米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2002年12月27日

 

 

本日の相場

とうもろこし  -- ほぼ変わらず寄り付き安値引け ---

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
MAR 03 243 - 42 1/2 243 239 1/4 239 3/4 - 3 238600 1949-
MAY 03 246 - 45 1/2 246 242 1/2 243 - 2 3/4 65656 72+
JUL 03 249 - 48 3/4 249 245 1/2 246 - 2 3/4 66988 299+
SEP 03 245 1/4 245 1/4 243 243 - 2 1/4 16486 121+
DEC 03 242 1/4 - 42 242 1/2 241 1/4 241 1/2 - 1 42782 136+
MAR 04 247 3/4 248 247 247 - 1 1/4 3435 41+
  436280 1293-

 

 

大豆     --- 僅かに高値寄り付き、やや高値引け ---

 

   OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
JAN 03 566 1/2 - 66 570 1/2 564 3/4 569 3/4 + 4 30164 4429-
MAR 03 563 1/2 - 63 568 561 1/2 566 1/2 + 4 1/4 76920 3059+
MAY 03 556 1/2 - 56 1/4 560 554 1/2 558 3/4 + 4 46707 966+
JUL 03 553 - 52 1/2 556 551 1/2 555 3/4 + 3 3/4 31239 492+
AUG 03 544 1/2 548 543 1/2 547 1/4 + 3 1/4 3261 24-
SEP 03 529 + 2 1/2 597
  209790 13+
  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
JAN 16690 +170 JAN 2137 -6 MAR 333 - 5 1/4 119.85 - 119.99
MAR 16670 +160 MAR 2141 -10 MAY 325 - 4 3/4
MAY 16570 +140 MAY 2125 -12 JULY 301 - 2 1/4
JUL 16470 +120 JUL 2110 -11 SEP 305 - 1 1/2

 

 

 

本日の相場の動き

 

(コーン) 日本でのスターリンクコーン発見のニュースは本日フロアでも心理的材料に

寄付き前の週間輸出成約高は範囲内の数字に収まり材料にはならず。しかし日本より入ってきたスターリンクコーン発見のニュースはフロアでも話題になり心理的なプレッシャーとして十分作用する事となった。寄り付きこそほぼ変わらずレベルとなったもののその後はセッション終盤にかけて右肩下がりに値を削る。取引量は閑散だっただけに値動きも一方通行になりやすい。本日の取引量もほぼ30,000枚と平常の半分に過ぎなかった。 オーバーナイトでは韓国が105,000トンのコーン(中国産と南米産を半々)成約のニュースも報告された。

(ダイズ) 輸出成約の好調な数字が支えに

輸出成約の数字は予想の上限以上の1.125百万トン。内容的には強いものとなった。寄り付きは僅かに高値。しかしコーンの動きを横目に大豆は方向感のない動きに終始。終盤一気に値を上げる事になったが、これは一部投機家の動きに煽られた追随買い。特に材料がインプットされたわけでもない。コーン同様取引量は平時のほぼ半分、閑散市場となった。

本日ファンド筋はコーン市場で1200枚を売り越し、ダイズ市場では2000枚の買い越しと見られる。

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部  (気温は平年を上回る展開)

【NOAA 米国各産地6-10日間予報 (1月01日〜1月05日)】 

  気温 降水量
西部ベルト A B/N
東部ベルト A/N B/N

 

ブラジル  週末には北部ベルトで降雨

今後3日間において北部ベルトの30%の地域で0.25〜1.25インチ、ところにより2.5インチの降雨がある。来週前半には南部ベルトで降雨が始まり、この雨はその後5日間でベルトの60%の地域に0.25〜1.25インチ、ところにより2.5インチの降雨をもたらす。水分供給はこの期間十分となり、中央部の限られた地域を除いては作柄は順調に推移している。

 

アルゼンチン  週末に広範囲の降雨

昨日は全般的にドライとなった。本日より南部で降雨が始まり今後3日間において大豆ベルトの80%、コーンベルトの70%の地域に0.5〜1.5インチの降雨があろう。現在、コルドバ州北部は水分不足となっているが一連の降雨でこの地域にも水分がもたらされる。コーン・大豆ともに作付けは略完了しており、生育初期の作柄は順調に推移している。

 

南アフリカ  降雨により作柄は安定

昨日の降雨はベルトの30%の地域、雨量も0.25〜1.5インチと限定的となった。今後5日間においてコーンベルトでは0.25〜1.5インチの降雨が75%の地域で予想されている。降雨量は土壌水分の潤沢にするに十分となり、生育初期段階のコーンには恵みの雨となろう。

 

 

本日の発表等

【寄り付き前の発表】

1)  USDA発表 週間輸出成約高(12月12日の週)  (単位:千トン) 

 

  週間成約高 輸出成約量累計 成約残
  今年度 来年度 今年度 昨年度 今年度 来年度
コーン 678.1 0.0 19,203.6 20,629.1 6,635.2 264.5
大豆 1,124.5 0.0 19,356.5 19,857.2 8,749.0 77.0
小麦 350.5 0.0 16,622.5 17,508.8 4,142.6 15.0
大豆粕 153.8 3.2 3,116.8 3,525.3 1,845.1 236.7
大豆油 23.1 0.0 273.6 252.1 162.9 0.0

大豆は予想レンジが750-950千トンだったことから予想レンジの上限以上に出た数字はフレンドリーに捉えられた。コーンは予想の範囲内の数字に収まり中立。

 

2)  USDA発表 週間輸出船積高(12月12日の週)   (単位:千トン) 

 

  輸出高 輸出高累計 USDA通年予想
  今週 先週 今年度 昨年度  
コーン 1,124.2 1,045.5 12,568.4 13,033.3 48,260
大豆 617.6 742.4 10,607.5 11,722.2 24,490
小麦 217.1 413.9 12,479.9 14,011.5 25,860
大豆粕 234.9 116.0 1,271.7 1,521.5 5,630
大豆油 12.4 9.5 110.7 142.9 1,040

 

【引け後の発表】

3) コミットメント オブ トレーダーズ (Dec17現在) (単位:枚) 

 

  オプションなし  ⇔ 市場事前予想 オプション込み
大豆 ロング  53,423 ロング  50,900 ロング  44,487
大豆粕 ショート    7,194 ショート  2,200 ショート  11,301
大豆油 ロング  39,984 ロング  39,000 ロング  28,046
コーン ロング   4,303 ロング  1,500 ショート  20,207
小麦 ロング   1,775 ロング   100 ロング   1,339

コーン、大豆とも予想範囲内と考えられる。

 

4) USDA 週間ローンデータ (DEC24現在) (単位:百万ブッシェル) 

【コーン】

  9ヶ月残高 先週比 FORFEIT計 先週比 REDEEMED計 先週比
2001クロップ 12.8 -0.8 0.5 0.0 1,381.4 0.8
2002クロップ 801.1 102.6 0.0 0.0 12.8 3.9

【大豆】

  9ヶ月残高 先週比 FORFEIT計 先週比 REDEEMED計 先週比
2001クロップ 1.4 -0.2 1.3 0.0 309.1 0.2
2002クロップ 280.4 15.9 0.0 0.0 12.8 2.9

 

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)  

本日の下げの材料は日本で輸入された米国産コーンにスターリンクが検出されたこと。このニュースはシカゴ市場では朝一よりトレーダーに浸透して、今後米国産コーンの買い付け減少につながるとの連想から終始売りが優勢となり、3月限は目先の強固なサポートと考えられていた240セントを割りこんで引けた。年末にかけてはこれ以上の大きな材料が出てこない限り現レベルから大きな上げ下げは期待できないが、本日のクローズが安値圏であること、3月限で240セントを下回る引けとなったことから地合いは再び悪化して年明けにかけては235セント(3月限)をうかがう展開を予想する。(H) 

 

(ダイズ)

コミットメントオフトレーダーズ。未だにファンドは54000枚近いロングを抱える。勿論これだけが決めるものではないものの、現在の状態からの上昇相場は果たして実現するのであろうか。10月に3月限で530台の底値を付けてからその後上昇の流れに変わりはしたものの、過去2ヶ月の動きはほぼ560を中心レンジとした横這いの動きに留まっている。そんな中ポジションの整理はコーンのようにされているかというと殆ど変化なし。今後のゆっくりともしっかりとした上昇カーブを実現するには、ファンドのポジション整理ともう一段の安値トライがあってもいいように映るが。来年一月の農務省発表は中身の詰まったものになることからも、目先どのような動きをしていくのか非常に興味深いところである。(A)

 

 

【ご注意】

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(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)