米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2003年1月23日
| 本日の相場 |
とうもろこし -- ほぼ変わらず寄り付き、やや高値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| MAR 03 | 234 1/2 - 34 1/4 | 237 1/4 | 234 1/4 | 235 1/2 | + 3/4 | 218595 | 1442- |
| MAY 03 | 27 1/2 - 37 1/4 | 240 | 237 1/4 | 238 1/2 | + 1 | 76006 | 551+ |
| JUL 03 | 240 1/2 - 40 1/4 | 243 | 240 1/4 | 241 1/4 | + 3/4 | 84222 | 1897+ |
| SEP 03 | 240 3/4 | 242 1/4 | 240 3/4 | 241 | + 1 1/4 | 22037 | 323- |
| DEC 03 | 240 1/4 - 40 | 242 1/4 | 240 | 241 | + 1 | 57728 | 46+ |
| MAR 04 | 245 3/4 | 247 3/4 | 245 3/4 | 246 1/2 | + 1 | 4455 | 10+ |
| 465627 | 783+ |
大豆 --- ほぼ変わらず寄り付き、やや高値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| MAR 03 | 560 1/2 - 60 | 564 1/2 | 559 | 561 1/2 | + 1 1/2 | 74537 | 1418- |
| MAY 03 | 557 | 560 3/4 | 555 1/4 | 558 1/4 | + 2 1/4 | 50374 | 425+ |
| JUL 03 | 554 - 53 1/2 | 558 1/2 | 553 | 556 1/4 | + 2 | 35380 | 416- |
| AUG 03 | 547 1/2 | 551 | 547 | 549 1/4 | + 2 | 4151 | 103+ |
| SEP 03 | 533 | 540 | 533 | 537 | + 2 3/4 | 596 | 3+ |
| NOV 03 | 522 - 21 1/4 | 526 1/2 | 520 1/2 | 525 1/2 | + 3 | 30608 | 977+ |
| 196705 | 286- |
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT | CHG | NY-YEN | |||
| MAR | 16810 | -20 | MAR | 2053 | +8 | MAR | 311 3/4 | - 2 3/4 | 117.52 - 118.06 |
| MAY | 16680 | -60 | MAY | 2061 | +6 | MAY | 311 1/4 | - 2 | |
| JUL | 16570 | -70 | JUL | 2063 | +5 | JULY | 310 3/4 | - 1 3/4 | |
| AUG | 16310 | -40 | AUG | 2052 | +5 | SEP | 314 1/4 | - 1 3/4 |
| 本日の相場の動き |
(コーン・大豆)
共にこれといった新規材料もなかったが、テクニカルに序盤は上値を試す展開となった。コーン3月限は昨日の上値を抜き暫く236.50レベルを維持する事となったが、その後は方向感のないチョッピーな展開となる。235.50-236.50という中心レンジでの取引が最後まで続きそのまま僅かに高値で終了した。
大豆も序盤に昨日の高値564.50をつけたがそれを上回る事は出来ず、その後はずるずると5セント程値を削る事となったが、中盤以降は再び回復基調。中国が数杯の大豆成約をキャンセルしたなどという噂も市場には流れたが、本日は意外と値が支えられる結果となった。
台湾の米国産コーン56,000トンの買付け、又韓国の中国産コーン25,000トン買付けが確認されている。米国中西部西部地域のドライ傾向と共に、アルゼンチン主産地地域において今後10日間程ドライが継続し最高気温も100度を上回る・・といった予報は上記、小じっかりの本日の以上の一要因となった。
本日ファンドは大豆が2,100枚の買い越し、コーンは1,300枚の売り越しと見られている。本日のコミットメントオブトレーダーズを踏まえ、本日までの大豆のファンド買い越しは53,300枚、コーン売り越しは25,360枚(推定)とされる。
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国中西部
NOAA 米国各産地6-10日間予報 (1月28日〜2月01日)】
| 気温 | 降水量 | |
| 西部ベルト | MA | N/A |
| 東部ベルト | A | A |
気温は平年を上回る。特に西部ベルトでは平年を大幅に上回る気温となる。降雨も西部で平年並みから平年を上回り、また東部で平年を上回る。懸念されているドライ天候が緩和されるとともに、河川の水位上昇が期待されるところ。
ブラジル 昨日は北部ベルトで降雨
昨日は北部ベルト中心に0.25〜1.0インチの降雨がベルトの40%で観測された。今後5日間にかけてこの降雨は更に激しさを増して、0.5〜2.0インチ、ところにより4.0インチの降雨がベルトの75%をカバーするだろう。一連の降雨により土壌水分は十分に保たれているが北部ベルトの一部には水分過多のところも出てきている。
アルゼンチン 今週の降雨は限定的
昨日の降雨は北部ベルト中心。降雨量は0.1〜0.3インチ、ところにより1.0インチとなりコーンベルトの30%、大豆ベルトの40%をカバーした。今後降雨は来週前半までまばらとなり、降雨量は0.1〜0.75インチ、ベルトの20%をカバーするに止まる。今後10日間においてドライ気味となりしかも気温も上昇してくることから作物にはストレスを及ぼす可能性が出てきている。現在、コーンの受粉期が急速に進展している為この天候による収量減の可能性は少ないが、大豆にとっては現在一番重要な鞘付き期であるため収量減につながる可能性は高い。
南アフリカ 今週は待望の降雨
昨日はベルト全体でドライ天候となった。降雨は今夜から週末にかけて0.25〜1.25インチがベルトの75%をカバーするだろう。月末にかけてはコーンの受粉期を控えており、今週末にかけての降雨は待望の雨と言える。
| 本日の発表等 |
| 1) 週間輸出成約高 発表前の予想レンジ |
(単位 : 千トン)
| 明日の予想 | 先週の発表数字 | |
| 小麦 | 300-550 | 384.2 |
| コーン | 600-800 | 625.5 |
| 大豆 | 600-900 | 1,369 |
| 大豆粕 | 100-150 | 192.1 |
| 大豆油 | 5-10 | -1.2 |
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン)
一見期近、期先ともに徐々に下値を切り上げているかに見える。背景には米国のエタノール需要が堅調なことや中西部のドライ天候パターンなどを背景に期近、期先ともにファンド筋のショートカバーが入っていることがある。エタノール需要については昨年度12月の生産が一日当たり17万6千バレルとなり前月の16万6千バレルを上回った事が本日の市場で注目され、農務省による更なる工業用需要の上方修正を連想させた。しかし、依然として国内飼料用需要や輸出は低迷しており、これをエタノール需要のみで補うことは困難であり、現在の期近の上昇は一時的なファンド筋のポジション調整の域を出ず既に上昇トレンドに入ったとは言いがたい。
中西部の天候も今週も寒波が来ておりシカゴ周辺は早朝よりマイナス20度をつけている。また、ドライ天候も続いている。しかし、本日発表された向こう6日〜10日においては気温が平年以上となることもさる事ながら、降雨量が久しぶりに平年を上回ることが予想されている。更に、エルニーニョの収束期の天候の特徴として、3月は低温・多雨、4月は多雨、5月以降についても降雨量が減少する傾向とはなっておらず、コーンの作付け期やそれ以降に対する水分に付いては問題ないとの専門家の指摘もある。また、気温についてはエルニーニョ収束期においては夏場は平年を下回ると言われており、少なくともホット&ドライ天候を連想させるものとはなっていない。従い、まだ現在の天候を見て春先のドライ天候を云々と囃仕立てるにはまだ時期尚早であると言える。本日の結論としては、本日のクロージングレベルでは積極的にプライシング、買いを入れる場面ではなく、まだ3月限ベースで228〜235セント(237セントまで瞬間は達しているが。)のトレーディングレンジ外の域を出ず、しばらくはこのレンジ内での神経質な動きが続くものと考える。(H)
(ダイズ)
昨日と意見変わらず。今週は後2日、目先の壁になっている565というラインをトライし565-570辺りまでの取引、来週は550-555あたりにかけての調整、といった流れを描いている。 今後の中期的な見方は勿論ブリッシュ、これに変わりはない。現在のトレンドラインに火をつけるとすれば、やはり今後の天候推移か?北米・南米ともに留意する必要がある。南米は今後益々材料視されやすくなる。北米のドライも相場へは織り込み済みとも取れるが、2000年以降、この冬場のドライ傾向というものは毎年積み重なってきている。今回特にドライと言われる(農作物)関係地域でもノースダコタ・サウスダコタ・ネブラスカ・アイオワ・カンザス北部等‥大豆の約30%、コーンの37%そして何と言っても小麦の約50%の生産を背負っている地域である。現時点はまだ未だ冬を半分も通過していないような段階故、暫くは相場材料にはなりにくいと思われる。が、この傾向が続いている事実を受け止め、今後の推移を注視する必要あり。例えば2月になっても傾向に変わりがない・・などとなれば、より相場へ与える影響は大きくなる。特に小麦の主産地。この20年で2番目に少ない期末在庫となっている小麦にとってはこの主産地での旱魃傾向は非常にシビアな材料だと言える。 今後の推移を見守りたい。(A)
【ご注意】
弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。
(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)