米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2003年1月17日
| 本日の相場 |
とうもろこし -- やや安値寄り付き、やや高値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| MAR 03 | 229 1/2 - 29 | 233 | 228 1/2 | 232 1/2 | + 1 3/4 | 222357 | 1342- |
| MAY 03 | 232 1/4 - 32 | 235 1/2 | 231 1/4 | 235 | + 1 3/4 | 74067 | 129+ |
| JUL 03 | 235 1/4 - 34 3/4 | 238 | 231 1/4 | 237 1/2 | + 1 1/4 | 79501 | 759+ |
| SEP 03 | 236 | 238 1/2 | 234 1/4 | 237 1/4 | + 0 | 22184 | 598+ |
| DEC 03 | 237 3/4 - 37 1/2 | 239 | 236 | 238 3/4 | + 0 | 56813 | 2619+ |
| MAR 04 | 243 1/4 | 244 3/4 | 243 | 244 | + 0 | 4422 | 15+ |
| 461845 | 2809+ |
大豆 --- やや高値寄り付き、高値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| MAR 03 | 550 1/2 - 50 | 556 3/4 | 548 3/4 | 556 | + 7 | 78636 | 2590- |
| MAY 03 | 546 1/2 | 552 1/2 | 545 | 552 | + 6 1/2 | 48888 | 853+ |
| JUL 03 | 544 1/2 - 44 | 550 | 543 | 549 | + 5 1/4 | 34846 | 16- |
| AUG 03 | 538 | 542 1/2 | 538 | 542 | + 3 1/4 | 4074 | 66+ |
| SEP 03 | 524 | 529 | 524 | 527 | + 4 | 597 | 16- |
| NOV 03 | 513 1/2 - 12 1/2 | 516 | 511 1/2 | 515 1/4 | + 3 1/4 | 27408 | 1574+ |
| 195414 | 122- |
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT | CHG | NY-YEN | |||
| MAR | 16660 | +420 | MAR | 2027 | +15 | MAR | 316 3/4 | + 5 3/4 | 117.63 - 117.86 |
| MAY | 16530 | +380 | MAY | 2031 | +15 | MAY | 314 3/4 | + 4 | |
| JUL | 16440 | +360 | JUL | 2033 | +8 | JULY | 309 1/4 | + 1 3/4 | |
| AUG | 16160 | +320 | AUG | 2024 | +8 | SEP | 312 1/2 | + 1 1/2 |
| 本日の相場の動き |
(コーン)
スパークスの発表数値を受けて寄り付きこそは安値でスタートするも、直後よりファンド買いが入る事となり3月限の安値228.50は寄り付きの一瞬に留まった。その後はすぐさま昨日の引け値圏に値を戻すと後は右肩上がりにジリ高、セッション終盤に高値233を何度かテストしてそのままのほぼ高値引け、という形となった。
本日は大豆の上げも影響しまた、3連休前のファンドのショートカバーが目立つ形となった。中西部の天候は今週に入ってから一気に平年以下の気温推移が続いており、3連休を挟んで来週にかけてもその傾向が続くとされている事から、この事も心理的な支援材料となった模様。
(ダイズ)
コーンとは対照的にダイズはスパークスの数値が予想されていた方向ではあるもののややサポーティブに作用。又、台湾向け56,000トンの成約や、中国向け大豆油成約25,000トン(オリジンは未確認乍)も、昨日の輸出成約が好調な数字となった事から市場にも好感される事となった。寄り付き直後より一気に昨日序盤の高値圏を上回り3月限の取引レンジを553-555あたりまで持ち上げる事となる。従って、寄り付きが本日の安値、その後は終盤まで554-556を中心とした動きに終始し、引け際に更に値を上げ本日の高値圏での引けをむかえている。
南米の天候は以前として総じて問題なし。中国の成約報告はなかったが引き続き期待感は市場を覆っている。
本日ファンドは大豆が4,400枚の買い越し、コーンは2,700枚の買い越しと見られている。本日のコミットメントオブトレーダーズを踏まえ、本日までの大豆のファンド買い越しは47,500枚、コーン売り越しは27,900枚(推定)とされる。
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国中西部
NOAA 米国各産地6-10日間予報 (1月22日〜1月26日)】
| 気温 | 降水量 | |
| 西部ベルト | B | B/N |
| 東部ベルト | B | B |
降水量は平年並から平年を下回る。引き続き水路の水位低下による艀通行制限が懸念される状況。
ブラジル 今週末は南部で降雨
昨日は北部ベルトで0.25〜1.25インチ、ところにより2.5インチの降雨がベルトの35%の地域に観測された。今後5日間にかけて降雨は南部ベルトで増加する。雨量は0.5〜2.0インチ、ところにより4.0インチとなり、全体の75%をカバーする。北部ベルトでは土壌水分は潤沢に蓄えられており作柄も良好を継続している。南部でも今週末の降雨により十分な水分が蓄えられて作柄も問題ない。
アルゼンチン 向こう5日間は降雨は限定的
昨日は南部ベルトに降雨があった。雨量は0.1〜0.5インチ、ところにより1.0インチとなりコーンベルトの25%、大豆ベルトの10%をカバーした。今後降雨は北部ベルトから東部ベルトに移動して0.1〜1.0インチの雨量となりコーンベルトの35%、大豆ベルトの30%の地域をカバーする。週末の降雨は十分ではなく、特に北部ベルトの半分では今月に入り降雨がなく徐々に土壌水分が枯渇しつつあり、月末にかけて降雨がない場合は作物にストレスを与える可能性が出てきている。
南アフリカ 今週末には降雨
週末にかけて0.25〜1.0インチの降雨がベルトの50%をカバーする。ベルトでは今月に入り降雨のないところもあり、土壌水分が減少しつつある。この地域はベルトの1/4に及ぶ。月末までに降雨がない場合は受粉期のコーンにストレスをもたらす。
| 本日の発表等 |
| 3) コミットメント オブ トレーダーズ (Dec17現在) (単位:枚) |
| オプションなし | ⇔ 市場事前予想 | オプション込み | |
| 大豆 | ロング 45,143 | ロング 41,000 | ロング 41,028 |
| 大豆粕 | ショート 4,472 | ショート 12,100 | ショート 8,216 |
| 大豆油 | ロング 21,696 | ロング 14,600 | ロング 6,514 |
| コーン | ショート 24,059 | ショート 30,600 | ショート 45,828 |
| 小麦 | ショート 1,266 | ショート 7,700 | ショート 5,415 |
コーン、大豆ともほぼ予想範囲内と考えられる。
| 4) USDA 週間ローンデータ (JAN14の週現在) (単位:百万ブッシェル) |
【コーン】
| 9ヶ月残高 | 先週比 | FORFEIT計 | 先週比 | REDEEMED計 | 先週比 | |
| 2001クロップ | 9.4 | -0.5 | 0.5 | 0.0 | 1,384.8 | 0.5 |
| 2002クロップ | 1,124.1 | 64.6 | 0.0 | 0.0 | 45.7 | 14.6 |
【大豆】
| 9ヶ月残高 | 先週比 | FORFEIT計 | 先週比 | REDEEMED計 | 先週比 | |
| 2001クロップ | 1.0 | -0.2 | 1.3 | 0.0 | 309.5 | 0.2 |
| 2002クロップ | 317.8 | 2.3 | 0.0 | 0.0 | 34.2 | 10.1 |
コーンは予想内もローン入りは順調に続いている。
| 5) USDA発表 キャトル・オン・フィード報告 JAN.1現在 (単位:%) |
| 農務省発表 | 事前予想平均 | 事前予想幅 | |
| 1月1日飼養頭数 | 92.0 | 92.7 | 90.0-93.2 |
| 12月中導入頭数 | 104.0 | 103.1 | 101.5-107.5 |
| 12月中マーケティング | 101.0 | 98.0 | 96.0-99.0 |
11月中導入頭数が予想範囲ではあったものの大きな数字となったことはやや強材料となりそう。
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン)
略一週間ぶりにファンド筋は本日買い越した。来週月曜日まで三連休となる為ポジション整理によるもの。新穀限月は今週軟調に推移したが2003年産コーンの作付け増加予想や期末在庫増予想によるもの。中西部ではこの冬気温・降雨量ともに大きく平年を下回っており、これが作付け時期まで続くようであれば新穀限月は再び評価されて上昇する可能性がある。しばらくは期近限月と同様に大きな変動はないものの、予想される作付け増によりファンド筋の売り込みが続けば作付け時期に向け面白い展開が期待できる。期近3月限は228〜235セントのレンジ相場が来週も続くと考えている。 (H)
(ダイズ)
【今週の相場回顧】
先週金曜の農務省の大きな発表・ファンダメンタルズのインプットを受けて、年明け以降値位置を20セント近く上げていた相場は一気に急落。今週はその流れを継いで3月限545-555というレベルでの取引に終始する事となった。値位置的には10月下旬の安値(3月限545割れ)がサポートされる形となっている。
【来週の展開予想】 取引レンジはやや上がる
3連休を挟んで、いずれにしても相場は今週の団子状態からやや抜け出す展開になると見る。下値を見れば10月上旬の530近くがすぐそこまで迫っており、この動きを期待する声も多いししたくもなる。週足も下値への余力を未だ残しているやに見える。しかし自身は、先週末発表のインパクトは今週の相場に十分受け止められたと見ており、今週の安値を更新する動きはないのではないかと考える。市場のムードが今ひとつな事もありやや歯切れは悪いが、今週末の3連休を終えた来週は(今週の中心レンジ550から)その中心を5セント程上げて555あたりに置きたい。 先週末発表のファンダメンタルズ或いは南米今後の天候相場そして3月の作付意向・・と、発表から1週間を過ぎた相場は休み明け以降より冷静に今後の上昇相場を意識し始める。(A)
【ご注意】
弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。
(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)