米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2003年1月8日
| 本日の相場 |
とうもろこし -- ギャップでやや高値寄り付き、期近から高値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| MAR 03 | 244 - 43 | 246 | 242 1/4 | 245 1/4 | + 5 1/4 | 233731 | 2852- |
| MAY 03 | 246 1/2 | 248 3/4 | 245 1/2 | 247 3/4 | + 4 1/2 | 68293 | 143+ |
| JUL 03 | 248 1/4 - 48 | 251 3/4 | 248 | 251 | + 4 3/4 | 73086 | 748+ |
| SEP 03 | 246 - 45 1/2 | 248 1/2 | 245 1/2 | 247 1/2 | + 3 1/4 | 17284 | 19- |
| DEC 03 | 245 - 44 3/4 | 246 3/4 | 244 1/2 | 246 | + 2 1/4 | 46104 | 209+ |
| MAR 04 | 250 1/4 - 50 | 252 | 250 | 251 1/4 | + 2 | 3565 | 27+ |
| 444380 | 1750- |
大豆 --- ギャップでやや高値寄り付き、期近中心にやや高値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| JAN 03 | 589 - 88 1/2 | 591 1/2 | 588 | 589 1/2 | + 4 1/4 | 8062 | 1663- |
| MAR 03 | 583 - 82 | 585 | 580 3/4 | 582 | + 2 1/4 | 98157 | 971+ |
| MAY 03 | 577 | 578 | 574 | 574 1/4 | + 3/4 | 48519 | 24+ |
| JUL 03 | 573 - 72 1/2 | 574 | 569 3/4 | 570 | + 3/4 | 30930 | 234- |
| AUG 03 | 565 1/2 | 566 | 560 1/2 | 562 | + 2 1/4 | 3471 | 78+ |
| SEP 03 | 547 | 547 1/4 | 542 | 542 | + 1 3/4 | 616 | 19+ |
| 212793 | 215- |
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT | CHG | NY-YEN | |||
| JAN | 16940 | -200 | JAN | 2129 | +37 | MAR | 337 | + 9 1/4 | 119.02 - 120.36 |
| MAR | 17140 | -130 | MAR | 2138 | +36 | MAY | 331 3/4 | + 7 1/4 | |
| MAY | 17030 | -100 | MAY | 2132 | +27 | JULY | 318 3/4 | + 5 3/4 | |
| JUL | 16840 | -110 | JUL | 2122 | +16 | SEP | 322 1/2 | + 6 1/4 |
| 本日の相場の動き |
(コーン) 大量のファンド買いで、ネットポジションもロングへ転換
昨日のフォロースルー、夜間取引の高値推移もあった。特に昨日の動きがテクニカルに非常にフレンドリーに捉えられた事が本日ファンドが大量買い越しに走る大きな要因となった。寄り付き前にはエジプト向けに米国小麦が180,000トン成約された事も、コーンへは支援材料へ。 コーンは寄り付きから3セント程ギャップをつけての高値寄り付き。取引レンジは終盤までほぼ243-244を挟んだ展開。終日ファンド買いは怯まず引け際にかけてはもう一段の高値を実現して本日の高値引けとなっている。引けの価格レベルは昨年11月後半以来の高値となった。
台湾のテンダー予定(米国コーン23000トン)、農務省発表前ということも心理的にショートカバーを促進した模様。その他、本日は小麦市場も活況を呈しておりこの影響も受けたと言えよう。
(ダイズ)
大豆も昨日のフォロースルーあとはコーン・小麦市場のムードに押されてややギャップをつけた寄付きとなった。3月限は中盤まで583-584というレベルでの取引に終始。しかし、旺盛なコーン市場とは異なりファンドの買い腰も今ひとつ、セッション後半はやや売りに押され値を下げる事に、それでも期近を中心にやや高値を保っての引けとなった。
特に期近については、受渡し登録された1月渡の玉が月曜以来キャンセルされている事が、輸出需要の影響であるという事からサポート要因となっている。又中国が今週再び米国産大豆の買付けに入り数杯の確認がされたことは支援材料であり、今後の動きを期待したムードが継続している事も下値を支える要因となっている。
本日ファンド筋はコーン市場で何と18,000枚を買い越し、ダイズ市場は2,000枚売り越したと見られている。各ファンド筋のネットポジションはコーンが約10,000枚のネットロングに転換。大豆は67,350枚強のネットロング(推定)。
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国中西部
NOAA 米国各産地6-10日間予報 (1月13日〜1月17日)】
| 気温 | 降水量 | |
| 西部ベルト | B | B/N |
| 東部ベルト | MB | B |
昨日の予想と変らず。
ブラジル 南部では今週末に降雨のチャンス
昨日は北部ミナス、ゴイアス北東部、バイア西部、マトグロッソ各州で0.25〜1.0インチ、ところにより2.0インチの降雨がベルトの20%をカバーした。本日から金曜日にかけては降雨はまばらとなり、本格的な降雨は今週末となる。週末には降雨量は0.5〜1.5インチ、ところにより3.0インチを記録して、ベルトの80%の地域に降雨をもたらすだろう。南部リオグランデドスル州のドライスポットには来週の前半にかけて降雨が期待でき同地の土壌水分を改善させるであろう。気温もベルト全体で上昇しつつあり作物の生育を促進するに役立っている。
アルゼンチン 週末にはベルトで降雨
昨日はコーンベルトの20%、ダイズベルトの10%の地域に0.1〜0.5インチ程度の降雨が観測された。同程度の降雨が本日はベルトの北西部に降っている。今週末の降雨は北部ベルト中心となり、コーンベルトの55%、ダイズベルトの70%の地域に0.25〜1.0インチ程度の降雨をもたらすだろう。コーン・ダイズともに周期的な降雨により作柄は良好を維持している。
南アフリカ 今後数日間降雨量は増加
昨日はベルトの北西部、中東部で0.1〜1.0インチの降雨がベルトの55%の地域に観測された。今週木曜日にかけてもまばらな降雨がベルト全体にあり、降雨量は0.25〜1.5インチ、ベルトの90%をカバーするだろう。今週後半の広範囲の降雨により土壌水分は再び潤沢となりコーンの作柄は良好を維持する。月末には早いところで受粉が開始する為引き続き水分が必要となる。
| 本日の発表等 |
| 1) 週間輸出成約高 発表前の予想レンジ |
(単位 : 千トン)
| 明日の予想 | 先週の発表数字 | |
| 小麦 | 250-400 | -21.7 |
| コーン | 600-800 | 394.6 |
| 大豆 | 600-800 | 251.8 |
| 大豆粕 | 75-125 | 94.4 |
| 大豆油 | 5-15 | 10.3 |
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン)
ファンド筋は一気に18,000枚程度の買い越しを行いネットショートからネットロングにポジションを移行した。本日ファンダメンタルズの強材料は見当たらない。しかし、3月限が先週234-3/4セント以下を3度にわたりトライしたが抜けきれず、また3月限の50日移動平均値である243セントを突き抜けると更にファンド筋の買いが入り、目先のトレーディングレンジの上値と考えていた245セントを一気に抜きさり、その上のレベルでのクローズとなった。これで過去4ヶ月に渡り続いたダウントレンドは間違いなく終了したといえ、予想していた相場トレンドの変換点が今週確認できたといえる。
本日市場の噂ではゴールドマンサックス社が本日の顧客レポートにおいて商品については全て買いを指示したとのこと。この中には既に上昇している原油・金・CRB INDEXのほかに出遅れている穀物・油糧種子も入っており、上記ファンド筋の買いには新規の顧客オーダーが大量に入ったことを売らずけることが出来る。
しかし、あまりにも動きが早すぎることも事実であり、予想していた3月限が農務省のレポート発表の前後で230セントまで突っ込んでいれば安心して買いやすい状況にあるが、今回は235セント前後で急激な上昇を短期で見せており、発表次第ではもう一度230セント後半までのデップの可能性も残されていると考える。間違いなくいえることはトレンドの変換点は今週であり、下値を徐々に切り上げて行く展開、プライシングは下値を欲張らず、またロング目で対応すること。 (H)
(ダイズ)
本日はコーン市場にとっては大変大きな節目の一日となったが、大豆に関して言えば年明け以降の動き・ムードのそのまま延長線に留まっている。中期的なトレンドラインをゆっくりとした上昇に置きながらも買われ過ぎからの警戒感は拭えない、そうするうちに金曜には農務省の発表を控える、というところまできた。発表内容がよりタイトな内容のものとなるという事前期待がどのように金曜の価格に反映される事となるかは数字が出るまでお預けであるが、3月限560台を覗くレベルの調整場面もそう遠くないと見ている。発表まで待ちたいところ。(A)
【ご注意】
弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。
(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)