米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2003年1月15日

 

 

本日の相場

とうもろこし  -- やや安値寄り付き、ほぼ変わらず引け ---

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
MAR 03 230 1/4 - 30 232 1/2 229 3/4 231 1/4 + 0 225561 2155-
MAY 03 233 1/4 - 33 235 1/2 232 3/4 234 + 1/4 72918 146-
JUL 03 236 1/4 - 36 238 236 237 + 0 77218 650+
SEP 03 237 1/2 238 3/4 237 1/2 238 + 1/4 20345 721+
DEC 03 238 1/4 - 38 239 3/4 238 239 1/2 + 1 52243 2558+
MAR 04 244 - 43 3/4 245 243 3/4 245 + 1 4408 209+
  455158 1857+

 

 

大豆     --- やや安値寄り付き、期先にかけて高値引け ---

 

   OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
MAR 03 546 - 45 553 3/4 545 549 3/4 - 1/4 288 894-
MAY 03 540 1/2 - 40 548 1/2 540 544 1/2 + 0 82124 2985-
JUL 03 537 1/2 - 37 547 1/2 537 543 1/4 + 2 1/4 48212 1683-
AUG 03 534 541 534 537 1/2 + 3 1/2 34763 1108+
SEP 03 524 1/2 527 523 523 + 4 3979 216+
NOV 03 503 1/2 - 03 516 503 510 3/4 + 5 591 24-
  195164 3745-
  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
MAR 16170 - 70 MAR 2009 -24 MAR 312 3/4 - 1 1/2 117.77 - 118.33
MAY 16090 - 80 MAY 2013 -21 MAY 310 1/2 + 0
JUL 16070 - 40 JUL 2015 -19 JULY 305 3/4 - 1 1/4
AUG 15850 - 20 AUG 2006 -14 SEP 309 - 2

 

 

 

本日の相場の動き

 

(コーン・大豆) 

寄り付きこそ昨日の安値を再度テストする方向に動いたが、サポートされるとローカル・コマーシャル等よりの買い物が確りと値を支える事となった。コーン3月限は寄り付き直後に本日の安値229.75をつけるもすぐに跳ね返されその後は後半まで231.50を中心としたレンジでの取引となった。大豆も寄り付き後の安値から一気に値を回復、後半は552-553(3月限)を挟んだ展開となった。

ブラジル政府筋よりは対中国向けのGMO大豆輸出に関して新たな承認を得た旨報道があったが、中国サイドよりは正式なコメントはまだ発表されていない。(市場での評価としては既に合意を見た、というもの)

2003年産の作付けについては特に本日発表があった訳でもないが、今週金曜にスパークス社が作付面積予想を発表するのではないかという噂が流れた事から、大豆に強く、コーンに弱い内容になる・・などといった話題が市場でも持ち上げられ、本日の新穀高の材料にはなった模様。特に大豆の期先限月には本影響もありしっかりと買いが入り値を上げることとなった。

韓国が南米産大豆粕52,500トン、台湾の56,000トン米国産大豆の買付けが報告されている。

本日ファンド筋はコーン市場で2,500枚の売り越し、ダイズ市場は2,000枚買い越したと見られている。。本日現在での、ファンド筋のネットポジションは、コーンが約33,000枚のネットショート、大豆は43,000枚ネットロング(推定)。

 

【本日のもう一つの材料】

 本日正午過ぎ、テキサス技術大学内研究所にある腺ペストの薬瓶が紛失・・といったニュースが突然市場へ入り、LIVESTOCK市場はリミットダウン、NYダウも急落、シカゴも引けにかけてやや値を削るなどの影響を受けることになったが、その後FBIによって、薬瓶は発見されたとの報道がなされ、明日の市場へはやや支援材料となりそうである。現在の米国の外交事情などを鑑みた場合、このようなニュースはすぐさまテロ活動という発想に直結しがちである。事実であれば大変物騒な話であり、引け前の市場へはパニック売りが入り込むことになった。

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部  

NOAA 米国各産地6-10日間予報 (1月29日〜1月24日)】 

  気温 降水量
西部ベルト MB B/N
東部ベルト MB B/N

降水量は平年並から平年を下回る。引き続き水路の水位低下による艀通行制限が懸念される状況。

 

ブラジル  週末には南部に降雨

週末にかけて北部から南部に降雨が移動して0.5〜1.5インチ、ところにより4.0インチの降雨がベルトの65%をカバーする。北部ベルトでは今後もっとも水分を必要とする時期となるが土壌水分は十分となっており問題はない。南部でも週末の降雨により作柄は安定する。

 

アルゼンチン 今週末には降雨

降雨は明日の夜から金曜日にかけて0.25〜1.0インチ、ところにより2.0インチとなりベルトの60%をカバーする。周期的な降雨により土壌水分は蓄えられており作柄も良好に推移している。

 

南アフリカ  週末には降雨が戻る

週末には0.25〜1.0インチの降雨がベルトの40%をカバーするだろう。ベルトの1/4の地域でが過去二週間に渡り降雨に恵まれていない状況となっている。今後月末にかけて水分補給がないとコーンに対してストレスを及ぼす可能性が出てきている。

 

本日の発表等

 

1) 週間輸出成約高 発表前の予想レンジ      

(単位 : 千トン)

  明日の予想 先週の発表数字
小麦 300-400 146.6
コーン 550-750 282.9
大豆 600-800 386.9
大豆粕 75-125 12.1
大豆油 5-15 3.5

上記のような内容となっているが、実際には大豆は百万トンまで、コーンも80万トンまでの数字は期待に含まれている様子である。 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン) しばらくは狭いレンジ内での動き

目新しい材料のない中狭いレンジ内での動きに終始した。この中でファンド筋が新たに2,500枚程度ネットショートを増やしている。短期的には売り過剰感があるが、かといって上への上昇力も感じられない。予想外の材料が出てこない限りは引き続き狭い範囲内でのトレードがしばらく続く。3月限は228〜235セント内での動きとなろう。

セントルイスからカイロ間のミシシッピ-河で本日5隻のタグボートが座礁したと伝えられている。これを受けて米国湾岸警備局はミシシッピ-河上流の126マイルから168マイル間を閉鎖したと発表した。同局の調査、必要処置(ドレッジング)が行なわれるまでは閉鎖され、いつオープンされるかは本日の所不明となっている。 (H)

 

(ダイズ) 

特に新規材料はなく、市場もこの3日間550を挟んだところでの値動きに終始している。各方面からの見方として3月限は540を目指し、下値は530まで・・といった意見も複数出てはいるが、今のところ530台をつけるとは思えない。現在のレベルでを思い切って底値圏とし、下がったところは抑えていく姿勢。しかし今後560という10セント上のレベルを通過するには今暫くの時間と材料が必要となりそう。ファンドは相変わらずのロング態勢に変化はないがネットポジションは43000枚(推定)ほどにまで解れては来ている。現在大豆が抱える将来的な強材料を考えると、今後今のコーンのようにポジションがネットショートになることも先ずないであろうし、このポジション調整を過大に期待すべきではないとも考える。暫くは上げずらいが、現レベルは抑えるべきとみるが。(A)

 

【ご注意】

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)