米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2003年1月22日

 

 

本日の相場

とうもろこし  -- やや高値寄り付き、やや高値引け ---

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
MAR 03 234 1/2 - 34 1/4 236 1/2 234 1/4 234 3/4 + 1 220037 2123-
MAY 03 237 - 36 3/4 239 1/4 236 3/4 237 1/2 + 1 75455 997+
JUL 03 240 - 39 3/4 242 239 3/4 240 1/2 + 1 1/2 82325 1780+
SEP 03 240 241 239 3/4 239 3/4 + 3/4 22360 183+
DEC 03 239 3/4 - 39 1/2 240 3/4 239 1/2 240 + 3/4 57682 194+
MAR 04 245 1/2 - 45 1/4 246 1/2 245 1/4 245 1/2 + 1/2 4445 11+
  464844 1045+

 

 

大豆     --- やや高値寄り付き、期先にかけ高値引け ---

 

   OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
MAR 03 557 1/2 - 57 564 1/2 557 560 + 4 75955 1637-
MAY 03 554 - 53 1/2 560 1/2 553 1/2 556 + 3 1/4 49949 257-
JUL 03 552 1/2 - 52 558 552 554 1/4 + 3 1/2 35796 655+
AUG 03 546 551 546 547 1/4 + 2 3/4 4048 75+
SEP 03 534 - 33 1/2 538 533 1/2 534 1/4 + 2 3/4 593 5-
NOV 03 521 1/2 - 21 526 1/2 521 522 1/2 + 2 1/4 29631 2006+
  196991 837+
  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
MAR 16830 +110 MAR 2045 +23 MAR 314 1/2 - 4 3/4 117.97 - 118.43
MAY 16740 +120 MAY 2055 +24 MAY 313 1/4 - 3 3/4
JUL 16640 +120 JUL 2058 +26 JULY 312 1/2 - 1
AUG 16350 +80 AUG 2047 +24 SEP 316 - 1

 

 

 

本日の相場の動き

 

(コーン) 

やや高値で寄り付きそのままセッション終盤までじり高の動きとなった。寄り付きで本日の安値をつけるとそのまま終盤の高値(3月限236.50)までほぼ2セント値を上げる展開、小麦・大豆市場も同様の動きとなっていた事も作用する。しかし終盤小麦が値を崩し始めるとコーンもつられて下げ、本日上げた部分は終盤の下げで殆ど帳消しといった流れとなった。引けは寄り付きとほぼ変わらぬレベル、昨日比1セント程高いレベルで引けている。

昨晩はメキシコの140,000トンの買付け。又韓国・台湾よりのテンダーも控えておりサポーティブ材料となった。コマーシャルの動きはなかったものの、ファンドが新規買いとも見れる動きをしており終盤までの上昇相場に寄与した。 今週の極めて低い中西部の気温は相場の下支えとなったと思われる。

(ダイズ)

大豆市場もコーンと似通った動きとなった。寄り付きはやや高値で寄り付きそこが本日の安値。その後は終盤にかけけて一時7セント程値を上げる場面もあった。しかし終盤になり小麦・コーン市場の下げに圧されやや値を削り、最終的には前日比3-4セント高いレベルでの引けとなっている。

材料としては、中国が再びブラジル大豆の受け入れ申請を拒否したとの報道や、ブラジルサンパウロ州にてファンガス被害にあった大豆が確認された事。或いは米国では大手搾油業者が一部工場を閉鎖していることもあり、現在現物を活発に買い付けているなどの報道もポジティブに捉えられる事となった。これらはいずれも本日の材料としては相場を支える材料となった。

 

【THE WALL STREET JOURNAL】

本日、ウオールストリートジャーナル紙の一面に「Widwest Drought Is Threatening Agriculture, Rivers and Tourism」 という見出が出た事は相場の一支援材料となった。

 

本日ファンドは大豆が2,500枚の買い越し、コーンは2,000枚の買い越しと見られている。本日のコミットメントオブトレーダーズを踏まえ、本日までの大豆のファンド買い越しは51,200枚、コーン売り越しは24,000枚(推定)とされる。

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部  

NOAA 米国各産地6-10日間予報 (1月27日〜1月31日)】 

  気温 降水量
西部ベルト MA B/N
東部ベルト A N/B

気温は平年を上回る。特に西部ベルトでは平年を大幅に上回る気温となる。

 

ブラジル  昨日は北部で再び降雨

昨日は北部ベルトで0.25〜1.0インチの降雨がベルトの30%をカバーした。この降雨は今後5日間にかけて続き南部ベルトまでカバーする。一連の降雨量は0.5〜2.0インチ、ところにより4インチになる。また、ベルトの80%をカバーする。北部ベルトでは一連の降雨により水分過剰な地域も出始めている。

 

アルゼンチン 今週の降雨は限定的

昨日の降雨は0.25〜1.25インチ、コーンベルトの35%、大豆ベルトの50%の地域をカバーした。ベルトの北部中心。今週の降雨は0.1〜1.0インチ、ベルトの25%をカバーする。北部での降雨はドライ気味の地域に有益となるが、良好なコーン・大豆の作柄を維持する為には今月末にかけて更に周期的な降雨が必要となる。

 

南アフリカ  週末までに降雨

昨日はベルト全体でドライとなった。週末にかけては激しい降雨が期待されており、雨量は0.25〜1.0インチ、ベルトの70%をカバーする予定。ベルト全体では土壌水分は十分に保たれており現状は問題ない。月末にかけては受粉を控えて重要な時期となる為引き続き降雨が必要となる。

 

 

本日の発表等

 

1) 週間輸出成約高      

月曜が祝日だった事から、輸出成約高発表は金曜に遅れている。

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン) 

本日は3月限で236-1/2セントの本日の最高値をつけたがファンダメンタルズの材料があったわけではない。引き続きファンド筋の買戻しに小幅の上昇を記録しただけでまだ本格的な上昇局面に入ったとはいえない。ウオールストリートジャーナルが中西部の旱魃天候を本日の紙面で取り上げているが今に始まった問題でもないしまた作付け前の天候を云々するには時期尚早である。目先は基調の弱い米国のコーン輸出、国内飼料用需要から期近限月の動きはまだ重く、ファンド筋のこまめなショートカバーが一巡すれば再びトレーディングレンジ(3月限228〜235セント)内での動きに終始するものと考える。

中国が2003年度のコーン輸出補助政策を変更して補助を削減する方向との情報も流れているが、旧正月後の2月中旬まで話は持ち越しとなりそう。また、本日はChina's National Grains and Oils Information Centerが2003年度の中国コーンの輸出を10百万トンと予想しており、2002年度の11.7百万トン比減少予想していることが注目される。 (H)

 

(ダイズ) 

農務省の発表日の暴落から8営業日目。本日の動きで暴落当日のレベルまで回復した。短期的な見方としてはもう一段565-570辺りまで(3月限)の動きも考えられる。しかしそうなれば来週はこれまでの上昇に対する調整局面が待つ、といった展開か。 農務省発表後の下げで3月限は544まで下げたが、依然としてこのレベルをブレークする動きは難しいと見ている。基本線として緩やかな上昇ラインを描いており、短期的な上げに対する調整を見るにせよ、先週つけたこのレベルに再び行き着くとは考えにくい。

材料としては、南米の天候或いは今後の収穫進捗。本日WSJ紙一面にも採り上げられたようなこの冬のドライ傾向(降雪不足)、そして中国を中心とした輸出動向等。一度市場に出てしまうとすぐにエネルギーを無くす類の材料も多いが、積み重なる事によってじわじわと重みを増してくる(可能性を秘めた)材料でもある。事実中国の動向等は先月より引き続き材料として市場への影響力は未だ衰えていない。

短期的にはもう一段の上げをトライし、来週550辺りまでの調整もありうる、というのが今の見方である。(A)

 

【ご注意】

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)