米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2003年1月21日

 

 

本日の相場

とうもろこし  -- 僅かに安値寄り付き、やや高値引け ---

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
MAR 03 231 3/4 - 31 1/2 234 1/2 231 1/4 233 3/4 + 1 1/4 222160 197-
MAY 03 234 1/4 - 34 237 233 3/4 236 1/2 + 1 1/2 74458 391+
JUL 03 237 - 36 3/4 239 3/4 236 1/2 239 + 1 1/2 80545 1044+
SEP 03 237 1/4 239 1/2 237 239 + 1 3/4 22177 7-
DEC 03 238 1/2 - 38 1/4 239 3/4 238 239 1/4 + 3/4 57488 675+
MAR 04 244 1/4 245 1/2 244 245 + 1 4434 12+
  463799 1954+

 

 

大豆     --- やや安値寄り付き、期先にかけ高値引け ---

 

   OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
MAR 03 554 1/2 - 53 1/2 557 3/4 552 1/2 556 + 0 77592 1044-
MAY 03 550 1/2 - 50 554 549 552 3/4 + 3/4 50206 1318+
JUL 03 548 - 47 1/2 552 546 1/4 550 3/4 + 1 3/4 35141 295+
AUG 03 540 1/2 - 40 545 540 544 1/2 + 2 1/2 3973 101-
SEP 03 533 533 530 531 1/2 + 4 1/2 598 1+
NOV 03 515 - 14 1/2 522 3/4 514 1/2 520 1/4 + 5 27625 217+
  196154 740+
  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
MAR 16720 +60 MAR 2022 -5 MAR 319 1/4 + 2 1/2 118.13 - 119.03
MAY 16620 +90 MAY 2031 +0 MAY 317 + 2 1/4
JUL 16520 +80 JUL 2032 -1 JULY 313 1/2 + 4 1/4
AUG 16270 +110 AUG 2023 -1 SEP 317 + 4 1/2

 

 

 

本日の相場の動き

 

(コーン) 

連休明けのセッションはやや安値での開始。材料難、輸出需要に関する情報がない点が市場のムードをネガティブなものにしていることが挙げられる。その他日本での6頭目の狂牛病の確認やカリフォルアにおけるニューキャッスル病(家禽類)の今後への懸念(幾つかの国においては既に同州産の受け入れを既に禁じている)も市場の頭を抑える要因として作用した。しかし本日後半は、他市場がやや堅調に推移していた事の他、台湾が今後更なる中国産の輸入を許可するかどうか疑わしい事、ここまで下がった米国産にはそろそろ価格競争力が出てきているのではないかと言う見方、厳しい寒さが予報されている中西部の目先の天候とイリノイ川からミシシッピ川にかけての艀の輸送規制などの材料も市場にサポートされ、動きは限られたもののやや高値での引けとなった。

(ダイズ)

やや安値での開始となり、期近は553-557のレンジを上げ下げする方向感のない一日となった。しかし期先限月には活発なファンド買いが入り、4-7セント値を上げる事になる。全体的には昨年のクリスマス前後に迫る閑散市場、取引量は極々限られた。中国が更に1−2杯の買付けに入ったとの情報と同時に同等数量のキャンセルの噂も出た事で材料的には相殺された。現在の米国のドライそしてここにきて気温が急激に低下し始めた事はコーン同様、心理的なサポート材料となっている。

本日ファンドは大豆が1,200枚の買い越し、コーンは1,900枚の買い越しと見られている。本日のコミットメントオブトレーダーズを踏まえ、本日までの大豆のファンド買い越しは48,700枚、コーン売り越しは25,600枚(推定)とされる。

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部  

NOAA 米国各産地6-10日間予報 (1月26日〜1月30日)】 

  気温 降水量
西部ベルト A/MA B/N
東部ベルト AN B/N

気温は平年を上回る。特に西部ベルトでは平年を大幅に上回る気温となる。

 

ブラジル  先週末に激しい降雨

過去4日間において0.5〜3.5インチ、ところにより4〜9インチの降雨が北部から南部ベルトにかけてベルトの75%で観測された。今後5日間においても降雨量は0.5〜2.0インチ程度の降雨がベルトの80%の地域に予想されている。土壌水分は各地で十分に蓄えられている。

 

アルゼンチン 今週の降雨は限定的

週末の降雨は北部ベルト中心。0.1〜0.75インチの降雨がコーンベルトの30%、大豆ベルトの50%をカバーした。今週末にかけても降雨は続き0.1〜0.5インチ、ベルト全体の35%をカバーするだろう。先週末の降雨は北東部ベルトの半分の地域をカバーした。この地域は今月ドライ天候が続いていただけに土壌水分の改善となった。しかし、今後も月末にかけて降雨がない場合は同地区での大豆・コーン地域での土壌水分の不足が懸念される。

 

南アフリカ  今週末には降雨

先週末にはベルトの55%の地域で0.1〜0.75インチの降雨が観測された。今週末にかけて降雨はもう少し激しくなり、ベルトの70%の地域で0.25〜1.0インチ程度の降雨となろう。今月は各地で土壌水分の減少が見られたが作柄を悪化させることにはなっていない。月末にかけてはコーンの受粉が開始する為更なる降雨が必要となる。

 

 

本日の発表等

 

1)農務省−週間輸出検証高 

(単位 : 千)

  1月16日の週 1月9日の週 昨年同週 今年度累積 昨年度累積
コーン 675.7 722.1 804.8 14,762.5 16,353.8
ダイズ 855.4 949.6 918.0 14,535.0 15,556.9
小麦 373.6 541.6 549.6 15,728.2 17,689.5

コーン・大豆共に中立材料とされる。

 

2)ブリッシュコンセンサス

 

  1/21/03 1/14/03 1/7/03 12/24/02 12/17/02
大豆 66 63 74 71 63
大豆油 41 42 47 53 50
大豆粕 59 53 66 59 55
コーン 32 29 34 35 31
小麦 23 21 28 37 48

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン) 

薄商いの中ファンド筋の買戻しが入り小幅高となった。市場では新規の材料がない中ファンド筋のポジションの取り方で上下小幅の取引を繰り返している。先週より3月限ベースで228セント〜235セントレンジの動きが続いているが、予想外の材料が出てこない限りは今週も228〜235セントのトレーディングレンジ内での動きを予想する。(H)

 

(ダイズ) 

目先の動きは読みづらい展開となっているが、今週の動きとしては先週比ややべレルアップした展開を期待。

今週はこれまでで最も気温が低下する週となる。ここシカゴでは最高気温が軒並み20度以下、最低気温はゼロからマイナスへ(摂氏マイナス15-18度)と極めて厳しい1週間となりそうである。ここまでの観測史上2番目にドライと言われる気候と重なり、イリノイ川での凍結や艀運行障害などへの影響もこれまで以上に懸念される材料となってくる。 これまではデータが示す通り、文字通りの暖冬パターンで来たがここにきて極端な天候の変化が見え始めている訳だ。この気象状況の変化も飼料需要やミシシッピ川の輸送規制、或いはまだ気は早いもののここまでのドライパターンが今後も続いた場合に春先以降への影響等‥、それぞれの材料へ繋がってきている。未だ相場へのインパクトとしては限られるものの、今後の動向には目が離せないものの一つである。(A)

【ご注意】

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)