米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2002年12月20日
| 本日の相場 |
とうもろこし -- 僅かに安値寄り付き、僅かに安値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| MAR 03 | 239 1/2 - 39 1/4 | 240 | 238 1/2 | 239 1/4 | -1/2 | 246529 | 1145- |
| MAY 03 | 242 1/2 - 42 1/4 | 243 | 241 1/4 | 242 | -1/2 | 66358 | 127+ |
| JUL 03 | 244 3/4 - 44 1/2 | 245 1/2 | 244 | 244 3/4 | -1/4 | 67542 | 406+ |
| SEP 03 | 243 | 243 1/2 | 242 | 242 | -1/4 | 16197 | 215+ |
| DEC 03 | 241 - 40 3/4 | 242 | 240 1/2 | 240 3/4 | -1/2 | 43562 | 400+ |
| MAR 04 | 247 1/4 | 247 3/4 | 246 | 246 1/4 | -1/2 | 3443 | 9+ |
| 445947 | 29+ |
大豆 --- やや高値寄り付き、期近から高値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| JAN 03 | 566 3/4 - 66 | 573 | 566 | 572 | +8 1/4 | 45114 | 6685- |
| MAR 03 | 562 - 61 1/2 | 568 | 560 3/4 | 567 | +7 3/4 | 69811 | 4006+ |
| MAY 03 | 555 | 557 1/2 | 553 1/4 | 557 | +4 3/4 | 45704 | 78+ |
| JUL 03 | 552 1/2 - 52 | 554 1/2 | 550 | 554 | +4 3/4 | 29944 | 687+ |
| AUG 03 | 543 - 42 1/2 | 545 | 541 1/2 | 544 1/2 | +3 1/4 | 3250 | 31+ |
| SEP 03 | 526 | +1 | 596 | 2+ | |||
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT | CHG | NY-YEN | |||
| JAN | 16570 | +170 | JAN | 2189 | +34 | MAR | 342 3/4 | -7 1/2 | |
| MAR | 16490 | +140 | MAR | 2192 | +28 | MAY | 333 | -6 1/2 | |
| MAY | 16380 | +80 | MAY | 2164 | +19 | JULY | 304 1/2 | -5 1/4 | |
| JUL | 16330 | +70 | JUL | 2137 | +9 | SEP | 308 | -5 |
| 本日の相場の動き |
(コーン) 引き続き閑散市場継続
昨日終盤のやや高値への動きは何ら本日の相場へ齎さなかった。閑散市場に取引量は30,000枚レベル。一日の値動きも幅も1セント強と殆ど値動きもなし。セッション中に11月のエタノール生産量が166,000バレル/日と記録を更新したとうニュースも流れたが、市場への材料とはならず。3月限は10:30頃から本日の安値238.50にほぼ張り付いた形での小刻みな動きに終始。終盤大豆の上げもあって幾分上に動く事にはなったが結局昨日とほぼ変わらないレベルで本日の取引を終えている。
(ダイズ)
大豆は昨日終盤の上げをナイトセッションを通じて引き継ぐ形となった。寄り付きからやや高値で入ると取引レンジはほぼ562-564(3月限)と非常に狭い範囲内でのチョピーな動きに限られる。ほぼ終了間際までこの動きが続く事になった。しかし、終了間際の短時間に買いが集中する事となりそれまでの値位置から一気に4セント程値を跳ね上げての引けとなった。取引量が限られた中での動きであったと言える。 材料としては、昨日の農務省発表の110,000トンの成約ニュースに加え、新たに110,000の成約が伝えられた。(これも中国ではないかと言う噂)その他ブラジルサフラス社が新穀大豆の生産量を百万トン下方修正(49.7⇒48.7)したこともフレンドリーな材料としてはインプットされたが共に市場へ流れたのはセッション前半。本日最終局面での上げに直結したわけではない点は指摘しておきたい。
本日ファンド筋はコーン市場で300枚を売り越し、ダイズ市場では3800枚の買い越しと見られる。
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国中西部 気温・降雨量ともに平年を上回る
【NOAA 米国各産地6-10日間予報 (12月25日〜12月29日)】
| 気温 | 降水量 | |
| 西部ベルト | N/A | N/A |
| 東部ベルト | N/A | N/A |
ブラジル 来週は南部に降雨が戻る
ベルト全体にまばらな降雨が昨日観測された。雨量は0.25〜1.0インチ、ところにより2.0インチの降雨。カバー率は35%程度。週末にかけてはベルト北西部から降雨が始まり、来週前半には南部にも降雨がある。一連の降雨量は0.25〜1.5インチ、カバー率は65%となる。来週は北部ではドライ気味の天候となり土壌水分は減少するが、大きな問題とはならないだろう。ブラジル全体では土壌水分が十分に保たれており作柄は順調に推移している。
アルゼンチン 週末の雨は限定的
昨日はベルト全体でドライとなった。週末の降雨は南部、東部ベルト中心だがまばらとなり、雨量は0.25〜1.0インチ、カバー率は35%程度となる。ベルト全体では土壌水分は十分に保たれており作柄は順調に推移している。
南アフリカ 明日は西部ベルトで降雨
昨日はベルトの25%の地域で0.25〜1.0インチの降雨が観測された。本日はドライとなるが、西部ベルトで明日、明後日に降雨が開始する。雨量は0.25〜1.0インチ、ところにより2.0インチ、カバー率は60%となる。今月は雨量が増加して全体的に作柄は改善してきている。唯一問題のある地域は北東部四分の一の地域に止まる。順調なコーンの受粉を達成するには来月も順調な降雨が必要となる。
| 本日の発表等 |
【引け後の発表】
| 3) コミットメント オブ トレーダーズ (Dec17現在) (単位:枚) |
| オプションなし | ⇔ 市場事前予想 | オプション込み | |
| 大豆 | ロング 51,631 | ロング 50,200 | ショート 47,516 |
| 大豆粕 | ショート 6,735 | ショート 9,500 | ショート 11,199 |
| 大豆油 | ロング 38,874 | ロング 35,800 | ロング 27,906 |
| コーン | ショート 1,197 | ショート 1,000 | ショート 21,761 |
| 小麦 | ロング 6,635 | ロング 4,300 | ロング 6,492 |
コーン、大豆とも予想範囲内と考えられる。
| 4) USDA 週間ローンデータ (DEC17現在) (単位:百万ブッシェル) |
【コーン】
| 9ヶ月残高 | 先週比 | FORFEIT計 | 先週比 | REDEEMED計 | 先週比 | |
| 2001クロップ | 13.6 | -1.0 | 0.5 | 0.0 | 1,380.6 | 1.0 |
| 2002クロップ | 698.5 | 85.9 | 0.0 | 0.0 | 9.9 | 3.5 |
【大豆】
| 9ヶ月残高 | 先週比 | FORFEIT計 | 先週比 | REDEEMED計 | 先週比 | |
| 2001クロップ | 1.6 | -0.2 | 1.3 | 0.1 | 308.9 | 0.1 |
| 2002クロップ | 264.5 | 13.4 | 0.0 | 0.0 | 0.7 | 0.4 |
コーンは予想内もローン入りが活発な事が確認されややサポーティブとも取れる。、大豆は中立。
| 5) USDA発表 キャトル・オン・フィード報告 DEC.1現在 (単位:%) |
| 農務省発表 | 事前予想平均 | 事前予想幅 | |
| 12月1日飼養頭数 | 92.0 | 90.6 | 89.0-92.6 |
| 11月中導入頭数 | 105.0 | 97.0 | 90.1-107.5 |
| 11月中マーケティング | 98.0 | 99.0 | 97.3-102.0 |
11月中導入頭数が予想範囲ではあったものの大きな数字となったことはやや強材料となる。
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン)
コーン市場に対する強材料が見当たらない。本日も中国の11月度のコーン輸出量が発表されたが130マントンと堅調、10月・11月で既に257万トンと昨年度の80万トンを大幅に上回っている。今後、12月度の米国農務省の中国メイズ輸出は10百万トンで据え置かれたが今後12百万トン以上に上方修正される可能性はいよいよ高まっている。ホリデーシーズンを迎え特別な買い材料が見当たらないなか年末にかけてじり安の展開が続こう。3月限は230セントをめがけた動きとなる。 (H)
(ダイズ)
【 今週の相場回顧 】 「行って来い」を演じた今週の動き
先週まで短期的な上昇局面をむかえていた相場は3月限で570を2日テストした後、今週月曜には大きく値を落とす事となった。引き金は大手搾油業者ADM・AGPの搾油マージン悪化からきた稼動調整である。その流れを継いで水曜までは3日連続で相場の流れは下向きとなった。水曜には11月中旬以来の540台をテストするに至った。しかし週後半は全く対照的な動きとなる。水曜に540台をテストした後の戻しから本日の高値まで相場は一気に持ち直し月曜の高値こそ届かずも、レンジとしてはほぼ月曜の値位置まで戻して今週を追える形。中国を中心としたお盛んな米国大豆買付けが数字として市場に改めて確認されたことが一番の材料と言えよう。ファンドのネットロングもここまでで35000枚前後(推定)、先週の50000枚以上といった状況からすればこの1週間でそれなりに整理されたと言う事が出来る。
【 来週の展開は?】 来週は再び安値を目指す展開を予想
いよいよ来週はクリスマスウイーク。取引量自体は極めて限られることとなる。しかし今週水曜、或いは本日の終盤の動きを見てもわかる通り、ちょっとした商いが値動きに敏感に反応する期間でもある。そんな中での来週を占ってみたい。先ず本日引け際の一方的な値動きが来週の(高値)相場の足がかりになるとは考えにくい。「動き」の欄でも書いたが本日の材料に直接的に結びついた動きでもない。火・水が休場なので、営業日としては3日間しかないが、見方としては今週後半3日間の上げに対する反動を期待したいところ。この上げから来週以降そのまま相場が上昇軌道にのるまでの下地が今の市場にあるとは思えない。年末にかけての値動きは再び下向き。今週央にテストした550割れ(3月限)を再び窺うに違いない。(A)
【ご注意】
弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。
(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)