米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2002年12月23日

 

 

本日の相場

とうもろこし  -- ほぼ変わらず寄り付くも後半つり上げそのまま高値引け ---

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
MAR 03 239 1/4 - 39 243 238 3/4 242 3/4 +3 1/2 244905 1624-
MAY 03 242 - 41 3/4 245 1/2 241 1/2 245 1/4 +3 1/4 65228 1130-
JUL 03 245 - 44 1/2 248 3/4 244 1/2 248 1/2 +3 3/4 66342 1200-
SEP 03 242 1/4 - 42 245 242 244 3/4 +2 3/4 16302 105+
DEC 03 241 - 40 3/4 242 1/2 240 1/2 242 +1 1/4 42488 1074-
MAR 04 247 248 247 247 1/2 +1 1/4 3353 90-
  440931 5016-

 

 

大豆     --- やや高値寄り付き、やや高値引け ---

 

   OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
JAN 03 573 1/2 - 73 577 3/4 572 572 3/4 +3/4 40307 4807-
MAR 03 571 - 69 574 567 568 +1 70134 323+
MAY 03 560 1/2 - 60 565 559 1/2 559 3/4 +2 3/4 45543 161-
JUL 03 556 1/2 - 56 561 555 556 3/4 +2 3/4 31128 1184+
AUG 03 547 1/2 551 1/2 547 548 +3 1/2 3220 30-
SEP 03 530 +4 596
  212550 3545-
  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
JAN 16880 +310 JAN 2182 -7 MAR 345 3/4 +3 119.99 - 120.71
MAR 16770 +280 MAR 2190 -2 MAY 335 1/4 +2 1/4
MAY 16610 +230 MAY 2169 +5 JULY 307 +2 1/2
JUL 16490 +160 JUL 2145 +8 SEP 309 1/2 +1 1/2

 

 

 

本日の相場の動き

 

(コーン) 輸出検証高の数字、フレンドリーに

寄り付きこそほぼ先週引けとほぼ変わらずのレベルで始まるも、キャトルオンフィードにおけるややフレンドリーな数字或いは本日の輸出検証高の予想以上の数字は取り組みの少ない市場においてその後の価格を一方的に押し上げる事となった。最近のドル安傾向や台湾の米国コーン買付け見込みなども需要面からの材料として本日の上げに貢献したと言える。本日の動きにより15日、そして30日間移動平均線を抜け、12月3日以来約3週間ぶりの高値をつけるに至った。

(ダイズ) 中国向け追加成約、再び材料視

先週金曜の引けの流れを引き継ぐ形となった。やや高値で寄り付いた後中盤まで相場は570(3月限)を挟んだ展開。週間輸出検証高については控えめな数字となったものの、中国向け115,000トンの成約ニュースは先週からの流れもありしっかりと材料視されることとなり、セッション終盤には更に値を上げる展開。572-574(本日の高値)近辺での取引が短時間続く事となったが最後は勢い続かず休み前の手仕舞いも重なり値を削り本日の安値での引けをむかえる事となった。本日は大豆粕買い・油売りのスプレッド取引も見られ、大豆粕相場も堅調を維持した。

 

本日ファンド筋はコーン市場で2500枚を買い越し、ダイズ市場では4000枚の買い越しと見られる。

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部  (発表待ち)

【NOAA 米国各産地6-10日間予報 (12月28日〜1月01日)】 

  気温 降水量
西部ベルト DELAYED DELAYED
東部ベルト DELAYED DELAYED

 

ブラジル  今週はベルト全体で広範囲の降雨

先週末はベルト南部中心に0.25〜1.5インチ、ところにより3.5インチ程度の降雨がベルトの60%の地域に観測された。今週前半はベルトの南部で後半にかけてはベルトの北部で降雨がある。雨量は0.25〜1.5インチ、ところにより4インチの降雨を記録しよう。この一連の降雨によるカバー率は80%に及び広範囲に渡り水分が供給される。産地では降雨が周期的に訪れており、土壌水分は潤沢に保たれて作柄は安定している。

 

アルゼンチン 今週週末には降雨が戻る

ベルト北部、西部で先週末に0.25〜1.0インチ、ところにより3インチの降雨が大豆ベルトの65%の地域、コーンベルトの45%の地域で観測された。今週は全地域ともにドライ天候が予想される。次の降雨のチャンスは今週末となり、ベルトの35%の地域に0.25〜1.25インチ程度の降雨となろう。全般的に土壌水分は保たれており作柄は順調に推移している。

 

南アフリカ  今週はベルト全域でまばらな降雨

先週末は降雨は南西部ベルトに限られた。降雨量は0.25〜1.25インチ、ベルトの35%カバーとなった。今週はベルト全域にまばらな降雨があり、雨量は0.25〜1.0インチ、ベルトの45%をカバーするだろう。この降雨はベルト東部がメインとなる。今月はベルト全域に降雨があり作柄は全般的に回復している。ベルト北東部の四分の一が唯一水分が不足している地域であるが、今週は同地区にも水分が供給される見通しとなっている。

 

 

 

本日の発表等
1) USDA発表 週間輸出検証高 (単位:千トン)

 

  12月19日の週 12月12日の週 昨年同週 今年度累積 昨年度累積
コーン 1,161.5 935.6 736.5 12,174.1 13,453.3
ダイズ 545.7 805.3 1,183.8 11,195.4 12,242.2
小麦 413.2 411.9 540.1 13,848.6 15,805.7

予想以上のコーンにはフレンドリー、期待以下の大豆にはややネガティブな材料となった。

 

 

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)  

予想外の堅調な動きとなった。本日の上げの要因は本日発表された週間輸出検証高。45.7百万ブッシェルは事前予想レンジの29〜34百万ブッシェルを大きく上回る数字となった。しかも、94・95年度以来初めてオーストラリア向けにコーン1.9百万ブッシェルが確認されていることも市場では大きな支援材料となっていた。先週の下げ場面では3月限が230セント近くまで大きくブレークできなかったことで、この価格レベルで輸出需要が入り相場を支えていることが強く印象つけられた。本日は20日移動平均値を上回る価格で引けたことから、ファンド筋のショートが狙われテクニカル面でも短期的には値戻しが予想されるが、来年1月10日の農務省の最終需給発表を前にして大きな上昇は考えにくい。目先、3月限での下値ラインを以前目標値の230セントから235セントまで5セント程度上げて取り組みたい。ホリデーシーズンとなり商い高薄く、小幅ながら一方通行の相場展開となりやすい。(H)

 

(ダイズ)

先週の引け値レベルが維持される形となったが安値引け。先週水曜以降本日まで連続して(しかも急激に)チャートを上げてきていることから、2連休の後は益々調整局面が期待できる。今の相場にはついていく必要はないとみる。(A)

 

【ご注意】

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)