米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2002年12月31日
| 本日の相場 |
とうもろこし -- ほぼ変わらず寄り付き、変わらずで引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| MAR 03 | 235 - 35 1/4 | 236-1/4 | 235 | 235 3/4 | - 0 | 236077 | 124+ |
| MAY 03 | 239 1/4 - 39 | 240 | 238-3/4 | 239 3/4 | - 0 | 66954 | 827+ |
| JUL 03 | 242 3/4 - 42 1/2 | 243-1/4 | 242 1/4 | 243 | - 0 | 69132 | 1230+ |
| SEP 03 | 241 | 242 | 241 | 241 1/4 | - 0 | 17099 | 589+ |
| DEC 03 | 240 3/4 - 40 1/2 | 241 | 240 | 240 3/4 | - 0 | 43467 | 362+ |
| MAR 04 | 246 1/2 | 246-3/4 | 246 1/4 | 246 1/2 | - 0 | 3431 | 8- |
| 438480 | 3114+ |
大豆 --- やや安値寄り付き本日の高値圏での引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| JAN 03 | 565 1/4 - 65 | 570 | 563 1/2 | 569 1/2 | + 3 3/4 | 26135 | 4029- |
| MAR 03 | 562 - 61 1/2 | 565 1/2 | 559 1/2 | 565 | + 2 3/4 | 79532 | 2612+ |
| MAY 03 | 555 1/2 | 556 1/2 | 553 1/2 | 558 3/4 | + 2 3/4 | 46787 | 80+ |
| JUL 03 | 552 1/2 - 52 | 554 | 550 1/2 | 553 1/2 | + 3/4 | 31435 | 196+ |
| AUG 03 | 544 1/2 | 545 1/2 | 544 | 545 | + 3/4 | 3268 | 7+ |
| SEP 03 | 529 1/2 | +2 | 597 | ||||
| 208822 | 968- |
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT | CHG | NY-YEN | |||
| JAN | 16730 | + 40 | JAN | 2124 | +8 | MAR | 325 | -4 | 118.60 - 118.69 |
| MAR | 16740 | + 30 | MAR | 2133 | +8 | MAY | 317 1/2 | - 3 3/4 | |
| MAY | 16650 | + 80 | MAY | 2126 | +11 | JULY | 301 1/2 | + 0 | |
| JUL | 16520 | + 20 | JUL | 2119 | +15 | SEP | 306 | + 1 |
| 本日の相場の動き |
(コーン) 大納会、値動きなし
殆ど変わらずのレベルで本日の取引をスタート。しかし、半日営業の本日値動きは殆どなかった。セッションを通してほぼ235-236(3月限)と1セントの中を小刻みに上げ下げする展開となりそのまま今年の取引を終了した。
昨日発表の四半期HOGS&PIGS報告についてはやや予想より高かった事から本日サポートされるかに見られたが結果としては殆ど材料視されず。 日本におけるスターリンクコーンのニュースについては特に新たな材料は入ったわけでもなく、本日材料視されるものとはならなかった。
12月5日・6日とでつけた3月限235は本日も死守される事となった。本日は寄付きレンジを含めて3回この235をトライすることになるも、いずれもサポート。結局年内にこの壁を突破する事にはならなかった。
(ダイズ) 受渡し通知の内容も本日の一支持要因へ
大豆はやや安値からスタートするも寄付き後すぐに本日の安値を付けるとその後は取引レンジを再び昨日の高値圏までつり上げる(3月限で563前後)展開。終盤再び値を削りに入ったが下がりかけたところでは透かさずショートカバー中心の買い物が入り(特に期近各限月については)本日の高値引け。昨日の寄付きレベルまで一気に値を回復しての大引けとなった。
本日は1月限の受渡し通知日となったが、大豆は150ロット。大豆油は63。大豆粕はゼロ。それぞれ事前予想からすれば非常に限られた数値となり、大豆関連市場へはややサポーティブ材料となった。
本日ファンド筋はコーン市場で1,500枚を売り越し、ダイズ市場は1,000枚買い越したと見られている。各ファンド筋のネットポジションはコーンが約4,400枚のネットショート、大豆は53,000枚のネットロングとなっている。
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国中西部
NOAA 米国各産地6-10日間予報 (1月05日〜1月09日)】
| 気温 | 降水量 | |
| 西部ベルト | DELAYED | DELAYED |
| 東部ベルト | DELAYED | DELAYED |
ブラジル 引き続きベルト北部で降雨
昨日はマトグロッソ州、ゴイアス州南部、ミナス北部、バイア州西部、マトグロッソドスル州南西部で雷雨が観測された。雨量は0.25〜1.25インチとなり、ベルトの40%をカバーした。今後週末にかけてもこれらの地域で毎日のように降雨があり、また土曜日には南部にも降雨の可能性がある。雨量は0.25〜1.5インチ、ところにより3.0インチとなり、ベルトの65%をカバーしよう。大部分の地域ではコーン・ダイズの生育は一連の降雨により順調に推移している。
アルゼンチン 今週後半には雨勝ちの天気に
昨日は南西部ベルトで0.1〜0.5インチ、10%カバーレッジの降雨が観測された。今週金曜日にかけて降雨は東に移動して、0.25〜1.5インチ程度の降雨量となりベルトの60%をカバーする。この降雨によりコーン・ダイズの作柄は安定するが、気温は若干平年を下回る為生育のスピードは弱まる。
南アフリカ 南部での降雨は限定的
昨日は北西部ベルトで0.1〜0.75インチの降雨が10%のカバーレッジをともなった。本日、中部や北西部で降雨の可能性があり週の後半には南部でも降雨となろう。一連の降雨量は0.1〜0.75インチと限定的となり、地域もベルトの20%となる。コーンの生育初期段階としては順調な水分補給により問題のない状況が続いている。
| 本日の発表等 |
| 1) USDA発表 受渡可能在庫数量 (単位:百万ブッシェル) |
| 12月31日 | 前週 | |
| コーン | 13.0 | 14.0 |
| 大豆 | 7.1 | 7.3 |
前週と大きく変わらず中立材料視。
【 お知らせ 】
今週の週間輸出成約高の発表は、金曜日となります。
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン) 2002年度最終日、強材料が見当たらない
2002年最後の取引日となった。本日も薄商いの中、強材料が見つからず売り先行となったものの注目していた3月限は何とか235セント(本日の最安値)割れを回避して前日比同値でクローズした。コーン市場の一番の問題は相場を強く押し下げる弱材料もないかわりに、強材料が見つからないこと。逆に不振の輸出需要の回復の兆しが相場の下落段階でも表面に現れてこないことから売り先行のじり安市場となっている。スターリンク問題も一過性との見方が強いが、市場を押し下げるには十分な材料となった。昨日のコーン市場では取り組み高が急増しており、7月限以降にファンドの新規ショートが先週より仕掛けられ始めている。ファンド筋のポジションはネットロングからショート(本日現在推定4200枚程度。)に切り替わっており、相場は新年早々から中旬まで更に下押しする可能性が高い。市場の注目は1月10日の農務省の最終需給・生産発表に移っており、この発表にて輸出の下方修正、中国などの輸出上方修正などを織り込んでゆくに違いない。(H)
(ダイズ)
【12月の相場回顧】
輸出需要と市場の買い気に煽られる形で12月頭に583(3月限)という高値をつけるも相場はその後力尽きる形となった。12月はそれまでのレベルにギャップをつけ、一転、居所を一段下げる事に。中旬に550割れを見た後の急騰で23日の574、この両高値・安値が12月の幅で中心レンジはほぼ560-565、当月の動きとしては比較的綺麗にアップダウンを繰り返す月になった。しかし、依然としてファンドのロング態勢に大きな変化なく、50,000枚を越すポジションは改善されないまま今年の取引を終了している。 この12月は、搾油マージンの低下から大手搾油業者が生産調整に入るなどのネガティブな材料も出てきたが、一方では11月に主役であった特に中国向けの成約報告は依然として市場においては材料視されることとなった。
【向こう2週間の動き】 もう一段の下げ、期待したい
やはり一月の農務省発表が大きな転機になろう。発表内容ではよりタイトな需給バランスが確認されることになろう事から、今後春先に向けての上昇相場の「足掛かり」となる可能性は強い。しかしながら、現在までの値動きを見るにつけ、その発表内容が一気に相場に火をつける展開を呼ぶかどうかについては、ここにきて自身やや慎重になってきているのも事実。数値を確認しつつも1月一杯は値動きに乏しい(上げきれない)展開・・という流れもありうるか??その発表まであと6営業日を残すのみとなったが、それまでの動きとしてはもう一段の安値、即ち3月限で言えば550-560というレンジを中心とした動きを依然として期待。550台(3月限)へ対する意識は強く感じているものの、敢えてもう一段の下値、期待したい。
【2003年へ向けて】
ちょうど一年前、2002年を終える時期。NYテロのの後遺症、或いはアルゼンチンの経済危機等が重く相場に圧し掛かりこの年末年始という時期は底値探りの一期間であった。当時のファンドは20,000枚近いショートポジション。そして年が明けると着実に値位置は上昇、ファンドも今は染み付いているロングポジションにシフトしていく事となる。 今年の場合、現在の値位置は一年前比較約1ドル40セント程高いレベル、ファンドのロングポジションは50,000枚以上、と状況は様変わりしている。 世界的な天候異常が各産地で重なり主要油糧種子生産に弊害が出た事、或いは米国内でもその影響から大豆生産量は大きく下方修正・・年々増え続ける需要と相俟って期末在庫率も一年前の10%から現在は6%台にまで下落。2002年度の期末在庫は現在の175百万ブッシェルから100百万ブッシェルそこそこにまで下方修正されるという声もあるくらいだ。 南米の増産体制に変化はないものの、増え続ける世界需要の影響強く、現在の米国需給バランスは厳しさが続く。
2002年の相場は、前半までは暫く慣れ親しんだ4ドル相場が継続するも、天候不順を契機に後半は一気に5ドル相場へ底上げされた事が印象深い。そしてこの年末にかけ中心レンジは5ドル半ば、振り返って値動きを見ても、この5ドル半ばの相場は後半6ヶ月で確りと板についた感がある。
そして2003年へ突入・・。上述のように今年度の米国産大豆のバランスから見れば、前半戦の相場は5ドル後半〜6ドル前半と、もう一段のステップアップを計ると見ている。これまで順調に推移してきた南米の天候推移が1月〜3月にかけてどのような内容になるか、もその動きを決定する大きな要因という事になる。少なくとも現時点では今年以上の豊作が市場の共通の認識となっていることから、逆へいった場合の反動には今後十分気をつける必要があろう。そして、春先以降は米国の供給サイドへ再び目が向き始める。新農業法でのローンレート改定を映したコーンに有利・大豆に不利という図式にどのような形で数字が応えていくのか等‥、2003年も上下動云々ではなく、健全且つ活発な相場展開を是非期待したい。(A)
2002年のシカゴ相場も本日で大納会、無事お開きとなりました。来る2003年も変わらぬご支援・ご鞭撻の程を何卒宜しくお願い申し上げます。
A HAPPY NEW YEAR !!
【ご注意】
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(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)