米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2002年12月30日

 

 

本日の相場

とうもろこし  -- 安値より付き本日の安値圏での引け ---

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
MAR 03 239 - 38 1/2 239 235 1/2 235 3/4 - 4 235953 2647-
MAY 03 242 - 41 3/4 242 239 1/2 239 3/4 - 3 1/4 66127 471+
JUL 03 245 - 44 3/4 245 242 3/4 243 - 3 67902 914+
SEP 03 243 1/4 243 1/4 241 241 1/4 - 1 3/4 15610 24+
DEC 03 240 3/4 - 40 1/2 241 1/2 2401/4 240 3/4 - 3/4 43105 323+
MAR 04 246 1/2 247 1/4 246 1/2 246 1/2 - 1/2 3439 4+
  435366 914-

 

 

大豆     --- 安値より付き本日の安値圏での引け ---

 

   OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
JAN 03 568 - 67 1/2 568 1/4 564 1/2 565 3/4 - 4 1/4 26135 4029-
MAR 03 565 1/2 - 64 565 1/2 561 562 1/4 - 4 1/2 79532 2612+
MAY 03 558 - 57 1/2 558 554 556  - 3 46787 80+
JUL 03 554 1/2 - 54 555 551 552 3/4 - 2 3/4 31435 196+
AUG 03 547 547 543 1/2 544 1/4 -3 1/4 3268 7+
SEP 03 527 1/2 +2 1/2 597
  208822 968-
  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
JAN 16690 + 0 JAN 2116 -21 MAR 329 -4 118.36 - 119.20
MAR 16710 + 40 MAR 2125 -16 MAY 321 1/4 - 3 3/4
MAY 16570 + 0 MAY 2115 -10 JULY 301 1/2 + 1/2
JUL 16500 + 30 JUL 2104 -6 SEP 305 + 0

 

 

 

本日の相場の動き

 

(コーン) 予想を下回る輸出検証高と日本でのスターリンクコーン検出に下げる

先週末の市場で取り上げられた日本でのスターリンクコーン検出の話の輪郭がより詳しく本日の市場に伝えられたことから、米国産コーンの対日輸出が今後大きく減少するのではとの見方、更には本日発表された週間輸出検出高において、コーンが18.8百万ブッシェルと先週の47.1百万ブッシェルを大きく下回ったことなどから、期近3月限は安値235-3/4セントを付けるに至った。本日は産地や輸出港での現物価格も日本で発見されたスターリンクコーンの問題から1セント程度の下げを記録した。3月限が235セントレベルで何とかサポートされたが、このレベルをブレークすれば6月21日振りの安値圏となる。

 

(ダイズ) 南米大豆産地での好天やコーンの下げに影響を受けて期近より下げる

ブラジル・アルゼンチンで先週末に産地で降雨があり大豆の生育状況は引き続き良好となっていることや、この日発表された週間輸出検証高が22.778百万ブッシェルとなり事前予想の28〜33百万ブッシェルを下回ったことなどが嫌気されて、コーン市場の軟調にも影響を受けて期近より下げた。年末を控えて商い薄い中、ファンドのロング整理が目立った。

 

本日ファンド筋はコーン市場で5,000枚を売り越し、ダイズ市場でも1,500枚売り越したと見られている。各ファンド筋のネットポジションはコーンが焼く2,900枚のネットショート、大豆は52,000枚のネットロングとなっている。

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部  

NOAA 米国各産地6-10日間予報 (1月04日〜1月08日)】 

  気温 降水量
西部ベルト DELAYED DELAYED
東部ベルト DELAYED DELAYED

 

ブラジル  今週も北部ベルトで降雨

先週末はマトグロッソ州中部、ミナスジェラエス州北部、ゴイアス中部、バイア州等で0.5〜3.0インチ、ところにより6.0インチの降雨がベルトの40%の地域に観測された。本日から明日にかけては南部州でまばらな降雨があるが、今週の降雨の中心は再び北部州となる。今週金曜日にかけてマトグロッソ州、ミナスジェラエス州、ゴイアス州を中心に0.5〜2.0インチの降雨がベルトの70%の地域に広がるだろう。ベルトの大半では十分な水分が供給されており作柄に関して大きな問題はない。(パラナ州北部、マトグロッソドスル州、サンパウロ州の一部では水分の不足している地域もある。)

 

アルゼンチン  今週金曜日にはベルトで降雨

週末にはコルドバ州東部、サンタフェ州、エントレリオス州、ブエノスアイレス州北部中心に0.5〜2.5インチ、ところにより6.0インチの降雨が大豆ベルトの80%、コーンベルトの60%の地域に観測された。次のまとまった降雨は今週金曜日となり、降雨量は0.25〜1.0インチ、ベルトの50%をカバーすることとなる。一連の降雨により土壌水分は潤沢に保たれており作柄は順調に推移している。

 

南アフリカ  周期的な降雨に作柄は安定

週末は0.25〜1.25インチの降雨がベルトの80%をカバーする広範囲となった。本日もベルト中部や北西部でまばらな降雨があり、明日から金曜日にかけてベルト南部中心に広がり0.1〜0.75インチの降雨が25%の地域にあるだろう。ベルトでは周期的に降雨が観測されており、土壌水分は十分に保たれ、作柄は順調に推移している。

 

本日の発表等
1) USDA発表 週間輸出検証高 (単位:千トン)

 

  12月26日の週 12月19日の週 昨年同週 今年度累積 昨年度累積
コーン 478.7 1,195.4 846.9 12,690.8 14,300.2
ダイズ 619.9 560.9 687.4 11,830.6 12,929.6
小麦 428.1 414.2 431.3 14,277.8 16,237.0

予想下限を下回ったコーンへは弱材料。大豆はほぼ中立。

 

2) USDA発表 四半期 HOGS & PIGS 報告

(単位 : %)

  本日の発表 事前予想平均 事前予想レンジ
12月1日現在飼養頭数 99.0 98.3 97.6-99.4
導入頭数 97.0 96.9 96.0-98.5
マーケティング数 99.0 98.4 97.7-99.5

予想の範囲内とはいえ、市場の事前期待をやや上回る数字となったことから、材料的には飼料需要をも同様にやや上、と考え「ややサポーティブ」ともとることが出来る。

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン・ダイズ)  

本日発表された輸出検証高はコーン・ダイズともに事前の予想を下回る数字となり、各市場では薄商いの中失望売りを誘った。特にコーン市場では先週金曜日に市場で注目された日本でのスターリンクコーン検出の話がより市場に浸透するにつれて今後の米国コーン輸出に対する弱気な見方が支配的となり、定期市場のみならず産地価格、輸出港での現物価格なども軟調となった。

原油高や貴金属高に支援されて先週末まで堅調に動いていたCRB INDEXも本日は一転下げに転じて、10日移動平均値を下回った。これもテクニカルには弱材料視されている。

コーン3月限は本日一気に235セントレベルをうかがう動きとなった。235セント割れは今年6月21日につけた価格レベル。明日の本年度最終日にこのレベルをブレークして半年振りの安値を実現するかどうかは年明け以降の相場を占う指標となりそう。一方のダイズ市場については、ファンド筋のロングの多さが目立っている。本日現在、ファンド筋は約52,000枚程度のネットロングを抱えているとみられており、相場の上への力を弱めている。ブラジル・アルゼンチンでの天候が現在まで問題なく推移していることから、今後生育期の1月・2月にて産地で良好な天候が続くようであれば一旦はファンド筋のロング整理が起こってもおかしくない展開となろう。  (H)

 

【ご注意】

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)