 241 | 241 3/4 | +1 | 15923 | 279+ |
| DEC 03 | 242 3/4 - 42 1/4 | 240 1/2 | 238 3/4 | 240 | +1 | 42249 | 1047- |
| MAR 04 | 245 1/2 | 245 | 245 1/4 | +3/4 | 3401 | 160+ | |
| 449058 | 363- |
大豆 --- やや安値寄り付き、安値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| JAN 03 | 569 1/2 - 68 | 562 | 555 1/2 | 556 | -5 1/2 | 62084 | 4437- |
| MAR 03 | 565 - 64 1/2 | 559 | 552 1/4 | 553 | -5 1/4 | 60347 | 2512+ |
| MAY 03 | 556 1/2 - 56 | 552 | 546 | 546 1/2 | -4 1/4 | 43660 | 1381+ |
| JUL 03 | 553 - 52 | 549 1/2 | 544 | 544 1/2 | -3 1/2 | 28697 | 900+ |
| AUG 03 | 546 3/4 | 542 | 538 | 538 1/2 | -2 1/2 | 3168 | 120+ |
| SEP 03 | 529 | 525 | 521 | 521 | -3 1/4 | 507 | 21+ |
| 218086 | 575+ |
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT | CHG | NY-YEN | |||
| JAN | 16390 | -20 | JAN | 2152 | -14 | MAR | 361 1/2 | +6 1/2 | |
| MAR | 16320 | -110 | MAR | 2155 | -16 | MAY | 348 1/2 | +4 1/4 | |
| MAY | 16210 | -100 | MAY | 2135 | -15 | JULY | 314 3/4 | -1/2 | |
| JUL | 16190 | -90 | JUL | 2115 | -15 | SEP | 317 1/2 | -1 1/2 |
| 本日の相場の動き |
(コーン) 材料難の閑散取引
台湾の56000トン米国産コーン買付け。
その他は全くの材料難。本日のコーン市場では取引量が26000枚以下と推測されている。ほぼ変わらずでスタートした本日の市場も直後の高値をつけた後は、セッションを通してほぼ1セント未満の動きに留まる。終盤大豆のテクニカルな下げに乗じて安値をつけた後、再び戻して前日比ほぼ変わらずで取引終了。値動きのない閑散取引となった。
(ダイズ) 昨日のフォロースルーから本日もファンドの売り目立ち安値引け
昨日終盤よりの下落を本日も引きずる事となった。新鮮な材料のインプットに欠ける中、昨日市場へ出た大手搾油業者の稼動調整というニュース(目先の国内需要への影響)、又問題のない南米の天候推移等は本日のマイナスサイドへの動きを後押しする格好となった。大豆は本日もファンド売り優勢。テクニカルにも1月限が100日移動平均でもあった557をブレークした事はもう一つの弱材料となっている。
本日の高値は寄付き後。その後は1月限560を挟んだレンジでの取引を維持したが、終盤我慢しきれずファンド売りに値を削りそのままの安値引けとなっている。
本日ファンド筋はコーン市場で200枚を売り越し、ダイズ市場では3,500枚の売り越しとした模様。ファンド筋の本日現在のネットポジションはコーンでショート500枚、ダイズでロング48,500枚程度と見られている。
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国中西部 降雨は平年を上回る
【NOAA 米国各産地6-10日間予報 (12月22日〜12月26日)】
| 気温 | 降水量 | |
| 西部ベルト | B/N | A/N |
| 東部ベルト | N | N/A |
ブラジル 今週は北部中心に週末まで降雨が続く
昨日はマトグロッソドスル州南西部を含む北部ベルトの30%の地域に0.25〜1.0インチの降雨が観測された。降雨は今週の木曜日まで北部地区で続き、また土曜日に再び同地区に降雨が予想されている。この一連の降雨量は0.25〜1.5インチとなりベルトの70%の地域をカバーする。コーン・大豆ベルトでは土壌水分は十分に蓄えられており、南部州でもこのところのドライ天候により作付けが進捗して最終局面を向えている。
アルゼンチン 北東部ベルトで降雨
サンタフェ・コルドバ中部地区で0.1〜0.5インチの降雨が昨夜よりあった。カバー率は10%程度に止まった。この降雨は今晩は西部地区に移動して水曜日には北部や東部ベルトにも0.25〜1.25インチ、ところにより2.5インチ程度の降雨をもたらすし、カバー率は70%となる。北東部ベルトは今週末には再び降雨があり、雨量は0.1〜0.75インチ、カバー率は30%となる。一連の降雨により大部分の地域で水分は十分となるが、スポッティ-ながらう西部ベルトやコルドバ南部・ブエノスアイレス中西部などは降雨が外れており作物にストレスを与え始めている。
(ブラジル・アルゼンチン向こう6〜10日降雨予報)
ブラジル南部に再び降雨があり既に作付けされたコーン・大豆に良い水分補給となる。一方、北部ではドライ気味となるが既に十分な水分が土壌に蓄えられており作柄には問題はない。アルゼンチン東部地区はコーン・大豆に若干の作付け遅れがみられる。一方の西部ベルトの約4分の1の地域では水分不足によりストレスが散見される。
南アフリカ コーンベルトに降雨
昨日は中北部や東部ベルトに0.1〜1.0インチ、ところにより2.0インチの降雨が40%の地域に観測された。ベルト中部、北部、東部では木曜日にかけて降雨があり、雨量は0.25〜1.0インチ、ベルトの75%をカバーする。水分は北部や東部では急速に改善しており、一部ドライな地域もあるが全般には旱魃の懸念は消えつつある。
| 本日の発表等 |
| 1) USDA発表 受渡可能在庫数量 (単位:百万ブッシェル) |
| 12月17日 | 前週 | |
| コーン | 13.3 | 13.5 |
| 大豆 | 7.1 | 7.3 |
前週と大きく変わらず中立材料視。
| 2) ブリッシュコンセンサス (単位:%) |
| 12/17/02 | 12/10/02 | 12/03/02 | 11/26/02 | 11/19/02 | |
| 大豆 | 63 | 67 | 65 | 70 | 70 |
| 大豆油 | 50 | 51 | 51 | 55 | 55 |
| 大豆粕 | 55 | 53 | 59 | 60 | 60 |
| コーン | 31 | 33 | 34 | 39 | 40 |
| 小麦 | 48 | 41 | 47 | 58 | 58 |
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン) 年内は沈滞が継続
今のコーン市場には全く持って迫力を感じ取れない。その市場のムードそのものが今の相場の流れを形成しているのだが、それにしても元気がない。仮に今週の輸出成約でフレンドリーな数字が出たところで高値は一瞬の出来事で終わってしまうに違いない。昨日の搾油業者の稼動調整のニュースについても、大豆粕生産減という部分からの連想で国内フィード需要への裏付けとも捉えられる。農務省予想数値が楽観的であると評価されている部分に通ずるものがある。この辺りの背景も今の市場へはボディーブローになっていると思われる。
大豆と違って違ってファンドのポジションは綺麗に整理されてしまっている点。このことは現状の大豆の状況に置き換えれば辛うじて支援材料ということになろうか。しかし一方でクリスマスウイーク前に新たにポジションを積極的に建てるものはいない。取引量は当然限られる。通常一日で50-70,000枚はあるボリュームが本日も半分以下では何も出来ない。このムードが続く限りにおいては相場の本格展開も期待できない。又これまでの相場の流れからすると材料難が続く限りは更なる下値をダラダラと目指す可能性が強い。何か今年の5月に相場が噴出す前のあの沈滞相場を思い出させるような状況であるが、現在の流れに待ったをかけるとすればやはり強いサポートラインへの到達ということになろう。現在の238(3月限)がこの先230というラインをトライする可能性は十分にあるように映る。まだ底を打った相場ではない。相場の本格回復は来年の1月、農務省の各種発表を市場が意識し始めるまで待たねばならないと見ているが。(A)
(ダイズ)
特に意見は変わらない。現時点で10月上旬につけた下値をブレークする展開は想定していない。そういう意味では下値は限られてきていると言える。しかし、540台はすぐそこまで迫っている。今は大きく相場展開を変えるきっかけを掴みにくい状況でもあり、540というラインに更に近づく・・といった展開が目先の動きになると見ている。上述したが、やはり大きな節目は来年一月の農務省の各種発表、ということになろう。(A)
【ご注意】
弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。
(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)